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教え合うこと

冬期講習中、中学3年生は朝からお昼すぎまで
入試本番と同様のテストを行っています。
そしてテストが終われば夕方まで授業…という受験生メニュー。
集中力を使い果たしてしまいそうな日々ではありますが
春から受験生としてのメニューをこなしてきたので
しっかりこなします。

夕方授業が終わっても、明日のテストに向けての勉強。
自習室を覗くと、3年生の子がホワイトボードで明日の要点をまとめていました。
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それを見た同じクラスの友達が
「勉強になるよね。ありがたいわ~」
と一緒に勉強しています。

一緒に勉強することのメリットはいろいろあると思います。
教える人は、自分の言葉でしっかり説明ができるように知識が身につけられているかどうかを確認できますし
教えてもらう人は、自分の知っている知識と照らし合わせて定着につながる上、さらに教えてくれる人の勉強方法などを学ぶこともできます。

いいことずくしですね。

受験生になると教えあう時間というものは中々取れませんが
息抜きも兼ねて一緒に勉強するのもいいと思います。

冬期講習前半戦も折り返し地点です!
2016年を後悔することなく迎えて下さい。

(事務 西島)

今まで勉強してきたことのの徹底と理解

今日は6年シリウス(難関私立受験組)の社会を生徒さんと勉強した。受験生のこの時期は演習中心。この演習を通して、穴を見つけ出す。

仏教史は大丈夫? 江戸時代の攻略法は整理できてる?  明治初頭の流れはOK? そもそも各時代の政治史・人物による流れは完璧? 結局……結局……頭の中に歴史の世界は構築されているのか?

気候区分は? 工業都市は頭の中に入っている? 工業生産額割合のグラフ… 伝統的工芸品東海道新幹線が通過する都府県… 稲作と環境…

選挙制度はOK? 国の歳入と歳出… 国際連合… 地域紛争…

みんな穴は見つけられたかな?? 

さて、中学受験をする生徒さんなら、「なんのことかさっぱりわからん」ということは、ない!?と思う。「こんなことかなぁ」と思いうかぶことだろう。そういう生徒さんは、これまで努力してきた、ということ。自分がこれまで勉強してきたことに自信を持って(新しいことに手を出す必要はない)、テキストでも、問題集でもそれを徹底的にやりとげてほしい。ただし、表面だけなぞって分かったような気持ちになるのは、要注意。どれだけ理解が進んでいるのかがポイントだ。語れれば理解が進んでいるということ。
さて、「私は語れる!?」ようになっているか? 
「仏教史」について語れるように、これまで勉強してきたことを徹底して理解を深めてほしい。

楽しく頑張れ受験生!

田村

やられた~!

この時期だからこそ大切なもの。

「やられた~」
「くやしい~」

こういう気持ちを持てる人は、今の自分の足りないところを謙虚に認めて前に進もうとしている証拠です。

耳の痛~い、的を射た、ずぼしのことを言われたら。。。
自信がない人は…文句を言います。
自信がありすぎる人は…自分の非を認められません(逆切れとも言う?)。

本当はできるのにできなかった、そういうミスをケアレスミスと言いますが、受験生としてのこの時期絶対に許せない(ケアレスミスでは片づけられない)ミスには、こんなマークをつけます。

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採点している人に(厳格な採点基準があることを大前提にして)「この間違いは絶対に許せない」と思われたら、もうそこでアウトです。意外と入試の採点現場もそんなものかもしれません(実際に某難関高の進路指導の先生に聞いたことがあります)。極端な話、同じことが書いてあっても、字がきれいな人とそうでない人では採点官に与える印象は違いますよね。

採点をしていると、生徒さんの顔が見えてきます。自信のある科目はやっぱり…自信があるんです(当たり前ですが…)。自信のない科目は、本当に同じ人?と思えるぐらいの答案になっていることも。

入試というのは受験生の「今までの生き方(人間力)」を見ていると言っても過言ではありません。
文句を言わない、ごまかしたりしない、そういうことを一つひとつクリアした人に、最後、受験の神様は訪れると思うのです。

最後まで、踏ん張れ、
受験生。

(ismおゆみ野教室長 神田)

目で見て感じて

冬期講習2日目です。
講習中のいいところはというと、中1と中2は演習もないため1コマ当たりの授業時間が実にたっぷりとれるところ。
普段ismの理科は40分ですが、それが90分になりますから、しっかり1つ1つのことに時間をかけて説明できるのが嬉しいですね。

本日の大網では中学2年生が冬期2回目の理科の授業日でした。
単元は火山と地震。
地震には初期微動と主要動があり、それぞれ縦波と横波の形で振動が伝わってきます。
縦波ってどんな形だと思う?と聞くと、縦に揺れる波!とな。

