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昼間の先生たち

生徒が登校してくる17時前になると、どの教室も花が咲いたように賑やかになります。
そんな生徒たちからよくある質問がこちら。

「先生たちって昼間は何しているの?」
ってこと。
「暇人なんでしょ!?」
なんて聞かれちゃうこともあるので、今日は昼間の先生たちについて少し触れます。

こちら。
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難しい顔をして何をしているのかというと、某国立高校、理科の入試問題を解いています。
問題傾向の分析や、出題の意図を探ったり、授業にフィードバックできそうな点を探しています。
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一通りみんな解き終わった後にはこんな感じで、討論会。
特に若手の先生はベテランの先生に質問を繰り返します。
授業で教えるポイント、根本的に授業内で理解してもらう部分は?、説明の順序、どのように展開すれば生徒自身が『頭を使う』授業になるのか…etc

研修の最後には様子を見に来た代表からのレクチャーもありました。
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ちょうど電気回路のところで討論中でしたが、
汎用性があるものに対して、一般化がきちんとできているのか。
見たことがある問題だから解けるでは本質的な理解に繋がっていない。
理系科目はとくに、法則性をしっかりと生徒に伝えられているのか
定義と原理をしっかりと最初に根付かせた上で問題演習に進めているのかなど、
細かい知識と共に指摘して頂きました。
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真剣に聞き入ります。

こんな感じで、日々の授業を磨くために、先生たちも日々修行中です。
生徒の皆さんと共に、常に前に向かって成長していけたらいいな…と思っています。

(教務 梅橋)

春期チューター研修

本日は春期チューター研修を実施しました。
この春から大学生になる新1年目チューターを迎えて、中学部チューターは総勢38人になりました。
チューターは、全員誉田進学塾卒業生なんです。
今年の新1年目チューターが中3だった時、私は大学○年生でチューターとして教えていました。(年齢がばれてしまうので学年は伏字にしますね♪)
時間の流れはまだ4年も経ったようには思えませんが、身長も考え方も大人になった彼らを見たら、「彼らも大学生になったんだなあ」と実感しました。

私たちが教えていた生徒が、こうしてチューターをやりたいと志願してきてくれたことは本当に喜ばしいことです。
昔からチューターをやりたいと言ってくれていて、晴れてチューターになった人もいれば、「えっ!?この子がチューターをやりたいと思ってくれていたなんて…!」という人もいました。
どちらにしても、うれしいことです!

さて、本日は新年度になるにあたって改めてチューターの心構え、業務の確認、今後の方針などを研修しました。

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就活帰りに来てくれた人もいて、とても熱心に研修を聞いていました。

チューター一同も新年度になり、より一層の進化をしなければいけません。今までよりももっと高いパフォーマンスができるよう、
チーム一丸となってまいりますので、困ったことがあればいつでも相談してください!!

(教務 中島)

今年も人気講座開講です!

今年度のTOPを開講しました。県立千葉中対策特別講座トップです。
講座をはじめて今年でちょうど10年目。早いものです。
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県立千葉中をお考えになるご家庭はたくさんあるでしょう。中学受験で私立中学に進む一部の子どもたち以外はみんな高校受験に臨み、そしてそのうちの大勢が県立高校を志願していますから、千葉中を志願するご家庭が多いのも当然です。では千葉中に合格するためには、一体どのような力を養う必要があるのでしょうか。

県立中学校(県立千葉中・県立東葛飾中)の適性検査問題をご覧になったことがあるでしょうか。算国理社、いわゆる科目学習とはぜんぜんちがうんですよね。今春の選抜では、手紙をテーマにした出題がありました。
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職場見学のお礼状を書きましたという設定で、お礼状の例にどのような良さがあるのかを答えなさいという問題。答えるのは小学6年生。さて正解できるかどうか。
 
 
私には、「勉強ができればいいってものじゃない。心が豊かで気配りができ、創造性と主体性をもった子どもたちに入学して欲しい」という、出題者のメッセージのように感じられます。県立トップ校の附属中学ですから、学力が高くなければならないのは当然のことです。でもだからと言って、私立中学入試のように膨大な時間をかけて知識や解法を身につけなければならないのではなく、子どもたちが生きてきた12年間の中で培われた人間力が問われるのが選抜検査です。たしかに難しい。でも、将来社会に出て活躍する大人になっていくにあたり必ず必要となる、すばらしい力を目指すことのできる、実にすばらしい選抜です。

そんな検査だから、科目指導よりもはるかにたくさんの時間とエネルギーを費やす授業ですが、10年間の集大成とすべく、今年も子どもたちと一緒にがんばります!
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中学受験事業部長 福田

自分で勉強する

本日は土気教室からお届けします。
鎌取教室と土気教室の中2の社会では演習テストを実施しています。
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今日は前回の歴史の範囲の復習問題でした。
ところが・・・
結果はよろしくありませんでした。。。
個人的なショックや反省はありますが、点数がよくなかった人はそもそも宿題をやっていない人がほとんどでした。

塾ができるのはあくまでもサポートです。
その範囲を1から100まで教えて、問題も全部解いて、解き方を見てチェックして、というのをやるのは時間に限りがあるので不可能です。

