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大学別模試にむけて準備しよう

こんにちは。
八千代緑が丘校 事務の牛尾です。

今日も風が冷たいですね。
自転車通学の方は、きつくなってきたのではないでしょうか。
塾生の中には、「東北出身なので寒さには強いんです!」という子も。
寒さに弱すぎる私からすると、強いのは羨ましいです。
暖かい服装をして、風邪を引かないようにしていきましょうね。

ファイル 4321-1.jpg ファイル 4321-2.jpg

さて。11/10(日)は大学別模試があります。
今回は、千葉大・一橋大・東京科学大の3本立てです!
八千代緑が丘校にも、受験する生徒さんが沢山います。

ファイル 4321-3.jpg ファイル 4321-4.jpg

なんとなく受ける…のではなく、
本番を想定した気持ちで受けるようにしましょうね。
もちろん、模試までの準備も大切です。
過去問演習講座にも、しっかりと取り組んでおきましょう。
(八千代緑が丘校 牛尾)
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難関大レベルの読解力が身につく参考書

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は早慶や旧帝大レベルの難関大学に対応できる
ハイレベルな国語の参考書である『現代文と格闘する』
をご紹介致します。

ファイル 4326-1.png
著者 :竹國友康
出版社:河合出版

扱われている問題の難易度が高く、問題を解くというよりは
筆者の主張や言いたいことを読み取ることに主眼が置かれています。

掲載されている長文読解のボリュームが多いことや、
内容が難しいことから、繰り返し学習して身につけていく
ことが前提の参考書です。

また、MARCHの入試レベルの現代文の実力は身に付けた上で
取り組むことをおすすめします。

現代文の基本的な解き方が分からない段階で
『現代文と格闘する』に取り組んでしまうと、
難しすぎて学習効率が低いです。

基本的な問題は解けるようになってから
『現代文と格闘する』に挑戦するようにしましょう。

今回はそんな『現代文と格闘する』について詳しい内容や
学習のポイントをまとめました。

難関大学を志望する人はぜひ参考にしてください。

ファイル 4326-2.jpg

『現代文と格闘する』では、
現代文の問題を解くためのテクニックというよりも、
文章を読んで重要なポイントを正確に理解するためのテクニック

を中心に学べます。

現代文の問題では、選択肢の中から消去法で答えを選んだり、
書き抜き問題の文字数をヒントにして正解を探したりすることが可能です。

しかし、『現代文と格闘する』ではそのようなテクニックを使わずに、
文章そのものを読み取ることで筆者の主張を理解する高い読解力が
要求されます。

入試で扱われるような現代文はテーマや内容が難しいものが多いですが、
『現代文と格闘する』で解説されているテクニックに従って読んでいくと
重要な箇所がどこなのかを読み取ることが可能です。

問題文などのヒントを使わない状態で筆者が言いたい事を
読み取れるようになれば、難しい大学の入試問題も
スムーズに解けるようになります。

現代文で難易度が高い問題が出題される大学を志望する人は、
『現代文と格闘する』を繰り返し練習して
本質的な読解力を身につけていってください。

ファイル 4326-3.jpg

ハイレベルの読解力が身につく『現代文と格闘する』は、
全部で3つのパートから構成されています。

第1部では「ことばをイメージする」をテーマに、
現代文の入試問題で頻出のキーワードに対するイメージを深めることが可能です。

第2部の「文章を読みつなぐ」では、現代文の文章を正確に読解するための
独自のテクニックが解説されています。

第3部のテーマは「文章と格闘する」で、実際の入試問題を扱った読解問題に
取り組むという構成です。

第3部の問題は第1部、第2部の知識を使って解く形となっているため、
『現代文と格闘する』を学習する場合は必ず最初から順番に
理解していくようにしましょう。

難しい文章でも、筆者の主張やテーマを正確に読み取る方法が学べます。

ファイル 4326-4.jpg

『現代文と格闘する』の問題は分量、難易度ともにハイレベルなため、
初見ではほとんど解けない場合もあります。
しかし、解けなかったからといって落ち込む必要はありません。

むしろ、2周、3周と繰り返し解くことを前提に、
1周目の問題演習を通じて読解方法を理解していくことが大切です。
難関大学の入試問題と同等レベルの難問が揃っているため、
繰り返し学習することで確かな実力が身につきます。

