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冬期講習、本日より開始します。

本日よりいよいよ冬期講習のスタートです!
ism大網では朝早くから中3生が集合しています。

中3の冬期講習といえば、
「入試前の最後追込み」「実践力の強化」
が大きな目的です。

そのため、講習中の授業や演習テストでも、
「入試本番さながらの時間配分と取り組みの姿勢」
「理社の用語をすべて漢字で書けるかの確認」
「ケアレスミスの撲滅」
などに主眼を置いて進めていきます。

初日である今日は冬期講習への取り組みについて改めて確認してから授業開始です。
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(聞くときだって真剣!)
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(問題演習中は必死!)

現在は社会と数学の授業です。
冬期授業はどの科目も基本的に入試を想定した問題演習を中心に進めます。
本日の社会はI高校の入試問題を想定して作成した教材です。
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数学では関数に取り組んでいます。
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入試会場では…
壁掛け時計はありません。
監督者からの残り時間の告知もありません。
解答欄を間違えていても指摘されることはありません。
詰まったら、とりあえず図を描いてみようなどの声掛けもありません。
だからこそ、すべて自分で時間配分やどの問題からどう解くかを考え、見直しをしなければいけません。
そして、あきらめずに最後の1秒まで全力を尽くさなければいけません。
なぜなら、自分の高校3年間が入試日のその1問にかかっているのですから。
しかし、それらを入試本番で急にやろうと思っても難しい。
だからこそ、この冬期講習で徹底的に練習します。

生徒たちにとって、高校入試は自分が選ぶものであると同時に高校から選ばれるものです。
自分が高校3年間を過ごしたいと選んだ高校に、自分が選ばれるように自らの力を高める。
それが受験勉強です。
いよいよ冬期講習。
冬期講習が終わったら、私立入試まで残り約10日です。
悔いのないようにその日その日を全力で過ごしましょう!
応援しています!!

(教務 森山)

サンタの前にやってくるものは!?

12月25日はクリスマス!
子どもたちはクリスマスプレゼントへの期待が高まっていることでしょう。
サンタさんはやってくるかな?

ですが、そのサンタさんの前にやって来るものがありますね、明日。

そう、冬期講習です。
誉田進学塾では、明日12月21日から冬期講習に入ります。
そのための準備もばっちりです。
せっかく通常の授業より長いんですから。
基礎~応用までじっくりやりたい。
そのためには、いつも使っているテキストだけでは物足りない。
ということで、冬期講習は、普段のテキスト以外にも、塾作成のさまざまなプリントを使用します。
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その準備がこの写真ですね。

冬期講習から新たに加わる仲間もいるので、明日が楽しみです!

(糸日谷)

クリスマス

実は先週、誉田進学塾に一足早くサンタさんが現れました。

授業をしている教室に突然現れ、
みんなにクリスマスカードのプレゼントをしてくれました。

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サプライズでの登場で、クラスは大盛り上がり!

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こちらのクリスマスカード、
スタッフからのメッセージや写真が載っているのですが、
よく見るとはしっこに抽選番号なるものも記載されています。

その当選番号の発表を今週から始めていました。
当選していたら景品をプレゼント!

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自分の番号が載っていたら受付まで来てくださいね。
サンタさんに代わって景品をお渡しさせていただきます。

季節の行事も楽しみながら、勉強に励みましょう!

★★★おまけ★★★
スタンバイ中のサンタさん
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(事務 市川)

重要単元はじっくりやる!

ismちはら台の中1理科は浮力を学習しています。
浮力と聞くと、苦手だったと嫌な顔をする保護者の方も多いかと思います。
塾では通常、理科の授業は説明、次に問題演習と2週に分けてやっています。
しかし、今回の浮力は非常に難しく、理解しにくい単元なので、5週に渡ってやりました。

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まずは浮力は何かということに、じっくり時間をかけます。
浮力は水中に入っている物体の上面と下面の水圧の差で、物体の体積が大きいほど大きくはたらきます。
鉄の球は沈むが、船にすると浮くということがわかればいいのです。

次に原理がわかっても、テストでできるようになるには繰り返し練習しかありません。
テキストの問題で足りない分は、塾で作成したプリントで補充してきました。
そうやっていくうちに、5回なんてあっという間に経ってしまいました。

今日、5回目の最後の授業だったので、中1では絶対にできないであろうと思える超難しい問題もやりました。
全員が何とか食らいつき、できた生徒も何人かいたので、時間をかけてやってきたのは良かったと思いました。

(中川)

意識を変えるって…?