さぁでは、講習だからこそできる「実験」です。
縦波、実際生徒にやってもらいました。
使うのはこちら。懐かしの「階段で遊ぶやつ」です。
(正式名称が分かりません。笑)
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縦波をやってみて!というと
頑張って縦に揺らしてくれました。
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しかし実はこれは「横波」なのです。
縦波はどんな伝わり方をするのかというとばねの端を太鼓をたたくように「ぽんっ」と強めに叩きます。
ちょっと写真じゃ分かりづらいのですが、縦波振動が押し出すようにばねを伝わっていきます。
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これが縦波の伝わり方。もっと詳しいことは高校物理でも習いますからその時のお楽しみに♪
実際に目で見てみると、「へぇ、こんな伝わり方なんだ」ってわかりやすいと思います。
講習ならではの目で見た授業で、生徒に少しでも印象づけられたらなと思います。

初期微動が起こり、それを観測することで地震速報が発信できて、私たちの身近な安全も守っています。
また主要動が届くまでの「初期微動継続時間」では震源からの距離も測定できるので、震源地の特定にもつながります。
身近なことにたくさん繋がっている理科。
「暗記科目」なんて思って取り組んでしまうのはもったいないと感じます。
今まで当たり前だった自然現象や日常で起こっていることの仕組みを少しでも生徒に伝えられたらなと思いながら創意工夫の日々です。

講習って時間が長いからなぁ…なんてぼやく生徒もいますが、
たっぷり時間があるからこそ伝えられる勉強の面白エッセンスを提供できるといいなと思います。
明日は合同授業から受験生たちが返ってきます。
賑やかな教室でまだまだ楽しんでいきましょう。
(教務 梅橋)

はじまりました!!

いよいよ冬期講習が始まりました。

いえ、始めました!!

中3はいよいよ入試まで約4週間。
この冬期講習は授業も演習テストも特別です。
まず今日と明日の授業は、各教室の生徒が鎌取教室と土気教室に集まる、いわゆる合同授業。
普段、順位表でしか名前を見たことのない生徒と一緒に授業を受けます。
互いに刺激を受けつつ、この2日間を過ごします。
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そして、25日からは毎回演習テスト。
これは…25日までのお楽しみにしておきましょう♪

冬期講習は、夏期講習とは違い期間が短いです。
その短い期間の間にどれだけのものを吸収できるか。
私たちの側からすると、どれだけのものを吸収させられるか。
本当に真剣勝負です。

今日の寒さからすると、春はまだまだ先だと感じるかもしれません。
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でも、大丈夫。花を咲かせる準備は着々と進んでいますよ。
ほら。
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(教務 糸日谷)

先達の言葉

実は誉田進学塾の卒業生たちは、現役塾生のために色々と心を配ってくれています。
代表的なものは卒業生の言葉。
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主に受験生に向けた、受験に関するメッセージです。
「こういうことをして置けばよかった」「この時期はこういうことに気をつけていた」「自分の苦手分野はこのように克服した」など、現役受験生にとっては自分の学習方針の参考にできる内容。
「こういうことがあったけれど、こうやって切り替えた」「周囲の熱意に対して、自分はどうだった」「部活の引退時期が遅く、周囲との差に焦った」など、先輩たちもうだったんだ、自分だけじゃないんだと安心をもらうことができる内容。
様々です。

ですが、卒業生たちは受験生だけになんて心の狭いことは言いません。
実は中1中2生にも色々なメッセージを送ってくれています。
それが追試者リスト(中3は追試がないので合格者リスト)へのメッセージです。
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時に厳しく激励するコメント、時に頑張ってきたことを誉める暖かいコメント、こうするといい等のアドバイスなど色々です。
しかし、全ては後輩たちの成長のためのメッセージ。
演習採点など全ての処理が終わったあと、その日勤務のチューターが話し合いながら色々書いてくれています。

先生たちだけでなく、塾の先輩であるチューターたちも応援してくれている!
将に怖いものなしです!
後は全力で突き進むのみ!!
中3は受験まで残り1カ月!!!
中2~小4は年度末まで残り2カ月!!!

「現在」は常に今のこの瞬間のみであり、後にも先にも存在しないものです。
しかし、月日は何もせずとも過ぎていくもの。
せっかくの「現在」です。
無為に過ごすのではなく、有意義に過ごしていきましょう!!!

