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家庭とは

子どもたちにとって、家庭とはどんな存在なのでしょうか。

大人なら……
仕事などで外出をして、「ふう」と一息つける安心感をもらえるのが家。
「おかえり」と待っていてくれる人が居て、「今日も一日がんばったなぁ」なんて思える空間。
外で働いていて、ご家庭をお持ちの方なら、きっと「うんうん、わかる」と思ってもらえるのではないかなと思います。

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きっと、子どもも同じ。
家はシェルターなのです。
何か嫌なことがあっても、安心・安全だと気持ちを緩められるのが、家。
一番気持ちを落ちつけられて、守られていると感じられる場所が家庭なのです。

もし、家に帰っても気が休まらず、安心できず、嫌だと思う空間になってしまっていたら苦しくなります。
ずっとずっと気を張ることになって、いつかきっと限界がきてしまいます。
家は唯一リラックスできる場所であってほしいと思います。

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とはいえ、すべてをゆるゆる~としてしまうのではなくて、子どもができない範疇のことは、大人がある程度管理をすることも大切。
例えば、勉強はリビングでやるとか、ゲームはやるべきことを済ませてからとか、早寝早起きといった生活リズムとか。

そのあたりは、しっかりと大人がサポートできると良いです。
子どもは「管理」がまだうまくできないことが多く、楽な方へ流されやすいので。

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ただし、さじ加減を間違えないようにする必要があります。
テストの成績といった「結果」の部分に手を出すのはオススメしません。
あくまで家庭でしていただきたいサポートは過程や基盤の部分です。

「結果」まで追い求められると、子どもは窮屈になります。
がんばるのも、やる気もだんだんなくなってくるでしょう…。

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というのも、家庭というのは子どもにとって無条件に甘えられる場所でもあるからです。

子どもあるあるですが、家で勉強を教えようとすると、「わからないもん!」「できない!」とお子さんがなってしまって、ケンカになってしまうことはありませんか?

あれは、子どもにとって親は気持ちを簡単に開ける存在だからです。

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駄々をこねても我儘をいっても、根底にある愛情はそう簡単になくならないと分かっているからこそできる言動です。
親を困らせてしまうとわかっていても、感情がコントロールできなくなって、まるで子どもになったみたいに気持ちをぶつけてしまう…

家族だから起こり得る現象だなぁと、大人になった今、とても感じます。
思えば、自分にもそういう時期があったなぁなんて、大人になってから振り返ると気づくのです。

(教務 風野)

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