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小4の勉強

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今、小学生はPUT(塾の勉強内容のテスト)の期間です。
授業前、何も言わずとも、勉強しています。
 
 
いざ、これからスタートというときのやり取り…

島村「じゃあそろそろやるよ。○○くん、○付けしていないのか~。残念ながら、時間切れだね。」
生徒「え!? ○付けしないとダメですか? こんなにやったのに~(ノートをパラパラと何ページも)。」
 
オオ・・・。そういう状態か…。
 
なかなか残念ですよね。
いいチャンスだったので、あらためて、勉強の仕方を話しました。
 
①問題を解く
②○付け
③直し・解き直し
 
大きく分けて3ステップあるのでしょうが、①②だけで満足している人は、いくらやっても、できるようになりませんよね。
 
小4くらいだと(ひょっとしたら中学生も?)、良くわかっていない生徒が多いです。
ちゃんとやり方まで見てあげないといけませんね。
 
続き…
島村「②までやって、やっと何ができて何ができないかわかるでしょ? ③までやって初めて勉強になっているよね。でも、①すらやっていない人は、PUTの結果が悪いことをどう反省することになる?」
生徒「『勉強していなかったから、できなかった』」
島村「それは、全く意味ないよね。少なくとも○○さんは問題を解くところまでやったのだから、今回のPUTの結果を見て『③までやらなきゃやっぱダメだなぁ』と次に活かせるチャンスとして、今回のPUTには取り組もうね。」
 
 
テストの結果より、中身です。
同じように宿題も、結果より、中身なので、終わっている・終わっていないよりも、深いところを見てあげるといいかなと思います。

(ユーカリが丘副教室長 島村)

月曜日のsiriusユーカリが丘

毎週月曜日、鎌取教室と土気教室に加え、
siriusユーカリが丘も開校しています。

月曜日だけは、普段と異なり、
東進衛星予備校ユーカリが丘校(京成ユーカリが丘駅改札より徒歩30秒)の校内で5年シリウスの授業を行っています。

月曜日の国語は私が担当しておりますが、
Nくんは、記述問題など、じっくり考えなければ問題を解けない場面に直面したとき自力でなんとかしようとするのですが、そういう彼の姿勢を見ていると、
近くにヒントを出し合ったり、競い合うライバルがいない(校舎初のシリウス生)という特殊な環境の中でよく頑張っているな、と感心します。

本日の漢字テストの様子、真剣にやっていますね。
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これからの授業も楽しみです。

(教務 白鳥)

覚悟を決める

下の辻先生の記事で書かれていますが
今中学3年生は受験に向けて先生と保護者の方と三者面談を行っています。

まだ面談をしていない人から「何を話すの~?」とよく聞かれるのですが、それは当日までのお楽しみです。
怖いものでもないし、楽しいものでもない。
ただ自分を見つめなおす時間と考えてもらえれば良いのではないでしょうか。

私も昔々は受験生でした。
それまで部活を頑張っていて、勉強は定期試験前だけ。
成績もそんなに良いわけではありませんでした。
それでも、受験生になってからたくさん勉強しました。
どうしても行きたい学校があったのです。
でも、どれだけ勉強しても結果が出ない、成績が上がらない。
最後模試の志望校判定もE判定。
絶対に合格できないと言われていました。

そんな中でも泣きながら、勉強を続けていました。
受験の苦しみの中にいる人はわかると思うのですが、
どんなに何かに悩んだところで何も変わらない。
投げ出すことも、逃げ出すことも許されません。
最終的には自分に返ってくるのですから。
結局すべては勉強するかしないか。
そこに至ります。

