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共通テスト 数学ⅡBの講評

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。


今回は、共通テストの数学ⅡBの講評
について書かせて頂きたいと思います。

第2問「指数関数・対数関数」では、共通テスト本試験で
初めて常用対数表を利用する問題が出題されました。
(常用対数表を使って問題を解いたのは私も今回が初めてです。)
第5問「統計的な推測」では、新課程で扱われるようになった
仮説検定の問題が出題されました。
第7問は、「複素数平面」のみからの出題でした。
全体的に分量が多い問題がならび、昨年よりやや難化したと思います。

【全体概況】
□大問数・解答数
試作問題(令和4年度大学入試センター公表)と同じく
大問数は7で、第1問~第3問は必答、
第4問~第7問の中から3大問選択する形式でいた。

□出題形式
選択肢から選ぶ問題の解答数は、昨年が25~28個であったのに対し、
今年は37~40個でした。
第1問、第5問で対話形式の問題が出題。
第2問は日常の事象を題材とし、常用対数表の読みとりが必要な問題が出題されました。
また、第5問で、前設問が正解の場合のみ点が与えられる問題が出題されました。

□出題分野
新設された数学Cの「平面上の曲線・複素数平面」からは、
「複素数平面」のみ出題されました。
数学IIの範囲では、「式と証明・複素数と方程式」および「図形と方程式」
の出題はありませんでした。

□問題量
ページ数は29~32ページ(下書き用紙を除く)で、
昨年より8~9ページ増加しました。

□難易度
昨年よりやや難化したと思います。


【大問別分析】
第1問「三角関数」(15点・やや難)
三角方程式の問題でした。
サインの場合はy軸に関する対称性を利用し誘導に従って解くことが
ポイントになります。
同様にコサインの場合もx軸に関する対称性を利用し、方程式を解けばよいです。


第2問「指数関数・対数関数」(15点・やや難)  
水草が池の水面を覆う面積の割合を測る問題でした。
基本的な指数・対数の演算と、計算して得られた対数の値から
常用対数表を用いて、作業の後に残す水草の量をa%とし、
a以下の最大の整数を求める問題でした。

第3問「微分法・積分法」(22点・標準)
導関数が同じ二つの3次関数のグラフや極値について考察する問題でした。
(1)は与えられた条件から極値を求める基本的な出題でした。
(2)(ⅰ)は、導関数のグラフを調べ、3次関数のグラフを選択する問題でした。
(ⅱ)は、3次関数の極値を定積分で表し、二つの3次関数の極値の関係を考察する
目新しい問題でした。


第4問「数列」(16点・やや難)
平面上の格子点を題材とし、等差数列、等比数列の和、
Σの計算を含んだ問題でした。
(1)は1次関数のグラフとx軸、直線x=21で囲まれた図形の内部、
(2)は指数関数のグラフとx軸、y軸、直線x=n+1で囲まれた図形の内部、
(3)は2次関数のグラフとx軸、y軸、直線x=n+1で囲まれた図形の内部
にある格子点の個数を考える問題でした。
(3)は格子点の個数から2次関数を決定する問題でした。


第5問「統計的な推測」(16点・標準)
今年収穫されるレモンの重さを表す確率変数Xについて、
二項分布や正規分布を用いて考察する問題でした。
(1)は今年収穫されるレモンの重さは過去に収穫された
レモンの重さと同じ分布に従うとしたとき、レモンの重さの確率や
期待値を求める問題でした。
正規分布や二項分布の基本的な考え方が問われました。
(2)は今年収穫されるレモンから何個か抽出して、
今年収穫されるレモンの重さの母平均を推定する問題でした。
信頼区間の幅から必要な標本の大きさを考えさせた問題でした。
(3)は今年収穫されるレモンは、過去の平均より軽いといえるかを
仮説検定を行い検証する問題でした。
手順は示されているので、仮説検定の基本的な考え方を理解していれば
解答することができます。
教科書を中心とした基本事項から出題されました。

