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ツールを使いこなす

小学生が中学生と違うということに、模試の回数が少ないということがあります。

中学生にとってみると、少ないなんてラッキー☆と思うかもしれませんが、それは逆です。
模試がないということは、「自分がいまどれくらいの位置にいるのか」という指標や「○○へ向けてがんばるぞ」というモチベーションが保ちにくいという側面があるのです。

だから、誉田進学塾では、授業のペースに合わせて独自の模試を実施しています。
範囲は授業の範囲。すると、そこへ向けて生徒たちの学習意欲は高くなり、結果として表れるのです。

ただし、ただ実施するだけではありません。
模試2週間前にはこちらを配布しています。
ファイル 2358-1.jpg
模試の範囲表とテキストのどこを復習した方がいいのかという学習の手引きです。
「どこを復習した方がいいのか」というのは、結局は試験範囲すべてなんですが、小学生に「すべて」と言っても、すぐに計画を立てることはできません。

こういうツールを使って、試験勉強を重ねるのです。

こういう勉強の仕方は、中学生になってからの定期試験勉強、ひいては受験勉強につながっていくと思います。

ただ目先の点数を追うのではなく、勉強の仕方をしつけるというのが、小学生のうちの土台作りとして重要なことだと、私たちは考えています。

(鎌取教室 副教室長 糸日谷)