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ベクトルをうまく使いこなそう!

こんばんは。
八千代緑が丘校の轟です。

ある数学の先生がこんなことを
おっしゃっていました。

「日本ではベクトル教育は行われていない。
 指示に従って計算をすることはできるが、
 それはただベクトルを使った計算をやってる
 だけで、本当に身についているのかと言えば、
 身についていないのではないか!?」

確かに、9月に受験生が受けた東進の記述模試
においても、ベクトルの置き方を指定された状態で
解く問題形式でした。

図形問題において、生徒たちが積極的にベクトルを
活用して解いていけるようになればいいなと私も思います。

では、このような問題が出題された際、
皆さんはどのように解きますか?

ファイル 4206-1.png

問題設定を図に示すと下図となります。

ファイル 4206-2.png

こういったシンプルな問題は様々な解き方が
ありますが、この問題においてもベクトルを
活用できます。

ベクトルを活用すると言っても、活用の仕方は
様々ですが、私は下図のように座標を設定し、
そのうえで、ベクトルを活用して面積を求める
解き方が最も早く解く方法ではないかと思います。

ファイル 4206-3.png

なぜなら、ベクトルの座標を設定すると、ベクトル
の内積の計算を、座標の成分の四則計算によって
求めることができるからです。

実際に以下のようにベクトルを活用して
三角形の面積を求めることができます。

ファイル 4206-4.png

今回は、公式の導出も記載しましたが、
ベクトルを活用して三角形の面積の公式は
スラスラと導けるようにしたうえで、
覚えておきましょう。

ファイル 4206-5.jpg

今日も八千代緑が丘校では、
受験生も2年生も、個々の目標に向かって
学びに励んでいます。

(八千代緑が丘校 轟)

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早稲田大学 社会科学部 「総合問題」の対策

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 社会科学部の
2025年度入試から始まる「総合問題」の対策について
ご紹介したいと思います。

社会科学部では初めての出題となる総合問題に
どのような対策をすれば良いのか、
不安を感じている方もいると思います。

今回は、新たに導入される総合問題について、
大学が公表しているサンプル問題を元に、
試験の概要と対策を見ていきます。

2023年4月に早稲田大学のホームページに公開された
サンプル問題がこちら↓です。
https://www.waseda.jp/fsss/sss/news/2023/04/06/11429/


早稲田大学ホームページによると、
総合問題は以下のように説明されています。

「「社会における諸課題に関する文章を読み解き、
 論理的思考力および表現力を問う問題とします。」

出典はこちら↓
https://www.waseda.jp/fsss/sss/assets/uploads/2022/12/2025ippansenbatsu.pdf

なお、サンプル問題は、2025 年度以降の一般選抜における「総合問題」を
イメージするために作成されたものであり、形式等については
実際に出題される問題に準じるものと考えられます。

ファイル 4338-1.png

サンプル問題の概要は以下の通りです。
大問数:2題
解答時間:60分

<各大問の形式>
大問1の問題文はA、Bと2つあり、
2つを読んだ上で設問を解くスタイルです。
それぞれ1500~2000字程度の文章となっています。
設問数は7問、うち6問がマーク式、1問が記述式です。
記述式問題は30字以内で、文意に沿って空欄部分に入る文章を記述します。

サンプル問題大問1の問題文A、Bそれぞれのテーマは以下の通りでした。

【問題文A】
 社会アイデンティティ理論に基づき、「意思決定」の実験の結果をもとに、
 集団間関係についての考察

【問題文B】
 エージェント・ベース・モデルの研究結果から、
 人種隔離が発生する過程についての考察

大問2は、2500~3000字程度の論考を読み、文意を踏まえて解く問題です。
設問数は8問、うち7問がマーク式、1問が記述式です。
記述式問題は200字以内で、文意を踏まえて考察し記述します。

ファイル 4338-2.png

<総合問題で求められる力>
社会科学部で入試方式を変更した理由について、
早稲田大学からは以下のように発表されています。

社会科学部は、高校段階での基礎的な学習から得た知識をもとに、
言語能力・数量的能力・情報活用能力を駆使して考え抜く力を持った者
受け入れることを目指しています。
この実現に向けて、下記の通り入試制度を変更いたします。

従来の方式に比べて、さらに言語能力・数量的能力・情報活用能力を生かして
試験本番の制限時間内で回答することができるかが重視されていると言えます。


<他大学入試の総合問題>
以前より総合問題を入試に取り入れている私立大学(社会科学部系統)があります。
総合問題の中でも、社会科学部と似たような社会での諸課題に関する
文章が出るところとしては、早稲田大学 政治経済学部の総合問題の大問1
が挙げられます。

