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【語源を楽しむ英単語シリーズ】第5回:接頭辞ad-の応用形

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こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

ついに今日から始まりました
『英単語集中特訓』
ファイル 2977-1.png

『英単語集中特訓』の連動企画で再開した
『語源を楽しむ英単語シリーズ』 今日は第5回。

前回、接頭辞のad-をテーマとしましたが、
今回はad-の応用形です。

ad-は、b/c/f/g/n/p/r/s/tの前では
その子音に影響されて、それぞれ
ab-/ac-/af- などに変化します。
また、その場合、ad-本来の意味「~に向かって」
が無くなってしまうことも多い
のです。

ちなみに、メールアドレスの中にある
アットマーク「@」(英語では at signと呼びます)
は、このadから来ているそうです。

今回は「~と同行する、~に伴う」という
意味の英単語「accompany」
の話から始めていきたいと思います。

ちなみに、accompanyは英単語センター1800の
ステージ13に出てくる英単語です。

最初のac-(=ad-)を無視すればcompany「仲間」が見えてきます。
この単語はcom-「一緒に」pan「パン」を食べる、が原義です。
よってaccompanyで「~で一緒にいること」⇒「~と同行する」
となります。

『ad-』の応用系を含む英単語を集めてみました。

① associate
② appreciate
③ accomplish
④ abbreviate
⑤ affirm

それぞれの英単語がどのような意味になるか、
ちょっと考えてみて下さい。

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① associate
associateは英単語センター1800の
ステージ5に出てくる英単語です。

as-はad-の変形ですから無視して下さい。
するとsociety「社会」という単語が隠れているのがわかります。
そこからassociate A with Bで「AとBを同じ社会に入れる」
となり、そこから「本来は別々の社会に属していたAとBとを結びつける。」と
なります。
日本語訳は「AとBを結びつける」、あるいは「AからBを連想する」などです。

なお、associate oneself with ~ 「自らと~を結びつける」からoneselfが脱落し、
associate with ~となり「~とつきあう」という意味が出てきます。
ただし「~」には、庶民の社会から遠く離れた存在、とりわけ世間でマイナス評価を
受けている人が入ります。
ですから、英作文では使い方に気を付けて下さい。

<例文>
If you associate with such people,
you will get into trouble some day.
「あんな連中とつきあっていると、
 いずれ困ったことになりますよ。」

② appreciate
appreciateは英単語センター1800の
ステージ5に出てくる英単語です。

最初のap(=ad-)を取り去るとpreciousが見えてきます。
preciousは、祖父母の形見など、
「かけがえないぐらい大切な」という意味です。
ですから、appreciateは「~を貴重だなと思う」ことです。
目的語に絵画や彫刻などが来た場合には「~を鑑賞する」
という訳語を当てます。
よく使うのは「I'd appreciate it if you could ~.」
「~してくれると有難いのですが」という決まり文句です。

③ accomplish
ac-はad-の変形ですから無視して下さい。
complete「完成する」という単語が元になっています。
accomplishの方がcompleteより威厳のある響きになります。
ですからaccomplishの方がcompleteよりはるかに大げさな
場面で使うわけです。

④ abbreviate
最初のab-はad-で無視して下さい。
後ろのbreviはbrief「短い」が変形された形です。
ですから、abbreviateは「~を短くする」⇒「短縮する」
という意味になるわけです。
(be) abbreviated as / to ~「~に短縮される」
で覚えて下さい。

<例文>
"Information Technology" is usually abbreviated to "IT".
「情報技術は普通ITと略されます。」

⑤ affirm
最初のaf(ad-)を無視すればfirmが見えてきます。
firmは「しっかりとした」という意味の形容詞で
例えばa firm belief「固い信念」などと用います。
よって、
affirmは「~を固くする」⇒「~をはっきりと主張する」
という意味になりました。

以上のように、今回はad-の応用形について
ご紹介致しました。
上記以外にもたくさんの該当する英単語があると
思いますので、見つけたら、「あっ、これだっ!!」
と思って意味を考えてみて下さい。

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(八千代緑が丘校 轟)

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