そんな窮地に追い込まれて勉強していると苦しいです。
でもそうしていると見えてくるものもあります。
それが覚悟です。

これからどうするのか。
どういう選択をするのか、どういう可能性にかけるのか。

もしダメだったら…そんな不安もあります。
でもそれも最後に受け止めることが覚悟を決めることです。
受験面談ではそんな話をすることと思います。

どうか、最後までやり切ってみて下さい。
そうしたら、きっとどんな道を選んだとしても後悔することはないと思います。
私は事務スタッフなので
勉強を教えたり、みんなと面談して進路を導いてあげることもできません。
けれど、最後まであきらめないでほしいという気持ちだけは誰に対しても抱いています。
みなさんのこれからの受験を応援しています。

(事務 西島)

実力は如何ほどに

2日連続で同じスタッフのブログですが、ご容赦ください。

今週から小学生はPUT(Power Up Trial)が実施されます。
PUTとは、誉田進学塾で独自に作った小学生用のテストです。
塾での授業内容がどれほど理解できているのかを確認する大事な模試となっています。

これが実はなかなかの難易度。
学校で行っている確認テストよりも、かなりレベルが高くなっています。
当然、ノー勉で挑めるような甘いものではありません。
ではなぜそれほどの難易度にしているのか。


それは、小学生の内から「テスト勉強」の習慣をつけるためです。
自分で目標点数を定め、
それまでに必要な課題に取り組み、
そしてテスト本番で結果を出す。
中学生以降になると当たり前になるこの習慣を、
誉田進学塾では小学生の内から定着させていこうと、指導しています。

もちろんいきなりすぐできるようになるものではありません。
ですので小4の頃から、ゆっくり、しかし確実に進めていきます。

生徒たちには

「どのくらいできるようになったのか、実力を見せて下さい!」

と言っています。
さらに、お互いに競い合いながら、切磋琢磨していきます。
来週に控えている残りの科目も、頑張ってもらいたいです。

【ism大網副教室長 辻】

寒くなってきました

10月に入ってしばらく経ちました。
ようやく暑さが和らいできた……なんて思っていたら、月曜日から急に寒くなってきました。
季節の変わり目は体調を崩しやすいです。
特に受験生は、体調管理には十分注意してほしいものです。

そしてそんな時期と重なるのが、中3の受験面談です。

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面談時期になると現れる「面談中」カード

鎌取・おゆみ野・ちはら台方面では先週から、
誉田・土気・大網方面では今週から、
そしてユーカリ方面では来週から始まります。
我らがism大網でも、一昨日から始まっています。

生徒と保護者と教務スタッフで行うこの受験面談。
ひとり一人に対して時間をかけてじっくり行います。
生徒自身が自分の目標に向けて突き進む覚悟を固める、大事な大事な面談です。
私たちスタッフも全力で臨みます。

寒くなってきて、気候も受験に近づいてきています。
ますます力が入ってくる、そんな時期です。

【ism大網副教室長 辻】

最強のテキストとは

中1は本日、社会の授業でした。
今回から地理に代わって、歴史が再開です。
塾で教えていることは誉田進学塾の理念でもある
「学問に王道なし」「王道を往く」
本質を知ってこそ、太い幹ができ、学問の深さや面白さを感じることができます。
塾ではテキストを使って、解説したり、問題演習をしていますが、最強のテキストとは一体何でしょうか?

それは皆さんが持っている学校の教科書です。
私自身が中学生のときは全く面白さを感じなかったのですが、勉強してから見てみると、こんなに良くできたテキストは無いと感じます。
以前と比べ、その出来事が起きた理由やその後どうなったか、など
かなり詳しく書いてあります。
入試で求められるのは、因果関係、流れ、内容自体が理解できているかという力です。
ひととおり既習範囲を勉強した中3生もぜひ読み返してください。
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(ismちはら台副教室長 柏原)

全国統一小学生テスト窓口受付開始!

