counter

記事一覧

明後日から新年度です

小学6年の生徒は、かなり前に卒業式を終え、ずっと遊んで過ごしているケースが多いのではないでしょうか。
現在、誉田進学塾では春期講習の真っ最中で、6年生は新中1ということで、英語の授業もスタートし、算数は数学にかわっています。

小学6年生(現新中1)の数名に現在の生活状況を尋ねてみると、保護者の方から、「勉強しなさい」や「早く寝なさい」ということを言われることがなくなったそうです。そこで、遅くまで起きていたり、昼頃まで寝ていたりと、あまり好ましい状況ではないようです。

かれらにとって、塾に来ることは、勉強の習慣や生活習慣を維持する上で、大きな役割を果たしているようです。この時期に塾に来ていることは大きなメリットではないでしょうか。しかも、中学生になってスタートダッシュするための基礎を勉強しているところでもあります。
かれらが、順調な中学生生活を切れることを願っています。

本日で、旧年度は終了し、明後日から新年度を迎えます。これからもどうぞよろしくお願いします。

 (教務:石崎)

「失敗」を楽しもう

新年度から間もなく1か月が経過しようとしています。

子どもたちは,授業で学んだことをしっかりできるようにするために,出された宿題を取り組む等をして復習しています。そのことで,次の授業で学ぶこともしっかりできるようにしていこうという気持ちになり,そのサイクルが習慣化してくると,いつしか勉強することを楽しむようになってきます。

そのように理想通りに進めば,非常にうれしいのですが,現実はもちろんそうはいかないことが多いです。

 必死にやってもなかなかできるようにならない。
 計算練習をやっていても,ミスがなかなかなくならない。
 前にやってしまった間違いをまたやってしまう。

などのような失敗をすることは,当然あります。子どもたちからすれば,自分の行く手を邪魔する「化物」のように見えているのかもしれません。

基本的に,子どもは「もっとできるようにしよう」,「できるようになりたい」と思って懸命に頑張ります。特にゲームなどのような「楽しい」と思えるようなものには,その傾向は強まります。

逆に,なかなかできるようにならない場合,徐々にそんな自分に嫌気がさす気持ちになり,やがて,失敗を恐れるようになってしまうこともあります。

親からすると,できるようにならない,同じ失敗を繰り返している姿を見ると,もどかしい気持ちになるかもしれません。その気持ちから,「何でできないの?」,「何でまた同じ失敗をするの?」などという言葉を投げかけてしまうかもしれません。

「どうにかできるようになってほしい」という願いから発せられるものであると思いますが,その言葉は逆効果にはたらいてしまうことが非常に多いです。その言葉によって,子どもは「失敗は悪いことだ」と思うようになり,何事にもチャレンジしようとする気持ちを失わせることになりかねません。「裏目に出る」というのは,まさにこのことです。

1つ言えることは,失敗は決して悪いことではないのです。

「失敗は,人を成長させる」という言葉を耳にすることがあると思いますが,マイナスではないということです。

だからこそ,子どもたちが今も,この先も経験するであろう失敗を「楽しむ」ことが大事なのです。そして,その子どもたちの周りにいる人々が,失敗を楽しめる雰囲気・環境をつくる必要があるのです。

そのことを理解し,時には子どもたちと一緒に失敗を楽しんで,子どもたちがさらに成長できるように頑張らせて頂いております。

【教務 西塚】

大枠をつかもう

こんにちは、清水です。
中2の講習中の社会は
「幕末」「明治維新」「自由民権運動と大日本帝国憲法」です。
この辺りの単元から話が分からなくなるという生徒が多くなってきます。
理由は、覚えることが単純に多くなることと外国の動きが関わってくるからだと思います。

そこで、覚えるものが多い時こそ原因と結果をつかんで流れで覚えることが必要です。
幕末は簡単にいえば
「外国との貿易が原因で国内が混乱、その不満が尊王攘夷運動として出てきて幕府が倒れる」です。
こんな風に大枠が分かっていると、頭の中にある枠に用語をしまうことが出来ます。きれいにしまっていれば、覚えたものを取り出しやすいはず。

社会の用語は片っ端から覚えずに、大枠を頭に入れてから覚えることをおすすめします。

(おまけ)
覚えたことを口に出してアウトプットしている様子
ファイル 2776-1.jpg ファイル 2776-2.jpg

(清水直)

英語の長文

新中学3年生は春期講習の英語の授業で長文を読みます。
途中で音をあげてしまいそうな長さですが、
どの生徒も最後まで必死に食らいついていました。
ファイル 2774-1.jpg

誉田進学塾の高校受験部では3月から新学年になるので、
今の時期は学校とは学年がずれますが
新3年生の意識は受験に向けて大きく変わっていることを
授業を担当していて感じます。
この1年間どれだけ成長してくれるのかとても楽しみです。
(ismちはら台 関)

