こんばんは。
八千代緑が丘校の轟です。
年が明けて、共通テストの日程が近付いてきました。
(今年は1/18(土)・19(日)は共通テストの本番です。)
そこで、今回は、今日と明日の2回に渡り、
これまでセンター試験の物理と共通テストの物理を
長年解いてきて、皆さんに共有したいと思ったことを
書かせて頂きたいと思います。
【共テ物理の全体像】
□2次学力重視
センター物理と比べて、共テ物理は問われる学力が2次学力へ
近づいていると感じます(その傾向は年を追うことに深まっています)。
実験や探究の問題が増えたため,見かけ上の変化に気を奪われがちですが、
出題テーマは難関大入試で扱われるようなものが増え、
物理としてはより深い理解が求められるようになっています。
そのため,2次学力の高い難関大受験生にとっては、
センター物理より共テ物理の方が取り組みやすいかもしれません。
逆に,標準レベルの受験生にとってはかなり難しく感じられることも
多いのではないかと思います。
□試験時間は充分だが思考力が問われる
計算量はセンター物理より軽減され、
解法の判断に迷いすぎることさえなければ試験時間は
十分にあると言えるでしょう。
逆に、思考力(=解法の判断力)が問われることは増えました。
(難関大の2次で出てもおかしくないテーマで、解法の判断のみを
問うような問題も多く出題されています。)
□難関レベルの受験生へ
センター物理よりむしろ取り組みやすくなった印象を受ける
受験生も多いかもしれません。
十分な2次学力がある受験は、ケアレスミスを防いだり、
共テ特有のポイントを押さえる練習をした上で
過去問演習を行えば十分な対策となるでしょう.
□標準的な受験生へ
「本番前の共テでこんなに難しいの?」と
焦ることもあるかもしれません。
しかし、逆に言えば共テで取れれば、2次でも取れます。
地に足のついた学習を積み重ねて、基礎学力を上げていくことが肝要です。
なお,共テ物理では幅広い難易度の設問が作られています。
そこで,試験本番では自分にとって難しい問題は時間をかけすぎずに、
飛ばすことも必要になるかもしれません。
なお,難しい設問ほど選択肢が少ないことが多いです。
(適当にマークして先に進みましょう…。)
□補足
共テ物理は、センター物理より総体的な難易度が上がっています。
ではなぜ、平均点が大きく下がったりしないのでしょうか?
それは、難しい設問ほど選択肢の数を絞っている(偶然当たる確率を上げている)、
というカラクリがあります。
最近は選択肢の数が増えつつありますが、それでもすぐに少数の候補に絞れるように
作ってあったりします。
明日は、ケアレスミスについてと、共テ物理で特に注意したいこと
について書かせて頂きたいと思います。
(八千代緑が丘校 轟)
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