第6問「ベクトル」(16点・標準)
座標空間において、球面S上に頂点をもつ三角形ABCが正三角形となる
点Bのx座標aの条件について考察する問題でした。
(1)は、与えられた座標を用いて、ベクトルの大きさと内積を計算する問題でした。
教科書レベルの基本的な問題であるため、確実に得点しておきたいところです。
(2)は、aが具体的な場合で、(3)は、aが一般的な場合で、
連立方程式が実数解をもつ条件を考える問題でした。
全体を通して誘導があり、丁寧に計算を進めることができたかで差がついたと考えられます。

第7問「複素数平面」(16点・標準)
複素数平面上の3点A(α)、B(β)、C(γ)に対して
直線ABと直線ACの関係について考察する問題でした。
(1)は、α、β、γが具体的に与えられており、
(γ―α)/(β―α)の偏角を求める問題でした。
(2)は、直線ABと直線ACが垂直に交わるときに
(γ―α)/(β―α)が純虚数であることについて問われた問題でした。
両問とも教科書にある基本的な問題であるため、正確に解いて、
得点を積み重ねたいところです。
(3)は、α、γが複素数zを用いて表され、直線ABと直線ACが垂直に交わるときの
点zの描く図形について考察する問題でした。
(ⅱ)、(ⅲ)は、(ⅰ)の解法を再構築する力が問われました。
誘導が丁寧であり、教科書レベルの問題を演習しておけば十分対応できる問題でした。


【過去4ヵ年の平均点(大学入試センター公表値)】
2024年:57.74
2023年:61.48
2022年:43.06
2021年:59.93

(八千代緑が丘校 轟)

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共通テスト 数学ⅠAの講評

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。


今回は、共通テストの数学ⅠAの講評
について書かせて頂きたいと思います。

第2問〔2〕「データの分析」は、新課程で扱われるようになった
外れ値に関する問題や、仮説検定の考え方に関する問題が出題されました。
第4問「場合の数と確率」は、ゲームの参加料の設定を題材に、
期待値を活用して設定の妥当性を考える問題が出題されました。
誘導が丁寧な問題が多く、難易は昨年並でした。

【全体概況】
□大問数・解答数
試作問題(令和4年度大学入試センター公表)と同じく
大問数は4で、全問必答。第1問および第2問はそれぞれ
2中問構成でした。

□出題形式
選択肢から選ぶ問題の解答数は、昨年が13~20個であったのに対し、
今年は20個でした。
第1問〔2〕と第2問〔1〕は対話形式の問題であり、
さらに第2問〔1〕は日常の事象を題材とした問題でした。
また、第2問〔1〕、〔2〕と第4問で、前設問が正解の場合のみ
点が与えられる問題が出題されました。

□問題量
ページ数は27ページ(下書き用紙を除く)で、
昨年より2ページ増加しました。

□難易度
昨年並みだと思います。


【大問別分析】
第1問「数と式」、「図形と計量」(30点・やや易)
〔1〕は、文字定数a、bを含むxの2次方程式の問題でした。
aまたはbの値を与えて2次方程式の解を求めています。
最後にaの値と方程式の解についての必要条件、十分条件を問うています。
〔2〕は、三角比の定義・正弦定理を用いて外接円の半径や線分の長さを
求める問題でした。図形的な考察をすることで、計算量を少なくすることが
できます。

第2問「2次関数」、「データの分析」(30点・標準)
〔1〕は、噴水の形状を題材にした問題でした。
(1)は、2次関数を決定する問題でした。
(2)は、(1)を利用して、放物線とx軸の交点の位置を考察する問題でした。
〔2〕は、47都道府県における外国人宿泊者数と日本人宿泊者数のデータを扱った問題
でした。
(1)(ⅰ)は散布図の読み取りの問題で、傾き10の直線の意味を考えることが重要でした。
(ⅱ)は数値データから外れ値を考える問題でした。
四分位範囲の基本的な理解が問わました。
(2)は2つのデータの分散と共分散、それらの和の分散について考察する問題でした。
分散や共分散の理解が問われました。
(3)は宿泊に関するキャンペーンAとBについて、Aの方が良いと思っている人が
多いかどうかを、硬貨を投げた実験結果から判断する問題で、
仮説検定の考え方が問われました。
試作問題と同様に、新課程で扱われるようになった外れ値と仮説検定について出題されました。


