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気持ちの準備はバッチリ?!

今週末から定期試験勉強に入る中1。
今日は全員にStep Up Seat(略してSUS)を配布しました。
これは試験の始まる2週間前から
計画的に勉強をするための用紙です。

記入するのは
・前回のテストの点数
・今回の目標点数
・試験全体における目標

そして、いつどのワークをやったのかを書き込みます。
今日はまだ2週間前でしたので、
最初の3項目を埋めてもらいました。

生徒の書いた目標を覗くと
「英語は90点以上取る」
「貸出ワークを7冊以上やる」とありました。
具体的な数や教科などを書けば、
それをやろうとする意識が高くなります。

実際に実行するのは明後日からです。
まだ3週間前の学校の生徒も
「もう始めておこうかな~」と言って帰って行きました。

さ、目標点数目指して頑張りましょう!
ファイル 1489-1.jpg ファイル 1489-2.jpg

(教務 川口)

最後の私立型

本日は土気教室中3生の国語授業でした。
授業内容は国私立型対策である、「入試問題演習⑦」です。

実は国私立型対策は本日で終了です。
なぜなら、来週の授業は2/4(水)だからです!

2/4(水)には何があるのか!?
→特に何もありません。

では、なぜ2/4だからなのか!?
→2/5の前日だからです。

2/5(木)に何があるのか!?
→千葉県内私立高校の後期入試があります!!!

…つまり、来週になると、私立後期入試の超直前なので、対策をとってもあまり意味はありません。
私立後期入試に向けてやるべきことはすべて示しています。
直前に改めてやるべきことは何もないのです。
ですから、国語の国私立対策は今週で終了です。
来週からは「千葉県公立高校対策」が始まります。

実は、意外と知らないことが多いのですが…。
(伝えると、驚く生徒が意外と多いのです)
私立高校と公立高校の入試の違いはご存知でしょうか?

違い① ~問題作成~
私立高校の入試は各私立高校がそれぞれに問題を作成しています。
逆に、公立高校は千葉県教育委員会が作成していますので、各校公立高校によって、実施される入試問題が異なるということはありません。
県立千葉高校を受験する生徒も、千葉日が日高校を受験する生徒も、土気南高校を受験する生徒も、長生高校を受験する生徒も、千葉県の公立高校を受験する受験生全員が、同じ入試問題を解きます。
ですから、私立高校には各校ごとのクセが見受けられますが、公立高校にはあまり見受けられません。

違い② ~出題単元~
国語における単元とは主に「現代文」「古文」「漢文」「言語事項」「漢字」「文法」「文学史」「作文」「聞き取り」です。
特に配点が大きいのが「現代文」です。大体5~6割程度の配点があります。
私立高校の場合はこの「現代文」を中心に「古文」「漢字」が出題されます。
対して、公立高校の場合は「現代文」が中心であることは変わりませんが、「古文」「漢字」に加えて、「漢文」「文法」「言語事項」「作文」「聞き取り」も出題されます。
私立と公立を比べると、圧倒的に公立高校のほうが出題単元が多くなっています。

違い③ ~難易度~
私立入試と違い、公立入試は学力に関係なく、公立高校受験生全員が解く問題です。
ですから、公立入試問題は易問から難問まで幅広く出題されます。
そのため、私立難関校の入試に比べると、差がつきにくい問題となります。
だからこそ、公立入試ではより一層「取れる問題はすべて取る。後で後悔するしかないようなケアレスミスはしない」ということが重要になります。

と、このように、国語では文章読解という一点においては、私立入試も公立入試も差はありませんが、出題単元や難易度を見ると、私立入試と同じ対策を公立入試で取るわけにはいきません。
来週は私立後期入試が始まりますが、私立の結果はひとまず置いておいて、学習内容は公立型にシフトします。
これはいざ本番を迎えるときに、必要な対策をすべて取っておくためです。
入試はまだまだ続きます。
目の前のことにとらわれず、先を見据えて、必要なことをひとつ一つ積み重ねていくことが何よりの早道です。

(土気教室副教室長 森山)