こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
今回は早慶や旧帝大レベルの難関大学に対応できる
ハイレベルな国語の参考書である『現代文と格闘する』
をご紹介致します。
著者 :竹國友康
出版社:河合出版
扱われている問題の難易度が高く、問題を解くというよりは
筆者の主張や言いたいことを読み取ることに主眼が置かれています。
掲載されている長文読解のボリュームが多いことや、
内容が難しいことから、繰り返し学習して身につけていく
ことが前提の参考書です。
また、MARCHの入試レベルの現代文の実力は身に付けた上で
取り組むことをおすすめします。
現代文の基本的な解き方が分からない段階で
『現代文と格闘する』に取り組んでしまうと、
難しすぎて学習効率が低いです。
基本的な問題は解けるようになってから
『現代文と格闘する』に挑戦するようにしましょう。
今回はそんな『現代文と格闘する』について詳しい内容や
学習のポイントをまとめました。
難関大学を志望する人はぜひ参考にしてください。
『現代文と格闘する』では、
現代文の問題を解くためのテクニックというよりも、
文章を読んで重要なポイントを正確に理解するためのテクニック
を中心に学べます。
現代文の問題では、選択肢の中から消去法で答えを選んだり、
書き抜き問題の文字数をヒントにして正解を探したりすることが可能です。
しかし、『現代文と格闘する』ではそのようなテクニックを使わずに、
文章そのものを読み取ることで筆者の主張を理解する高い読解力が
要求されます。
入試で扱われるような現代文はテーマや内容が難しいものが多いですが、
『現代文と格闘する』で解説されているテクニックに従って読んでいくと
重要な箇所がどこなのかを読み取ることが可能です。
問題文などのヒントを使わない状態で筆者が言いたい事を
読み取れるようになれば、難しい大学の入試問題も
スムーズに解けるようになります。
現代文で難易度が高い問題が出題される大学を志望する人は、
『現代文と格闘する』を繰り返し練習して
本質的な読解力を身につけていってください。
ハイレベルの読解力が身につく『現代文と格闘する』は、
全部で3つのパートから構成されています。
第1部では「ことばをイメージする」をテーマに、
現代文の入試問題で頻出のキーワードに対するイメージを深めることが可能です。
第2部の「文章を読みつなぐ」では、現代文の文章を正確に読解するための
独自のテクニックが解説されています。
第3部のテーマは「文章と格闘する」で、実際の入試問題を扱った読解問題に
取り組むという構成です。
第3部の問題は第1部、第2部の知識を使って解く形となっているため、
『現代文と格闘する』を学習する場合は必ず最初から順番に
理解していくようにしましょう。
難しい文章でも、筆者の主張やテーマを正確に読み取る方法が学べます。
『現代文と格闘する』の問題は分量、難易度ともにハイレベルなため、
初見ではほとんど解けない場合もあります。
しかし、解けなかったからといって落ち込む必要はありません。
むしろ、2周、3周と繰り返し解くことを前提に、
1周目の問題演習を通じて読解方法を理解していくことが大切です。
難関大学の入試問題と同等レベルの難問が揃っているため、
繰り返し学習することで確かな実力が身につきます。
『現代文と格闘する』を繰り返し演習すれば、
難しい文章でも筆者の意図を読み取れるようになるため、
入試の現代文で高得点を狙いたい人におすすめです。
なお、この参考書は読解をする際のプロセスが重要なため、
答えを暗記してもあまり意味がありません。
正解が答えられるかどうかよりも、
どのような考え方で文章を読んでいけば筆者の主張が読み取れるのか
を意識して学習するようにしてください。
『現代文と格闘する』の文章が正確に読解できるようになれば、
大学入試で出題される初見の文章でも対応が可能です。
繰り返し練習するのは大変ですが、入試本番までに時間の許す限り
解いて読解力を高めていきましょう。
今回は、ハイレベルな読解力が身につく現代文の参考書
『現代文と格闘する』についてご紹介しました。
この参考書を繰り返し練習することで、
早慶や旧帝大などの難関大学の現代文を解く実力が身につきます。
現代文の入試問題は選択肢などの情報を変更にして
正解が出せるものもありますが、『現代文と格闘する』
で扱われている問題ではそれらのヒントを使うことができません。
文章を読むことによって筆者の主張や考えを正確に読み取る
テクニックが解説されています。
なんとなく現代文の問題を解けてしまっていた人でも、
『現代文と格闘する』のハイレベルな読解問題に挑戦することで、
明確な根拠をもって正解が導き出すことが可能です。
難関大学の現代文で高得点を狙いたい人は、
ぜひ『現代文と格闘する』を繰り返し学習してください。
(八千代緑が丘校 轟)
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