小1~小6までが受けられる「全国統一小学生テスト」は誉田進学塾WebSiteで9月20日から受け付けを行っていましたが、本日からいよいよ…
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*誉田進学塾小中学部各校舎でも窓口受付が開始しました!
全国統一小学生テストののぼりを目印にぜひお越しください。
(上の写真は鎌取教室前の写真です。強風・降雨時はしまってしまいますが、それでも受付は行っています)

昨日は授業の合間の休憩時間中に、中学生の塾生から「弟(妹)
が小学生テストを受けたいんです」と申し込みの希望を受けました。
もし、小学生のご兄弟がいらっしゃったら、気軽に受付にお声がけくださいね。

全国統一小学生テストの受験した後、保護者の方から「全国統一小学生テストを受けてから、毎日かかさず計算練習をするようになりました。自分で”がんばる”といっているんですよ」
とお聞きしました。

コマーシャルで「そのテストはボクの中の何かを変えた」と言っているように、全国統一小学生テストを受けてみて、勉強の楽しさ・むずかしさを感じるきっかけになれば、こんな素晴らしいことはありません。
もし誉田進学塾でテストを受けていただいたら、なおいっそう嬉しいです。

現在も誉田進学塾WebSiteよりたくさんのお申し込みをいただいています。

まだテストの受付ははじまったばかりです。小学生の皆さん、運動会・音楽祭もがんばって、ぜひ全国統一小学生テストもチャレンジしてみてくださいね。
お申し込み・お問い合わせお待ちしております。

(事務 小林かおり)

質問対応

秋といえば、いろいろな秋がありますが、もちろん誉田進学塾では学問の秋です!ここ土気教室でも受験生の中3はもちろん、小学生も熱気いっぱいです。

小5・小6の授業がある火曜日は、算数の質問対応で理系スタッフひっぱりだこです。テキストを抱えた小学生が順番待ちで並んでいるのも恒例のものです。
特に今日は秋休み最終日、そしてPUT直前ということで、算数の質問がいつも以上にた~っくさんです。

さて、この質問対応も教務スタッフの技量の差が表れるところです。
というと、「わかりやすく教えてくれる」スタッフがいいのかと思われますが、実は誉田進学塾としてはNGなのです。

私たちの目的は、自分の力で未来を切り拓く人を育てることです。
「自分で解決できる」ためには「自分で考える」ことが不可欠。
いかに「自分で考えさせる」かが私たちの教務力なのです。

とはいえ、相手は小学生。ただやってごらんでは動けません。
生徒がどこで躓いているのかを察知し、いかに自分で気づくように仕向けられるか。ヒントをどこまで出していいか、とても加減が難しい。

「この前の授業休んだのでわかりません」は基本的に門前払いです。休んだらテキストのその範囲は自分で読んで問題(宿題)もやってくるのが原則。対応は冷たく感じるかもしれませんが、ここは心を鬼にして。学習が受け身かどうかはその後に大きく影響します。「小善は大悪に似たり」

もっとも、土気教室では宿題をしっかりやってきたうえで、「解答のこの業のこの式がこうなるのが納得いきません」「私はこう解いたのですが、この解き方はどうでしょうか」というような質問が多くて無碍にできません。う~ん、うれしい悲鳴か…。

【教務:森賀】

難関高校受験研究会Final Program

土気教室よりお送りします。

本日土気教室では中3保護者向けの難関高校受験研究会Final Programを開催いたしました。
ご来場の際はあいにくの天気でしたが、多くの保護者の方にお越しいただき、誠にありがとうございました。

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研究会では受験の併願パターン、公立入試の内申点の扱いについて、入試日程など、保護者の方と共有しておくべき内容を教室長の石崎、副教室長の石井がお話しいたしました。

また、受験を間近に控えたとき、子供にどのように接してあげるべきか、フォローしてあげるべきかを代表の清水よりお話をいただきました。

この面談が終わると、本格的に保護者・生徒・教務との三者面談が進んでいきます。
生徒向け・保護者向けの受験研究会を通して、ご家庭で今一度受験について話合われたことと思います。
その目標校に対してどのように勉強を進めていくか、受験の仕方をしていくかを面談でアプローチしていきます。

保護者の方が研究会に参加しているとき、自習に来ている中3生が何人かいました。
この瞬間、お母さんがいないから遊び放題、とゲームにふけっている人は自習をしている人と差がついてしまったわけです。
泣いても笑っても受験日はやってきます。今この一瞬一瞬の時間が惜しいと思えるかどうかがカギです。

最初の受験日、私立前期1日目の入試まで後…

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(教務 中島)

「当てる」勉強ではなく、「当たる」勉強!!

