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【傾向と対策】明治大学 全学部入試 日本史

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は明治大学の全学部入試 日本史について
書かせて頂きたいと思います。

全学部統一入試の日本史の試験時間は60分で、
配点は100点です。

目標得点率は70~80%以上に設定して勉強しましょう。

大問は全部で4つです。

毎年、大問1は原始・古代(中世)、大問2は中世・近世、
大問3は近現代、大問4は現代という構成になっています。

すべてマーク式で、設問は用語を確認する問題、
正しいまたは誤っている文章を選ぶ問題、
年代の整序問題、空所補充問題で構成されています。

教科書や参考書、難関大学向けの一問一答を反復していれば
対応することができます。

ファイル 4442-1.png

【問題別の分析】
・用語を確認する問題、正しいまたは誤っている文章を選ぶ問題、空所補充問題

<原始・古代>
知識を直接確認するような問題も出題されますが、
何かと関連付けて出題されることが多いです。

例えば、2022年度は重要文化財の写真を年代順に並べ替える問題や
その時代の特色が問われる問題が出題され、2021年度は天皇と
その在位時の出来事や関連人物などが問われる問題が出題されています。

用語などをそのまま丸暗記するのではなく、それに関連することまで含めて
覚えていきましょう。


<中世・近世>
原始・古代と同様に関連付けた問題が出題されます。
テーマ史になることもあるため一概に中世だけが問われる
ということは言えません。
文章の正誤が問われることが多いため、教科書や参考書の記述を
正確に覚えていきましょう。

<近現代>
文章の正誤が問われることが多いです。
数字(年齢や金額、人数など)、貿易関係の動向が具体化されていることが
多い時代であるため、厳密に覚えていきましょう。
総理大臣や政党の変遷も覚えるのが難しい項目なので早めに取りかかりましょう。
戦後から最近の首相まで問われることもあるため、通史を早いうちに済ませて
最後まで覚えているという状態になることが目標です。

ファイル 4442-2.png

・年代の整序問題
2021年度は2問、2022年度は3問、2023年度は5問、2024年度は1題出題されています。
出来事だけでなく、遷都した順番や地域の成立の順番も問われます。
年号や教科書、参考書で書かれている順番も整理しながら覚えていきましょう。

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】明治大学 全学部入試 国語

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は明治大学の全学部入試 国語について
書かせて頂きたいと思います。

全学部統一入試の国語の配点は下記の通りです。
商学部は150点、法・文・政治経済・農・経営・
情報コミュニケーション・国際日本学部は100点です。

試験時間は60分で漢文は出題されません。

目標得点率は70~80%以上に設定して勉強していきましょう。

大問は全部で3つです。
現代文が2題、古文が1題という構成です。

大問2の現代文には必ず文化史が出題されます。
読解対策が最優先ですが、2問出題されるので直前期に
国語便覧などを参照しながら現代文の文化史を
おさえるようにしましょう。

古文は2年連続で宇治拾遺物語から出題され、
2022年度、2024年度は2つの出典から出題されました。
設問の内容は多様なので、文法、単語をおさえたら
実際に読解問題を通じて文法、単語問題などに慣れていきましょう。

ファイル 4441-1.png

【現代文】
漢字問題、傍線部の説明、空所補充問題、文化史、
内容一致は頻出です。
空所補充問題は語句だけでなく、文の空所補充もあります。

現代文を対策するときは漢字や基本語彙の習得をベースにしつつ、
読解の演習を重ねていきます。
読解をするときはいきなり時間を計るでのはなく、
段落ごとや全体の徹底理解と自分の中で解答根拠が固まってから
選択肢を選ぶという練習を積んでいきましょう。
演習が終わったら、ノートなどに文章の内容をまとめていくと、
より効果的です。

文化史は国語便覧や文化史をまとめた参考書などを使って
対策を進めてください。

ファイル 4441-2.png

【古文】
文法問題、単語問題、傍線部の説明、和歌の解釈、内容に
合致しないものを選ぶ問題、傍線部が指しているものを選ぶ問題は
頻出です。

文法、単語知識や和歌の修辞法、解釈、敬語法、読解など問われることは
多岐にわたります。

文法や単語を覚えていたり、理解していることは前提ですが、
必ず読解問題を通じて演習を積んでいくことが何よりも重要です。

例えば、助動詞の接続、活用、意味を覚えても実際に問題に出されると
対応できないことがあります。

現代文と違い、対策すればそのまま点数が伸びていく科目かつ
大問の1つなので適当に勉強せず、読解演習と内容の徹底理解を
していきましょう。

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】明治大学 全学部入試 英語

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は明治大学の全学部入試 英語について
書かせて頂きたいと思います。

全学部統一入試の英語の配点は下記の通りです。

商・国際日本学部:200点
政治経済・経営・情報コミュニケーション学部:150点
理工・法・文・農・総合数理学部:100点

試験時間は60分です。

目標得点率は70~80%以上に設定して勉強しましょう。

大問は全部で2つです。
(2022年度は4つ、2021年度は3つでした。)

