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【ニュース】大学入学共通テスト2025 「得点調整」なしと決定!

こんばんは。
八千代緑が丘校の轟です。

大学入試センターは1月24日、
2025年度大学入学共通テストの大半の答案の採点を終え、
平均点などの集計を発表しました。
得点調整を行わないことも決めました。

参照:https://www.dnc.ac.jp/news_all/houdou.html

ファイル 4686-1.jpg

【化学は45.46点と低い平均点】
全教科で得点調整は行わないことを決定しました。
得点調整の対象科目(受験者1万人以上)のうち、
理科は「化学」が45.46点と平均点が低かったのに対し、
「物理」59.09点と平均点差は13.63点でした。

ですから、もしかして、今年は得点調整があるのではないか
と思っていたのですが、得点調整はない様です。

国公立大学を受験する受験生にとって、理科は2科目の場合が
大多数で、化学は2科目のうちに含まれることが多いため、
国公立大学志望の受験生にとっては、相対的には影響が
少なくて済むのではないかと思います。

一方、私立理系専願の化学選択の受験生にとっては、
共通テスト利用入試で物理選択の受験生と差がつきやすく
不利になりやすいと思います。

ファイル 4686-2.jpg

【日本史と世界史で9.14点差】
地歴公民は、「歴史総合、日本史探究」が57.06点と、
浪人生が受けた旧課程の「旧日本史B」68.40点と比べ
11.34点の平均点の差があります。
また、「歴史総合、世界史探究」(66.20点)とは、9.14点の
差が出ました。

私立文系の共通テスト利用入試や、上智大学の共通テスト併用入試など、
個別試験で共通テストのスコアが利用される大学に対しての影響が
気になります…。

受験生からは歴史総合分野の問題について
SNSには「間違えて世界史の範囲解いてるんじゃないかって思った」
といったように、世界史の比重の重さを嘆く声も上がっていました。

河合塾によると
「試作問題の歴史総合は、ほぼ日本史の知識のみで対応できたが、
本試験の歴史総合では日本史の知識だけでは対応できない問題が
複数出題されており、試作問題に比べて難易度が高かった」
とのことです。

ファイル 4686-3.jpg

【数学の新課程、旧課程の得点差は6~7点】
「数学ⅠA」は53.72点、浪人生のみが受験した「旧数学ⅠA」59.96点と比べると、
6.24点の差がありました。
「数学ⅡBC」は51.76点、「旧数学ⅡB」は59.46点と点差は7.73点でした。

この点に関しては、理系の受験生にとっては、
国公立大学の個別試験も、私立大学の共通テスト利用入試や
共通テスト併用入試に対して、現役生が浪人生に比べて
闘いづらくなってしまうことが気になります。

大学入試センターは、全ての採点結果を反映させた最終集計を
2月6日(木)に発表する予定です。
最終集計結果が気になるところです。

(八千代緑が丘校 轟)

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共通テスト 情報Iの講評

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。


今回は、共通テストの情報Iの講評
について書かせて頂きたいと思います。

令和4年度に公開された試作問題とほぼ同じ出題分野と
大問4問による問題構成でした。
第1問は比較的問題文の短い、セキュリティ・ネットワーク
・情報のデジタル化・情報デザインからの4小問でした。
第2問はA・Bに分かれた中問形式であり、
Aではレシートに印字されるデータの特徴と取り扱い、
Bでは事前に用意すべきおつりのシミュレーションについて出題されました。
第3問のプログラミングは工芸品を製作する担当の割当てを自動化する
アルゴリズム、第4問は観光に関するデータを用いたグラフや図の
読み取りについて出題されました。
試作問題同様、制限時間内に素早く正確に題意を読み取り、
解答に結び付ける力が必要でした。


【全体概況】
□大問数・解答数
令和4年度に公表された試作問題と同じ4大問構成で全問必答。
解答数は合計で47。
内訳は、第1問が9、第2問Aが9、第2問Bが5、第3問が12、第4問が12。

□出題形式
第1問は小問4つからなる小問集合でした。
第2問はAとBの中問構成でした。
全体を通して試作問題の形式と同じでした。
各大問の配点も変わらずでした。

□出題分野
情報Iの学習分野から幅広く出題されました。

□問題量
ページ数は32ページ(下書き用紙を除く)。
試作問題より1ページ減りました。

□難易度
初年度だったこともあり、易しかったと思います。


【大問別分析】
第1問「小問集合」(20点・易)
小問集合であり、問1はデジタル署名の目的と128ビットの
IPアドレスが導入された経緯、問2は7セグメントLEDで表示できる
文字列の種類、問3はチェックディジット、問4はマウスカーソルの
移動に関するユーザインタフェースについての問題でした。
問1は基本的な知識が問われているが、問2以降は問題文を読んで状況を把握し、
解答するのに必要なことを理解して解く必要があり、
読解力と知識を活用する力が求められました。

第2問「領域融合・モデル化とシミュレーション」(30点・易)
Aでは、商品購入時のレシートに印字された情報をもとにした問題が出されました。
実用的なテーマであり、解答には特別な知識を必要としませんでしたが、
図に示された情報と商品の流れを正確に把握することが求められました。
問4では、問題文に書かれたネットショッピングについての条件を踏まえて、
解答する必要があり、戸惑った受験生もいたと思われます。
Bでは、おつりとして渡す千円札を何枚用意するかをシミュレーション結果に基づいて
答える問題でした。
乱数を含む条件のもとでの複数回のシミュレーション結果にはばらつきが生じるということを
理解した上で解く必要がありました。
問1は、シミュレーションの条件を把握する問いでした。
問2はシミュレーション結果を10,000回行った結果のグラフから考察する問題、
問3は、初期値(千円札)の枚数を20枚にした場合に、起こることがないケースを選ぶ問題
でした。
おつりを計算するという身近で取り組みやすいテーマでした。