『現代文と格闘する』を繰り返し演習すれば、
難しい文章でも筆者の意図を読み取れるようになるため、
入試の現代文で高得点を狙いたい人におすすめ
です。

なお、この参考書は読解をする際のプロセスが重要なため、
答えを暗記してもあまり意味がありません。
正解が答えられるかどうかよりも、
どのような考え方で文章を読んでいけば筆者の主張が読み取れるのか
を意識して学習するようにしてください。

『現代文と格闘する』の文章が正確に読解できるようになれば、
大学入試で出題される初見の文章でも対応が可能です。
繰り返し練習するのは大変ですが、入試本番までに時間の許す限り
解いて読解力を高めていきましょう。

ファイル 4326-5.jpg

今回は、ハイレベルな読解力が身につく現代文の参考書
『現代文と格闘する』についてご紹介しました。

この参考書を繰り返し練習することで、
早慶や旧帝大などの難関大学の現代文を解く実力が身につきます。

現代文の入試問題は選択肢などの情報を変更にして
正解が出せるものもありますが、『現代文と格闘する』
で扱われている問題ではそれらのヒントを使うことができません。

文章を読むことによって筆者の主張や考えを正確に読み取る
テクニックが解説されています。

なんとなく現代文の問題を解けてしまっていた人でも、
『現代文と格闘する』のハイレベルな読解問題に挑戦することで、
明確な根拠をもって正解が導き出すことが可能です。

難関大学の現代文で高得点を狙いたい人は、
ぜひ『現代文と格闘する』を繰り返し学習してください。

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】学習院大学 世界史

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は学習院大学の世界史の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。

文学部の世界史の試験時間は60分で、
配点は100点満点です。

目標得点率は75%以上に設定して対策していきましょう。

2023年の問題構成は以下でした。

第1問:人権と市民革命、中華料理と中国の都市・著名人(20問マーク)
第2問:ネルーの生涯、両大戦間の世界(10問マーク)
第3問:共和政ローマの身分闘争、共和政ローマの領土拡大、
    中世西ヨーロッパの文化、チベットの歴史(正誤問題)(10問マーク)
第4問:明の冊封・朝貢体制
第5問:A:宋代における商業・都市の発達(論述)
    B:ミケーネ文明崩壊~ギリシア人の植民活動までのギリシアの歴史(論述)

2022年度から大問3がマーク式になり、大問4が正誤問題に変わっています。
古代から現代まで幅広く出題され、最後は200字以内の論述問題があります。
基本~標準レベルの用語の確認と教科書の理解と暗記に力を入れていきましょう。


【問題別の分析】
□大問1、2、3のマーク式の問題
文章の中に選択肢があります。
教科書を読み込んで、一問一答をやれば高得点を取ることができます。
基本的な知識が多いのでここでの失点はできる限りおさえましょう。

□大問4の正誤問題と設問
6~9行程度の文章にある間違えを指摘して、それを正しいものに直す
問題と文章に関する設問があります。
人物や王朝名など語句単位での間違えを指摘するので、
語句を単純に暗記するのではなく、周辺知識と関連させて覚えていきましょう。
文章の内容に関する設問は標準的な一問一答をやっていれば得点できます。

□大問5の論述問題
キーワードを3つすべて使用して200字以内で論述する問題です。
教科書の記述を丸暗記するのではなく、理解しながら覚えていきましょう。
論述はまず教科書を見ながら書いていき、200字以内で調整する練習を積みましょう。
その後、何も見ないで記述し、できあがった文章を誰かに添削してもらいましょう。


【お薦めの問題集・参考書】
知識のインプットとしては、一問一答が基本ですね。
まずは何度も繰り返して取り組むことで、
基礎語句をしっかりと覚えていきましょう。

『世界史 一問一答【完全版】4th edition』
ファイル 4571-1.png
著者 :加藤和樹
出版社:東進ブックス


そして、分野別問題集としては、
GMARCH以上の大学を目指す受験生に
とって、『HISTORIA[ヒストリア] 世界史精選問題集』
と『世界史標準問題精講』がお薦めです。