長文読解が出題されるのは共通していますが、
それ以外の問題は年度ごとに異なります。

2024年度以降も変化する可能性があるので
文法問題や会話問題なども対策しておきましょう。

どの問題形式でも60分という短時間で多くの問題を処理する必要があるので
過去問を通じて時間配分を意識しましょう。

ファイル 4440-1.png

【長文読解】
下線部の意味に最も近いもの、下線部の内容に最も近いもの、
下線部の理由に最も近いものを選ぶ問題が多くを占めています。

英文自体や設問の難易度よりも文量の多さと設問の多さが特徴的です。
単語、熟語、文法をある程度頭に入れ、英文解釈を丁寧にやったら、
多くの英文を読み込んでいきましょう。

単語については多義語があれば、すべての意味を覚えるようにしてください。

長文は下線部があれば、そのつど解いていけばいいのですが、
最後に内容に関する問題が出題されるため、段落ごとに簡単な要約を
素早く書いていくと参照しやすくなります。

どの大学でも共通していることですが、「つまり何を伝えたいのか」ということを
言語化できるかどうかが問われます

普段の読解対策でも適当に雰囲気で解くのではなく、
「つまり何を伝えたいのか」を意識して読んでいきましょう。

ファイル 4440-2.png

【文法・語法・熟語問題】
2022年度は基本~標準レベルの問題が出題されました。
『ネクステージ』などの網羅系の問題集を使用していれば
対応できますが、問題量が多く、問われる内容も多岐にわたるため
とりこぼしのないように対策していきましょう。

ファイル 4440-3.png

【会話問題】
2022年度は会話の流れを把握して回答する問題、
2021年度は文法・語彙問題という形式でした。

会話の流れを把握して解く問題は空所の前後を確認すれば回答できます
2021年度のような形式は文法・語法・熟語問題対策と同様の対策をすれば対応できます。

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】明治大学 全学部入試

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、明治大学 全学部入試について
ご紹介したいと思います。

入試制度についての説明は大学の公式YouTubeチャンネルで
紹介動画がありますので、こちら↓をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=84R9mSzrIbA&t=90s

<英語>
英語に関して、試験時間は60分、大問
は例年2題、問題数は40問~50問の
構成になっています。

試験時間60分で2023年度だと46問
2024年度だと43問という構成のため、
問題数は多いと思います。

1分~1分半ぐらいで1問を解き進める
必要があります。

時間に対して問題数がかなり多いことが特徴です。

『長文の中の下線部分の意味に近い単語を選べ』
という問題が沢山出題されます。
ここから言えることは、
単語と熟語のインプットが鍵になる
ということです。

そもそも単語の意味が分からないと正直、
全学部入試で合格をとることは難しい
です。

逆に単語と熟語のインプット固まってると、時間をかけずに
どんどん問題解いていくことができ、問題数も多いので、
時間削減につながります。

また、2023年の全学部統一入試の英語の長文は、第1問が訳1200語、
第2問が訳800語と例年よりも長い文章でした。

ですから、全学部入試を受験される方は、
ある程度の速読力と英単語/英熟語などの語彙力
を必ず固めてください。

そして、社会情勢に関する文章も主題されるので、
一般常識を学んでおくことも大切
です。


<国語>
国語も同じく60分で、例年3題構成となっています。
現代分2題と古文1題となっています。
(漢文は出題されません。)

問題の難易度は基礎~標準レベルとなっています。
個別試験と比較して難易度に大差はありません。

ただし、文化史や漢字などの問題も
出題されることがあります。
余裕のある受験生は、そういうところまで詰めていく
ことが必要になってきます。

問題の総評としは、全体を通して問題自体の難易度と
時間配分を考慮すると、個別試験よりも難しい
と言える学部がほとんどだと思います。

ただし、問題にあまり癖はないため、
基礎~標準の力がしっかりと見についていれば
十分に解ける問題
です。


<日本史>
日本史の試験時間は60分で、配点は100点です。
目標得点率は70~80%以上に設定して勉強しましょう。

大問は全部で4つです。
毎年、大問1は原始・古代(中世)、大問2は中世・近世、
大問3は近現代、大問4は現代という構成になっています。

すべてマーク式で、設問は用語を確認する問題、
正しいまたは誤っている文章を選ぶ問題、年代の整序問題、
空所補充問題で構成されています。
教科書や参考書、難関大学向けの一問一答を反復していれば
対応することができます。

□問題別の分析
・用語を確認する問題、正しいまたは誤っている文章を選ぶ問題、空所補充問題
【原始・古代】
知識を直接確認するような問題も出題されますが、
何かと関連付けて出題されることが多いです。
例えば、2022年度は重要文化財の写真を年代順に並べ替える問題や
その時代の特色が問われる問題が出題され、
2021年度は天皇とその在位時の出来事や関連人物などが問われる問題が
出題されています。
用語などをそのまま丸暗記するのではなく、
それに関連することまで含めて覚えていきましょう。

【中世・近世】
原始・古代と同様に関連付けた問題が出題されます。
テーマ史になることもあるため一概に中世だけが
問われるということは言えません。
文章の正誤が問われることが多いため、教科書や参考書の記述を
正確に覚えていきましょう