第3問「図形の性質」(20点・やや難)
空間内の五面体と6頂点を通る球面に関する問題でした。
(1)は、3直線が1点で交わることを証明する問題でした。
問題文の誘導に従って思考する力が問われました。
(2)は、側面の四角形と球面の交わり部分を考える問題でした。
(ⅰ)では、相似を用いて連立方程式を立てるという誘導、
(ⅱ)では、方べきの定理を用いるという誘導があり、
それぞれの誘導に従って解き進めれば解を求められる問題でした。
(ⅲ)は、(ⅰ)、(ⅱ)の結果をもとに、角度の大きさに
着目して空間内の直線や平面が垂直であるかどうかを考える問題でした。
空間内の直線や平面の位置関係が題材となっている点は目新しかったです。


第4問「場合の数と確率」(20点・やや難)
くじを最大3回引くゲームについて、主催者が負担する金額Xの期待値と
そのゲームの参加料Yの期待値を比較して、くじ引き料の設定の妥当性を
考察する問題でした。
(1)は、与えられた確率の意味を正しく把握できたかどうかで差がついたと
考えられます。
(2)と(3)は、期待値を求めるための表があるため、解法や計算で悩む場面は
少なかったと思います。
表を利用して解き進めれば解ける問題でした。
求めた期待値を用いて、問題で与えられた判断基準に従って考察する点が目新しかったです。


【過去4ヵ年の平均点(大学入試センター公表値)】
2024年:51.38
2023年:55.65
2022年:37.96
2021年:57.68

(八千代緑が丘校 轟)

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共通テストお疲れ様です!

こんにちは。
八千代緑が丘校 事務の牛尾です。

受験生の皆さん、共通テストお疲れ様でした。
慣れない場所で、緊張と戦いながら、本当によく頑張りました。
それぞれ色んな思いがあるとは思うのですが、
まずは、頑張った自分自身を褒めてあげてくださいね。
ファイル 4663-1.jpg ファイル 4663-2.jpg
切り替えて、個別試験対策にシフトしていきましょう。
個別試験が始まると、試験が連日続く方もいらっしゃると思います。
精神的にも、体力的にもきつくなってくる時期でもあります。

体調をしっかり整えながら、メンタルケアも忘れずに行ってあげましょう。
1日の中に、ほんの少しでも気分転換できる時間を必ず作ってあげてください。
ファイル 4663-3.jpg
お友達と話したり、好きな音楽を聴いたり、お風呂にゆっくり入ったり。
リラックスできる時間が少しでもあると、気持ちも違うと思います。
あともうひと踏ん張り。一緒に乗り越えていきましょう!
(八千代緑が丘校 牛尾)
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共通テスト・同日体験受験を終えて

こんにちは、おゆみ野駅前校の村田です。

先週末は受験の第一関門、共通テストがありました。
その間、1,2年生の塾生は共通テスト同日体験受験もありました。
ファイル 4661-1.jpg
来年に受験を控える2年生に、共通テスト同日体験受験は得点を意識する
重要ポイントと伝えていることもあり、緊張感を持って受験していました。
それが重荷になって調子を出せず後悔する生徒もちらほら…

ですが、それが重要だと思います。実際の受験生を見ても
本番の緊張で全力を出し切れなかったという生徒は少なくないです。
得点を意識した際の緊張感を少しでも味わうことには大きな価値があり
同じ問題を解いた受験生を間近で見ることにも意味があると思います。

