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国語の成績を上げるコツ

こんばんは。
八千代緑が丘校 轟です。

生徒からこんな質問を頂きました。
「現代文はどうやって成績を上げればいいですか?」
と。

日本語なので一見なんとかなりそうですが、
安定して点数を稼ぐのが難しい科目でもあります。

調子のいいときは8割取れるけれども、
ダメなときだと6割くらいになってしまう……
なんて人も多いです。

では最難関の入試を突破した受験生たちは
どのように現代文の学習に取り組んできたのでしょうか!?

ファイル 4557-1.jpg

多くの難関大に合格した受験生は「解説を細かく読み込む学習」
に取り組んできた様です。

問題を解き終えた後に、解答解説が書いてある部分を
ひたすら熟読するのです。
問題文を読んでいるとき以上にその部分を読み込みます。

ほかの科目ではなかなかこのようなことはしないでしょう。
数学や理科・社会であれば、答えが合っているかを確認するくらいですよね。
英語でも、日本語訳を確認するくらいで、
「どうしてその選択肢が正解なのか」ということを細かくは分析しない
受験生が多いと思います。

しかし、国語においてはそれが絶対的に必要なのです。

なぜこの勉強法が有効なのか?
それは、国語という科目が「客観的な目線」を持つことを
求めるものだからです。

ファイル 4557-2.jpg

国語の問題の選択肢というのは、
客観的な目線がないと解けないようになっています。

よく国語の選択肢に対して「どれも正しいように感じてしまう」
「解釈によってはこの選択肢が正解でもいいのではないか」という人がいますが、
多くの人がそう考えるからこそ、国語で間違っている選択肢は
「明確に間違っているポイント」を作っています。

「正しいように感じられるかもしれないけれど、
このポイントがあるから、不正解である」と言えるように
作られているのです。

だからこそ「これが正解だ」「これが間違っている」ということが
ハッキリしています。

現代文が得意な生徒は、冒頭でもお話しした通り、
解説をしっかり熟読し、問題を作っている人がどのような意図で
選択肢を作っているのかが考えられる人だと言えます。

自分の主観的な目線をチューニングして、
「たしかにこのポイントが書いてあるんだから間違いだな」
と理解しながら勉強しています。

ファイル 4557-3.jpg

逆に国語の成績が上がらない人は、たとえばAが答えだったときに、
「なぜAが正解なのか」の部分しか解答を読まず、
「なぜ、B~Eは不正解なのか」の部分の解答を読んでいません。

そのため客観的な視点が養えずに、国語の成績が上がらないのです。

「解説を読んで、なぜその選択肢が正解で、
ほかの選択肢が間違いなのかを理解して勉強する」というのが、
国語ができるようになる近道です。

ファイル 4557-4.jpg

ぜひしっかり解説文を読んで、学習してみてください。

(八千代緑が丘校 轟)

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