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誉めること、やりがいをもつこと

いよいよ今週から、誉田進学塾オリジナルテスト…第2回のPUTが始まります!
生徒によっては工夫しながら勉強している人もいるようですよ。

第2回のPUTで大事なのは、
・前回のPUTとどう違っているか、プラスの変化を積極的に拾いに行く
・結果を追い求めすぎない

単純に点数を比較した時の上がり下がりで、どのくらい勉強したのかは見えてくると思います。
下がっていれば、どこか抜け漏れがあったのです。
上がっていれば、今の勉強方法に良いところがあったのかもしれません。

良い工夫は残し、見直すべきところは次回に活かす…これがPUTの大事なポイントです。

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人によって得意不得意はあるもの。
できる人と比較して、「どうせ…」と思ってしまうのは、とてももったいないことです。

人間だれでも、「ダメなところ」ばかりクローズアップして見てしまいがちです。
一方で、「良いところ」、それも「小さな良いところ」には気づかないことが多いのです。

一回目ではできていなかったことが、二回目ではできるようになってるかもしれません。
それは、まぎれもない変化です。
自分の中で、どんな変化が起こったのかを考えてみてほしいと思います。

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これは、二番目の「結果を追い求めない」にもかかってきます。

テストというと、結果ありきのものです。
ですが、結果がすべてではありません。
もちろん、今までやってきたことの集大成となるものではあります。

ただ、テストが終わればそれはすべて過去になってしまいます。
過去のことをずっと言い続けていても、何も変わりません。
過去を後悔したなら、それを未来に活かすことです!
それが、結果を追い求めすぎないということです。

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PUTは結果から次にどうしていくのかを考えるツールであると同時に、
長い長い目で見た時に、「将来の勉強の練習」にもなっています。

先日のAPでもお話ししましたが、中学生の定期試験勉強、そして受験勉強…その練習がPUTです。
実は、小学生のうちから、こうした先を見据えた勉強をしているのです。
きっと、小学生にとってはとても難しいことをしているのだと思います。
それでも、一生懸命自分なりにがんばっています。

ぜひPUTをやりながら、勉強の方法を身に着けてほしいと思います。
結果がすべてではないというのは、そういうことも含めてなのです。

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おうちの方には、ぜひやってほしいことがあります。

PUTの結果ばかりを見ず、前回と今回で「うまくできた」ところをたくさん誉めてあげてください。
「誉める」は、おうちの方のほうがずっとずっと効果があります。
子どもたちは、おうちの方に褒められるのがだいすきです!

「怒られるから、やらなきゃ」より、「誉められるから、がんばる」
プラスのフォローができると良いなと思います。

小学生のうちから、勉強に目標をもって取り組むのは難しいことです。
受験で目指したい学校があるなど…そうした目標は、自分の未来にかかわると真に迫ったときに初めて意識するものです。
実際にその立場になってみなければ、見えないものがたくさんあるように。
子どもたちも自分がそうなってみなければ、わからないことがきっとたくさんあるでしょう。
それは、自分自身で気づくしかありません。

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ただ、無理に目標をつくれなくとも、「やりがい」を持つことはできます。
「がんばったら、結果がでた!」
「おうちの人に褒められた!」
「うれしい!」「楽しい!」

子どもたちは純粋です。

そうした経験をさせてあげることで、勉強するということをプラスにすることができます。
それをお手伝いするのが、私たちです。
そして、誰よりもその「やりがい」を作ってあげられるのは、おうちの方です。

良いところを見つけて、誉めてあげてください。
未来を期待しながら、今の子どもたちを、めいっぱい誉めてあげてほしいと思います。

もちろん、やるべきことがある場合には、それを伝えることも大切です。
その辺りは、おうちと塾で協力体制で臨みたいと思っております。

一緒に子どもたちを見守っていきましょう!
今後とも、よろしくお願いいたします。

(教務 風野)