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東京科学大学 物理(理工系) 2025

こんばんは。
八千代緑が丘校の轟です。

東京科学大学 物理(理工系)を解いたので、
今回のブログでは、その講評について
書かせて頂きたいと思います。

数学と同様に、問題の分量は減少し、
難易度は易化したと思います。


【総評】
大問は例年通り3題、第1問が力学、第2問は電磁気学、
第3問は熱力学でした。
小問数は24で昨年とほぼ同じでしたが、問題文のボリュームが
減少し、必要な計算量は減少しました。

力学で向きの選択の小問が2つ、電磁気学ではグラフの選択問題、
熱力学では空所補充形式による誘導付きの小問が3つ(空所は5つ)
ありました。

全体として丁寧な誘導が付いており、流れに乗れば無理なく
解き進められますが、ところどころで計算力も試されます。

【特記事項・トピックス】
熱力学において、2022年度、2024年度に引き続き、ポアソンの法則を
使用する小問で、問題文に式が与えらていませんでした。
また、実在気体に関する小問が、誘導付きで出題されました。
電磁気学のグラフ選択問題は選択肢が19個用意されていました。
(多すぎでしょ!?)

【合格への学習対策】
目新しい設定や典型的でも、一工夫ある設定に対し、自立して問題解決
できるかを問うのが東京科学大学(理工系)の物理の問題ですから、
典型問題の答に直結する公式を暗記しても通用しません。

目新しくてどうなるかわからなくても、その場で自立して解き始めるためには、
常に物理法則に戻って考え始められるように訓練する必要があります。

出題形式が穴埋め記述式でも対策は変わりません。
穴埋め問題の空欄を含む文章は、必要な物理法則から未知量を解くための
プロセスが出題者の言葉で表現された文章であるため、どのような文章構成で
出題されても、自分で法則を展開できる力がなければ、確実に解くことはできません。

また、単純な計算力も大事な要素になります。
同じ結果を導くにしても、なるべく計算量の少ない方法を普段から追及しておくことも
大切です。


【設間ごとの単元・難易度】
(難易度は、難・やや難・標準・やや易・易の5段階でつけました。)

第1問
 単元 :力学
 難易度:やや易

第2問
 単元 :電磁気学
 難易度:やや易

第3問
 単元 :熱力学
 難易度:標準


(八千代緑が丘校 轟)

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東京科学大学 数学(理工系) 2025

こんばんは。
八千代緑が丘校の轟です。

東京科学大学 数学(理工系)を解いたので、
今回のブログでは、その講評について
書かせて頂きたいと思います。

明らかに、問題の分量は減少し、
難易度は易化したと思います。


【総評】
近平は難易度の高い問題の出題が続いていましたが、
昨年・今年と続けて難易度は穏やかになりました。

今年も大問5つに対して設問数が合計15個(昨年13個)
と多く、全ての大問が誘導・ヒントのある形式なので、
取り組みやすいと思います。

数学が苦手な高校生でも(1)から手が出ないという大問はなく、
数学が得意な高校生なら高得点を狙える問題のセットでした。

大問2はやや答案が書きづらく、大問4は式変形の難しさがありますが、
極端な難問はないので、どの大問も完答を目指せるレベルです。

また、設問数が多いので、完答した大問がなくても5割程度の得点の確保は
不可能ではないと思います。
よって、この問題セットであれば、6割~7割の得点を目指したいところです。

出題分野は「数学Ⅲの極限、微分、積分」、「ベクトル」、「数列」、「確率」
で昨年までの東京工業大学の出題傾向通りでした。


【特記事項・トピックス】
今年は頻出分野の複素平面の出題はありませんでした。
また、昨年は出題のなかった空間・立体の問題が復活しました。
大問5題中4題で「数学Ⅲの極限、微分、積分」の知識が問われている
ことも特筆すべきことだと思いました。

【合格への学習対策】
「数学Ⅲの極限、微分、積分」と確率、整数が頻出分野です。
また、近年、複素平面やベクトルが出題されることが多いです。
まずはこれらの分野に苦手意識を持たないように学習を進める必要があります。
また、傾向に偏りはあるものの、2022年、2021年のように傾向から外れる
こともありますので、全分野を万遍なく学習した後に、頻出分野を中心
とした演習を重ねるのが良いと思います。


【設間ごとの単元・難易度】
(難易度は、難・やや難・標準・やや易・易の5段階でつけました。)

第1問
 単元 :積分(数学Ⅲ)
 難易度:標準

第2問
 単元 :ベクトル・三角関数(数学C・数学Ⅱ)
 難易度:やや難

第3問
 単元 :確率・数列・極限(数学A・数学B・数学Ⅲ)
 難易度:やや易

第4問
 単元 :数列・三角関数・極限(数学B・数学Ⅱ・数学Ⅲ)
 難易度:標準

第5問
 単元 :微分(数学Ⅲ)
 難易度:やや易

(八千代緑が丘校 轟)

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よいスタートダッシュを!

大網白里校の小林です。

週末は比較的暖かくなりました。夜や朝も過ごしやすかったですね。
ですが、週明けはまた冷え込むそうで、天気も崩れやすいのだとか。
天気が変わりやすいのも春らしさですが、風邪をひかないようにお気を付けください。

さて、大学受験も最終盤です。
受験生はすでに進学先を決めた人も、
まだチャレンジが残っている人も、様々います。
ひとり一人が少しでも悔いの残らないよう、応援するばかりです。

一方、新高1の皆さんは、高校受験を終えて、
高校への思いを馳せているところだと思います。
公立高校入試が終わってはやくも10日余り。
合格発表を待つ人も多い中、高校準備講座に励んでいる生徒が大勢校舎に来ています。

ファイル 4805-1.jpg

こちらは学習の記録シート、「Will」です。
取り組んだ授業の進捗が記録されています。
公立高校受験者でも、すでに英語と数学、2講座が終わりそうなところまで進んでいます。速い!

ファイル 4805-2.jpg

こちらは私立受験で、早めに高校準備講座に取り掛かった生徒のWill。
もう3講座が終わり、4講座目に入りました。
先取りはばっちりですね!すばらしい!
意欲的に勉強に取り組んでくれるのは本当にうれしいことです。

ついこの間まで高校受験に向かって頑張り続けていた人たちなので、
その火を消さずに高校生活まで走り続けることができれば、きっといいスタートが切れます。
応援しています。

(大網白里校 小林)

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