【近現代】
文章の正誤が問われることが多いです。
数字(年齢や金額、人数など)、貿易関係の動向が具体化されていることが
多い時代であるため、厳密に覚えていきましょう。
総理大臣や政党の変遷も覚えるのが難しい項目なので早めに取りかかりましょう。
戦後から最近の首相まで問われることもあるため、通史を早いうちに済ませて
最後まで覚えているという状態になることが目標です。


<世界史>
試験時間は60分で、配点は100点です。
目標得点率は70~80%以上に設定して勉強しましょう。

大問は全部で4つです。
時代や地域の区分による出題よりテーマ史での出題が多いです。
用語を確認する問題、正しいものまたは誤っている文章を選ぶ問題、
適切なものを選ぶ問題、空所補充問題、年代の整序問題、
地図を利用した問題などが出題されます。

□問題別の分析
用語を確認する問題、正しいものまたは誤っている文章を選ぶ問題、
適切なものを選ぶ問題、空所補充問題が出題されます。

4つの選択肢の中から正しい用語や文章を選ぶ問題です。

選択肢の中には細かい知識が入ったものがありますが、
ほとんど消去法で解くことができます。
どれだけ知識があるかよりも、教科書や参考書に書いてあることを
確実に覚えていることが重要です。

用語だけではなく、その背景や目的などの
関連知識もあわせて覚えましょう。

例えば、囲い込みは第一次と第二次がありますが、
二つの違いは理解していますか?
第一次は農地を羊毛生産用の牧用地にする目的があり、
第二次は穀物生産用の資本主義的大規模経営により開放耕地が囲い込まれた
という特徴があります。
「なんか囲い込みって2回あったよな」程度の知識だと対処することが
できない問題が出題されます。


<まとめ>
受験者層を見ると、早慶志望や難関国立大志望の
受験生も受験しに来るため、学部によっては
結構ハイレベルの争いになります。

ですが、まだまだ残された時間はありますので、
しっかりと対策をして合格を目指していきましょう!

では、最後の2024年度入試の合格者最低得点率を
記載しておきます。(今回は文系学部のみ記載します。)

過去問を解く際の目安にしてみてください。

政治経済学部:66.3%
経営学部  :69.7%
商学部   :67.6%
法学部   :65.7%
文学部   :63.7%
情報コミュニ:68.6%
国際日本学部:71.3%

詳細はこちら↓でご確認ください。
https://www.meiji.ac.jp/exam/information/data/6t5h7p000001himy-att/2024nyushidata.pdf

(八千代緑が丘校 轟)

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【入試制度】明治大学 一般選抜における英語4技能資格・検定試験の活用について

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

近年の入試において、英検などの英語外部検定試験のスコアを
持っていると、大学入試に有理に働くことが多いです。

今回は、明治大学の一般選抜において、外部検定試験のスコアを
どのように活用できるのか、ご紹介致します。

明治大学の一般選抜では、『全学部統一入学試験』と『学部別入学試験』
の2種類がありますが、各々の入試制度で、活用のされ方が異なります。

ファイル 4493-1.png

では、先に『全学部統一入学試験』において外部検定試験のスコアが
どのように有効活用できるのかを、ご紹介致します。

『全学部統一入学試験』において、外部検定試験のスコアを活用できるのは
以下の4つの学部です。

経営学部、国際日本学部、総合数理学部、農学部

上の4つの学部においては、各学部が指定する等級またはスコアを保有していると、
通常の〇科目方式と共に、『英語4技能〇科目方式』の入試制度にも
併願して出願することができます。

