こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
今回は学習院大学の世界史の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。
文学部の世界史の試験時間は60分で、
配点は100点満点です。
目標得点率は75%以上に設定して対策していきましょう。
2023年の問題構成は以下でした。
第1問:人権と市民革命、中華料理と中国の都市・著名人(20問マーク)
第2問:ネルーの生涯、両大戦間の世界(10問マーク)
第3問:共和政ローマの身分闘争、共和政ローマの領土拡大、
中世西ヨーロッパの文化、チベットの歴史(正誤問題)(10問マーク)
第4問:明の冊封・朝貢体制
第5問:A:宋代における商業・都市の発達(論述)
B:ミケーネ文明崩壊~ギリシア人の植民活動までのギリシアの歴史(論述)
2022年度から大問3がマーク式になり、大問4が正誤問題に変わっています。
古代から現代まで幅広く出題され、最後は200字以内の論述問題があります。
基本~標準レベルの用語の確認と教科書の理解と暗記に力を入れていきましょう。
【問題別の分析】
□大問1、2、3のマーク式の問題
文章の中に選択肢があります。
教科書を読み込んで、一問一答をやれば高得点を取ることができます。
基本的な知識が多いのでここでの失点はできる限りおさえましょう。
□大問4の正誤問題と設問
6~9行程度の文章にある間違えを指摘して、それを正しいものに直す
問題と文章に関する設問があります。
人物や王朝名など語句単位での間違えを指摘するので、
語句を単純に暗記するのではなく、周辺知識と関連させて覚えていきましょう。
文章の内容に関する設問は標準的な一問一答をやっていれば得点できます。
□大問5の論述問題
キーワードを3つすべて使用して200字以内で論述する問題です。
教科書の記述を丸暗記するのではなく、理解しながら覚えていきましょう。
論述はまず教科書を見ながら書いていき、200字以内で調整する練習を積みましょう。
その後、何も見ないで記述し、できあがった文章を誰かに添削してもらいましょう。
【お薦めの問題集・参考書】
知識のインプットとしては、一問一答が基本ですね。
まずは何度も繰り返して取り組むことで、
基礎語句をしっかりと覚えていきましょう。
『世界史 一問一答【完全版】4th edition』
著者 :加藤和樹
出版社:東進ブックス
そして、分野別問題集としては、
GMARCH以上の大学を目指す受験生に
とって、『HISTORIA[ヒストリア] 世界史精選問題集』
と『世界史標準問題精講』がお薦めです。
『HISTORIA[ヒストリア] 世界史精選問題集』
著者 :平尾雅規
出版社:学研プラス
『世界史標準問題精講』
著者 :松永陽子
出版社:旺文社
そして、論述対策としては、『判る!解ける!書ける!世界史論述』
や『段階式 世界史論述のトレーニング』がお薦めです。
『判る!解ける!書ける!世界史論述』
著者 :伊倉正武
出版社:河合出版
世界史の論述問題の参考書は難易度が高いものが多いですが、
この参考書は中でも入門レベルの論述対策参考書です。
問題数が多いので全て問題を解く必要はありません。
学習院大学の世界史で出題される200字程度のシンプルな論述問題を中心に
解いていきましょう。
『段階式 世界史論述のトレーニング』
出版社:Z会
(八千代緑が丘校 轟)
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