『HISTORIA[ヒストリア] 世界史精選問題集』
ファイル 4571-2.png
著者 :平尾雅規
出版社:学研プラス


『世界史標準問題精講』
ファイル 4571-3.png
著者 :松永陽子
出版社:旺文社


そして、論述対策としては、『判る!解ける!書ける!世界史論述』
や『段階式 世界史論述のトレーニング』がお薦めです。

『判る!解ける!書ける!世界史論述』
ファイル 4571-4.png
著者 :伊倉正武
出版社:河合出版

世界史の論述問題の参考書は難易度が高いものが多いですが、
この参考書は中でも入門レベルの論述対策参考書です。
問題数が多いので全て問題を解く必要はありません。
学習院大学の世界史で出題される200字程度のシンプルな論述問題を中心に
解いていきましょう。


『段階式 世界史論述のトレーニング』
ファイル 4571-5.png
出版社:Z会


(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】学習院大学 日本史

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は学習院大学の日本史の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。

文学部の日本史の試験時間は90分で、
配点は100点です。

目標得点率は学科によってバラツキはありますが、
おおむね70~85%あたりに設定して学習していきましょう。

大問は全部で5つです。各20点の配点があります。

2024年の問題構成は以下でした。

第1問:古代~現代の政治・経済・文化史(20問マーク)
第2問:江戸時代の米(10問マーク)
第3問:感染症の歴史(10問マーク)
第4問:法令の歴史(10問記述)
第5問:源実朝について(200~250字の論述)

2021年度から形式が変わり、記述問題が減って選択問題になっています。
大問5の論述は1問だけで20点の配点があるので、
これを捨てることはできません。
論述は問題文に7行以内で書くように指示がありますが、
200~250字だと考えてください。

【問題別の分析】
□大問1~3のマーク式問題
文章中に選択肢があるので前後から判断して適切な語を選びます。
学習院大学の日本史では頻出の問題なので他学部でも
演習を積むことができます。
対策としては教科書や参考書で通史学習をして、
一問一答を覚えていけば対処できます。

□大問4の記述問題
近世、近代からの出題が多いですが、それ以外からの出題もあるので、
大問1~3と同じように一問一答で用語の暗記と正確に漢字で書けるのかを
確認しましょう。

下線部問題の傾向としては、文章下線部についての問題が出題され、
記述式で答える問題となっています。
この問題も主に用語を問われることが多いですが、下線部から派生した問題も
問われることもあるため、一つの用語、知識から様々な知識が考えれる
インプットをしておくとよいです。

対策方法としては、知識のインプットです。
ただし、ひとつの知識だけを覚えるのではなく、
様々な知識を覚えるようにしましょう。

また学習院大学の日本史の下線部問題は、問題文が長いため、
何が問われているかしっかり読み取ってから解答するようにしましょう。

□大問5の論述問題
学習院大学の文学部の日本史では、第5問目に論述問題が出題される傾向にあります。
問題レベルとしては、基礎・標準レベルです。

対策方法としては、論述問題集で演習していくことが主な対策方法です。
また、論述問題を解く際、例えば、〇〇政策についての説明する問題などは、
誰が何年にどの地域でどのようなことを始めたかや貿易などの問題は
誰が何年どことどこの国が始めて、どのような物を輸出輸入したか、
また何年に何がきっかけで終わったかなど、重要ポイントや情報の部分を考え
論述していくことが必要です。

論述は徹底した通史学習と論述の練習で点が伸びていきます。
20点の配点があるため、何も書かずに提出ということがないようにしましょう。


【お薦めの問題集・参考書】
知識のインプットとしては、一問一答が基本ですね。
まずは何度も繰り返して取り組むことで、
基礎語句をしっかりと覚えていきましょう。

『日本史一問一答【完全版】3rd edition』
ファイル 4570-1.png
著者 :金谷俊一郎
出版社:東進ブックス


そして、分野別問題集としては、
GMARCH以上の大学を目指す受験生に
とって、『HISTORIA[ヒストリア] 日本史精選問題集』
と『日本史標準問題精講』がお薦めです。