ただし、社会科学部のサンプル問題と比べると、グラフの読み取りの比重が
より高いことや、問題文の量の差などの違いがあります。

ファイル 4338-3.png

<総合問題攻略のポイント>
ここまで述べたことから、早稲田大学が求める
「言語能力・数量的能力・情報活用能力」および「記述力」
「社会の諸課題に対する理解・関心」と言った面から、
早大社会科学部の総合問題攻略ポイントについて解説します。

①言語能力・読解力
社会の諸課題についての文章で、従来の国語の現代文の試験で
出ていた文章から多少の変化があるものの、引き続き高い言語能力・読解力
求められます。

また、問題文には記述式の問題もあるため、
素早く正確に文意を把握して問題に取り組む必要があります。

読解力を鍛えるために、日頃から様々な評論文に触れ、
考察する習慣を身につけることが大切です。

サンプル問題では空欄補充の選択式問題で、「対比」「排他的」といった
語の組み合わせを選ばせる問題がありました。
これは文意を把握し、空欄部分の意味を検討した上で、
それに合う語を正しく選ばなければならない問題でした。
読解力の基礎となる評論用語の意味理解も必要と言えます。


②数量的能力・情報活用能力
サンプル問題では、数学的計算を必要とする設問はなかったものの、
示されている研究結果の中には、数値的な表やデータが示されていました。

それらの情報の読み取りをもとに、文意を捉える必要があります。
また、問題文の文意を踏まえてそれらの実験パターンから
正しい解釈のものを選ぶ設問がありました。

そのため、数量的要素を含む研究結果、
データと文意を正確に結び付ける力
も必要となります。

③記述力
サンプル問題では大問1,2でそれぞれ30字・200字の
記述問題が出題されています。

大問1の記述は文意に沿って空所補充をする形、
大問2の記述は文章全体の内容を踏まえて、
社会問題の解決に向けた取り決めを行う際に注意することを考えて
記述する形でした。

試験時間は60分と短く、記述に充てられる時間は限られてきます。
実際に記述の答案を書いて国語の先生に添削指導をしてもらうことを積み重ね、
首尾よく制限時間内に必要な要素を組み立てることができる力を身につけましょう。
八千代緑が丘校では、文系スタッフの呉屋直哉が、丁寧かつ的確な指導を
行いますので、ぜひ、答案を書いた方は持ってきて下さい。

④社会の諸課題に対する理解・関心
入試問題は本文中からの読み取りがメインになります。
そのため、あらゆる時事問題を暗記しておかなければ
解けないということはありません。

しかし、社会の諸課題についての理解があることで、
文章理解が早まります。
社会の諸課題についてアンテナを張り巡らせておくことも大切です。

ファイル 4338-4.png

早稲田大学の社会科学部の総合問題は、学部のアドミッションポリシー
である「社会科学の学際的なアプローチで複雑な社会問題を多面的に解き明かす」
を実現するために、入学前に必要な力がある程度身についているか確認するための
試験といえるでしょう。

だからといって、特別な対策が必要というわけではなく、
語彙力、読解力、記述力等、現代文で必要な基礎力がベースとなってきます。

早めにこれらの基礎力を養うとともに、日頃から社会の動向にアンテナを立てて
しっかりと対策を行っていきましょう。

(八千代緑が丘校 轟)

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早稲田大学 社会科学部 英語の対策

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 社会科学部の
入試制度についてご紹介致します。

早稲田大学社会科学部は他の私立大学の
社会科学部の中でも最難関クラスです。

特に英語の入試問題は例年、時事がテーマの難解な内容で、
十分な基礎力と時間内に膨大な英文量を理解する読解力が
必要になります。

ファイル 4340-1.png

<社会科学部の英語の入試傾向>
□問題量がかなり多い
英文量が大幅に増加しており、2019年度以降の長文4題のワード数は
「約3,900→約4,300→約3,900→約3,600→約3,800→約3,800」
で推移しています。
(ちなみに、2018年度は長文3題で約2,700でした。)

記述されている情報を整理しながら読み取る能力が要求されており、
設問は内容一致・不一致を中心に、語義選択や内容説明が出題されており、
文脈を正確に把握する力を養成する必要です。