また、スコアは、換算得点として使用されます。
換算のされ方は、学部によって一緒です。

 【英検】
  2級合格かつ1,980点以上 ⇒ 8割換算
  2級合格かつ2,088点以上 ⇒ 9割換算
  準1級合格       ⇒ 満点換算


 【TEAP】
  225点以上 ⇒ 8割換算
  253点以上 ⇒ 9割換算
  309点以上 ⇒ 満点換算

ファイル 4493-2.png

次に、『学部別入学試験』において外部検定試験のスコアが
どのように有効活用できるのかを、ご紹介致します。

外部検定試験のスコアを活用できるのは以下の3つの学部です。

商学部、経営学部、国際日本学部

この3つの学部においては、基準のスコアを超えていれば、
学部別入学試験と同じ日に、『英語4技能試験活用方式』という
入試制度を併願することができます。

基準等は学部毎に異なっています。


<商学部>
英検であれば2級合格、TEAPであれば225点以上持っていると、
『英語4技能試験活用方式』の出願資格が与えられます。

学部別方式では英語(150点)、国語(100点)、選択科目(100点)
という配点ですが、『英語4技能試験活用方式』では配点が
以下のように変わります。

英語(300点)、国語(150点)、選択科目(100点)の合計550点満点で
採点されます。

学部別方式と比較して、英語と国語の割合がかなり高くなり、
語学力のある生徒が合格しやすい方式になります。


<経営学部>
英検であれば2,200点以上、TEAPであれば290点以上持っていると、
『英語4技能試験活用方式』の出願資格が与えられます。

ただし、外部検定試験のスコアによって、換算得点として
扱われます。

 【英検】
  2,200点~2,466点 ⇒ 加点なし
  2,466点~2,629点 ⇒ 20点加点
  2,630点以上   ⇒ 30点加点

 【TEAP】
  290点~339点 ⇒ 加点なし
  340点~389点 ⇒ 20点加点
  390点以上   ⇒ 30点加点

学部別方式では英語(150点)、国語(100点)、選択科目(100点)
という配点ですが、『英語4技能試験活用方式』では配点が
以下のように変わります。

英語(30点)、国語(100点)、選択科目(100点)合計230点満点で
採点されます。

外部検定試験対策を頑張れば、出願資格は何とか得られる
かもしれませんが、20点加点までのハードルは高いなと
思いました。ですから、英語では、あまり差がつかないのでは
ないでしょうか。

むしろ、国語と選択科目勝負の2科目での勝負になりますね。
英語はそこまで得意ではないけれど、国語がとても得意という
受験生にとっては有利な戦いになるのではないかと思います。


<国際日本学部>
英検であれば準1級合格、TEAPであれば309点以上持っていると、
『英語4技能試験活用方式』の出願資格が与えられます。

その場合、2種類の入試制度があります。

1つは『英語4技能試験活用方式』、そしてもう1つは
『大学入学共通テスト併用型英語4技能試験活用方式』
です。

学部別方式の『2科目方式』では英語(200点)、国語(150点)
という配点ですが、『英語4技能試験活用方式』では
国語(150点)のみで合否が決まります。

また、学部別方式の大学入学共通テスト併用型3科目方式では
英語(200点)、国語(150点)に加えて共通テストの地理歴史(100点)
という配点ですが、『大学入学共通テスト併用型英語4技能試験活用方式』
では、国語(150点)に加えて共通テストの地理歴史(100点)という
配点に変わります。

CEFRレベルがB2に達すれば、あとは国語のみ、または国語+地理歴史
での勝負となるため、こちらの入試制度においても、英語では差が
つかない方式になっていると感じます。

蛇足になりますが、多くの大学の入試制度を見ていると、
確かに、出願資格を得るまでの努力は必要ですが、
出願資格を得てしまえば、あとは英語以外での勝負となり、
むしろ、英語が得意な受験生にとっては、ライバルと差をつけづらい
入試制度が多いなと感じます。
(中には、出願資格を得るハードルが、かなり高いところもありますが…)

ファイル 4493-3.png

まとめると、外部検定試験のスコアを活用する入試制度を利用するために、
商学部、経営学部、国際日本学部、総合数理学部、農学部
を志望する方は、是非、上記の基準のスコアを把握して、目標とするスコアを
とれるように頑張っていきましょう。

八千代緑が丘校では、英検対策の指導も行っていますので、
気軽にご相談ください。

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明日はいよいよ入試本番! いってらっしゃい!!

こんばんは。
八千代緑が丘校の轟です。

明日はいよいよ、順天堂大学 医療看護学部の
総合型選抜の試験です。

ファイル 4229-1.png

2024年度入試から始まったばかりの入試制度で
あるため、過去問が1年分しかなく、
受験する生徒は対策が大変でしたが、
本当によく頑張って取り組んでいます。

ファイル 4229-2.jpg

2024年度入試のデータを見ると、
募集人数:20名
志願者数:252名
合格者数:26名 (繰上合格を含む)

なんと、志願倍率は12.6倍と
非常に狭き門です。

試験内容は
『小論文、総合問題、個人面接』

小論文においては、課題文を要約したうえで、
自分の意見を述べるというスタイル。

最初はどのようい書いたら良いのか、
要領がつかめなかったAさんも、
段々と練習を重ねていくうちに、
書けるようになってきました。

前日の今日、「書いたので見てください」
と持ってきてくれたのですが、
しっかりと段落構成も考えて書けていました。

それから、総合問題では、英語・現代文・数学ⅠA
化学基礎・生物基礎の範囲からちょっとずつ
出題されており、マークセンス方式の問題です。

各々の問題は基礎的な難易度ですが、数学ⅠA・化学基礎・生物基礎
の全てを網羅している受験生は少ないのではないかと思います。
ですから、一般選抜では試験科目にしていない分野の問題の
対策がしづらいと思います。

ですが、Aさんもこれまで学んだことを思い出しながら
頑張って解いていました。

ファイル 4229-3.jpg

個人面接では、堂々と、持ち味の対応力と
思いやりを活かして、面接官とコミュニケーションを
とってきてもらえればと思います。

明日の試験、うまくいくことを祈っています。

(八千代緑が丘校 轟)

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【高校2年生向け】日本史の学習法 Part2 (暗記/定着編)

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

前回も書かせて頂きましたが、
大事なことですので、今回も
書かせて頂きますね。

日本史の学習で大切なことは
『内容を理解して覚える』
ことです。

前回は日本史の内容理解の仕方について
書かせて頂きました。
今回は、その次のステップとして
内容を暗記し、定着するための学習法について
書かせて頂きたいと思います。