『HISTORIA[ヒストリア] 日本史精選問題集』
ファイル 4570-2.png
著者 :佐藤四郎
出版社:学研プラス

『日本史標準問題精講』
ファイル 4570-3.png
著者 :石川晶康
出版社:旺文社


そして、論述対策としては、『スタートアップ日本史論述問題集』
や『“考える”日本史論述: 「覚える」から「理解する」へ』
がお薦めです。


『スタートアップ日本史論述問題集ー日本史探究のためにー』
ファイル 4570-4.png
著者 :塚原哲也、高橋哲
出版社:駿台文庫


『“考える”日本史論述: 「覚える」から「理解する」へ』
ファイル 4570-5.png
著者 :石川 晶康
出版社:河合出版

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】学習院大学 国語

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は学習院大学の国語の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。

学習院大学の国語の問題構成は以下となります。

第1問:現代文 (配点:45点)
第2問:現代文 (配点:45点)
第3問:古文  (配点:40点)
第4問:漢文  (配点:20点)

漢文も出題されますが、漢文の配点の割合は
小さいですね。

目標得点率は80%以上に設定して対策していきましょう。

古文の問題数が多く、漢文からの出題もあるため他学部の国語よりも
対策の負担が大きいことも特徴です。

早稲田大学など漢文が出題される大学を受験する人は対応しやすいと
おもいますが、専願かつ同レベルの大学を受ける人は注意しましょう。


第1問と第2問の現代文では、漢字の読み・書きも出題されます。
問われる漢字のレベルは標準的なので、漢字問題では8割以上得点する
ことを目指しましょう。

対策としては、『入試 漢字マスター1800+』などの問題集を使用して
対策していきましょう。

『入試 漢字マスター1800+』
ファイル 4569-1.png
著者 :川野一幸、立川芳雄、晴山亨
出版社:河合出版

この参考書はスタンダードな漢字の参考書で、
入試に必要な漢字1800語が収録されています。

構成としては
①書き取り(A408題/B408題/C408題)
②読み(A192題/B192題)
③四字熟語(A80題/B120題)
④センター試験対策(64題)となっています。

特徴としては、この参考書に出てくる漢字には意味が横に書かれているため、
言葉の意味を理解しながら漢字の勉強ができます。

学習院大学は他の大学と比べても漢字の配点が高いため、
この参考書で漢字の対策をして、漢字問題を得点源にできるように
していきましょう。


第1問と第2問の現代文の読解問題について、
出題形式としては、語句の空欄補充、語句の意味
本文中から抜き出し、内容一致問題、傍線部理解
などが主に出題されます。

学習院大学は記述問題が出題されますが本文中から抜き出して答える形式です。
論述問題は出題されないので注意しましょう。

学習院大学の現代文の文章量は標準的ですが、
試験時間が60分と短めになっているため
文章を素早く正確に読み解く力がなければ時間以内に
解き終わることができません。

したがって、学習院大学を志望する人はまず、
正確で素早い読解力を身につけましょう。

学習院大学の現代文では内容読解問題だけでなく、
本文の流れを見て適切な語句を補充する問題や単語の意味を問う問題など、
国語力や語彙力が試される問題も3~4題ほど出題されます。

したがって、学習院大学を志望する人は読解力だけでなく
どんな問題にも対応できる国語力、語彙力も身につけるように勉強しましょう。

その際オススメ参考書が『現代文キーワード読解』です。

『現代文キーワード読解』
ファイル 4569-2.png
出版社:Z会

この参考書は現代文に必要なキーワードだけでなく、
科学・哲学・近代など現代文で頻出テーマの背景知識を学ぶことができます。

現代文を読み解く上で背景知識を事前に知っていれば、
文章の流れをある程度推測しながら、スピーディーに読んでいくことができます。


また、3~4題ほど傍線部読解、本文中から抜き出し(24字など文字指定あり)や
内容一致問題など本文の理解を問う問題が出題されます。

現代文の基礎ができていればそれほど難易度が高い問題ではないですが、
時間が60分のためゆっくり解いている時間はありません。
素早く、正確に文章を読解し問題を解いていく必要があります。

対策として、現代文の読解力と解答力をしっかりと見に付けていく
ことが必要です。

そこで、お薦めの問題集が『現代文読解力の開発講座』と
『現代文解答力の開発講座』です。

『現代文読解力の開発講座では全10問の現代文問題集ですが、
問題よりも本文末尾の要旨をまとめる「読解力開発問題」がポイントです。
文章を読んで問題を解いた後に、本文で作者が言いたいこと・重要な事を読み取って
要約する事でさらなる読解力アップへ繋がります。
解説では問題解説だけでなく、作者が言いたいことや要約のポイントなどについても
解説されています。