中学受験の合格力

中学受験部のsiriusでも昨日から春期講習がスタートしています。
ファイル 2773-1.jpg
siriusの6年生は、この春期講習で一番長い時間、塾にいます。
中3より長いです。

今年の3月より高校受験部から中学受験部の担当となり、これまでは中3の受験生に意識していたのが「心」の指導です。
未来の自分の姿や理想、それに近づくためのやる気アップなどいろいろな話をしてきました。
それが小6の生徒にはあまり・・というかほとんど響かない。
体と心の成長はこれからなので仕方のないことです。
ではどうやって厳しい中学受験を乗り越えているのか・・。
ずばり学ぶ「楽しさ」です。
授業をしていて生徒たちの学ぶことへの関心、意欲、パワーをひしひし感じます。
これが原動力です。
ファイル 2773-2.jpg
そしてもう一つ、切磋琢磨する環境。
受験は団体戦、これは中学受験、高校受験どちらも共通です。
仲間がいるからがんばれる。
ファイル 2773-3.jpg
(sirius鎌取教室長 柏原)

春期講習スタート

本日は春期講習の初日。
鎌取教室の様子をお伝えします。
今日来た学年は小4と中1~中3です。

小4は初めての講習です。
普段の60分授業が3倍の180分になります。
集中力・体力的になかなか厳しい面もあり、途中疲れてしまった人もいたようですが、教室長の内田先生と教室統括の森賀先生の機転により、無事最後まで頑張れたようです。
次回も元気な姿で来てください。

中1は英語・理科でした。
英語は正直まだ余力があるようです。上位のクラスになると英語をすでに勉強している生徒も多いので、スピードを意識していきたいところです。
担当は私(白鳥)でしたが、冠詞の話など、必要かつ本質的な話まで踏み込めたことはよかったと思います。次回は何かしらみんなでゲーム(お楽しみ)をすると中1のみなさんと約束をしました。

中2も英語・理科です。
宿題は相変わらず継続しているようで、さすがだと思いました。
授業は今まさに頑張っている最中です。
3階の教室の前を通り過ぎた際に、佐藤先生と元素記号を楽しく勉強している声が聞こえてきました。

中3は最も人数が多く、このような感じです。
ファイル 2772-1.jpg
移籍生が増えて、一番大きな教室が1クラスでこのくらいの人数になります。他教室の最上位生が移籍してきたことで、もともといた鎌取の最上位層の生徒が、喜んでいました。強いライバルが増えて嬉しいと。頼もしい限りです。
ファイル 2772-2.jpg
宿題もこのように、大いに取り組んでいるようです。

4学年ともに幸先が良い初日だったように思います。
この調子のままで春期の模試に挑んでいきたいですね。
(白鳥)

卒業生からのメッセージ

土気教室には、階段の途中に卒業生が書いた色紙を飾っています。
受験をやりきって笑顔いっぱいの集合写真とともに…☆

ファイル 2771-1.jpg

「誉田進学塾の生徒でよかった」
「この仲間とともに勉強できてよかった」

そんな言葉がいっぱい詰まっています。

毎年受験期には「もう辞めたい…」「逃げたい…」という生徒が必ず出てきます。
でも、あのとき踏ん張って最後まで続けてよかった、と必ず言ってくれます。
もし辛くなったら、先輩たちのこのメッセージを見て自分を奮い立たせてほしいなと思います。

先輩から後輩へ受け継がれるものは、実はほかにもたくさんあるのですが…
それは受験期(中3)を一年間過ごしたときにわかります。

中3だけでなく全学年すでに新しいスタートを切っています。
私たちも全力で伴走していきますよ!

(事務 山本)

小学生から学ぶ意義

小学生から塾に通う意義はたくさんあると思います。

一番大きな意義としては、豊かな発想をする子ども時代に、たくさんの知的な体験をすることでその才能を伸ばすというのがあるのではないでしょうか。

そのために必要なのが、知的な欲求が満たされる高いレベルの学びです。
実践を通して友達と競うことや、新たな知識を手に入れること、試行錯誤して答えにたどり着くこと、どれも成長にはかかせません。

そうはいっても、まだまだ小学生。
いきなりハイレベルなところまで要求しているわけではありません。
その道のりは一歩ずつです。
例えば、この宿題。
ファイル 2769-1.jpg
ファイル 2769-2.jpg
「沿」を「治」や「浴」と書いていますね。
実はこういう間違いってけっこう多いんです。
社会だけでなく、理科や英語でも。
こういうミスは「ケアレスミス」なんて呼びますが、入試のときにもこれでやられることがあります。

だから、早い段階で自分を癖を見つけてつぶしていくことが大切。
子どもはワーキングメモリーがまだまだ乏しいものです。
それを鍛えていくいい環境が小学部。

どんなことも一歩ずつ。
基本をしっかりおさえて先に進んでいきましょう。

(糸日谷)

「勉強しなさい」「勉強やったの?」の効果

今日は、「勉強しなさい」「勉強やったの?」の効果についてお話します。

お家の方に言われたことはありませんか?
または、お子さんに言ったことはありませんか?