ファイル 4216-5.png

<ステップ1>
まず真っ先に取り組んで頂きたいことは、
授業の復習です。

プロの先生は、内容を整理して伝えることが
とてもうまいです。

ですから、先生が授業を通して、
「このように解釈して、この順番で覚えていってください」
とおっしゃったように覚えていって頂くと効率よく
理解したうえで覚えることができます。

よく生徒から
「復習しているのに、なかなか覚えられません…」
という相談を受けます。

ただ、そのように言う生徒に
「復習は何回行ったの?」と聞いてみると
「えっと…、2~3回ぐらい…」
と答えてくれるのですが、それは復習の回数としては
少なすぎます。

では何回繰り返して覚えると良いと思いますか?
定着するまでに必要な繰り返しの回数は個人差がありますが、
『目安は30回!』だと思ってください。

これだけ繰り返し復習に取り組むと、初めて聞いた内容であっても
しっかりと頭に入っていきます。


<ステップ2>
授業の復習に念入りに取り組んだ後に取り組んで頂きたい
ことは一問一答を活用して、しっかりと覚えられているか
どうかを確認することです。

また、覚えているかどうかの確認だけでなく、
授業時間の都合上、授業の中で触れられていない
内容も、もしかしたらあるかもしれません。
それをチェックするという効果もあります。

一問一答は様々な出版社がらリリースされていますが、
内容が十分に掲載されていて、レイアウト的にも見やすい
という点から、私は東進の一問一答が一番お薦めです。

日本史 一問一答【完全版】3rd edition
ファイル 4216-1.png
著者 :金谷 俊一郎
出版社:東進ブックス

本書では、十数年の歳月をかけて過去35年分の入試問題を完全データベース化し、
そのデータベースをもとに用語の頻出度をランク分けすることで、
志望大学や自分の実力に応じた学習ができるように作られています。

つまり、本書は「今の自分の実力と志望校のレベルから、
どこをどのように覚えると最短距離で成績を伸ばすことができるか」

を追求した、共通テストから難関大までのすべてのレベルに対応できる
一問一答集なのです。


高校2年生で、部活が忙しくて、他の科目の学習もあるため、
日本史にこれ以上時間は割けられないという方は、このステップ2
までで一旦は十分です。

ただ、日本史にもう少し時間をかけられるという方には、
次のステップ3の学習にも取り組んで頂きたいと思います。

なぜならば、1周目の学習で、ほぼ完璧に内容を理解し、
かつ、できるだけ忘れずに定着させて頂きたい
からです。

1周目の学習がテキトーと言いますか、知識が曖昧な知識では、
高校3年生の夏になった段階で、
「やべっ、全然覚えてない…。最初からやり直さなきゃ…」
となってしまいます。

そうなってしまっては、せっかくそれまで学んできたのにもったいない。
やり直しにならないように、1回目でしっかりと理解し、完璧に覚えきる
という気持ちで取り組んでいってください。

もちろん、実際は完璧には覚えきれないですし、覚えたことも人間ですから
忘れていってしまうことは事実です。
しかし、ちゃんと覚えようという姿勢で取り組んでいれば、忘れてしまったことを
夏の2周目の学習で穴を埋めていけば良いので、夏以降に必要な学習量は
ぐんと少なくなるはずです。


<ステップ3>
では暗記ができていることを確認できたら、
次に取り組んで頂きたいことは、分野別問題集での
問題演習です。

一問一答で完璧に知識を頭に入れたからといって、
入試問題を解けるようにはなりません。

なぜなら、入試では一問一答形式では問題が作られていないからです。

そこで、様々な問われ方をしても(どのような角度から聞かれても)、
しっかりと答えられるようにするために必要な学習が、
分野別問題集を通して、問題演習に取り組むことです。

そこでお薦めの問題集がこちら↓

日本史問題集 【完全版】
ファイル 4216-2.png
著者 :金谷 俊一郎
出版社:東進ブックス

こちらは、『日本史B一問一答【完全版】』をベースにすることで、
日本史の全範囲・全分野を網羅されています。
この問題集を通して全範囲・全分野の問題による実戦的演習が
可能になっています。

また、全ての小問に至るまで解説を施したのも本書の良い点です。
これによって、「自分がわからなかった問題の解説が書かれていなくて、
疑問点が解決されなかった」という、問題集を解いていて起こる問題点を
解決できます。

さらに、全ての小問に至るまで難易度を入れたため、
「どの問題をしっかり解くべきで、どの問題を捨てるべきか」を明確にし、
無駄な学習に陥らないように配慮されています。

ファイル 4216-3.jpg ファイル 4216-4.jpg

今回は、授業で内容を理解した後の、内容を覚え、
そして定着させていく学習法について
書かせて頂きました。

日本史は量が多くて覚えるのが大変ではありますが、
地道にコツコツと頑張っていきましょう!