私のお話になってしまいますが、高校時代は弓道部に所属していました。
小さいころにジブリ作品の「もののけ姫」を観てから、「弓ってかっこいい!」とずっと憧れていました。
弓道を、どうしてもやりたくて高校を選んだくらいです。

そうして念願の弓道部に入り、とても充実した高校三年間を過ごしました。

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そこで、初めて知ったこと…そして、とても目からうろこだったことがあります。
今でも、しっかり覚えています。

「弓は、『当てる』のではなく『当たる』ようにすること」

弓道は、的に向かって矢を放ち、ぱんっと射当てる競技です。
はたから見ると、要するに的に矢が当たればいい、と思ってしまいますよね。
私自身も最初そう思っていたのですが、弓道部に入って練習を続けていくうちに、そうではないということを知りました。

つまり、「正しい構えをすれば、おのずと矢は的に当たる」のです。

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これを知った時、何か頭の中でぱしっと響いたものがありました。
そもそも、弓道というのは、いきなり的を射る練習をするのではありません。
大抵、最初は「射法八節」という動きを学ぶことになります。
的を射るために行う八つの動きを、実際に的前に立つ前に身に着けなければならないのです。

格好よく的を射たいと思っている側としては、この動きを学ぶのはとてももどかしく大変で、早く的の前に立ちたいと思ってしまいます。
ですが、実際に的前に立って見ると、この動きのいかに大切なのかが分かってくるのです。

的前に立つと、人は「的を射なければ!」と躍起になります。
そうすると、あれだけ練習した「射法八節」も崩れていくのです。
こうなると、形が悪いだけでなく、的を射るのも難しくなります。
例えあたったとしても、それは力技になってしまい、その姿は美しくありません。

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弓道は、正しい形で「射法八節」をすれば、必ず矢は的に当たるのです。
逆に考えてみてください。
「なぜ『射法八節』のがあるのか?」
…それを考えてみると、「矢が当たる理想の動きが、この『射法八節』なのだ」ということになります。
つまり、矢を放つ力がうまく伝わる動きなのだということ。

ですから、「正しい動きを身に着ければ、必ず矢は的に当たる」のです。これが、弓道の本質です。
矢を当てることだけに固執した力技ではなく、弓道の本質を学ぶことこそが、もっとも正確に的を射当てることができます。

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今思うと、これは勉強にも通じると思うのです。
目の前の答えを出すことだけを目標として、その解法の手順を学ばなければ、必ずまた同じ間違いをしてしまいます。
そうではなくて、大事なのは解法を学ぶこと。
「解き方を知ること」です。

そして、数字が変わったり、問われ方が変わったとしても、その解き方さえ知っていれば、ちゃんと太刀打ちできる…そうしていくことが、勉強なのではないでしょうか。

ですから、問題をたくさん解いた時にも、必ず解説を読んで理解してください。
「こういう風に解いているんだ」
「そういう解き方もあるんだ」
解き方の道筋を把握し、自分が知っている以外にある、さまざまな解き方のバリエーションを知ること。

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「勉強は答えを出せばいい」のではありません。

探偵が犯人を捜すのに、動機やトリックなどを調べるのと同じです。
必ず、その答えを出すための「理由や道筋」があるはず。

答えばかりを追わずに、そうした視野を広げる勉強をしてみてください。
これが、多くの仲間と一緒に勉強し、自分以外の考え方を知るという、メリットそのものでもあるんです。

(教務 風野)