受験生はこれから答案再現システムによる判定などを基にして
来月から受験していく大学を本格的に選定していきます。

現在高校1,2年生で来たる受験に向け本格的に勉強したい人や
受験に向けてのアドバイスや作戦が欲しいという方は
ぜひ新年度特別招待講習をご利用下さい。
各校舎スタッフが全力でサポートいたします。

(おゆみ野駅前校 村田)
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大事なことがさりげなく~

こんばんは。
八千代緑が丘校の轟です。

高校1年生・2年生たちは、
共通テスト同日体験受験を終え、
科目毎に復習に取り組んでいます。

ファイル 4662-1.jpg ファイル 4662-2.jpg

今年の数学ⅠAと数学ⅡBについて
東進の解答速報のページを見ると、
数学ⅠAは「やや易化」、
数学ⅡBは「やや難化」
となっていましたが、解いた方は、
どのように感じられましたでしょうか?

ファイル 4662-3.jpg ファイル 4662-4.jpg

ちょっとした小ネタではありますが、
数学ⅠAの第3問(図形の性質の問題)の
(2)(i)の問題文をみて、「おっ!」
と感じたところがありました。

それがこちら↓
ファイル 4662-5.png

この文章の箇所は『方べきの定理』
が成り立つ原理そのもので、だから
PA×PB=PC×PD
が成り立つ理由になっていますね。

そのような大事なことが、サラッと
書いてあったので、受験生を含め、
共通テスト同日体験受験で受けた
高校1年生・2年生たちは、
このことに気が付いたかなぁと
思ったりしました。

高校1年生・2年生で共通テストの問題を
解いた方は、解きっ放しにせずに、
ぜひ、しっかりと復習をして、
履修済の単元においては理解を
深めていって頂きたいと思います。

(八千代緑が丘校 轟)

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【新高3生・新高2生向け】共通テスト 国語を攻略するために

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

先に、共通テスト 国語の講評を
書かせて頂きましたが、それを踏まえて、今回は
共通テスト 国語を攻略するために
今後必要な学習について述べたいと思います。

国語で高得点をとるために必要な力は
大きく分けると3つあります。それは
『知識・語彙力』『読む力』『解く力』
です。

ファイル 4715-1.png

『知識・語彙力』とは、漢字・現代文語彙、
古文単語・古典文法・古文常識、
漢文句法・漢文語彙・故事成語などです。

『読む力』とは、本文を正確に読む力、
論理関係を正確に把握する、
資料から情報を正確に読み取る力などです。

『解く力』とは設問を把握して答えを選択する力
のことです。

共通テストの国語の問題を解く際の時間配分ですが、
第1問・第2問を合わせて40~45分、第3問を15分、
第4問・第5問を30~35分で解くことを目安に
して頂けると良いと思います。

以下に、各大問毎の対策について
簡単に記載致します。

【第1問・第2問(現代文)の対策】
➀高速基礎マスター等で漢字・語彙の知識を鍛える。
➁まずは時間をかけて満点をとれるように、「読む力」を鍛える。
③東進講座、東進模試で共通テストの「解く力」を鍛える。

【第3問(実用的文章)の対策】
・まずは時間をかけて満点をとれるように、「読む力」を鍛える。
・グラフや表の読み取りに慣れておく。
・東進講座、東進模試で「解く力」を鍛える。

【第4問の対策】
➀高速基礎マスター、東進講座で古文単語・古典文法・古文知識の力を鍛える。
➁まずは時間をかけて満点をとれるように、「読む力」を鍛える。
③東進講座と東進模試で、共通テストの「解く力」を鍛える。

【第5問の対策】
➀東進講座で、漢文句法・漢文語彙の力を鍛える
➁まずは時間をかけて満点をとれるように、「読む力」を鍛える
③東進講座と東進模試で、共通テストの「解く力」を鍛える

以上をまとめますと、語彙力や古文常識などの『知識・語彙力』
は高速基礎マスターで、そして、『読む力』と『解く力』は
東進の授業と模試の解説授業を通して身に付けて頂くのが
効果的です。

