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高校準備講座

本日は高校準備講座について、お伝えできればと思います。
私立入試が落ち着き、進学先が決まった生徒もちらほら。

まだまだ、公立前期結果発表、公立後期入試が残っていますから
その生徒たちはもちろんぎりぎりまで対策授業を受けるのですが、
では進学が決定した生徒はというと…?

高校生に向けて、先取り授業です…!

私も普段土気校舎で授業する機会は少ないのですが今回、「物理」の単元を扱っていくことになりました。

こちらがオリジナル教材。
ファイル 1506-1.jpg
文系科目、理系科目、英語に分かれた3冊です。

ちょっと中身をのぞいてみましょうか?
ファイル 1506-2.jpg
むむっ!「センター問題にチャレンジ」
いきなり難しそうですね?

高校に入学し1年も経つと、皆さんは文系と理系のコース選択をしなくてはならない人が大半だと思います。
その際に考えるのは進路と進学先ですね。
わずか15才で、結構大きな分かれ道の選択をすることになります。

自分が物理学科に進んだ経緯なんかも織り交ぜて話しながら、
準備講座を進めていきます。

中学校では基礎的だった理科の内容も、高校に進むと4科に分かれ、より専門的な、それこそ大学で研究をしていくにあたり基礎にあたる部分を学習してきます。

運動方程式、中学校ではことばで理解していましたが、
高校生になると、式で
F=ma
とだけ表します。

結構何にでも応用できる便利な式ですが、初めてこの式に触れた女の子たちからは難しそう…と憂鬱そうなため息が聞こえたような…。

ファイル 1506-3.jpg
今日学んだのは初速度・加速度とか、移動距離はv-tグラフにおける面積だとか距離の公式の意味を考えてみたりだとか…
なかなか高度な内容も含んでいました。

高校に行ったら勉強する内容量も難易度も、それこそ学年が進むにつれて加速度的に増えていきます。
でも、その分たくさんの知識が増えて、分かった時の面白みもぐんと増します。
私自身教師を目指そうと決めたのは高校数学で、本当に面白い先生の授業に触れ、数学の面白さを身をもって体感したことが大きかったです。
皆さんにも、これからたくさんのアカデミックで素敵な出会いがあることを期待して、勉強を楽しんでもらえればってそう思います。

(教務 梅橋)