こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
今回は学習院大学の日本史の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。
文学部の日本史の試験時間は90分で、
配点は100点です。
目標得点率は学科によってバラツキはありますが、
おおむね70~85%あたりに設定して学習していきましょう。
大問は全部で5つです。各20点の配点があります。
2024年の問題構成は以下でした。
第1問:古代~現代の政治・経済・文化史(20問マーク)
第2問:江戸時代の米(10問マーク)
第3問:感染症の歴史(10問マーク)
第4問:法令の歴史(10問記述)
第5問:源実朝について(200~250字の論述)
2021年度から形式が変わり、記述問題が減って選択問題になっています。
大問5の論述は1問だけで20点の配点があるので、
これを捨てることはできません。
論述は問題文に7行以内で書くように指示がありますが、
200~250字だと考えてください。
【問題別の分析】
□大問1~3のマーク式問題
文章中に選択肢があるので前後から判断して適切な語を選びます。
学習院大学の日本史では頻出の問題なので他学部でも
演習を積むことができます。
対策としては教科書や参考書で通史学習をして、
一問一答を覚えていけば対処できます。
□大問4の記述問題
近世、近代からの出題が多いですが、それ以外からの出題もあるので、
大問1~3と同じように一問一答で用語の暗記と正確に漢字で書けるのかを
確認しましょう。
下線部問題の傾向としては、文章下線部についての問題が出題され、
記述式で答える問題となっています。
この問題も主に用語を問われることが多いですが、下線部から派生した問題も
問われることもあるため、一つの用語、知識から様々な知識が考えれる
インプットをしておくとよいです。
対策方法としては、知識のインプットです。
ただし、ひとつの知識だけを覚えるのではなく、
様々な知識を覚えるようにしましょう。
また学習院大学の日本史の下線部問題は、問題文が長いため、
何が問われているかしっかり読み取ってから解答するようにしましょう。
□大問5の論述問題
学習院大学の文学部の日本史では、第5問目に論述問題が出題される傾向にあります。
問題レベルとしては、基礎・標準レベルです。
対策方法としては、論述問題集で演習していくことが主な対策方法です。
また、論述問題を解く際、例えば、〇〇政策についての説明する問題などは、
誰が何年にどの地域でどのようなことを始めたかや貿易などの問題は
誰が何年どことどこの国が始めて、どのような物を輸出輸入したか、
また何年に何がきっかけで終わったかなど、重要ポイントや情報の部分を考え
論述していくことが必要です。
論述は徹底した通史学習と論述の練習で点が伸びていきます。
20点の配点があるため、何も書かずに提出ということがないようにしましょう。
【お薦めの問題集・参考書】
知識のインプットとしては、一問一答が基本ですね。
まずは何度も繰り返して取り組むことで、
基礎語句をしっかりと覚えていきましょう。
『日本史一問一答【完全版】3rd edition』
著者 :金谷俊一郎
出版社:東進ブックス
そして、分野別問題集としては、
GMARCH以上の大学を目指す受験生に
とって、『HISTORIA[ヒストリア] 日本史精選問題集』
と『日本史標準問題精講』がお薦めです。
『HISTORIA[ヒストリア] 日本史精選問題集』
著者 :佐藤四郎
出版社:学研プラス
『日本史標準問題精講』
著者 :石川晶康
出版社:旺文社
そして、論述対策としては、『スタートアップ日本史論述問題集』
や『“考える”日本史論述: 「覚える」から「理解する」へ』
がお薦めです。
『スタートアップ日本史論述問題集ー日本史探究のためにー』
著者 :塚原哲也、高橋哲
出版社:駿台文庫
『“考える”日本史論述: 「覚える」から「理解する」へ』
著者 :石川 晶康
出版社:河合出版
(八千代緑が丘校 轟)
=======================
冬期特別招待講習受付中!詳細・お申し込みはこちら!
https://www.jasmec.co.jp/toshin/event/shotaikoshu/
一日体験の詳細・お申し込みはこちら!
https://www.jasmec.co.jp/toshin/event/taiken/
★Instagramやってます★
フォローお願いします👇
https://www.instagram.com/honshin_premium/
<八千代緑が丘校 校舎紹介ページ>
http://www.jasmec.co.jp/koushaguide/pym.htm
YouTubeはこちらから👇
https://youtu.be/KOoM-l4YrOE
=======================