♪探し物は何ですか
 見つけにくいものですか

そんな歌がありますが、
塾にも探し物の問い合わせがよく来ます。

雨が止んだ日の傘立てには
忘れられて寂しそうな傘が数本あります。

「落とし物入れ」には毎日のように
誰かが落としていったものが仲間に加わります。

意識していないと忘れてしまう、
意識していないとできない、
そんなことは世の中たくさんあります。

「気をつけてね」「はい」というやりとりはよく聞きますが、
実際、意識するにはどうすればいいのでしょう?
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それには「行動を変える」ことがポイントかもしれません。
・授業が終わったら、鞄にすべてしまったか机を見渡す
・授業終わりの挨拶の前に引き出しの中を見る
・席を立ったら、床の上を見る
・ドアを出るときには必ず傘立てに立ち寄る など…

電車に乗っていると、席を立ってから
自分のいた場所を見渡してから降車する人を見かけます。
そうやって行動が習慣化できればもう大丈夫でしょう。

問題を解くときも、これと同じことが言えます。
「うっかりミスをしないように気をつけます。」ではなく、
「どんな行動をすることで」気を付けるのかを考えてみましょう。
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みなさんが今、意識を変えたい、と思っていることは何ですか?

(ismユーカリが丘 川口)

語彙力はあって損なし

最近国語に関するブログが多かったので、私も便乗します。
中学受験コースsiriusで国語を担当しております、柏原です。

国語の基礎となる読解力について、いろいろな生徒を見て思うことは
*できる生徒のほとんどが本を読んでいる。
という事実です。
だから本を読ませればよいかというとそう簡単ではありません。
なぜならその子たちは好きで読んでいるからです。
無理やりやらせても余計本が嫌いになるかもしれませんのでご注意ください。
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本を読むことから何を得ているか
・読むスピード
・読んで理解できるスピード
・多くの語彙
・多くの漢字
・主人公の多くの心情、感情
・いろんな年代の環境、その時代の人々の境遇
などが考えられます。
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そのなかでも読解が苦手な生徒は語彙力が乏しいことが多くあります。
この語彙力も身に着けようとするのは難しいんです。
生徒にどうやって語彙力を身に着ける?と聞くと
「国語辞典を1ページから全部読みます」
という生徒がいましたが、私なら3ページで飽きてしまいます。

この語彙こそ授業で身に着けていきたいと考えます。
せっかくみんなで学んだ文章、その中で学ぶと頭に入りやすいはずです。

塾生向けのブログですが、6年生のテスト(中学受験向けです)の文章中の知っておきたい言葉を紹介しています。
その抜粋です。結構難しいですよね。

統率、一辺倒、慰問、夏の盛り
サラブレッド、世襲、民主的、合理的
SF、会社をたたむ、門をたたく、ブーケ、諭す
のっぺり、含意、臨終

(sirius鎌取教室長 柏原)

思いの丈

こんにちは、ismちはら台の風野です。
おそらく外部向けのブログを書くのは2019年ラストだと思われるので、思いの丈を綴ります。

塾というと、みなさんどんなイメージをお持ちでしょうか。
やはり一番に来るのは「勉強する場所」「成績を上げる場所」なのだと思います。
そして塾は、日本全国にたくさんあります。

それぞれの塾に良さがあって、一番は決められないと思います。
人の数だけいろいろな考え方があり、価値観があることを思えば、
塾との相性というものもあるはずだからです。

そう考えると、数ある塾の中で誉田進学塾を見つけてくださった(その中で更にismちはら台へ来てくれている)というのは、本当にありがたいことだと感じます。

子どもにとっては、きっと長い人生の中のほんの一瞬です。
人が80年生きるとしたら、その中で短くて半年、長くて6年。
高校部まで数えると9年ですね…それでも10分の1ほどにしかなりません。

子どもから大人になる時間は短いのに、その中でも貴重な時間なのですよね。
それだけでなく、人として大きく成長する時期だと思うと、代えの効かないかけがえのない時間だと改めて感じます。

勉強の内容から学べることはたくさんあります。
一方で、勉強以外にも大切なものもたくさんあります。
勉強というツールを通して、学べることもあると考えます。

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子どもたちが頑張っている背中を見ながら思います。

自分にできることは、ほんのわずかしかありません。
それでも、大切な人生に関わることができる喜びを、少しでも返していけるように、これからもがんばります。
子どもたちと一緒に、私も成長し続けます!

(教務:風野)

今年の漢字

こんにちは
ismおゆみ野の瀧野澤です

授業前に小学生の教室に突入すると、
漢字テストの勉強を行っていました。

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真剣に取り組んでいますね

漢字といえば…
昨日12月12日は「漢字の日」でしたね。「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)」(いい字一字)の語呂合わせから来ています。毎年、その年をイメージする漢字を募集し、最も応募が多かった漢字を「今年の漢字」として清水寺にて発表しています。(ちなみに2019年度は「令」でした。)

実私…
小学生の頃、毎年「今年の漢字」に応募していました。
小学1年生の時に「今年の漢字」の特集を見たのがきっかけで始めました。
小学生1年生なので漢字も知らなかったため、漢字の勉強をすごくやったのを覚えています。また、どのニュースがキーワードになるかわからないため、毎日ニュースを見て、時事問題の勉強もしていました。
このような何かに興味を持って勉強したという経験は、今の私をすごく助けてくれています

皆さんの日常の中にも学べることは沢山あります。興味を持ったことは是非調べてみてはいかがでしょうか。


(ismおゆみ野教室 瀧野澤)

