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中3へイメージ

本日の土気教室中2は最後の授業でした。
中2最後の社会は「駿台模試」です。

駿台模試は言わずと知れた難関模試。
全国でも上位の生徒のみが受ける難度の高い模試です。
誉田進学塾ではこの駿台模試を中1から実施しています。
中1から駿台模試をじっししている意図は、簡単な問題だけでなく、難しい問題にあたることで、「ここまでの力が必要なんだ」とイメージしてもらうということです。

今回の中2最後の社会でも「中3生で必要な力」をイメージしてもらうために駿台模試を実施します。
ちなみに、実施する済んだ模試は「中3生が受験した駿台」です。
ファイル 2126-1.jpg

果たして、中2生が受験学年である中3生と同じ模試を実施することは可能なのか?
答えは「可能」です。
なぜなら、今回実施した駿台は「中3の6月」に実施するものであり、その範囲のほとんどは地理と歴史であるからです。
(塾では地理と歴史は中1中2までで全範囲を終了しています。中学校よりも速いペースではありますが、こうすることで中3になってから公民分野の授業回、入試対策の授業回を十分にとることができるカリキュラムにしています)
しかし、現時点で中2がこの駿台模試で高得点をとることが可能なのか?という疑問には「否」と返すほかありません。
なぜなら、中3生と中2生では「完成度」が異なるからです。
学習は聞くだけで足りず、書くだけでも足りず、理解だけでも足りません。
一度授業を聞いただけではできるようになりません。授業を聞いたうえで自ら学習を深め、自分の欠点を自覚し、それを是正していく必要があります。
中3生の行っている受験勉強と中2生までの学習で異なるのはまさにその点です。
つまり、復習の量が異なるのです。
だからこそ、この時期に中3駿台を実施し、具体的にどこまでの完成度が必要なのかをイメージしてもらいたい。その意図での実施です。

3か月後、中3の6月に同じような範囲を出題する駿台模試を実施します。
その時には5割~6割の点数をとれるように、中3での社会に力を入れてもらいたいと思います。

(教務 森山)