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追試の状況

誉田進学塾のメソッドの一つに、演習システムがあります。塾で学習した英数の内容が、120点満点のテスト形式で問われ、80点未満の不合格者は授業のない日に、塾で追試に受かるまで勉強するという仕組みです。

ところで、私(白鳥)は、金曜日の中2の追試および、土曜日の中1の追試に、時間割の都合上入ることができません。
よって普段はチューターの方の業務報告および演習成績ファイルによって、月曜日にその状況を把握しています。

保護者の方へWeb上からお伝えしている成績表からは、どうしても塾全体の平均点や、順位、合格率が気になるところだと思いますが、生徒にとって重要なことは、追試日が集中して勉強する時間になっているかどうかだと思います。
現状、生徒の意識が勉強に向かっていてうまくいく日とそうでない日があるため、うまくいくという再現性を高めるためにはどうしたらいいのかを私なりに考えています。

結論としてはスタッフの意識の統一と、それに加えて保護者の方のご理解が必要だと思っております。最近の電話相談の期間中は、各ご家庭へご連絡差し上げる機会が増えておりますので、保護者の方との対話を通じて、追試で勉強することの意義をお伝えして参りたいと思います。
(教務 白鳥)

チューター冬期研修

本日は鎌取教室にて、チューター冬期研修を行いました。
塾ではもうすぐ冬期講習が始まりますが、その中で中3は冬期演習を朝からお昼過ぎまで6日間連続で行います。
昼過ぎまで実施したテストですが、それが返却されるのはテストが終わったわずか2時間後。
そんな早業を成し遂げてくれるのが、チューターさんたちです。

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本日はその中3冬期演習についての業務確認と、通常業務においての改善点や提案について話し合いました。

思った以上に意見や改善点が出てきて、「よく周りを見て行動してくれているなあ」とチューター管理ながら感謝をしています。

チューターは全員誉田進学塾の卒業生。この冬期演習を乗り越えてきました。

冬期講習が終わると受験まで2週間ほどとなります。最後の追い込みをチューター一同も応援しています!!

(チューター管理担当 中島)

千葉中一次検査日 求められるのは?

きょうは県立千葉中の一次検査日でした。

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例年のことですが、千葉中の適性検査は難しい。
問題を開くとこんな感じです。
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パッと見のイメージでも伝わると思います。
とにかく情報量が多い。

今年の大問1は、循環型社会がテーマの問題でした。もちろん、いつもの通り知識は一切必要なし。与えられたたくさんの情報をもとに、その場で考える問題です。適性検査で求められる学力は、経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査(PISA)に近く、PISA型学力なんて呼ばれることもありますが、PISAでは、読解力を測る際に、連続型テキストだけでなく、非連続型テキストを重視しているのが特徴です。連続型テキストとは、いわゆる「本文・文章」のことで、非連続型テキストとは、「データを視覚的にした表現した図・グラフ、表・マトリクス、技術的な説明などの図、地図、書式など」のこと。文章だけでなく図表を交えながらの説明を、その場で理解し問いに答えられるかどうかという力をみようとしているのです。

算国理社の問題集をいくら解いても、なかなか養えない力で、対抗するには、いわゆる教科学習だけでなく、総合的な学力が求められます。日々の生活の中で、新聞やニュースを見るのもよいでしょうし、”大人との会話”も大変重要です。学校生活からも学ぶべきことがたくさんあります。実際、ことしの大問2は、図書委員になったとしたらどんな取り組みをするかを自分なりに考えるという問題が出題されました。
「学校の勉強はあてにならない」とか「何をやらせたらいいですか」というようなご質問を受けることが多々ありますが、わたしは、千葉中対策を10年続けてきた感触からすると、この質問にちょっと違和感をおぼえます。学校生活からしか学べないことは多く、行事や役割、集団生活そのもの自体、千葉中で求められる力に直結しています。「何をやらせたらいいか」と子ども自身に何かをやらせようとする前に、どれだけ子どもとの接点を多くするかを考えるべきです。勉強量がいくら多くても、大人との会話量が少ない子どもは、適性検査には向きません。
 
 
 
開校に合わせて取り組んできた千葉中対策特別講座は、手前味噌ですが、他のどんなプログラムよりも適性検査突破に近づくものだと自負しています。でも、それでも、対策でできることは、適性検査が求めていることの半分でしかありません。あとの半分は、「対策学習」ではなく、日々の生活や、どんな人物に成長しているかということなので。
 
 
結果はまだわかりませんが、受験生たち、よくがんばりました。
一次検査合格というクリスマスプレゼントをもらえたら、二次に向けてもう一頑張りしましょうね。

(中学受験事業部長 福田)

この後空いてる?