言葉の成り立ちを知る

こんにちは、島田です。

国語の授業で「青は藍より出でて藍より青し」
ということわざが出て、生徒は「どういう意味~?」
との反応。

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授業をしていて思うのは、漢字やことわざは、その言葉
にしっかり意味が出ていて面白いなあということです。

ちなみに上のことわざは、青色の染料を藍の葉から取るが、
もとの色よりも美しくなることが由来だそうです。
そこから「弟子が努力によって先生の学識や技量を超えること」の
意味になりました。

そう考えると言葉はよくできているなぁと思います。小学生
の国語のテキストには言葉に関する項目が多くありますが、
言葉の成り立ちや意味を考えて問題を解いてみると
「言葉は面白いなぁ」と思います。実際に私も本納で教えていると
生徒から「そういうことか!」という反応が返ってきます。

言葉は奥が深いです。ただ何となく言葉の勉強をするのではなく、
成り立ちや意味から考えてみてください。
きっと新しい発見があるはずです。

(ism本納 副教室長 島田)

国語力強化の冬、だそうです。

こんにちは、ismユーカリが丘の後藤です。

昨日、石井先生に書いていただきました通り、冬期講習では国語力に力を入れるそうです(けして、他科目には力を入れないということではありませんので、ご安心ください!)。

まあ、私は理系科目の教務なので国語力とは無関係でして………とはなりません。なにしろ、ちょうど今国語を使ってブログ記事を書いていますからね。

https://www.nippon.com/ja/features/c04703/
教科書が読めない子どもたち:AIに仕事を取られる前にすべきこと

1年以上前の記事で申し訳ありません。「教科書が読めない子どもたち」はベストセラーとなった書籍でして、電車の広告などで見たことある方も多いと思われます。この記事の中にある問題が載っています。
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*幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた。上記の文が表す内容と以下の文が表す内容は同じか。「同じである」「異なる」のうちから答えなさい。
1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた。
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正解は「異なる」です。「幕府が大名に何かを命じられるわけない」と分かれば、社会科の問題としても解けますが、正解率は中学生で57.4%、高校生で72.3%だそうです。つまり、高校生でも3割近くがこの問題を間違えています。


国語力、というと国語で点を取る力、つまり、漢字をいっぱい書けるとか、難しい単語や熟語をいっぱい知っているとか、長文問題が解けるとかと思われるかもしれませんが、国語以外の科目でも教科書や問題文は国語で書かれています。国語力は国語を理解する力です。この力があるかどうか、というのは「先生のいないところでも自分でテキストを読んで勉強できるか?」に直接関わってきます。

例えば、下記の問題は2013年センター試験数学ⅠAの問題文です(一部表現を変更しております)。

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*点Oを中心とする半径3の円Oと、点Oを通り、点Pを中心とする半径1の円Pを考える。円Pの点Oにおける接線と円Oの交点をA、Bとする。また、円Oの周上に、点Bと異なる点Cを、直線ACが円Pに接するようにとる。直線ACと円Pの接線をDとする。
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問題はこの後です。図形の問題ですが、センター試験には図がありません。「この文章を読んで、自分で正しい図が書けるか?」まだ何も聞かれていないようで、もう試験は始まっているのです。

中学入試や高校入試では図形の問題には図が書いてあることが多いですが、図形以外の問題でも、「自分でイメージできるか?」、「頭の中だけでは限界な時に、図を紙に書けるか?」という部分でつまずく生徒は少なくありません。例えば、下記のような文章題でも…。

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*家から駅までは1480m離れている。父は駅から自宅へ電話をして、駅から家へ分速80mで歩いた。電話を受けたA君は、家から駅へ分速75mで歩いて父を迎えに行った。A君が家を出発したのは、父が駅を出発した3分後だったとすると、2人が出会うのは家から何mの地点か。
(新中学問題集 数学1年p.74より引用。)
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中学生用の問題集ですが、方程式を知らずとも解けるので小学生でも解けます。小学生が解くにしろ、中学生が解くにしろ、この問題で最も大切なこと、それは「A君と父親の動きがイメージできるか?」です。小学生でも解ける問題である一方、イメージができないと中学生でも苦戦する問題です。

今回の例は数学・算数でしたが、このほかの科目もこういった(国語の問題よりは)短い文章の読解力が必要不可欠ではないでしょうか?「problemとquestionの違い」であったり、「浮力は物体が押しのけた液体の質量に等しい、というアルキメデスの原理」であったり、「『元寇が襲来したことにより、鎌倉幕府が倒れる』に代表される歴史のストーリー」であったり、「『道路外の施設又は場所に出入するためやむを得ない場合は、例外的に自動車による歩道の通行が認められている。』というルール」であったり………(最後の例は入試とは無関係ですが、わからないと将来運転免許が取れないかも…?)

読んだことを理解すること、これが全ての勉強の第一歩です。誉田進学塾では中学生のみならず、小学生のうちからもそういった「勉強への土台作り」に力を入れております。