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イメージが命

本日は土気教室からお送りします。
2年生の理科は電気の単元に入ったところです。

一般的に、電気といえば、「ヤダ~」「苦手~」と、なりやすい単元。
その前にやっていた、動物のからだのところはあまり苦手な人は聞かないんですけどね。

なぜ、生物はできて、電気は苦手になりやすいのか。
その違いは「見えるか見えないか」だと思います。
生物は見えるからわかる、電気は見えないからわからないのでしょう。

電気は目で見ることができないからこそ「イメージ」することが大切です。
つまり目で見るのではなく、脳で見る!


尾形先生は、水路を使って説明をしていました。
ファイル 1666-1.jpg
電流を「水路を流れる水」
電圧を「水を流そうとする力」
電池を「水を引き上げるポンプ」として考えます。

平坦で何もないと水(電流)は流れない。
が、ポンプ(電池)で水を引き上げ高低差をつける(電圧をかける)ことで水が流れる。

身近なことでイメージすることで、暗記ではなく理解することができます。


先生が2つの電池が向かい合っている変な回路を板書しました。
ファイル 1666-2.jpg
「なにそれ~。それじゃあ電流ながれないじゃん~。」
「そうだね。なんで流れないのかな?」
「電池の向きが違うから。」「えー、あたり前だからー。」
たしかにね。だけど、理科ではその「あたり前」なことに「なぜだろう」という気持ちを持つことから始まります。
ファイル 1666-3.jpg

もちろん授業では解説がありましたが、あえてここには書きません。
なぜかそうなるのか、考えてみてください。

(教務 佛坂)