他にも『現代文ポラリス[2 標準レベル]』で問題演習に取り組むこともお薦めです。

『現代文ポラリス[2 標準レベル]』
ファイル 4569-3.png
著者 :柳生好之
出版社:KADOKAWA


第3問の古文は、問題数が多く、文法、単語、敬語法、内容、文化史などが
バランスよく問われる良問です。

問題数としては7~10題ほど出題されます。
文章量は標準的です。試験時間が60分のため最大でも
20分ほどで解き終わるのが理想です。

出題形式としては、助動詞の意味、現代仮名遣い、古文単語の意味
現代語訳(マーク式)、語句空欄補充、和歌修辞法、傍線部解釈
本文内容一致問題、古文常識となっており様々な形式で出題されます。

特徴としては、本文の内容について問う読解問題よりも文法・単語、
和歌の修辞法や古文常識などについて問う知識問題が多めになっています。

本文がそれほど難易度が高いわけではなく、知識問題が多いため基礎ができていれば
8割以上取ることが可能です。点数を取りこぼさないようにしましょう。

学習院大学の古文は助動詞・単語の意味を直接問う問題や、
[現代語訳問題・傍線部解釈問題・品詞分解問題で間接的に
文法・単語の理解を問う問題も出題されます。

本文の内容について問う問題よりも、文法・単語について問う問題が多く
出題される年もあるため学習院大学を受験するにあたって
古典文法・単語の勉強は非常に重要になってきます。

古文常識を問う問題が出題されますが、内容としては、
出題された文章の作者を問う問題、実際に出題されたものだと
「大鏡」「今鏡」「水鏡」「増鏡」の成立を古い順に並べる問題などです。

しかし問題数としては1〜2問のため、その数問のために参考書1冊を使って
勉強するには勉強時間に対してメリットが少ないです。
したがって、学習院大学の古文常識の対策は古文常識の参考書を使って
学習する必要はないと思います。

また、和歌が出題される年もあります。
ただし、古文常識と同じく問題数としては1~2問のため、
こちらも、わざわざ、そのためだけに参考書を1冊購入して
学習する必要まではないと思います。

『古文上達 基礎編 読解と演習45』や
『岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』
でも和歌の単元があるのでそこで最低限の知識を身につけることができます。

その後は問題演習していく中で出てきた和歌に関する問題を解き、
解説を見て少しずつ勉強していきましょう。
そして、過去問演習で過去に出題された和歌の問題を解き、
解説を見てインプットしていきましょう。


また、第3問では空欄補充や本文内容一致問題など本文に関する問題が
3~4題ほど出題されます。

文法や単語問題が多く出題される学習院大学ですが、
本文の流れを汲み取って空欄を埋める問題や本文の内容に適した
選択肢を2つ選択する内容一致問題など配点が高いため
読解演習も疎かにできません。

試験時間も60分なので古文は最大でも20分以内に解き終わりたいです。
そのためにも古文を素早く読み、読解する力を身につけましょう。

対策として、『「有名」私大古文演習』を取り組み、
さらに『首都圏「難関」私大古文演習』まで取り組めれば
盤石です。


『首都圏「難関」私大古文演習』
ファイル 4569-4.png
著者 :池田修二
出版社:河合出版


第4問の漢文は文章自体は短く、問題数も他の大問と比べれば少ないです。
句法を覚えていることは当然として、読解の練習を積んで、
漢字から意味をいくつか類推できるようにしていきましょう。

知識がまだ定着していないという受験生は
『漢文早覚え速答法 共通テスト対応版』や
『漢文ヤマのヤマ 共通テスト対応版』で
知識のインプットをしていきましょう。


『漢文早覚え速答法 共通テスト対応版』
ファイル 4569-5.png
著者 :田中雄二
出版社:学研プラス


(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】学習院大学 英語 Part2

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

前回は学習院大学の英語の傾向と対策
として第1問・第2問について書かせて頂き
ましたが、今回は第3問以降について書かせて頂きたい
と思います。

学習院大学の英語の問題構成は以下となります。

第1問:英語長文 (配点:40点)
第2問:英語長文 (配点:40点)
第3問:空所補充 (配点:15点)
第4問:英文法  (配点:15点)
第5問:正誤問題 (配点:15点)
第6問:会話問題 (配点:15点)
第7問:和文英訳(空所補充) (配点:10点)


