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東京科学大学 数学(理工系) 2025

こんばんは。
八千代緑が丘校の轟です。

東京科学大学 数学(理工系)を解いたので、
今回のブログでは、その講評について
書かせて頂きたいと思います。

明らかに、問題の分量は減少し、
難易度は易化したと思います。


【総評】
近平は難易度の高い問題の出題が続いていましたが、
昨年・今年と続けて難易度は穏やかになりました。

今年も大問5つに対して設問数が合計15個(昨年13個)
と多く、全ての大問が誘導・ヒントのある形式なので、
取り組みやすいと思います。

数学が苦手な高校生でも(1)から手が出ないという大問はなく、
数学が得意な高校生なら高得点を狙える問題のセットでした。

大問2はやや答案が書きづらく、大問4は式変形の難しさがありますが、
極端な難問はないので、どの大問も完答を目指せるレベルです。

また、設問数が多いので、完答した大問がなくても5割程度の得点の確保は
不可能ではないと思います。
よって、この問題セットであれば、6割~7割の得点を目指したいところです。

出題分野は「数学Ⅲの極限、微分、積分」、「ベクトル」、「数列」、「確率」
で昨年までの東京工業大学の出題傾向通りでした。


【特記事項・トピックス】
今年は頻出分野の複素平面の出題はありませんでした。
また、昨年は出題のなかった空間・立体の問題が復活しました。
大問5題中4題で「数学Ⅲの極限、微分、積分」の知識が問われている
ことも特筆すべきことだと思いました。

【合格への学習対策】
「数学Ⅲの極限、微分、積分」と確率、整数が頻出分野です。
また、近年、複素平面やベクトルが出題されることが多いです。
まずはこれらの分野に苦手意識を持たないように学習を進める必要があります。
また、傾向に偏りはあるものの、2022年、2021年のように傾向から外れる
こともありますので、全分野を万遍なく学習した後に、頻出分野を中心
とした演習を重ねるのが良いと思います。


【設間ごとの単元・難易度】
(難易度は、難・やや難・標準・やや易・易の5段階でつけました。)

第1問
 単元 :積分(数学Ⅲ)
 難易度:標準

第2問
 単元 :ベクトル・三角関数(数学C・数学Ⅱ)
 難易度:やや難

第3問
 単元 :確率・数列・極限(数学A・数学B・数学Ⅲ)
 難易度:やや易

第4問
 単元 :数列・三角関数・極限(数学B・数学Ⅱ・数学Ⅲ)
 難易度:標準

第5問
 単元 :微分(数学Ⅲ)
 難易度:やや易

(八千代緑が丘校 轟)

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