(八千代緑が丘校 轟)

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【高校2年生向け】日本史の学習法 Part1 (内容理解編)

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、これから日本史を本格的に学習をし始める
高校2年生を対象に、日本史の学習の取り組み方
をご紹介致します。

学習の取り組み方の流れを一言で言えば
『内容を理解して覚える』
ということになります。

具体的に、どのように取り組んでいくと、
しっかりと理解をして覚えていけるのかを
以下でご紹介致します。

今回は、内容の理解の仕方についてご紹介し、
次回、内容の定着のさせ方についてご紹介致します。

ファイル 4215-4.png

<ステップ1>
プロの先生の授業を通して、まずは内容を理解する
ことをお薦めします。

学校の授業ベースで学習を進めていくと、
一通り範囲を終えるのが受験直前となってしまいます。
正直、それでは遅いです。
高校3年生の夏までには一通り学習を終え、
夏以降は復習をしながら、問題演習を重ねながら
理解を深めながら、知識の定着を測ることが大切です。

ですから、学習ペースを考えると、学校の授業の前に先取り学習
として、予備校や塾で、高3の夏までに一通り学習を終えられる
カリキュラムの授業を受講されることをお薦めします。

東進では、大学入試に向けて内容を理解するための授業
としては以下の授業があります。
『スタンダード日本史探求 (担当:金谷 俊一郎)』
『難関日本史 (中山 裕典)』

書店には、様々な参考書が並んでおり、予備校の先生の書いた
講義系の参考書もあります。
ただし、講義系の参考書を読むだけでは、自分で内容を整理することは
難しいです。
また、中には自分でまとめノートを作ろうとする方もいると思いますが、
それは絶対にやめた方が良いです。
なぜならば、特に初学者であれば、何が大事で、どのようにまとめると
良いかがわからないため、うまくまとめノートを作ることができないからです。

その点、授業では、テキストがそもそも内容がまとまっている
まとめノートのような感じになっていますし、
板書や授業中の先生の話をテキストに書き込んでいくことで、
最強のまとめノートが出来上がります。


<ステップ2>
では、授業を受けた後、授業の復習かつ、内容理解を
深めるためにお薦めなのが、講義系の参考書を読むことです。

最終的には、教科書を読み込めるようになっていきたいですが、
ただし、最初に教科書を読もうとすると、文章が読みづらく、
内容が頭に入って来づらいと思います。

そこで、講義系の参考書がお薦めです。
お薦めの参考書がこちら↓

金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本
ファイル 4215-1.png
著者 :金谷 俊一郎
出版社:東進ブックス

特に、東進の『スタンダード日本史探求』を受講されている方
であれば、授業を担当している先生と参考書の著者が同じ先生
なので、スムーズに読み進めていくことができると思います。

また、このシリーズは以下の全5冊で構成されています。
『原始・古代史』『中世・近世史』『近現代史』
『文化史』『日本史年代暗記』

日本史は暗記科目ではありません。
羅列してある用語を丸暗記するのは、たいがい限界があります。

しかし、納得して頭に入れた知識は忘れにくいものです。
こちらの参考書では、物事の因果関係と用語の意味については、
「なぜ」と「流れ」を用いてできるだけわかりやすく解説されています。

ファイル 4215-2.jpg ファイル 4215-3.jpg

ですから、日本史の内容を、まずはしっかりと理解していくために、
まずは授業で先生の話をよく聴いて理解し、そのうえで
更に、授業で学習した内容を講義系の参考書で復習として
読むと、更に理解しやすいと思います。

では次回、どのように理解した内容を頭に入れていけば良いのか
について書かせて頂きたいと思います。

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 文学部 世界史

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 文学部の世界史の
傾向と対策についてお伝え致します。

早稲田大学文学部の世界史試験は、
マーク式・記述式から出題されます。

出題範囲も広く、文化史や特殊分野の問題も特徴的です。
文学部世界史に合格するには、傾向を把握し対策を立てることが重要です。

<傾向>
早稲田大学 文学部の世界史の試験は、
マーク式・記述式・論述式の3つの形式で出題されます。

まず、試験時間は60分で、大問数は8~9題です。
1題あたりの時間は約7分と非常にタイトです。

難易度としては、基本的には教科書レベルの出題が9割を占めますが、
細かい知識を問う応用的な問題も少数含まれます。

写真を使った文化史の出題も毎年の定番となっています。

以上が、早稲田大学文学部世界史の試験の傾向です。
幅広い知識と速答力、要約力が求められる試験形式といえます。


<特徴>
試験時間は60分で、8~9題の大問から構成されます。
1つの大問には5~7題ほどの小問が設定されています。
小問の総数は約40題と多いです。

出題される時代は古代から現代まで幅広いですが、
現代史の出題は比較的少ないです。

地域的には東洋史の出題比率が高めであるものの、
全体的に偏りはありません。
問題の過半数はマーク式、残りは記述式です。
小論述問題の出題歴もあります。

以上のように、文学部の世界史試験は総合力が問われ、
幅広い知識が要求されます。
また、時間が非常にタイトであるため、速答力も必要不可欠です。


<対策>
①小論述の訓練
②基礎知識の定着
③図版・地図の事前確認
④苦手分野をなくす

(1) 小論述の訓練
30字程度で要点を簡潔にまとめる訓練は非常に重要です。
指定語句を時系列に沿って並べることで、
短い文字数でも論旨を明確に表現できるようになります。
限られた文字数で核心をつかむ力が問われています。

