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【生徒からの質問より】成城大学(S方式) 英語 第3問 Bの解答速報(1問だけ)

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

先に挙げたブログで、成城大学(S方式)の英語 第3問 A
において、Aくんから質問を頂いた問題の解答/解説を
掲載させて頂きましたが、第3問 Cについて、1問、
質問を頂いたので、それについても、解答と解説を
書かせて頂きたいと思います。

ファイル 4710-1.png

第3問 Cは、英文に下線部がいくつか引いてあり、
下線部の中で、文法的に誤りのある箇所を選択する
問題です。

<問題>
C. Choose the one underlined section
in each paragraph that is AN ERROR.

39. To ruminate means to keep thinking about past or future events
  while attaching negative emotion to those thoughts.
Of course, it is good to practice reflection in order to plan
for the future or to learn from experiences, but rumination is
ongoing and destructive, diminishing your healthy, productivity,
and opportunities.

本当の問題は下線部が引いてあるのですが、
ブログで書く際に、選択肢に色を付けさせて頂きました。

<解答/解説>
答えは"healthy"の部分です。

"healthy" は 形容詞 なので、所有格 "your" の後に置くのは不自然です。
ここでは "health"(名詞) を使うべきです。

ですから、healthyをhealthに修正すると、正しい英文になります。

ファイル 4710-2.jpg

このように、文法的に誤りのある箇所を選択する形式の問題は
よく出題されますが、このタイプの問題を苦手とする受験生は
多いと思います。

日々の英文法の学習の積み重ねが大切ですが、
過去問以外に、このようなタイプの問題の
問題演習に取り組みたいという方には
『ス-パ-講義英文法・語法正誤問題』がお薦めです。

ファイル 4710-3.png
著者 :高沢節子
出版社:河合出版

直前期で、今更新たに購入するのもためらうとは思いますが、
少しでもやっておきたいという方は、今から全部取り組むのは
無茶だと思いますが、少しでも取り組んでおくと、
役に立つかもしれません。

(八千代緑が丘校 轟)

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【生徒からの質問より】成城大学(S方式) 英語 第3問 Aの解答速報(ほんの一部)

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

2月に入り、受験が本格化してきました。
毎日のように、生徒が受験に挑み、
そして校舎に帰ってきます。

それに伴い、この時期は、生徒たちから
入試問題で解けなかった問題の質問を
よく頂きます。

今日はAくんが2/2に成城大学(S方式)を
受けてきたのですが、解き直しをして
わからないという問題の質問を頂きました。

大問3の英文法の問題の質問を多く頂きましたが、
この時期、同じように、試験会場で解けなかったけれど、
解答と解説が欲しいという受験生が他にもいらっしゃる
のではないかと思い、今日は問題と解答をブログに
掲載させて頂きたいと思います。

ファイル 4709-1.png

<問題>
[Ⅲ]
A.Choose the most appropriate answer.

24 He promised that (  ) his room today,
but look at it. He hasn't done anything.

  a. must clean up
  b. should clean up
  c. will clean up
  d. would clean up
  e. would have clean up


25. The snowstorm was quite heavy.
  I don't think the snow from (  )
  our street today, or even tomorrow.

a. is removed
b. remove
c. will be removed
d. will remove
e. would remove


26. On your ticket it says alcohol is prohibited inside the stadium,
  so, no, it doesn't mean that you (  ) bring alcohol inside.
  It means that you must not bring alcohol inside.

a. are forbidden to
b. don't have to
c. may not
d. should not
e. will not


27. No matter what you think about that old clock,
  so you should just fix it to make him happy.

a. it matters to
b. it's no concern for
c. it's no matter to
d. it's something the matter for
e. there's no matter with


30. I used to always try to do everything myself,
  but eventually I learned that it was more efficient,
  for example, to focus on running my business and (  ).

a. a mechanic having repaired my car
b. a mechanic repairing my car
c. having a mechanic repair my car
d. to have a mechanic repair my car
e. to have a mechanic repaired my car


33. Although identical twins (  ) in so many ways,
  people who know them well can tell them apart quite easily.

a. alike
b. are alike
c. look each other
d. look like
e. similar

ファイル 4709-2.jpg

<解答/解説>
24の正解は『d. would clean up』です。
この問題のポイントは 「時制の一致」 です。

① 「promise」の使い方
「He promised that 〜」の「promised」は過去形なので、
「that」の後の文も 時制の一致 に従って、
未来のことを表す場合は「would」を使います。

未来形の 「will clean up」 は、本来
「He promises that he will clean up.」
のように、現在形の動詞と組み合わせるのが普通です。