□正誤判定問題が出題
社会科学部の英語では例年、大問1で文法・語法の
正誤問題が出題されます。
例年9~10題が出題されるので確実に対策しましょう。

「No Error」という選択肢が含まれるなど、
誤りでない英文も見抜く必要があるため、難易度が非常に高いです。

一方で語彙、文法構文の基礎的な知識があれば解答できる問題も
数多く含まれることから、確実に得点できる問題で
点数を確保することが重要です。


□時事的テーマが頻出
社会科学部で出題される長文読解のテーマは社会論が主なため、
専門的な用語が含まれ、語彙レベルが高くなっています。

また例年、英国の週刊新聞であるThe Economistの抜粋が出題される等、
時事的テーマを含んだ非常に難解なものが多いです。

2021年度は「自律型介護ロボットの実用化について」
「コロナ禍での障碍者の困難について」など、
直近の社会情勢に関連した内容が出題されました。

日頃から新聞や雑誌の記事などで、その種のテーマのものを読み慣れて
おきましょう。

ファイル 4340-2.png

<社会科学部の英語の対策>
□正誤問題は参考書で対策しよう
正誤問題は選択肢に誤りが無い場合も含んでいるため
難易度が高いです。しかし、高い文章レベルであっても、
問われている部分は基礎的な内容です。

基礎的な文法力が身に付けば確実に得点につながる問題でもあるため、
意欲的に取り組みましょう。

人称代名詞や時制、関係詞といった基礎を抑えるため、
正誤問題専用の参考書を使って繰り返し勉強しましょう。

お薦めの問題集は『ス-パ-講義英文法・語法正誤問題』
ファイル 4340-3.png
著者 :高沢 節子
出版社:河合出版


□過去問を何度も繰り返し解こう
社会科学部は例年、英語新聞や雑誌の抜粋から出題されます。
そのため、出題される長文の難易度の把握のため、
社会科学部の過去問を最低5年分、志望学部であれば10年分解きましょう。

学習環境や時間設定など、本番と同様の条件で過去問を解くことで、
時間配分や苦手分野が見えてきます。

設問内容も例年共通しているため、形式に慣れることで
解答速度も大幅に向上します。

また、早稲田大学は設問形式がほとんどの学部で似通っているので、
様々な文章に慣れるためにも他学部の過去問まで解きましょう。


□長文は段落ごとで論旨を明確に把握しながら読解しよう
長文は難解なテーマの上に、問題全体を通して膨大な英文量になります。
また、選択肢は多くて7択程ありますから、
選択肢を読解するだけでも時間がかかります。

そのため、高度な速読力・読解力が求められ、パラグラフリーディングを通して
段落ごとに論旨を正確に把握しながら長文読解をすることが不可欠になります。

その際、解答の根拠となる部分を図式化する習慣をつけましょう。

正確な読解力を身に付けるために、各パラグラフの論旨を意識しながら読むことが重要です。

一つの段落には一つの論旨が書かれています。

各パラグラフにおいて、論旨を明確に把握しながら読み進めていくことで、
文章全体の効率的かつ正確な読解につながります。

その際、「FirstlyやFinally」等のディスコースマーカーと呼ばれる
論理展開の目印を意識すると素早い論旨の把握につながります。

パラグラフリーディングについて学べる問題集としてお薦めなのが
『パラグラフリ-ディングのストラテジー ② (実戦編私立大対策)』
です。
ファイル 4340-4.png
著者 :福崎 伍郎、島田 浩史、米山 達郎
出版社:河合出版

□単語帳で十分な語彙力をつけよう
社会科学部は長文のテーマが難解であるため、
難しい単語や熟語が頻繁に登場します。

しかし、難しい単語が登場したとしても、
冷静に読解を進めることができれば
前後の文脈から類推できるものがほとんどです。

語彙力が高いことに越したことはないですが、
まずは基礎的な単語集の知識を確実に身に付けましょう。

その上で日頃から様々な文章に触れ、知らない単語でも
文脈から意味を類推できる力を習得しましょう。

お薦めの単語帳は
『大学入試英単語 SPARTA3 mastery level 1000語』
です。
ファイル 4340-5.png
著者 :関 正生
出版社:かんき出版


また、スタディサプリの英語講師として活躍されている
関正生先生の早稲田大学の英語の過去問について
話をしている動画がありますので、そちらもぜひ
見てみてください。こちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=WLxSp5gMQIs&t=1059s

(八千代緑が丘校 轟)

