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模試で重要なこと

11月駿台模試の成績表が返ってきました!
模試の成績表には全科目の講評と採点された答案用紙が掲載されています。

模試の成績表の役割とは何でしょうか?
それは「今の自分を見つめる機会とすること」です。

成績表の返却の前に、自己採点をしていますから、ある程度の結果はわかっています。
ですから、成績表を受け取るとついつい見たくないという気持ちになる生徒も多くいます。
ですが、重要なことは「これからどうするか」です。
今はこのぐらいの力を持っている、だからこの科目/単元を頑張っていきたい、そのために何をするか?を考えることが何よりも重要です。
その為にはまず「現状を見る」必要があります。
現状を見なければ、スタート地点もゴール地点も見えてきません。

模試の成績表を見ると、どうしても得点に目が行きがちです。
単に点数(偏差値)に対して良かった、悪かったと思うものですが、それは生徒自身もわかっています。
ですから、その点を追求しすぎてもよいことはありません。
見るべきは得点そのものよりも、科目/単元ごとの正答率であり、どのようなミスをしたかです。
得点自体に目が行き過ぎてそこで止まってしまわないように、何ができていなくて、どのようなミスをしたのか、それをできるようにするためにこれから何をしようという点に意識が行くような声かけが重要です。
どの科目/単元が取れていて、取れていなかったのか。
どのようなミスで落としていたのか。
取れていない科目/単元のために何ができるのか。
宿題や演習テストの準備などやれていないものがあるなら、まずそれをやろう。
ケアレスミスが多いということなら、普段の授業中の問題演習や宿題で同じミスをしていないか、同じミスをしないようにするにはどのような工夫をするといいか。
など、ご家庭でも今後に向けてのお声がけをお願いいたします。

(教務 森山)