(八千代緑が丘校 轟)

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共通テスト 国語の講評

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。


今回は、共通テストの国語の講評
について書かせて頂きたいと思います。

大問数・設問数は昨年より増加しましたが、解答数は変更ありませんでした。
近代以降の文章の3大問では、第1・2問は単一テキスト型となり、
複数テキストや言語活動の設問は第3問に集約した形でした。
古典の2大問は複数テキスト型での出題でした。
大問数は増えましたが、大部分の設問において5択⇒4択となったこともあり、
昨年より易化しました。

【全体概況】
□大問数・解答数
大問数は4から5に増加しました。
設問数は25で昨年から2問増えました。
解答数は38で昨年から変更ありませんでした。

□出題形式
第1問は、観光に関する単一の論理的文章からの出題でした。
第2問は、二〇〇五年発表の、単一の文学的文章からの出題でした。
第3問は、わかりやすい言葉づかいについて自分の考えを書くという
課題を受けてまとめられた文章と資料からの出題でした。
第4問は、もののけとそれに苦しめられている女性が登場する、
2本の古文からの出題でした。
第5問は、学問に関する『論語』の一節とその注釈書、
および読書に関する日本漢文からの出題でした。

□出題分野
近代以降の文章3題、古文1題、漢文1題という構成でした。
第3問(近代以降の文章)が新設されました。

□問題量
第1問は3800字。第2問は4300字。
第3問は【文章】が660字、【資料I】がグラフ、【資料II】が400字、
【資料III】が図、メモ。
第4問は【文章I】が620字、【文章II】が420字。
第5問は【文章I】が107字(28字、79字)、【文章II】が92字でした。

□難易度
昨年より易化したと思います。


【大問別分析】
第1問「近代以降の文章」 高岡文章「観光は『見る』ことである/ない
   ――『観光のまなざし』をめぐって」(45点・標準)

「観光」をテーマとする社会・文化論。
これまでのような複数テキスト・生徒の学習場面といった出題はなく、
単一テキストからのオーソドックスな出題でした。
本文の分量はほぼ昨年並でした。
内容的にはやや硬質で、この種の評論を読み慣れていないとやや手ごわく
感じられたかもしれません。
設問は、問1が漢字、問2~6が傍線部に関する読解設問という構成でした。
問6は本文全体を踏まえた解釈が求められました。
センター試験・共通テストでの評論問題を踏襲しつつ、
文章展開・構成や表現の設問、複数テキスト等の設問を外し、
選択肢を4択とすることで、若干のスリム化を図った形でした。


第2問「近代以降の文章」 蜂飼耳「繭の遊戯」(45点・標準)  
現代詩人の書いた小説からの出題でした。
本文の分量は昨年よりも増加しましたが、複数テキストの形での設問はなく、
比較的オーソドックスな出題でした。
昨年出題された語義を問う設問はありませんでした。
問5が表現に関する設問で、ほかの設問は登場人物の様子や心情を状況と
関連付けて読み取らせるものでした。


第3問「近代以降の文章」 【資料I】国立国語研究所『外来語に関する意識調査(全国調査)』
   /【資料II】国立国語研究所「外来語」委員会編『分かりやすく伝える外来語言い換え手引き』
   /【資料III】NHK放送文化研究所『放送研究と調査』2022年12月号(20点・やや易)

与えられた課題に対して、いくつかの資料をもとに書かれた【文章】についての
問題であり、その点では事前に提示された令和7年度大学入学共通テスト試作問題
第B問に近いものといえます。
公表されていた試作問題より分量は少なかったですが、設問要求の素早い把握のもと、
どの資料をどのように用いるかの判断が求められました。
またすべての設問が、【文章】を適切な形に加筆・修正するといった、
表現活動に関わっている点で、新課程を意識した出題となっていました。 