小学生の授業後
小学生の教室を覗きに行くと…
「ねえねえ、この後空いている?」と聞いて回る生徒が。
ただ普通に聞いているとこの後どこかに遊びに行こうとしているように聞こえてしまいますよね(笑)

実はこちらの生徒さん、毎回授業終わりに残って
その日に出た宿題を終わらせて帰るんです。
家に帰ってしまうと勉強する気が起きないから
今のうちにやりたい!といつも自分から残ってやって行きます。

一人でやると寂しいからと、いつもこうやって一緒にやって行こうと声をかけているんですよね。
今日は一緒に残ってくれたのは一人。
でも一緒に頑張って宿題をちゃんと終わらせていきました。
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やっぱり仲間がいるとやる気が起きますよね。
一緒に勉強をする仲間ができることが
塾の楽しい時間でもあるのかなと思います。

(事務 西島)

問題を解いて解いて、解きまくれ!

今日、ismちはら台の中3は授業がありませんでしたが、多くの生徒が自習に来ました。

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生徒には、問題を解いて解いて、解きまくれ!と指示を出しています。
ただし、新しい問題はやらない、解きっぱなしにしないの条件付きです。

この時期に、新しい問題に取り組んでも、実力はなかなか上がらないレベルに来ています。
それよりも、本番での得点力を上げることに注力すべきです。
具体的には、
①取りこぼしている知識を復習する
②ミスをしないための練習をする
ことを徹底的にやっていくことが大事になってきます。

自習に来た生徒を見ていると、今までにやったテキスト、プリントの復習を黙々とやっていました。
やるべきことは間違っていません。

後は入試のゴールまで、第一志望校に絶対に合格するとの強い意志を持って、走り切ることです。
応援しています。

中川

定期試験の結果

後期中間試験はもうすでに終わっていますが、
塾生の学校順位のデータがようやく出そろいました。
以下、鎌取教室の生徒のみのデータです。

中1
泉谷    TOP10に9名  
有吉    TOP10に5名 
おゆみ野南 TOP10に2名  

中2
泉谷    TOP10に6名
有吉    TOP10に7名 
おゆみ野南 TOP10に4名 

他のismちはら台やismおゆみ野の生徒の成績を入れると
この人数はさらに増えます。

私たちの定期試験の指導は、
現代のやり方らしくないかもしれません。

特別な作戦はなく、
必要なものを必要な量だけやってテストに臨む。
当然のことを塾生のみなさんに要求しています。

塾生の皆さんもそれに応えてくれました。
苦労して手に入れた結果であるからこそ価値があると思います。

当然今回、悔しい思いをした生徒もいるわけです。
その生徒は、次はという思いでいます。
悔しさは自分で晴らすしかない。
そして、お金で買えない名誉を手に入れてほしい。

部活との両立は楽ではなく、
1人で勉強するのも大変です。
塾はみんながいるから頑張れる。
そんな環境がうらやましいです。

(鎌取教室教室長 山口)

最後の「そっくりもぎ」

9月から毎月1回ずつ実施されてきた「そっくりもぎ」が、12月3日(日)の4回目をもって終了しました。
「そっくりもぎ」というのは、公立高校の入試問題とそっくりにアレンジした問題を、公立前期選抜と全く同じ科目順、時間配分で、渋谷幕張高校や昭和学院秀英高校など実際の高校を会場にして実施する模擬試験のことです。毎年9月から12月まで、月に1回ずつ計4回実施します。

中3の受験生たちは、この模擬試験の結果をもとに公立の志望校を決定し、課題を考えて次の模試に向けて勉強を進めてきました。今回12月の分は、最後の「そっくりもぎ」なので、その結果によっては志望校の変更もやむなしといった位置づけになるものです。

私(石﨑)は、土気教室の責任を負っているので、土気教室の生徒たちの成績には常に目を配り、次の模試に向けて、生徒個々に課題を伝えたりしてきました。今回は最後なので、この模試の結果次第では、非常に辛いことですが、生徒に最後の選択をさせなければならない場合もあります。