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【入試制度】早稲田大学 社会科学部

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 社会科学部の
入試制度についてご紹介致します。

ファイル 4339-1.png

試験日 :2025年2月22日(土)
募集人数:270名 (総合問題型)
     100名 (数学型)

試験科目 (総合問題型)
 □共通テスト2教科2科目 (配点:120点)
  英語と国語は必須 (配点:各40点)
  選択科目  (配点:40点)
   選択科目としては、社会科目、理科科目、数学
   から1科目選択する形です。

 □個別試験:英語 (配点:60点)

 □個別試験:総合問題 (配点:60点)

240点満点で、半分が共通テストのスコア、
残り半分が個別試験のスコアとなります。

共通テスト:個別試験 = 1:1
となり、何だか国公立大学の入試みたいですね。

ファイル 4339-2.png

【社会科学部に合格するためには】
共通テストの配点が50%を占めているため、
国公立志望の生徒と同じように、
共通テスト対策は念入りに取り組んで
頂きたいと思います。

更に、個別試験対策ですが、
まず、気になるのが、今年から導入された
総合問題ですね。

端的に言えば、ちょっと変わった現代文の問題
といったところだと思います。

詳細は別のブログに記載致しますが、
論理的思考力と要約力があれば、
十分に戦えると思います。

総合問題の対策のお薦めの参考書として2冊あります。

1冊目は『現代文読解力の開発講座』です。
ファイル 4339-3.png
著者 :霜 栄
出版社:駿台文庫

文章を要約する力や本文の中の重要な部分を
見つける力を育む
ことができます。

そして、お薦めの問題集の2冊目が
『現代文解答力の開発講座』です。
ファイル 4339-4.png
著者 :霜 栄
出版社:駿台文庫

こちらの問題集で、どのように設問に
解答していけば良いのか、本文からの
抜き出しのコツを身に付けていっていくと
かなり力をつけることができます。

大学受験でこの手の問題(総合問題)は多くないため、
上記の問題集に取り組んだ後、直前期の練習としては
『慶應義塾大学 商学部の小論文』がお薦めです。

こちらは、ある程度、問題の傾向が近く、
論理的思考力や因果関係の読み取りが問われる問題
であるため、良い練習になると思います。

他には、
『青山学院大学の総合問題』が挙げられます。

グラフを読み取って、理解できているかどうかを
問う記述が多いため、良い練習になると思います。

ファイル 4339-5.png

一方、個別試験の英語についてですが、
早稲田大学 政治経済学部の新入試導入時の英語や、
共通テスト初年度の英語など、早稲田大学のこれまでの傾向や
入試改革初年度は大きく傾向が変わらない
(傾向を大きくいきなり変えると全体の難易度調整・得点調整
(ばらつきが出なければいけない)・批判への対応が非常に難しい)
ことを踏まえると、これまでの社会科学部の英語から大きく変化しない
可能性が高い
と思います。

総合問題で論述をわざわざ入れていることや、
早稲田大学の大学改革の方針、大学でも英語のライティングを
させる授業を増やしていることから考えると、
英語の試験で自由英作文を課す可能性があると思います。
ですから、できれば、英作文の練習もしておきましょう。
早稲田大学の他学部を併願する受験生で、法学部などの英作文が課される学部
を受験される方は、社会科学部も視野に入れて対策に取り組んで頂ければ
と思います。

従来の英語の入試問題を考慮した対策については、
また別のブログで記載します。

(八千代緑が丘校 轟)

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【学部・学科紹介】早稲田大学 社会科学部

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 社会科学部について
ご紹介致します。

ファイル 4373-1.png

社会科学部は、「社会科学の総合」をコンセプトにしています。
社会科学(Social Science)と社会学(Sociology)は日本語で書くと
言葉は似ていますが、内容は異なります。

社会科学は、社会を科学的、あるいは学問的に記述し、
分析し、理解しようとする学問の総称です。

ですから、社会科学が網羅する領域は、
法律学、経済学、政治学、社会学、+α(人類学、社会心理学など)
です。

一方、社会学の対象は、社会、あるいは社会的なるものです。
経済、法、政治のような特定の区分された領域ではなく、
それらを含む「社会」という大きな広がりと、その中の
様々な「社会」や「社会問題」や「社会的なるもの」を
社会学は対象としています。

このような違いがあります。

ですから、早稲田大学 社会科学部では、政治学・経済学・法学・商学などの
伝統的な社会科学をベースにし、そこに人文科学・自然科学を加えた
社会科学部のカリキュラムは、幅広く様々な学びを提供します。