しかし、この文では「promised(過去形)」が使われているので、
「時制の一致」により「would clean up」に変わります。

② 他の選択肢の誤り
a. must clean up
  「must」は時制の一致の影響を受けませんが、
  この文脈では不自然です。

b. should clean up → 「should」は義務や助言を示しますが、
  約束の表現にはあまり使われません。

c. will clean up → 上述の通り、現在形の「promise」とならOKですが、
  「promised(過去形)」には合いません。

e. would have clean up → 「would have cleaned up(過去分詞が必要)」
  が正しい形ですが、これは「~したはずだった(けど実際はしていない)」
 という仮定法過去完了になり、ここでは適切ではありません。

25の正解は『c. will be removed』です。
この問題のポイントは 「受動態(Passive Voice)」と「時制」 です。

① 文の意味を考えてみましょう。
英文を訳すと以下のようになります。
「その吹雪はかなり激しかった。私は、今日、あるいは明日でさえ、
 (  )通りの雪がなくなるとは思わない。」

文脈から考えると、「通りの雪が誰かによって取り除かれる(除雪される)」
ことを表しています。
つまり、「雪が主語」なので、受動態(be + 過去分詞)が必要 です。


② 受動態が必要な理由
「雪(the snow)」は 「自分で動くものではない」 ので、
「人によって除雪される」という 受動態(be removed) を使うのが適切です。

③ 正しい時制を選ぶ
「I don’t think(私は思わない)」と現在形が使われているため、
未来のことを表す「will」を使うのが自然です。
したがって、正しい形は 「will be removed」 になります。

【他の選択肢の誤り】
a. is removed
 現在形 なので「普段から除雪される」という意味になるが、文脈に合いません。。

b. remove
  能動態(主語が人である場合) なので不適切です。
 「The workers remove the snow.」ならOKですが、
  主語が「the snow」なのでNGです。


d. will remove
  能動態 なので、「誰かが雪を取り除く」という意味になり、不自然です。

e. would remove
  仮定法っぽい表現ですが、ここでは仮定の話ではないので不適切です。


26の正解は『c. may not』です。
この問題のポイントは 「助動詞の意味の違い」 です。

① 文の意味を考えてみましょう。
英文を訳すと以下のようになります。

「あなたのチケットには、スタジアム内でのアルコールは禁止と書かれています。
 だから、それは『あなたが(  )アルコールを持ち込める』という意味では
 ありません。それは『あなたはアルコールを持ち込んではいけない』
 という意味です。」

文脈から、「(  )に入る言葉」は 「アルコールを持ち込むことが許されていない」
ことを示す必要があります。

② 正しい助動詞の選択
「prohibited(禁止されている)」に対応する助動詞を考えます。
may not → 「~してはいけない(禁止)」
これが正解です。文の意味にぴったり合います。

「may not」の例文↓
・You may not smoke here.(ここではタバコを吸ってはいけません。)
・You may not park here.(ここに駐車してはいけません。)

③ 他の選択肢の誤り
a. are forbidden to
 文法的には正しいですが、"alcohol is prohibited"
 (アルコールは禁止されています)と既に言っているので、
 次の部分で "are forbidden to bring"(持ち込むことは禁止されている)
 は、内容的に重複してしまい、意味的に不自然になってしまいます。
 文の目的は 「持ち込むことが許されているのではない」という誤解を正す
 ことですので、"may not bring" とすることで、
 「持ち込むことは許可されていない」という明確な意味が伝わりやすくなります。

b. don’t have to
 「~する必要がない」という意味なので、禁止の意味にはならないため
  不適切です。
 (例: You don’t have to wear a tie.
    ネクタイをする必要はない。)

d. should not
 「~すべきでない(忠告)」なので、禁止の意味が弱いです。
  今回は「規則として禁止されている」ので、不適切です。
 (例: You should not eat too much fast food.
    ファストフードを食べ過ぎない方がいい。)

e. will not
  「~しないだろう」という 未来の予測 になってしまい、不適切です。
  (例: He will not come to the party.
    彼はパーティーに来ないだろう。)


27の正解は『a. it matters to』です。
この問題のポイントは 「意味の通る表現を選ぶこと」です。

① 文の意味を考えてみましょう。
まず、英文を正しい形に直してみます。

No matter what you think about that old clock, it matters to him,
so you should just fix it to make him happy.

