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素晴らしき未完成

今日は10月最後の日。
9月末から1か月間続いた中3生の受験面談シーズンもいよいよ終了。

志望校に向かって成績を上げて行くには、苦手科目に向き合うことが絶対に不可欠。しかし、何事もいやいややっては効果は上がらない。気持ちをどうやってmustからwantに変えるか、そこが一番重要。

自分の才能を活かして活躍する、笑顔の自分のイメージ。その理想に対して、現在の自分は明らかに足りないものがある。これからの人生、いろいろなものを身につけて成長して到達する素晴らしい未来。

面談の中で、「最初は苦手だったけど練習したらできるようになったものはあるかな?」と尋ねてみると大体何かしら挙げてくれる。しかも、今では好きなもの、自分の味方になっていることがほとんど。現時点でできないものはこれから身につけて味方になってくれるもの。早く自分を味方にしてくれ、ときっと待っている。

さて、今日の中3授業では最初に過去問の進め方についてレクチャー。気になった問題をつまみ食いするのではなく、必ず1年分単位でやり遂げて合否まで出すこと。自信のない人はいやがるけれど、これは絶対に必要。過去問は過去問。同じ問題が出ることはない。ではなぜ過去問を解くのか、それは入試で要求されているレベルに対して、今の自分には何が足りないのかを知るため。合格、不合格ではなく、自分がこれから身につけるべきものは何か、これから味方になってくれるものは何かを知るため。そうやって自分を一つずつ高めていくことこそが「勉強」なのだ。そしてその「勉強」は一生続く。

未来の自分は今の自分よりもきっと素晴らしい自分。
今、未完成であること。こんなに喜ばしいことはない。

明日はVもぎ。きっとどの生徒も多くの課題を持って帰ってくることだろう。
入試開始まであと78日。1日1日、自分を高めて欲しい。

おまけ
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中3生のMさんが折り紙でつくってくれたハロウィンのかぼちゃ。
塾に来るみんなを出迎えてくれました。

【ism大網 教務:森賀】