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長文読解=努力は裏切らない

夏期講習も終盤。
誉田進学塾の中3受験生はこの夏、英語の長文読解に取り組んでいます。
塾生が挑む難関私立高校では合否のポイントとなる、ライバルに差をつけることができるのが、この英語長文読解です。

どんな文にも、見たことも聞いたこともない文にも対応していくために必要なことは、一度読んだ文章を何度も読み直して文の構造を理解することです。英語には文の型が5個しかなく、前からどんどん読み進めていけるように、ネイティブが読むのと同じ感覚で読めるように、この秘密兵器に、単語や重要構文をチェックし記していくのです。すらすら読めるまで読み進めていくことで、自分だけの参考書になります。

同じ一問を解くのでも、自信を持って解答するのか、頭をかしげながら解答するのかで、その後の流れが変わってきます。当然自信を持って解答する方が次につながります。
楽をして得るものはありません。地味だけどコツコツやったものだけが見えてくるそういう局面が、この長文読解にはあります。授業では文の構造とストーリーの流れを教えるだけ。意味をとらえて、体に染み付くまで文を理解するのは、一人一人の努力にかかっています。
踏ん張れ!受験生!!
応援しています。

P.S.
長文読解ということで思いだすのが、
10年ほど前に超難関私立高校に合格したM君の話。
結局第一志望の公立高校には落ちてしまったのですが、自分の力を出し切って満を持して高校に進学しました。後日の合格者レポートにはこうありました。
その時の状況を思い起こすと、文を読んでも緊張で頭に入ってこない、何から始めたらいいのか分からずに5分ぐらい何もできなかった…と自分では思っていたが、手が勝手に動いている、自分ではないこの問題を理解した何者かが解答している、というような感覚であった…と。
夏以降、特に10月以降のM君の頑張りはすごいものでした。それまで費やしてきた膨大な学習量が頭の中のどこかには確実に累積されていて、意識下では焦る一方、無意識の状態では勝手に問題を解いている。
努力は自分を裏切らないということを教えてくれました。

(神田)