こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。
つい先日(11/14(木))、2014年に刊行された
『難関大入試 漆原晃の 物理[物理基礎・物理]解法研究』
の改訂版が発売されました。
著者 :漆原晃
出版社:KADOKAWA
難関大の物理では、問題文が長いために物理現象の把握が
難しかったり、今まで解いたことがないタイプの融合問題で
解く手がかりが見つけられなかったりと、
なかなか手ごわい問題が出題されます。
本書には、経験しておくかどうかで差が出る難関大特有の
テーマの問題が30題、厳選されてが盛り込まれています。
改訂版になったことで、最新の学習指導要領に対応させる
ための加筆・修正がされているとのことです。
また、問題数も、以前は29題でしたが、
今回は30題と、問題も1題追加されました。
概ね内容は同じですので、既に2014年刊行のものを
持っている方は、わざわざ購入し直す必要はないと
思いますが、難関大を目指す受験生は、問題数が
多くないだけに、今からでも取り組み始めても
良いと思います。
ちなみに、2014年に刊行されたものは
こちら↓です。
本書をお薦めする理由は解説が丁寧であることです。
まえがきでも触れられているますが、
本書は難関大学の入試問題とそうでない問題の間に
存在する壁を乗り越える為に書かれています。
そしてこの本の中では(暗にも明にも)それが
「微積分」「有名な式の証明」
「対策や経験の有無で点差が大きく付く問題」である
と述べられています。
それら難関大での頻出問題を最小限の努力で、
しかも誰にでもできるように案内してくれるのが
この問題集だと感じられます。
きっと、ある程度の問題は解けてきたが
難関大入試問題となると…と言った受験生の力を、
難関大合格レベルに十分到達できるレベルまで
引き上げてくれることでしょう。
漆原晃先生は、他の参考書でも独自のパターン解法
というものを全面に押していることが特徴的です。
ただ、パターン解法と言っても、
単に公式に数字を当てはめて解きましょうといった
ようなことではなく、この類の問題は、このような
統一的な考え方をすると、捉えやすいというように
うまく整理をしてくれています。
ですから、知識は沢山持っているけれど、
一つ一つの知識がバラバラで、整理されていない
という受験生には、とても向いている問題集だと
思います。
蛇足ですが、私は電磁気の分野の電磁誘導の問題の解き方を
生徒に教える際に、導体棒が動くパターンの問題と、
回路は動かずに、回路を貫く磁束が時間変化するパターンの
問題の解法を分けて教えます。
その分け方が、偶然、私と漆原晃先生は一緒だったため、
勝手ながら、親近感を持ってしまいました。
というわけで、私は2014年に刊行された旧版を
持っているにも関わらず、思わず改訂版を衝動買い
してしまいました(笑)
(八千代緑が丘校 轟)
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