こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
『海洋のことについて学びたい』と思っている高校生は
多いと思います。
しかし、理系学部であっても、工学部や理学部等とは異なり、
なかなか、海洋について学べる大学は多くありません。
なので、今回は、海洋について学べる大学・学部の紹介として
東京農業大学 生物産業学部 海洋水産学科についてご紹介したいと思います。
キャンパスは『北海道オホーツクキャンパス』になります。
その名の通り、北海道のオホーツクに位置します。
ですから、目前に広がるオホーツク海や、網走湖、能取湖をはじめとする
沿岸の汽水域、湖沼・河川には、ここでしか見ることのできない
希少生物も数多く生息しています。
「環オホーツク地域」には、水圏のサイエンスを学ぶ者にとって魅力的な
研究テーマと、それを実践・検証できる場があふれています。
研究フィールドが身近な環境に身を置き、水圏にかかわる食料・環境問題とともに、
人の生活に密着した水産物の生産・加工・流通の知識を学びます。
積極性とコミュニケーション力を生かし、海と暮らす環境に順応できれば、
学生生活そのものが学ぶ実践の場となります。
フィールド調査や漁師との交流から得られる気づきを通じて、
観察力や発想力とともに新たな価値観を得ることができるでしょう。
生物産業学部 海洋水産学科の様子を紹介した動画をこちら↓から
ご覧頂くことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=2eVfXKq764k&list=PL0BPIJWGqbWX3_ZOYi0cTzavYXsAFz7D0&t=1s

研究室は4つあります。
・海洋生物研究室
オホーツク圏とそこに隣接する冷水域の高次捕食者を対象に、
様々な手法を用いて調査研究を行っています。
例えば、アザラシ類や鯨類(イルカ、シャチを含む)について、
野外調査による生態解明や骨格観察、DNA解析などを通して、
人間活動との関わりを考えています。
道東域で重要なサケ・マス・イワナ類も主要な研究対象であり、
性フェロモンの分析とその行動生理学的な研究や、
フィールド調査を通じて生態・進化・保全に関する研究を進めています。
また、オホーツク海での乗船調査を実施し、北海道の網走沖のナガスクジラから
魚類の食性を調べることによって生態系の繋がりを調べています。
このように、冷水域の高次捕食者を対象に、生態系の繋がりや、
水圏生物の生理・生態・多様性を幅広く学ぶことができます。
・水圏生態研究室
オホーツク海は冬季、流氷と海面凍結のために水産業は停止します。
そのため、海中での生命活動も休止するかのように思われがちです。
しかし、凍結した海面下の水中では多様な生物活動が行われています。
ですが、その実態は謎に包まれています。当研究室では地の利を活かし、
流氷と海面結氷がオホーツク海の環境と生態系に及ぼす影響の解明を
こころみています。
・水圏生産科学研究室
国際連合食糧農業機関は、世界の人口が2050年までに90億人を超えると予想しています。
人口増加が避けられない中でも動物性タンパク質の安定供給が望まれますが、
天然海域における水産資源の開発が進んでおり、新たな資源の発見や利用が難しいのが現状です。
また、漁獲される魚介類の種や量の変化が水産業に大きな影響を及ぼしているため、
環境への負荷を最小限に抑えた持続可能な増養殖技術により、
魚介類を安定して確保することが喫緊の課題です。当研究室では染色体操作を利用した
新品種の開発、対象種毎に異なる生態に最適化させた飼育・生産技術、生物生産にあたり
避けて通れない病害防除技術など、水産資源を「殖やす・保全する」ための
「安心・安全・簡便」な技術を研究開発し、オホーツクの水産業を通じて食糧問題の解決に
貢献することを目標にしています。
・水産増殖学研究室
こちらの研究室では、生態系のバランスを意識した海藻類、貝類、エビ・カニ類、
魚類の増養殖の技術開発や、それら天然資源の保全のあり方について考えています。
実際に海や川へ出てのフィールドワーク、実験室内での飼育や培養、
顕微鏡下での観察など幅広いアプローチから研究を行い、成果を社会に発信しています。
一時的な利益や価値にとらわれず、生態系保全の意義を明確にしながら、
持続可能な新しい水産増殖を提案しています。

海洋について興味のある高校生にとっては、自然豊かな北海道の地で
楽しくまなべそうですね。
では、ここからは、そんな東京農業大学
生物産業学部 海洋水産学科の入試制度について
お伝え致します。
A日程
日程:2/3(月)~5(水)
募集人数:36名
試験科目
英語(60分/100点)・数学or現代文(60分/100点)・理科1科目(60分/100点)
注意:理科は物理・化学・生物の中から1科目選択
試験会場:津田沼や東京で受験することができます。
B日程
□日程:3/3(月)
□募集人数:6名
試験科目
英語(60分/100点)・数学or現代文(60分/100点)・理科1科目(60分/100点)
注意:理科は物理・化学・生物の中から1科目選択
□試験会場:津田沼や東京で受験することができます。
大学入学共通テスト利用選抜 前期
<4科目型>
募集人数:2名
試験科目
英語(200点)・数学or現代文(200点)・理科2科目(200点)
合格の基準となるスコア:58.0~63.1%
<3科目型>
募集人数:8名
試験科目
英語(200点)・数学or現代文(200点)・理科1科目(200点)
合格の基準となるスコア:60.8~61.0%
<2科目型>
募集人数:4名
試験科目
以下の科目の中で高得点2科目を採用(各200点で合計400点)
英語・数学・現代文・理科1科目
合格の基準となるスコア:64.0~71.3%
大学入学共通テスト利用選抜 後期
<3科目型>
募集人数:2名
試験科目
英語(200点)・数学or現代文(200点)・理科1科目(200点)
(八千代緑が丘校 轟)
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