(森山)

それぞれ次へ

最近は、さすがに受験生のブログが中心ですね。
確かに、そろそろいよいよ…という雰囲気が、ismユーカリが丘でも出てきています。


中3ばかり注目があつまりますが、実は、中2、中1、小6…も、それぞれ新しい学年が見えてきている時期です。

新しい学年に向けて、ワクワクする気持ちが多少はあるのではないでしょうか。
来年、受験生となる、現中2。
私は、現中2にもワクワク感を持ってほしいと思っています。
自分の力でチャレンジする経験を楽しみにしてほしいです。


今日は、中2は2人の頑張りをみました。

Sくんは、ちょっと早めに来て、追試を受けました。自主的に来たそうです。
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Oくんは、休み時間のわずかな時間を使って、冬期講習中に終わらせる目標になっている課題を進めています。
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高校入試でうまくいくために、もちろん中2時点での学力も大切です。
しかし、それと同じくらいか、それ以上に、自分の意志でやる子になる、ということが大切です。

私たち周りができるのは、気付かせる機会を与えることだけです。
掴み取ることができるのは生徒自身だけです。
無理やり言い聞かせることは無意味です。
 
 
中2を見ていて、結構しっかりしているな、と感じています。
中3だけでなく、君たちのこともしっかり見ていますよ。応援しています。

(ユーカリが丘 副教室長 島村)

全力勝負

昨日の鴇田先生のブログにもあるように、入試スタートまで1ヶ月を切りました。そして来週からはいよいよ冬期講習が始まります。
よく言えば自然体、悪く言えば受験生になりきれていない大網の中3生もこれで加速できるかな…?

2日間の合同授業から帰ってきたら、6日間連続、合計6000点のテストで競争です。この競争を「真剣」に「楽しんで」ほしいというのが私の希望。入試が近づいてきたことに対する緊張感をもっと持ってほしい。でも、それは悲壮感とイコールではありません。経験した大人ならわかりますよね。たかが入試。これによって人生は決まりません。だからといって手抜きではつまらない。一生懸命の勝負を楽しむ、そういう生徒こそ、入試の最後の瞬間まで伸びていきます。
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一生に一度しかない高校入試を目いっぱい楽しんで、そしてその楽しさを次の世代に伝えてほしい。
そのためにも、今は全力で勝負あるのみ!
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【教務 森賀】

強い磁場

「空気を感じる」って、まさにこういうことでしょうか。

今日の夕方、中3受験生の自習の部屋に入ると、ピリッと張りつめた雰囲気を感じて、一瞬ドキッとしました。

最近の自習室は、いつもこんな感じ・・・ 

とは言えないのですが、今日は普段とはちょっと違った空気を感じました。

今日は12/17。私立前期入試が始まるまであとちょうど1カ月。

だからなのでしょうか?

生徒たちは、いつもよりも黙々と、普段よりも真剣に、それぞれの課題に取り組んでいたのです。

普段なら「おっす」なんて感じで入っていく私なのですが、今日はその「お」を言おうとする直前に、何ももの言わせないような雰囲気を感じ、ドキッとされられ、何も言えなくなってしまったというわけなんです。

「受験生一人ひとりが真剣に取り組むことで生まれる、まるで『強い磁場』がそこにあるかのような張りつめた空気」

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授業前の彼らのこんな姿を見て、「よし、大丈夫。もうこの子たちなら立派に受験を乗り切れる。」って確信しました。

来週からは冬期講習。

そして年が明ければすぐに入試はやってきます。

それまでこの強い磁場を崩さぬように、私自身も気を張っていこうと思います。

ism誉田教室長 鴇田

かけぬけろ!

冬期講習、一週間前です!
いよいよ来週は冬期講習が始まります。

その講習が過ぎれば、あっという間に年末年始。
2015年のやり残しは、減ってきていますか?

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中3はきっと、年内に終わらせたい目標があるのではないかなと思います。
「FCを二周する!」
「過去問を全て3年分は解く!」
などなど。

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受験には、その入試当日まで区切りがありません。
それこそ、私立の一校目が終わっても、受ける高校によってはこれからが本番!
自分が本命の高校が終わるまでは、走り続けていきましょう!

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走り続けるということは、「ここまでにこれだけ!」という中間地点を見逃してしまう可能性があります。
なので、自分で「区切り」をつくって、メリハリをつけていくことが大切です!

「区切り」がないと、ペースがつかめなくなることがあります。
だらだら~っと数学だけ、英語だけとならないように、バランスよく進めていきましょう。
ただし、自分の中で「これをしっかりやっておこう!」という重点をおきたいものがあるなら、自分のペースを崩さないように。

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勉強を進めていくうえで、これからは「自分を信じる」ことを大切にしてください。
入試本番の時には、「自分を信じる」ことが一番の力になります。

テストを受けている時は、みんなひとりです。
教室にいる仲間とは、受験番号や受験教室の関係で、バラバラになることの方が多いと思います。
ですが、これまで同じ気持ちでがんばってきた仲間との時間、自分が今までやり続けてきたことが、自分を支えてくれるはずです。

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最後まで、あきらめずにがんばること。
自分を信じること。
それを胸に、かけぬけていきましょう!!

(教務 風野)