「あなたがその古い時計についてどう思おうとも、それは彼にとって重要なことなのだから、
 彼を喜ばせるために修理すべきだ。」

文脈的に、「it matters to him(それは彼にとって重要だ)」が最も適切です。


② "it matters to" の使い方
「it matters to + 人」 は、「それは(人)にとって重要だ」という意味になります。
例文:
・It matters to me what you think.
 (君が何を考えているかは、私にとって重要だ。)
・It matters to her whether you come or not.
 (君が来るかどうかは、彼女にとって重要だ。)

このパターンは、「何かが誰かにとって重要である」ことを表現するのに適しています。

③ 他の選択肢の誤り
b. it's no concern for
 「それは(人)にとって関心事ではない」という意味なので、逆の意味になってしまいます。

c. it's no matter to
 「それは(人)にとって問題ではない」という意味になり、文脈に合いません。

d. it's something the matter for
  文法的に誤り。「something the matter」という表現は存在しない。

e. there's no matter with
  「There’s something the matter with ~(~は何か問題がある)」
  という形はありますが、「no matter with」は不自然です。


30の正解は『c. having a mechanic repair my car』です。
この問題のポイントは 「使役動詞 (have) の構造」 です。

① 文の意味を考えてみましょう。
まず、英文を訳してみます。

「私は以前、何でも自分でやろうとしていたが、最終的には、例えば自分の
 ビジネスの運営に集中し、(  )方が効率的だと学んだ。」

文脈から、「自分で車を修理するのではなく、誰か(mechanic)に修理してもらう
ことを表現する必要があります。」

このように 「誰かに何かをしてもらう」 という意味を表す場合、
使役動詞 「have + 人 + 動詞の原形」を使います。

正しい形: 「having a mechanic repair my car」

② 使役動詞 "have" の構造
「have + 人 + 動詞の原形」 = 「人に~してもらう」

例文:
・I had my assistant write the report.
 (私はアシスタントにレポートを書いてもらった。)
・She is having her house painted.
 (彼女は家を塗ってもらっている。)

このパターンは、「何かを誰かにやってもらう」 ことを表します。

③ 他の選択肢の誤り
a. a mechanic having repaired my car
 「a mechanic having repaired my car」は、完了分詞構造になり、
 「修理を終えた整備士」という意味になるので不適切。

b. a mechanic repairing my car
  これは 「修理している整備士」という意味になり、「修理をしてもらう」
  という使役の意味がなくなる。

d. to have a mechanic repair my car
  「to have」は不定詞なので、「学んだ(learned)」の目的語として使うのは不自然。
  (この文では「it was more efficient」という構造になっているので、
  「to 不定詞」を使うのは文法的に合わない)

e. to have a mechanic repaired my car
  「have + 人 + 過去分詞(repaired)」という形は 受動態になるが、
  使役の意味にはならないので不適切。


33の正解は『b. are alike』です。
この問題のポイントは 「形容詞 "alike" の使い方」です。

① 文の意味を考えてみましょう。
英文を訳すと以下のようになります。

「一卵性双生児はとてもよく似ているが、彼らをよく知っている人は
 簡単に見分けることができる。」

「とてもよく似ている」という表現には "alike" を使うのが自然ですが、
"alike" は 補語(述語)として使う形容詞 なので、動詞 "are" が必要になります。

正しい形: "are alike"(~は似ている)

② "alike" の使い方
"alike" は 「be動詞 + alike」 の形で使われます。
"A and B are alike."(AとBは似ている) という形で用いるのが一般的です。

例文:
・These two cars are alike.
 (この2台の車は似ている。)
・The twins are alike in many ways.
 (その双子は多くの点で似ている。)

③ 他の選択肢の誤り
a. alike
 "alike" は形容詞だが、補語(述語)としてのみ使われるので、
 動詞がないと文法的に間違いです。

c. look each other → "look each other" という表現は不自然です。
 "look at each other"(お互いを見る)なら文法的に正しいが、意味が合わない。

d. look like → "look like" は「~のように見える」という意味だが、
  主語が「twins(双子)」なので、"look like" の後には「名詞」が必要。
 "look like each other"(お互いに似ている)なら意味は通るが、選択肢の形
 としては不適切です。

e. similar
 "similar" は "be similar" という形で使う必要があります。
 "are similar" なら文法的にOKだが、選択肢に "are" がないため不適切です。

ファイル 4709-3.jpg

今回は、Aくんから頂いた成城大学(S方式) 英語 第3問の問題の一部について
解答と解説を書かせて頂きました。

まだまだ入試は続いますが、受験生の皆さん、体調面を気にしながらも、
残りの日々、精一杯、頑張っていきましょう。
応援しています。

(八千代緑が丘校 轟)

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