(2) 基礎知識の定着
文学部世界史の出題範囲は広範囲に及びますが、
難易度としては教科書レベルの問題がほとんどです。
ゆえに、世界史の基礎知識をしっかり体系的に定着させることが大切です。
ケアレスミスを減らすことが合否を分けるポイントになります。

(3) 図版・地図の事前確認
写真を用いた文化史の出題が毎年のようにあるため、
教科書や資料集の図版は事前に全てチェックしておく必要があります。
また、地名や地域を問う地図の出題もあるので、
こちらも事前に確認しておきましょう。

(4) 苦手分野をなくす
文学部世界史は時代・地域ともに幅広い出題範囲をカバーしているため、
計画的な学習で苦手分野をなくしていくことが大切です。

特に文化史は後回しになりがちなので注意が必要です。

早慶の学部にしては近現代からの出題が少なくなっています。
出題される問題のレベルは標準レベルです。
難しい問題の前に基礎的な問題を確実に取れるようにしていきましょう。


<対策1:先史・特殊分野の対策>
文学部世界史試験では、先史時代や他大学ではあまり出題されない
特殊な分野の問題が特徴的に出題されます。
新石器時代の文化に関する出題があるのでしっかり学習して
おきましょう。

・シュメール、アッカド、アッシリアなど、
 メソポタミアの古代文明の基礎知識を身に付ける
・楔形文字等、文字の起源に関する出題があるため、事前に対策
・エジプト古王国時代のピラミッドに関する知識も必要
・古代インドの仏教成立過程やアショカ王についての出題がある
・古代ギリシアの哲学者や神話に関する出題もあるため事前学習が重要
・古代ローマの政治制度や法制度についての出題傾向が高い
・中世ヨーロッパの封建制に関する出題が複数回されている
・ルネサンス期の文化・学問についての出題があるので対策必須

このように、文学部では他大学とは異なる特殊分野の出題があるため、
通史だけでは不十分です。
特殊分野についても事前にしっかり学習しておく必要があります。

早稲田特有の重箱を隅をつくような問題の出題は文学部ではあまりないので、
教科書レベルの基本的な問題を確実に取れるようにするのが合格のポイントです。


<対策2:記述・論述対策>
マーク式に加えて、語句の記述問題が3割程度出題されます。
難解な語句もあるため、単語力が問われます。

一問一答を繰り返し解き、重要語句を丁寧に暗記していきましょう。
語句の意味や概要だけでなく、歴史的意義や影響まで理解しておきましょう。
似たような語句の微妙な違い(例:北魏と北周など)にも注意を払いましょう。

語句記述の対策は基礎中の基礎ですが、
継続的な学習が不可欠です。
着実に知識を積み重ねていきましょう。

過去には論述問題の出題歴があるので、
念のために用意はしておいた方が良いです。

<対策3:文化史>
次に文学部世界史試験での文化史についてです。
写真を用いた出題が多く、文化史の基礎力が問われます。
教科書や資料集に掲載されている図版は事前に全てチェックし、
内容を確認して、また絵画だけでなく、彫刻等も出題の対象となるため、
幅広く対策をしておいてください。

作品名や時代、作者等の基本情報についてはしっかり押さえてください
代表的な作品例と対策ポイントは以下の通りです。

・ゴヤの「裸のマハ」、ルノワールの「風俗画」など
 19世紀ヨーロッパ美術が出題される
・セザンヌ、ゴーギャン、モネ、ルノワールなど印象派の
 画家と作品を押さえる
・ロダンの代表作「考える人」、ミケランジェロの「ダヴィデ像」も重要
・中国の「清明上河図」、日本の「源氏物語絵巻」も定番の出題対象
・エジプトの「ツタンカーメンの黄金のマスク」をはじめとする古代遺品に注意
・ギリシャ彫刻の「ミロのヴィーナス」、「ラオコオン群」の作品情報を押さえる
・聖堂の様式(ロマネスク、ゴシックなど)も出題されるため事前学習が必要

このように、文学部の文化史出題は非常に幅広いので、多角的な対策が求められます。
代表作や画家を網羅的に学習しておきましょう。


<お薦めの参考書>
【通史理解】
ストーリーでわかる世界史探究
 ファイル 4419-1.png ファイル 4419-2.png
(著者:鵜飼恵太、出版社:KADOKAWA)


【単語暗記】
一問一答
 ファイル 4419-3.png
(著者:加藤和樹、出版社:東進ブックス)


【論述対策】
世界史論述問題集 -45か条の論題
 ファイル 4419-4.png
(著者:江島明・鈴木晟、出版社:駿台文庫)

段階式 世界史論述のトレーニング
 ファイル 4419-5.png
(出版社:Z会)

これらの参考書を上手く組み合わせて学習すれば、
文学部世界史試験に対応できる実力が着実に付いていくはずです。
合格を目指すなら早めの対策が重要です。
計画的に知識と技能を高めていきましょう!