第3問「プログラミング」(25点・やや難)
工芸部の部員が複数の工芸品を分担して製作するために、
規則に基づいて製作物を割り当てて、
その結果のメール文面を作成するプログラムを作る過程が問われました。
問1はプログラム作成の前段階として、図表から担当者と制作日数を考える
内容でした。
問2は配列の要素の大小を比較するものでした。
問3は問2を踏まえてプログラム全体の流れを考えるものですが、
二つの繰り返しと条件分岐のネストがあり、
さらに配列が含まれるプログラムを丁寧に読み解いていく必要がありました。
プログラムは7行(for-ifの二重ネスト)と11行(for-for-ifの三重ネスト)
の二つであり、プログラム自体の複雑さは中程度です。
また、添字はどちらも1から始まっているため、配列の処理は考えやすかったと
思われます。

第4問「データの活用」(25点・標準)
観光庁の旅行・観光消費動向調査のデータを扱った問題でした。
問1は、扱うデータの尺度水準を把握し、データの全体像を把握するために、
旅行目的ごとに棒グラフや帯グラフで傾向を読み取る問いでした。
問2は、旅行目的ごとに旅行者数との相関分析を行い、
2変数同士の関係を読み取る問いでした。
問3・問4は、単に可視化されたデータを読み取るのではなく、
加工されたデータの意味を読み取る思考力を問われる問題でした。
全体を通して、分析結果を多面的に解釈することが求められ、
各図を構成するデータの特徴に関する情報を問題文から抽出し、
それらの情報と数学で学習する散布図および箱ひげ図に関する知識を活用して、
図内の値や傾向を適切に判断する必要がありました。


【今後の学習に向けて】
東進の答案再現による、各問毎の正解率を見ると、
正解率の高い問題と低い問題が見られます。

正解率の高い理由として、資料や条件を活用すると解ける
問題においては解きやすかったことが考えられます。

一方で、正解率の低い理由として、単純知識の理解不足、
プログラミングの基本理解や応用力不足が理由として考えられます。

このことを踏まえますと、今後、プログラミング問題やデータの活用を
重点的かつ実践的に学ぶことが大切です。
第3問対策として、問題文を構造化して解く「プログラミング思考」
を鍛えていきましょう。

今後の学習の進め方として以下のことをお薦め致します。
・まずは教科書や参考書で内容をしっかりと理解
・解答解説を熟読し、解説授業を活用
・探究型問題に慣れるため、模試受験、過去問演習を積む

情報Ⅰでお薦めの参考書はこちら↓
『マイルストーン情報I』
ファイル 4720-1.png
著者 :西蓮寺将巳
出版社:ホクソム

また、参考書を読むよりも、授業を受けた方が
頭に入ってくるという方には、東進 情報科の
渡辺さき先生による『高等学校対応 情報Ⅰ』
と『共通テスト対策 情報Ⅰ』という授業が
ありますので、こちらを受講して頂くことも有効です。

ファイル 4720-2.png

(八千代緑が丘校 轟)

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受験生は今週末最後の模擬試験です!

こんにちは。鎌取駅南口校の小山です。

2日間に渡る共通テストが終了し、
今週末は各校舎で最終東大・京大本番レベル模試と
早慶上理・難関国公立大模試 / 全国有名国公私大模試が実施されます。

ファイル 4679-1.jpg ファイル 4679-2.jpg

受験生にとっては最後の模擬試験となります。
私立大学の個別試験や国立大学の前期入試が迫っているため
本番のリハーサルとして受験生には挑んで欲しいと思います。

日々問題を解く上で時間を計って取り組んでいるにしても
試験形式で一斉で問題を解く方が緊張感があると思います。
共通テストは出願の関係で知り合いが多くいる中で受験した生徒もいましたが
ここからの受験はそうはいきません。
初めての会場で知らない受験生の中で試験を受けてくることとなります。
塾で実施する最後の模擬試験という経験を存分に活かして欲しいと思います。

そして模擬試験終了後に必ず行って欲しいのは復習です。
せっかく時間をかけ問題を解いたのですから、試験時間中にわからなかった問題の
見直しをし、本番で類似問題が出た時に解けるようになって欲しいと思います。

「過去問で実施した内容と同じ題材が入試で出た」
「模試で出てきた文章の続きが入試で出た」
など奇跡的なことが起こることもあります。
ここから対策する全てが力になれるように応援しています。

最後の模擬試験頑張りきりましょう!

(鎌取駅南口校 小山)

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東大本番レベル模試!

八千代緑が丘校 事務の牛尾です。

1月ももう終盤。
毎月思いますが、1か月が経つのは本当に早いですよね。
だからこそ、1日1日を大切に学習と向き合っていきましょう。

1/25(土)・1/26(日)は「最終東大本番レベル模試」の受験日です。
八千代緑が丘校でも、高1~高3生が受験します。
ファイル 4678-1.jpg ファイル 4678-2.jpg
高3生にとっては、国立入試前最後の東大本番です。
今までの成果が発揮出来るよう、応援しています。
あまり力みすぎずに、いつも通り、頑張って欲しいなと思います。

高1~2生は、「まだまだ難しいな…」と感じることもあると思います。
本番まではまだ時間はありますから、悲観しなくて大丈夫です。
今の自分の課題を見つける気持ちで、挑戦してみましょう!
大切なのは、振り返りをして、次に繋げていくことですよ(^▽^)/

2日間に渡っての試験で大変だと思いますが、頑張って下さいね。
(八千代緑が丘校 牛尾)
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