こんばんは。
八千代緑が丘校の轟です。
東京科学大学 物理(理工系)を解いたので、
今回のブログでは、その講評について
書かせて頂きたいと思います。
数学と同様に、問題の分量は減少し、
難易度は易化したと思います。
【総評】
大問は例年通り3題、第1問が力学、第2問は電磁気学、
第3問は熱力学でした。
小問数は24で昨年とほぼ同じでしたが、問題文のボリュームが
減少し、必要な計算量は減少しました。
力学で向きの選択の小問が2つ、電磁気学ではグラフの選択問題、
熱力学では空所補充形式による誘導付きの小問が3つ(空所は5つ)
ありました。
全体として丁寧な誘導が付いており、流れに乗れば無理なく
解き進められますが、ところどころで計算力も試されます。
【特記事項・トピックス】
熱力学において、2022年度、2024年度に引き続き、ポアソンの法則を
使用する小問で、問題文に式が与えらていませんでした。
また、実在気体に関する小問が、誘導付きで出題されました。
電磁気学のグラフ選択問題は選択肢が19個用意されていました。
(多すぎでしょ!?)
【合格への学習対策】
目新しい設定や典型的でも、一工夫ある設定に対し、自立して問題解決
できるかを問うのが東京科学大学(理工系)の物理の問題ですから、
典型問題の答に直結する公式を暗記しても通用しません。
目新しくてどうなるかわからなくても、その場で自立して解き始めるためには、
常に物理法則に戻って考え始められるように訓練する必要があります。
出題形式が穴埋め記述式でも対策は変わりません。
穴埋め問題の空欄を含む文章は、必要な物理法則から未知量を解くための
プロセスが出題者の言葉で表現された文章であるため、どのような文章構成で
出題されても、自分で法則を展開できる力がなければ、確実に解くことはできません。
また、単純な計算力も大事な要素になります。
同じ結果を導くにしても、なるべく計算量の少ない方法を普段から追及しておくことも
大切です。
【設間ごとの単元・難易度】
(難易度は、難・やや難・標準・やや易・易の5段階でつけました。)
第1問
単元 :力学
難易度:やや易
第2問
単元 :電磁気学
難易度:やや易
第3問
単元 :熱力学
難易度:標準
(八千代緑が丘校 轟)
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