限られた時間の中で私たちができるのは、ちゃんとした勉強のやりかたを教えることです。
「こうやって勉強するんだよ」「この問題はこうやって考えるんだよ」
それを塾で学んで、「よし、じゃあ自分でできるかやってみよう!」と家で実践することが必要です。
そのために宿題が出ているんです。
塾で授業をぼけーっと聞いているだけでは成績は伸びません。
「塾の授業」+「家庭学習」=成績UP です。
これはひょっとすると足し算ではなくて掛け算かもしれませんね。

だから、今日の授業では自分で勉強することの大切さを伝えました。
自分で勉強する力って本当は一番大切なんですよ。
だってこの先一生塾があるわけではありませんから。
いずれは自分の力で勉強したり、立ちはだかる壁を乗り越えたりしなければならない時が来ます。

そのときにどうやって立ち向かうか。
壁を「自分で」乗り越えるために、「自分で」勉強できる人になってほしい。
それが私たちの願いです。

土気教室副教室長 石井

お手本のノート

4/4(月)を持って、春期講習2016が終了しました。
学校でも新学年となり、生徒たちの気持ちも改めて引き締められたことでしょう。

誉田進学塾では講習の終わり頃に、模試を受けることになっています。
特に新入生にとっては、初めての塾内テスト。
緊張していたかもしれませんが、今後のためにも大切な経験です。


そして誉田進学塾では、模試を行った後は「模試直し」というものを生徒たちにやってもらっています。
学年は問いません。全学年です。
頭に問題の内容が少しでも残っているうちに、やってもらいます。

模試を受けているときに分からなかった問題について、
「あ~!そうやって考えるんだ!」
と納得したり、
自信がなかった問題について
「そうか!これでよかったんだ!」
と再確認したり、
自分の足りない部分を見つめ直す、大切なことです。

ですので、ただ適当にやってもよろしくない。
ノートにまとめて、頭の中で整理させます。

そのお手本が、こちらです。
*※画像をかなり圧縮したので、見辛いと思いますが、ご容赦ください。

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英語と数学の直し

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国語の直し

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理科の直し

こちらは中1の生徒が出してくれたノートです。
着目すべき点は、記号で答える問題について、それぞれの選択肢について
「なぜその選択肢なのか」がまとめられていることです。
ただ直すのではなく、「何が必要か」を分析しているんですね。

私たち教務スタッフもやり方を説明しますが、
やはりいい例を見せた方が分かり易いですね。
お手本になってくれた生徒は、とっても嬉しそうでした。

このお手本を見て
「俺もこんなノートにできたらいいな!」
「私も頑張ろう!」
と他の子も思ってくれたら、うれしい限りです。

【ism大網副教室長 辻】

先が見えないと思っている君へ

「先生、英語の宿題が多いよ~」
こういう声をまだ耳にします。少し残念。

中3は受験生。中1中2のカリキュラムとは違いますよ。
やる量やペースは今までの倍あります。しかし7割がたは今までの復習事項。
夏期講習明けには中学生の範囲がすべて終わります。その後は入試に向けて問題演習中心の授業となります。
全体を俯瞰できるようになるためには、まずは一通り終わらせること。それまでは目の前のことをこなしていく、分からないところは完璧にしないまでもできる限り解決していく。

「夏明けのことなど想像できませんよ~」
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まずはゴールデンウイークまでは踏ん張りましょう。
それまでは塾中心の学習で、演習や宿題で手一杯でしょうが、目の前のことをやり続けましょう。
その後はすぐに学校の定期試験が始まります。これで内申点が決まるわけなので自然と力が出てくるでしょう。

あっという間に7月、そして天王山の夏です。
目の前のことに突き進んでいたらあっという間に夏が終わり、俯瞰していろいろなものが見えてくる、いや少しでも見えてきたらいいですね、成長です。

「目の前のことが大事なのは分かるけど、どうやって乗り越えていくの~」
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目の前のことをやり続けていくためにできる2つのこと。
まずは、演習宿題などは当然やるべきこと。それが終わるまでは、自分のやりたいことをグッとこらえて、我慢して、取り組みましょう。楽しいことをやるだけでは限界突破はできません。
そして、できる人のまねをしてみましょう。分からないところは先生の所に来て質問する。自分よりも席が後ろの人に聞いてどうやって勉強しているか聞いてみよう。君たちの大先輩であるチューターに聞いてみよう。君たちの味方はこんなにたくさんいます。

あっという間の夏までの日々。
新年度ガイダンスで言ったことを忘れないでください。
「ゼロにしない」
勝負はまだまだこれからです。

(誉田進学塾 ismおゆみ野教室長 神田)

今日は○○○○

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授業の最初にホワイトボードに「今日のテーマは○○○○」と書きました。

小4くらいの算数なら、解き方を丸暗記すれば解けてしまいますが、解ければ良いということではありません。

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授業の単元は和差算。
例えば、
猫と犬の数の合計が10匹、犬のほうが2匹多いとき、犬は何匹いるでしょうか?
と言う問題。