実は、土気教室だけではなく、誉田進学塾全体の英語の成績にも責任を負う立場にあります。そこで、模試の結果が出るたびに、塾全体の英語の成績にも気を配り、その結果に基づいて、カリキュラムに手を加えたりもしてきました。
その成果かどうかは分かりませんが、9月から回を追うごとに英語の塾内平均が5点程度ずつ上がり、今回、まだ生徒たちによる自己採点の段階なので断言はできませんが、塾内全体の英語の平均点が約90点に達したようです。これでやっと英語で勝負できる、というところまで上がって来ました。あとは、実際の過去問でどれだけ得点できるか、という段階です。

これは、生徒たち一人ひとりが、自らの努力によって手に入れた成果です。本番はこれからですが、この生徒たちなら、きっと自分の夢を叶えてくれるはずです。
そして、その夢の実現に向けて、私たちスタッフも、彼らを信じて、最後まで応援します!

(土気教室 教室長:石﨑)

冬期定例入塾試験つづき

冬期定例入塾試験、土曜日に実施されましたが、実は土気教室と鎌取教室では本日も行われました。
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土曜日にどうしてもご都合がつかなかったという方のための振替日です。

人数も少ないですし土気教室と鎌取教室だけで18:00~という遅い時間にはなってしまいますが、せっかく塾にご興味を持ってくださった方ですから、なんとか受けて頂きたいという気持ちで振替日を設定しております。

今後1月、2月と入塾試験が続きますが、すべての試験で翌月曜日に振替日を設けておりますので、日程を見て「この日無理だわ」とあきらめず、一本お電話でいただければご相談に乗らせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

今日で冬期定例入塾試験はひと段落。
たくさんの方にご受験いただきまして、本当にありがとうございました。
特に土気教室では申し込み初日から本当にたくさんの方に来ていただき、全教室で一番の受験者数となりました。
たくさんの新しい人と一緒に勉強ができることを楽しみにしています。

土気教室副教室長 石井

冬期定例入塾試験

本日は冬期定例入塾試験でした。
多くの方にご受験いただき、ありがとうございました。
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同日実施の保護者会でもお伝えしましたが、入塾試験は当日のコンディションが大きく作用します。
特に試験慣れしていない小学生は、
・普段と違う場所で試験を受ける
・答えを解答用紙に書く
・限られた時間で解く
など、多くのプレッシャーがあります。
何度か受験することで、本来の力を発揮するお子様もいます。
みなさん真剣に試験を受けていました。

一番の対策はアウトプットの練習、つまり問題を解いて練習を積むことです。
教科書を読んだり、大事なところにマーカーを引くだけではできるようにはなりません。
限られた時間内に、問題形式での練習をしてください。
その際に重要なのが丸つけと間違い直しです。
問題を解いて、この丸つけ、直しまでしっかりやっていることで、大きく力が伸びます。

入塾試験を通して、お子様の勉強の機会になれば幸いだと思っています。


今回受験できなかった方に、12月9日(土)まで振替実施を行っています。
最寄りの教室までお問い合わせください。

(ismちはら台教室長 柏原)

自分を形作るもの

PUT週が終わり、小学生は授業にもどりました!
これは、新しい節目だと思います。

どういうことかというと…
いつもと違うことが入ったときというのは、切り替えのきっかけになりやすいのです。

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実際に、今日は漢字テストをしましたが…
前回がPUT週だったためか、テストの準備が足りなかったかな~という人がいました。

こういう時、テスト後を切り替えのタイミングと考えられるとよいのです。
人というのは、えてして「完璧」を目指してしまいがち。
しっかりできているうちは良いのですが、一度でもそれが崩れてしまうと、「もういいや~」と投げやりになってしまうことがあります。

しかし、いつまでもそうしていてはダメですよね…
それはきっと、誰もがわかっているはずです。

そういう時だからこそ、「きっかけ」が必要なのです。

どんな結果であろうと、それを次へ活かして「またここからがんばるぞ!」と気持ちを切り替えていきましょう。

それは、ほかの誰でもない自分がそう決めなければ、変化は起こりえません。
誰かに言われてやるのと、自分から意志をもってやるのでは、
明らかに経過も結果も変わります!

ぜひとも、「よっしゃー!次はもっと良くするぞ!」とリスタートを切りましょう。
そして切ったからには、成果が出るまでは走り続けること。
その積み重ねが、将来のみなさんを形作るのではないかと思います。

(教務 風野)