これはズバリ…呪いの言葉なのです…!
では実際に、太郎くん(仮)のお家をのぞいてみましょう。

お母さん「勉強したの?」
太郎くん「…やったよ~(ゲーム中)」
お母さん「やったなら、見せて」
太郎くん「今ゲームしてるから後で!」
お母さん「ゲームばっかりして!やってないんじゃないの?」
太郎くん「やったよ!もう、うるさいなぁ」
ケンカに突入。

ファイル 2770-2.jpg

「勉強しなさい」と言われてやる勉強には、
①親に言われてからやるので、子どもは「やらされている」と感じる
②不快感のまま勉強するので、「勉強=嫌なもの」というイメージがつく
といったマイナスのポイントしかありません。
ズバリ、呪いの言葉!!

では、どうすれば良いか…
親御さんは、言わないこと。
子どもは、言われる前にやること。(とはいえ、これが難しいのだと思います。親御さんにとって…)

ファイル 2770-3.jpg

子どもにとって、言われてやるのは、単純に負けたような感覚になりやすいのです。
勝負しているわけではありませんし、やらなければならないことも分かっています。
でも子どもごころは、やはり勝負ごとは勝ちたいですし、遊びたい気持ちの方がどうしたって大きいものです。

だって、しつこく言われる勉強より、遊びの方が楽しいですから!
楽しい方をやりたくなるのは、子どもも大人も同じだと思います。
そして、遊びを好きな気持ちは、子どもにとって大切な感情であり、否定してはいけないところでもあります。

ファイル 2770-4.jpg

一方で中学生の場合は、勉強は大切だ!という感覚を持ちやすいです。
ただ、成績でモチベーションが下がりやすい年頃でもあります。
やっても分からない、やったところで上がらない…
だから、やっても意味がないという複雑な図式になります。

これに親からの「勉強しなさい」「勉強したの?」攻撃をすれば、あっという間に勉強離れを起こしてしまいます。
親に言われて癪だからやらないという、責任転嫁を起こしてしまうことすらあります。
(つまり、親がしつこく言ううちは、頑なにやらない!という意地です)

自分ではそれがおかしいことは分かっていたとしても、その負のループから抜け出すのは容易ではありません。
しかし、受験生になった時、ほとんどの子どもはそのループから自力で脱出できます。
それまで見守ることはとても骨を折るし、互いに苦痛な時期にもなりうることでしょう。

ファイル 2770-5.jpg

しかし、そこを乗り越えてこそ、親子の絆が深まるのも間違いないと思います。
自立に向けて、複雑な心の揺らぎを耐えながら、子どもたちは成長していくのですから!

長くなりましたが、塾では勉強の管理が自分でできるように伝え続けています。
結局はそれが、受験にも将来にも、つながる勉強になるからです。

一生を通して、人は勉強しつづける生き物なのですよね。
そうであるなら勉強を楽しいと思って、前向きに取り組んでもらえることが、一番だと考えます。

ファイル 2770-1.jpg

P.S.お家の方へ
呪いの言葉を言いそうになった時は…ひとつ深呼吸してください。
そして、塾にご連絡ください!
意外と、塾ではこの呪いの言葉は有効だったりします(他人であり、外部ということでルールとして通りやすい)。

お家は、子どもたちにとっては安心できる場所であり、素の自分をさらけだせる環境です。
お家の方だから、甘えられるのです。嫌だと主張できるのです。
ですから、そこはどうか子どもの味方であってください。

そして、呪いの言葉を使うかわりに、たくさんがんばりを誉めて、認めてほしいと思います。
よろしくお願いいたします!

(教務 風野)

最新の高校入試情報!!

本日、最新の高校入試情報をどこよりも速く入手しました。
来年度の市川高校の入試制度が変更になります。

<変更点>
★後期入試(3科)を廃止して、前期入試(5科)のみの募集にする

5科入試をしたことによって、力のある生徒が入ってきたこと、公立一本化入試に変わる前に変えよう と、学校側は考えているようです。
5科入試では総合力が試されます。
受験生には5科を満遍なく、しっかり勉強することが求められます。

私立高校は、入試日程や制度の変更により状況は大きく変わります。
誉田進学塾グループでは独自の直接取材などで、いち早く情報を提供していきます。
今後も誉田進学塾グループの情報収集力と分析力にご期待ください。

(受験戦略センター)