第3問は空所補充問題では、長文問題の半分以下の長さ (300語前後)
の文章を読みながら穴を埋めていく形式の問題で、
単に語彙・熟語・語法に関する知識を問うのではなく、
後関係を理解していてはじめて正答がわかるような設問として
作り込まれています。

問題を見ていると、品詞・前置詞・接続詞を問う問題が
比較的多いですので、英文法の学習において、
前置詞のイメージを押さえておくことが大切だと思います。


第4問の英文法の問題は、文法、語法、熟語の空所補充問題です。
正直、難易度は高くないです。
GMARCHの英文法の問題の中でも、比較的解きやすい
難易度となっています。

対策としては、『Next Stage』や『Vintage』、『Scramble』
などの網羅系問題集をつかって文法事項の理解し、
語法、熟語の暗記に力を入れておけば問題ないと思います。

『Next Stage』
ファイル 4566-1.png
著者 :瓜生豊、篠田 重晃
出版社:桐原書店


この時期ですと、おそらく、英文法のインプットはある程度終えて
いると思いますので、先にご紹介した網羅系の問題集を何周も
回すことが大切です。


第5問の正誤問題は、英文に下線部が引いてあり、文法的に
間違った箇所を選択する問題形式です。

この手の問題については、苦手とする受験生が多い
と思います。

ただ、まずは、英文法と語法の知識をしっかりと
見ん付けることが最優先です。

『Next Stage』レベルの問題集をきちんと理解して、
仕上げておけば、学習院大学の正誤問題は、
特別難しくは感じないと思います。

過去問を何年分も解いていれば、十分に対応できると
思います。

ただ、時間があれば、正誤問題の問題集にも
取り組んでおくと、更に良いです。

お薦めの問題集としては、
『ス-パ-講義英文法・語法正誤問題』
です。


『ス-パ-講義英文法・語法正誤問題』
ファイル 4566-2.png
著者 :高沢節子
出版社:河合出版


ただ、大問数も多いですし、第1問・第2問の
英語長文の方が配点が大きいですので、
正誤問題1つだけで、合否を分けるかと言えば、
そのようなことはないと思います。

ですから、英文法の知識を固めて、そのうえで、
他学部のものも含めて、過去問を解いていくと
十分に対策できると思います。


第6問の会話問題では、会話文の括弧に入る単語や複数の
単語を選択する形式の問題です。

こちらも、難易度はそれほど高くはありません。

対策としては、『Next Stage』などの網羅系の問題集に掲載
されている会話文の箇所で、会話表現をしっかりと覚えることと、
『実力判定 英文法ファイナル問題集 標準編』のだ第10回は
会話問題になっていますので、そちらを解けるように取り組んで
おくことをお薦め致します。


『実力判定 英文法ファイナル問題集 標準編』
ファイル 4566-3.png
著者 :瓜生豊、篠田 重晃
出版社:桐原書店


第7問の和文英訳は、穴埋め形式の英作文になっています。
平易な日本語の内容を平易な英語で的確 に表現する力が問われます。

不規則変化動詞の過去・過去分詞がきちんと書けるか、
語関係に習熟しているかなどの点も試されます。

穴埋め形式になっていますので、
英作文の対策というよりも、英文法と語法について
しっかりと学習し、過去問を解いていけば十分に
対策できると思います。


それから、スタサプで有名な関正生先生が
学習院大学の英語に対して語った動画もあるため、
こちら↓も参考になると思います。是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=txD59CdFiB4&t=893s


では、最後に、学習院大学から公式に出されている、
受験生に向けた学習アドバイスを掲載致します。

『本学の入学試験問題は、英語の基礎的な力が身についているかを確かめる
 ことを主眼としており、難問・奇問の類は出題しないことを旨としています。
 特別な対策は必要ありません。学校での学習を中心に据え、あとは、
 なるべく英語に慣れるように努めてください。