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 文学部 日本史

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 文学部の日本史の
傾向と対策についてお伝え致します。

文学部の日本史試験は、全時代・全分野から出題される難関試験です。
幅広い知識が求められ、正誤問題の選択肢には細かな用語も含まれます。
また、大問1の原始考古学と大問6の美術史が必ず出題されるのが特徴です。

<傾向>
文学部の日本史の試験時間は60分で、配点は50点です。
問題形式は、選択問題と記述問題から構成されています。
選択問題は正誤判定が主で、記述問題は用語を書く形式です。

出題範囲は原始時代から現代までの全時代で、
政治史や文化史など全分野から出題されます。
時代的には、前近代史(古代~江戸時代まで)の出題比重が
高く設定されている
のが特徴です。

原始時代の考古学に関する問題(大問1)と、
美術史に関する問題(大問6)が毎年出題されています。

正誤問題の選択肢には、教科書にはない細かな用語も含まれるので、
幅広い知識が必要となります。


<特徴>
文学部の日本史は、幅広い時代・分野から出題される試験です。
正誤問題の選択肢には細かな用語が出題されることもあり、
教科書レベルの知識だけでは足りない場合もあります。

例えば、2018年の入試では「伊治呰麻呂」という人名が
正誤問題の選択肢に出題されました。
伊治呰麻呂は8世紀の人物で、光明皇后の詔により遣唐副使として
唐に渡来したが、帰国後反乱を起こした人物です。
教科書には記載がないため、+αの知識が必要でした。

また、2019年の入試では、正誤問題の選択肢に「山鉾」といった
用語が出題されました。
山鉾は神輿の一種で、装飾が施された樅の木を立てたものです。

また、前近代史の出題比重が高く、大問1の原始考古学と
大問6の美術史が必出の特徴があります。

大問1では旧石器時代の遺跡である神津島遺跡や細石器の使用
に関する知識が問われます。
大問6では絵画や建築物の名称と外観に関する細かい知識が必要となります。


<対策>
ステップ1:インプット教材の繰り返し学習
ステップ2:一問一答で用語を暗記
ステップ3:過去問で傾向を掴む
ステップ4:大問1、6の特化学習

ステップ1:インプット教材の繰り返し学習
まずは教科書などのインプット教材を繰り返し読み、
日本史の基礎知識を固めましょう。
原始時代から現代までの通史を抑え、各時代の概要を理解しておきます。

ステップ2:一問一答で用語を暗記
次に一問一答を解きながら、歴史用語や人名などを暗記していきます。
一問一答を繰り返し解くことで、細かい知識も身に付けられます。

ステップ3:過去問で傾向を掴む
過去問を多く解き、早稲田大学 文学部の出題傾向を掴みましょう。
正誤問題に慣れ、特徴的な用語も把握します。

ステップ4:大問1、6の特化学習
大問1の原始考古学と大問6の美術史については、
過去問と資料集を使って特化した学習を行います。

こうしたステップを踏むことで、効率的に学習を進められます。
基礎から応用まで着実に知識を積み上げていきましょう。


<文化史対策>
文学部の日本史では、大問6で必ず美術史に関する問題が
出題されます。
この文化史の対策はどのようにしたら良いのでしょうか?
まずはじめにすることは文化史よりも通史を確実にしておくこと
が必要です。

文化史=暗記のように感じますが、文化史も通史と同じ流れで進んでいます。
この流れを理解できていないと文化史の理解が曖昧になってしまいます。

ですから、まずは通史に重点をおいてみましょう。
その後にようやく文化史です。
多くの受験生は文化史=ただの暗記と思ってしまいがちなのですが、
文化史にも流れが存在します。

それは人同士の流れと時の流れです。
人の流れとは、友人の関係や師弟関係や家族関係などがあたります。
歴史上の人物をただの記号で考えるのではなくて、
どのような関係にあったのかを知っておくとわかりやすいです。
特に師弟関係は早慶の入試に頻出です。

続いて、時の流れです。
時の流れというのは、時代ごとの背景です。
通史と連関してなぜこの文化が発生したのか?という部分を考えてみましょう。

上記のように暗記することで、機械的な暗記ではなく
理解したうえで暗記することができます

<お薦め参考書>
文化構想学部日本史でおすすめの参考書は、
「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」「日本史一問一答(東進)」「日本史史料一問一答」
「標準問題精講」「ヒストリア」などです。

「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」で基礎をしっかり身に付け、
「日本史一問一答」で細かい知識を蓄えましょう。

その上で、「日本史史料一問一答」で史料対策を行い、
「ヒストリア日本史精選問題集」や「日本史標準問題精講」で
総仕上げをするのが良いでしょう。

「日本史史料一問一答」
ファイル 4418-1.png
(著者:金谷俊一郎、出版社:東進ブックス)

「ヒストリア日本史精選問題集」
ファイル 4418-2.png
(著者:佐藤四郎、出版社:学研プラス)

「日本史標準問題精講」
ファイル 4418-3.png
(著者:石川晶康、出版社: 旺文社)

(八千代緑が丘校 轟)

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