こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
学校推薦型選抜や総合型選抜を受験する
生徒から、自己推薦書の書き方についての
相談が増えてきました。
そこで、今回は、自己推薦書の書き方について
書かせて頂きたいと思います。
【自己推薦書とは】
自己推薦書とは、「自分がどんな人間か」を出願大学へアピールし、
あなたが入学にふさわしい人物であることを説得するための書類です。
【自己推薦書と自己PRの違い】
自己推薦書と自己PRの違いについて説明します。
自己推薦書と自己PRの違いは、「書く目的」の違いです。
まず、自己推薦書は、あなたを志望先の大学に推薦することです。
つまり、あなたが志望先の大学の入学にふさわしいことを
説得するための文章です。
一方で、自己PRは、自己紹介を通してあなたがどんな人物であるかを
知ってもらうことを目的に書きます。
自己推薦書で見られるのは、あなたを大学に入学させたあとの
メリットがあるのかどうかです。
どんなに魅力的な自己PRができていても、大学側にメリットがないと
判斷されてしまうと評価が不利に働きます。
志望先の大学の校風や建学理念などをよく調べて、
志望校の雰囲気にあなたがどれくらいフィットしているのかを
伝えましょう。
【自己推薦書と志望理由書の違い】
自己推薦書と志望理由書の違いについて紹介します。
自己推薦書と志望理由書の違いは、伝える「内容」の違いです。
まず、自己推薦は、自己アピールを交えながら志望先の大学の入学に
ふさわしい人物であるかを書きます。
自己推薦書では、あなたの高校時代の経験や性格・特技などを紹介を
通して大学との相性の良さなどを伝えましょう。
一方で、志望理由書は、あなたが大学を志望する理由を書きます。
そのため、志望理由書では「大学で何を学びたいのか」
「なぜ志望校の大学に入学したいのか」について伝えましょう。

【自己推薦書を大学が提出させる理由】
大学が自己推薦書を提出させる理由は、自己推薦書を通して
「あなたがどのような人物なのか」を見るためです。
総合型選抜(AO入試)などの推薦入試は、受験生の「学力」だけでなく、
「人物面」を重視して選考を行う選抜方法です。
人物面とは、「大学が求める人物像とマッチしているかどうか」ということですが、
それを判断する材料として自己推薦書があります。
そのため、どれだけ評定平均や活動報告書などで高校時代の成績や
ボランティア活動などをアピールできたとしても、
それらの経験から何を学んだのかをアピールし、
その経験が志望先の大学生活においてどのように活きるのかを
説明できなければ、内容が薄いと判斷されてしまうと考えた方がいいでしょう。
大学は、調査書に記載されている担当教員・高校からのコメントも
もちろん参考にしていますが、一番重視しているのは、
やはり本人の言葉で作られた「志望理由書」や「自己推薦書」です。
アドミッションポリシーなどを見ながら、大学に合わせるだけでなく、
自分の言葉で自己推薦書を書いていきましょう。

【自己推薦書を書く前に準備すべきポイント】
<1.大学のことを知る>
自己推薦書を書く前に、あなたの志望大学について知りましょう。
大学には「建学の精神」「校風」「大学独自のプログラム」など
さまざまな特色があります。
これらの大学独自の特色を踏まえて自己推薦書を書くことで、
採点者の評価が上がります。
大学の特色に合うように、自分を推薦する内容を書きましょう。
たとえば、大学の建学理念に「反骨精神」があるとします。
その場合は、日常生活の中で、あたりまえとされていることへの
疑問を見つけるような姿勢があるとアピールすることで、
大学の雰囲気に合っているという評価につながります。
<2.自分ことを知る>
次に、自分のことを知りましょう。
自己推薦できる内容を過去の経験から抽出しよう
自己推薦書を書くためには、自分のことを知らなければ書けません。
なぜなら、書くための材料は自分の過去にしかないからです。
これまでの人生を、モチベーショングラフなどの手法を用いて
自己分析を行いましょう。
モチベーショングラフとは、幼少期から現在までの人生の出来事と
その時の喜怒哀楽を折れ線グラフであらわすものです。
モチベーションの作成を通して、モチベーションの源泉を知ることができます。
それが志望校の大学の志望理由とどのように結びつくのかを文章にしましょう。

【自己推薦書の書き方5ステップ】
<自己推薦書の書き方(志望理由書がある場合)>
STEP1:書くべき内容の整理
何を書くべきか、志望先に何を伝えたいのかを整理しましょう。
自分の人生の経験の中でアピールポイントを棚下ろしして、
在庫管理をするイメージです。
モチベーションなどを用いて自己分析をすることで伝えたいことが
見えてきます。
STEP2:志望理由を整理
志望理由と自己推薦書がセットになっている場合、これまでの経験と
志望理由に一貫性が必要です。
そのため、これまでの経験が大学の学びとどのようにつながるのか、
という観点でリサーチを行いましょう。
STEP3:書く要素の決定
自己推薦書には、かならず具体的なエピソードが必要です。
エピソードに起承転結をつけて、その経験を通して何を学び、
何を得たのかを書きましょう。
そのための構成を考えていきます。
STEP4:書く
実際に書きます。
決めた通りの順序で書いていきましょう。
実際に書いてみると、字数が足りなかったり、
オーバーすることがあります。
その際にはSTEP3に戻って、もう一度内容の吟味から始めましょう。
STEP5:添削してもらう
書いた内容を客観的な評価をしてもらえるように添削してもらいましょう。
日本語の体裁、文法事項、言葉遣いなどが適切かどうかも含めて
添削してもらう必要があります。
誤字脱字などはもってのほかですので、添削でなくしましょう。

今回のブログでは、自己推薦書の書き方について
書かせて頂きました。
生徒の皆さんは、自己推薦書を書いたら
是非、一旦見せてください。
相談しながら、内容をブラッシュアップ
していきましょう!
(八千代緑が丘校 轟)
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