こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
前回は学習院大学の英語の傾向と対策
として第1問・第2問について書かせて頂き
ましたが、今回は第3問以降について書かせて頂きたい
と思います。
学習院大学の英語の問題構成は以下となります。
第1問:英語長文 (配点:40点)
第2問:英語長文 (配点:40点)
第3問:空所補充 (配点:15点)
第4問:英文法 (配点:15点)
第5問:正誤問題 (配点:15点)
第6問:会話問題 (配点:15点)
第7問:和文英訳(空所補充) (配点:10点)
第3問は空所補充問題では、長文問題の半分以下の長さ (300語前後)
の文章を読みながら穴を埋めていく形式の問題で、
単に語彙・熟語・語法に関する知識を問うのではなく、
後関係を理解していてはじめて正答がわかるような設問として
作り込まれています。
問題を見ていると、品詞・前置詞・接続詞を問う問題が
比較的多いですので、英文法の学習において、
前置詞のイメージを押さえておくことが大切だと思います。
第4問の英文法の問題は、文法、語法、熟語の空所補充問題です。
正直、難易度は高くないです。
GMARCHの英文法の問題の中でも、比較的解きやすい
難易度となっています。
対策としては、『Next Stage』や『Vintage』、『Scramble』
などの網羅系問題集をつかって文法事項の理解し、
語法、熟語の暗記に力を入れておけば問題ないと思います。
『Next Stage』
著者 :瓜生豊、篠田 重晃
出版社:桐原書店
この時期ですと、おそらく、英文法のインプットはある程度終えて
いると思いますので、先にご紹介した網羅系の問題集を何周も
回すことが大切です。
第5問の正誤問題は、英文に下線部が引いてあり、文法的に
間違った箇所を選択する問題形式です。
この手の問題については、苦手とする受験生が多い
と思います。
ただ、まずは、英文法と語法の知識をしっかりと
見ん付けることが最優先です。
『Next Stage』レベルの問題集をきちんと理解して、
仕上げておけば、学習院大学の正誤問題は、
特別難しくは感じないと思います。
過去問を何年分も解いていれば、十分に対応できると
思います。
ただ、時間があれば、正誤問題の問題集にも
取り組んでおくと、更に良いです。
お薦めの問題集としては、
『ス-パ-講義英文法・語法正誤問題』
です。
『ス-パ-講義英文法・語法正誤問題』
著者 :高沢節子
出版社:河合出版
ただ、大問数も多いですし、第1問・第2問の
英語長文の方が配点が大きいですので、
正誤問題1つだけで、合否を分けるかと言えば、
そのようなことはないと思います。
ですから、英文法の知識を固めて、そのうえで、
他学部のものも含めて、過去問を解いていくと
十分に対策できると思います。
第6問の会話問題では、会話文の括弧に入る単語や複数の
単語を選択する形式の問題です。
こちらも、難易度はそれほど高くはありません。
対策としては、『Next Stage』などの網羅系の問題集に掲載
されている会話文の箇所で、会話表現をしっかりと覚えることと、
『実力判定 英文法ファイナル問題集 標準編』のだ第10回は
会話問題になっていますので、そちらを解けるように取り組んで
おくことをお薦め致します。
『実力判定 英文法ファイナル問題集 標準編』
著者 :瓜生豊、篠田 重晃
出版社:桐原書店
第7問の和文英訳は、穴埋め形式の英作文になっています。
平易な日本語の内容を平易な英語で的確 に表現する力が問われます。
不規則変化動詞の過去・過去分詞がきちんと書けるか、
語関係に習熟しているかなどの点も試されます。
穴埋め形式になっていますので、
英作文の対策というよりも、英文法と語法について
しっかりと学習し、過去問を解いていけば十分に
対策できると思います。
それから、スタサプで有名な関正生先生が
学習院大学の英語に対して語った動画もあるため、
こちら↓も参考になると思います。是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=txD59CdFiB4&t=893s
では、最後に、学習院大学から公式に出されている、
受験生に向けた学習アドバイスを掲載致します。
『本学の入学試験問題は、英語の基礎的な力が身についているかを確かめる
ことを主眼としており、難問・奇問の類は出題しないことを旨としています。
特別な対策は必要ありません。学校での学習を中心に据え、あとは、
なるべく英語に慣れるように努めてください。
第1問~第3問のための準備としては、普段から現代の社会における諸問に
広く関心を持ち、様々なトピックの英文を新聞雑誌やインターネット上で
たくさん読んでおくこと、また題4問~第7問のための準備としては、
常に慣用的な表現と連語関係に注意を払うことをお奨めします。
ついでに申し上げるなら、慣用表現や連語関係において鍵となるのは前置詞です。
最後に、目をとおしてばかりでなく、耳をとおし、声を出し、手を動かして
英語を学んでください。テレビドラマや映画を英語の字幕をつけて見ること、
英文を音読すること、鉛筆を握って実際に英語を書くことなどによって、
文字どおり、英語を身につけてほしいと思います。』
(八千代緑が丘校 轟)
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