 第1問~第3問のための準備としては、普段から現代の社会における諸問に
 広く関心を持ち、様々なトピックの英文を新聞雑誌やインターネット上で
 たくさん読んでおくこと、また題4問~第7問のための準備としては、
 常に慣用的な表現と連語関係に注意を払うことをお奨めします。
 ついでに申し上げるなら、慣用表現や連語関係において鍵となるのは前置詞です。

 最後に、目をとおしてばかりでなく、耳をとおし、声を出し、手を動かして
 英語を学んでください。テレビドラマや映画を英語の字幕をつけて見ること、
 英文を音読すること、鉛筆を握って実際に英語を書くことなどによって、
 文字どおり、英語を身につけてほしいと思います。』

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】学習院大学 英語 Part1

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は学習院大学の英語の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。

学習院大学のコア試験では、英語の配点が
大きいため、英語の対策が肝心です。

例えば、文学部であれば、
英語(90分/150点)、国語(90分/150点)、日本史(90分/100点)
となっています。

学習院大学の特徴ですが、問題傾向が
どの学部でもほとんど変わらないため、
学習院大学に合格したいという受験生は
受験する学部に限らず、他学部の問題も
解いておく
ことをお薦めします。

学習院大学の英語の問題構成は以下となります。

第1問:英語長文 (配点:40点)
第2問:英語長文 (配点:40点)
第3問:空所補充 (配点:15点)
第4問:英文法  (配点:15点)
第5問:正誤問題 (配点:15点)
第6問:会話問題 (配点:15点)
第7問:和文英訳(空所補充) (配点:10点)

ではまず、第1問、第2問の英語長文の特徴について
お伝え致します。

第1問、第2問の英語長文では700話前後の英文を素材として、
長文の内容をきちんと把握することができるかを確かめるため、
日本語による説明や日本語訳を含め様々な問いが用意されています。

文章中の代名詞 か何を指すのか、何が何の言い換えなのか、
何と何が対立する概念なのかを押さえながら、
文と文との論理的な関係を理解して文章全体の流れを
つかむ力が試されます。

2024年度の長文問題では、
文学部では「食品ロスと創造的調理」「 ンドの混成言語ヒングリッシュ」、
法学部では「人工知能と言語の消滅」「英国にお ける昼食の歴史的変遷」、
経済学部では「欧州都市部における植樹の推測 「アリの嗅覚とがんの早期発見」、
理学部では「ストレスを受けた植物が見 する音」「コーヒーが健康に及ぼす影響」
と、多様なトピックの長文が出題されました。

ですから、最新のトピックの英文を読み慣れておくことを
お薦め致します。

ただし、大学側は、
『2024年度は結果的に新聞雑誌記事からの文章が多くなりましたが、
 年度によってはもう少し硬い論文調のものや、逆にもう少し柔らかい
 エッセイ風のものも素材となります。いずれにしても、本学の入学試験問題では、
 特別な予備知識を必要としない素直で読みやすい英文を選ぶように努め、
 門用語については注を付けています。』
と公表しているため、全てが新しい話題の英文とは限りません。
(それでも、新しいトピックの英文の割合が多いのは事実です。)

第1問、第2問では、英語長文とはいえ、
解釈力・単語力・熟語力も必要な問題構成になっています。

ですから、お薦めの問題集としては、
以下にご紹介するような、新しいトピックを
扱っており、なおかつ、英文解釈の力が身に付く
解説が丁寧な問題集がお薦めです。

『The Rules英語長文問題集3入試難関』
ファイル 4565-1.png
著者 :関正生
出版社:旺文社


『英語長文ポラリス[2 応用レベル]』
ファイル 4565-2.png
著者 :関正生
出版社:KADOKAWA


『レベル別 英語長文問題ソリューション
 最新テーマ編2 ハイレベル』
ファイル 4565-3.png
著者 :肘井学
出版社:かんき出版


『難関大合格に必須の最新テーマ20 FINAL時事英』
ファイル 4565-4.png
著者 :関正生
出版社:朝日出版社

注意:2024/11/19に最新版のver.3.0が出版予定ですので、
   それまで待てないという方、現行の上記の問題集を
   ご活用ください。

著者がCNNニュース20本を厳選して掲載しているため、
まさに、最新の時事英文を読むことができます。

今回は、第1問と第2問の長文読解問題について
書かせて頂きましたが、次回は、第3問以降について
書かせて頂きたいと思います。

(八千代緑が丘校 轟)

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