解説の『式』の部分だけ見ると、(10 + 2)÷2 = 6 答え 6匹
とこれをマネすれば解けるのです。

実際に放っておくと、「よくわからない~??」と焦ってしまう子は、式だけ書いて解こうとする様子が頻繁に見られます。
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この問題が解けるかどうかは、はっきり言って気にしてません。
エッセンスを取り出すと…
・文章から必要な情報を取り出して、線分図を描く
・線分を見比べて、色々な部分の長さや差を見つける
・図を使って、考える …などです。

どうしても、その場の問題ができるかどうかやテストで点が取れるかどうか…と言う点が気になってしまうかもしれませんが、しっかり分かっているかどうか、という視点で見てほしいと思います。
 
小学生のうち、ケアレスミスはあまり気にしてもしょうがないですよ。
 
 
ということで、生徒たちに、問題が解けるかどうかという頭になってほしくなかったので、
「今日のテーマは"図を描く"」
と最初に宣言したのでした。

(ユーカリが丘 副教室長 島村)

春になりました。

4月に入り、4日が経ちました。
私のいるismおゆみ野からは残念ながら桜は見えませんが、ちょうど桜が見頃ですね。
鎌取教室の前にあるおゆみ野さくら公園はきれいに桜が咲いています。
暖かくなってきたので、お散歩やお花見をするにはいいですね。

春期講習も今日で終わりですが、みなさんはどうでしたか?
授業は集中して受けられましたか?
宿題には一生懸命取り組むことができましたか?
春期講習からの入塾生は、初めての塾で緊張した人もいたと思いますが、慣れてきましたか?

春は始まりの季節です。
学校では新しいクラスになる人も多いと思います。
新しい友達との出会いもたくさんあるでしょう。
楽しいことがきっとたくさん待っています。
塾でもみなさんが充実した時間を過ごせることように、私たちもサポートしていきます。

春期講習が終わり、明日からは早速授業もスタートします。
新たな気持ちで頑張っていきましょう!

(事務 西山)

新中1の英語あるある

3月から新中学1年生となった生徒たち。
塾では、小6の2月から【新中1準備講座】の中でちょっと先に英語と数学を学習しています。

でも、やっぱり、英語は違う言語ですからね。
そんなにすぐに体に染み込んでいかないですよ。
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「desk」を「besk」と書いて思いっきり○にしていたり、
「an egg」を「a egg」にして○にしていたりと、そんなに簡単に習慣は身に付きません。

中1のこの時期では多いミスです。
そして、丸付けが丁寧な子であれば、その間違いに気づくのですが、アルファベット一つひとつを確認しながらになるので、ざっくり○をつけている人は、なかなかこのミスを直しにくいのです。

ミスを減らすには、丸付けが大事。
せっかく間違いがあり、そこを正せばレベルアップできるのに、それを見過ごしてしまうなんてもったいないですよね。

そして、あとは理屈を理解するというのもミスを減らすことにつながります。
なんのつながりもなしに単に覚えようとするから間違いを誘発してしまうのです。
たとえば、ファイル 1861-2.jpg
「That't a my frind.」
これもよくある間違いですよね。
でもこれも「なぜ a と my」は一緒に使わないのか」それがわかればつまらないミスもなくなると思うんです。
myというのはちょっと難しい言葉で決定詞というらしいです。
何か決定されたもの、という意味。
ほかの誰でもなく「私」に決まっている。
そしてaは存在を表す、強い意味を持っています。
(本当はもっと奥が深いのですがね。)つまりどっちにも同じように属しているという意味に近いニュアンスがあるんですよね。

こういった体系的な話もときにはしますし、一緒にゲームで盛り上がったりもします。
中1のこの時期の英語はまずは慣れることが第一目標です。
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(教務 糸日谷)

4月スタート!

今日から4月、名実ともに新年度!という感じがしてきましたね。
4月から新年度である理由は、色々な制度だとか文化だとかが影響し合ってらしいですが、春の暖かくなる陽気の中ですと確かに気分も良くて新しいことに挑戦したくなっていいかも知れませんね。

さて、そんな4月1日ですが、まぁ、あの日でもありますよね。エイプリルフール(笑)
塾には毎日『今日は何の日?』という読み物が掲示されていますが、当然今日の話題はエイプリルフール。
シリウスユーカリが丘のN君や、中1のKさんもまじまじと読んでいます(ちなみに、クイズ付なのですが、今日の問題は「4月1日生まれは早生まれか否か」というものです。紙面の情報は嘘ついていませんので大丈夫です(笑))。
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根が正直者のKさん、「嘘つくって難しいよ~」と悩んでいました(笑)
いや、別に絶対嘘をつかなければいけない日ではないですからね。

さて、春は出会いと別れの季節と申しますが、昨日川口先生がいったん最後の勤務でしたね。
*ぜんっぜん 寂しくないですけどね(←今日何の日でしたっけね?)
『カリブの恵み』楽しみにしています。

そして、誉田進学塾も本日入社式を行い、新たな仲間が増えました!
生徒さんと熱く楽しい時間を共有していって欲しいと思います。

(事務 小林弘和)