ファイル 4373-2.png

【カリキュラムの特徴】
社会科学部のカリキュラムは、学生個人の興味に応じた設計が可能となるように
高い自由度を有しています。

2年次春学期までは、どんな学問にも必要とされる基本的な手法やツール、
「社会科学とは何か」を学びます。

2年次秋学期以降はコースを選択し、より専門的な内容を持った専門科目、
社会科学総合研究などの学際科目を履修していきます。

専門分野のゼミナールは2年次秋学期から履修でき、
社会科学総合、政治学、法学、経済学、商学、人文科学、自然科学
の7つの分野に約60のテーマが設定されています。

このことを踏まえると、政治経済学部、法学部、商学部などを併願する受験生
にとって、併願するには内容面的に合っていると言えると思います。

そして、2年次秋学期より、自分の関心分野を定めて高度な学際探究力を育むことを目的として
5つのコースから1つを選択します。

①『平和・国際協力』コース
効果的かつ公正な平和・国際協力をめぐる研究・実践について、総合的に学び、実習します。
今日の社会空間の越層性(glocality)、多様な公共問題の交差性(intersectionality)、
公共、市場、市民社会等異なるセクターを架橋する協働(governance)軸として、
cross-disciplinaryな知見とスキルを涵養します。

②『多文化社会・共生』コース
世界各地域の多様な歴史・宗教・文化・社会を人文科学の学知として学び、
政治・法律・経済などの社会科学の学知を融合させ、多文化共生社会に生きる
地球市民としての豊かな専門性とグローバルな教養を身につけます。
言語的・文化的背景を異にする人々と対話する知性と協働する実践力を合わせ持つ
人材を世界に送り出します。

③『サスティナビリティ』コース
将来世代に良好な自然環境を承継しつつ、社会経済の発展を実現することについて、
構造的な理解を得ます。地球温暖化を緩和するための脱炭素社会の実現、
森林・里山・海域の適切な管理による生態系と地域環境の保全、食料・エネルギー・資源
の保全など持続可能な発展の問題について、政治、経済、社会、制度などの視点で分析します。

④『コミュニティ・社会デザイン』コース
都市・農村地域などコミュニティにおける社会・経済・文化・環境の
複雑な課題についてコミュニケーション・メディア、計画・開発、
政策過程論を基礎としながら市民の相互理解と主体性、企業の社会的責任、
公民協働をベースとしたデザイン思考アプローチから、
課題解決および未来創造の専門知とスキルを修得します。

⑤『組織・社会イノベーション』コース
企業に競争力強化と持続的な成長・発展をもたらすとともに、
顧客やさまざまなステークホルダーに対する価値を高め、
社会経済的な変革と進化をも生み出すイノベーションに、
経済学、経営学、社会学などの理論や分析枠組みを用いてアプローチし、
その効果的な創出法と経済社会へのインパクトを洞察する能力を身につけます。

ファイル 4373-3.png

【ゼミナール】
約60クラスあるゼミナール(ゼミ)には、おのおの異なるテーマが設定されています。
ゼミには、1学年10~15名程度の共通の関心を持つ学生が集まります。
毎週行われる授業、休みの期間を利用して実施される合宿のほかに、
現場研修や、海外フィールドワークが企画されるゼミもあります。

授業を通して、多くの友人が得られるのもゼミの大きな魅力のひとつです。

社会科学部のゼミは2年次秋学期から始まります。
各ゼミでは、関連して履修すべき科目や、学年の進行に合わせて
個々の学生が設定する課題と、それを解決するために必要な科目を紹介するなど、
担当教員が個々にアドバイスを行います。

ファイル 4373-4.png

社会科学部に所属されている先生方を見ていると、
マーケティングや流通をご専門にされている
野口智雄 教授の研究が面白いなと思いました。

マーケティングジャーナルに掲載されている論文
『日本の流通システムと小売価格の関係』がこちら↓
https://www.jstage.jst.go.jp/article/marketing/12/2/12_1992.035/_pdf/-char/ja

どんな研究をされているのだろう?と興味のある方は
是非ご覧ください。

ファイル 4373-5.png

今回は、早稲田大学 社会科学部について
ご紹介させて頂きました。

詳細についてはこちら↓の
デジタルパンフレットをご参照ください。
https://admission-ebro.w.waseda.jp/ebro/ug/sss_jp_2024/index.html#page=20

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