こんばんは。
八千代緑が丘校の轟です。
今日はAくんから化学の質問がありました。
電池に関する問題で、問題文にこのような記載がありました。
『電気エネルギー[J] = 電圧[V] × 電気量[C] × 時間[s]』
と。
Aくんは「電気エネルギ―って何ですか?」
と質問をしてくれました。
電気エネルギーの値の計算方法は問題文に記載の通り
ですが、その問題を解く際に、単に、上記の式に
数値を当てはめて計算すれば良いわけではありません。
ですから、Aくんは
『そもそも、電気エネルギ―とは何だろうか?』
と疑問に感じたのです。
そこで私は
「では、電圧E[V]の電源から、電流I[A]を供給した際に、
電源は1[s]当たり、どれだけのエネルギーを回路に
供給しているのかはわかりますか?」
とAくんに質問を投げかけました。
そうするとAくんは
「えっ? EとIを使って、1[s]当たりのエネルギーを
計算できるんですか?
公式として電荷Qと電圧Eとの積で算出できることは
覚えているんですけど…」
と返答してくれました。
そこで私は『なるほど、そういうことか!!』
とピンと来ました。
『電流I[A]の定義を理解できていない』
ことの気が付きました。
そこで、Aくんに
「電流の定義は覚えてる?」
と聞くと、Iが出てくる公式は覚えていても、
式一つ一つの意味や、用語の定義までは
理解できていないということでした。
そこでAくんには
『電流とは何か、電圧とは何か、
電源が回路の供給するエネルギーは
どのように考えると良いか』
を塾の本棚にある物理の参考書で調べながら
考えてもらうことにしました。
私が手取り足取り教え込むよりも、
Aくんが自ら調べて、内容を整理した方が、
しっかりと理解ができるようになるからです。
参考書とにらめっこしながら、真剣に考えるAくん。
段々と理解が進んでいき、ついに
『わかった!』
という状況になりました。
Aくんは無事に、ちゃんと自分の力で、
理解することができました。
Aくんが、誤解なく、しっかりと理解できているかどうかを
確認し、理解が甘いところは補足説明をさせて頂きました。
このように、質問対応では、
生徒たちが自分のわかっていないところに気づいてもらい、
そして、自力で解決するように努めてもらい、
そして、本当に理解できているかどうかを最後に
確認するようにしています。
「わからない」ということ自体は決して気持ちの良いものでは
ありませんが、ただし、壁にぶつかったときこそ、
その壁を乗り越え、学力を伸ばす絶好のチャンスです。
ですから、躓いたときは、心折れるのではなく、
しっかりとサポートしますから、それを乗り越えることで
成長していきましょう!
(八千代緑が丘校 轟)
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