ism誉田の土曜日、昼から自習に来る中3の生徒たち
公立後期の試験日まで、今日であと9日となりました。
「ねえ、○○ちゃん、これ覚えておいたほうがいいよ。」
ノートにまとめた社会の暗記事項をみんなに見せてまわるFさん。
彼女の頭の中には「自分だけ知っていればいい。」「自分だけ得すればいい。」というような考えはみじんもないようです。
そういえば、先日私が授業で生徒たちに聞いてみたことがありました。
「公立前期で合格して、受験が終わった人たちのことを君たちはどう思う?」
てっきり「うらやましい」とか「いいなぁ」とか、そういう言葉が返ってくるのかと思っていました。
でもさっきの彼女(Fさん)は、私の質問に迷わず「『おめでとう』って思う」と答えたんです。
そして、彼女の発言を聞いたクラスのみんなも同じような眼で、うなずくように私を見ていました。
すごいですよね。私は一瞬息がつまりそうになりました。そして胸の奥からこみ上げてくるものがありました。
Fさんは、他人の幸せを自分の幸せのように喜べる人なのでしょう。そしてその発言を聞いたほかの生徒たちもその思いを共感して・・・。
彼女たち、そして彼らのことをきっと神様も見ていると思います。
私はこんな生徒たちに囲まれて幸せを感じました。
今日の夕方も、授業の前はみんなでエネルギー補給
さあ、もうすぐ授業が始まるよ。
今日も頑張るぞ!
そして、みんなで合格をつかもう!!
ism誉田 教室長 鴇田