第4問「古文」 【文章I】『在明の別』/
   【文章II】『源氏物語』若菜下の巻 (45点・やや易)

本文は【文章I】が『在明の別』、【文章II】が『源氏物語』で、
いずれも平安時代の物語文でした。
本文の分量は昨年とほぼ変わりません。
選択肢は、問2の敬語の設問のみ5択でした。
問1・問2の知識問題は基本的なものが問われていました。
問3は、【文章I】と【文章II】を比較する生徒の言語活動の場面が設定され、
いずれの枝問も登場人物の心理や言動を問う形で本文の解釈を求めるものでした。


第5問「漢文」 【文章I】『論語』、皆川淇園『論語繹解』
   /【文章II】田中履堂『学資談』(45点・やや易)

『論語』と江戸時代の漢学者による注釈(【文章I】)、
およびその弟子による読書論(【文章II】)の組合せでした。
問2では『論語』の記述を注釈に従って解釈すること、
問6では【文章I】と【文章II】の考え方を比較することが求められており、
昨年同様、複数テキストの関係性を強く意識した出題でした。

【過去5ヵ年の平均点(大学入試センター公表値)】
2024年:116.50
2023年:105.74
2022年:110.26
2021年:117.51
2020年:119.33

(八千代緑が丘校 轟)

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もし逆境になっても、這い上がれ!

こんばんは。
八千代緑が丘校の轟です。

受験生のみなさん、
1/18/(土)-19(日)の2日間、
共通テスト、お疲れ様でした。

共通テスト2日目も受験をした受験生たちの
中には、昨日は登校せずに、直接帰宅した生徒たちも
多かったため、生徒たちが、どのように今回の結果を
受け止めているだろうかと心配していました。

とてもうまくいった生徒もいれば、
「悪くはないけれど、もっと点数をとれたなと思った」
と答えてくれた生徒もいました。

幸い、八千代緑が丘校の生徒たち全体的には
大きな失敗はせずに、無事に共通テストを終えられたと
思います。

ただ、緊張のあまり、力を出せなかったという
受験生も多いと思います。

また、今回はうまくいったけれど、
私立大学の個別試験が始まった際に、
思うように結果が出ないということも
あるかもしれません。

そんなときに、諦めず、どんな状況下に
置かれようともめげずに、這い上がって頂きたいな
と思います。

もし、今落ち込んでいる受験生がいたら、
また、今後、落ち込んでしまうようなことがあったら
今日、以下でご紹介する元棋士の村山聖先生が平成7年に
「将棋世界」へ寄稿された名文「彼方へ」を
思い出して、励みにして頂きたいと思います。

ファイル 4660-1.jpg ファイル 4660-2.jpg

『彼方へ』

今日BOSTONの『幻想飛行』というCDを聴きながらこの原稿を書いている。
10年くらい昔から聞いているが、全く飽きていない自分が恐ろしく
また誇らしく感じる。

将棋の世界に入って僕の考え方は変わった。
すべての考えは勝負に直結し、負けるくらいなら死を選ぶ。
それが僕の世界だった。

お金も名誉もいらない。
頂点に立つこと。
それだけだ。

勝負の世界には後悔も情けも登場もない。
あるのは結果、それしかない。

四段になって数えていた。
60連勝すれば名人になれる。

だが、勝ちたいと思う勝負に負け、何度も挫折した。
そのたびに立ち上がり上を目指した。

来期再開、挑戦は難しく、降級争いになった時に
順位は響いてくるだろう。

だが、たとえB1に落ちようとも、
何度でも昇るだろう、A級へ。

今は午前3時。
僕は考えている。
なぜ、A級八段になれたのだろう?

体も弱いし、将棋もあまり強くない僕がなぜ?

神様のする事は、僕には予測できない事だらけだ。

願うことは、これから僕の思い描いた絵の通りに
現実が進んでいく事だ。

これからが本当の勝負、そう思っている。

今期の順位戦を振り返って考えてみると
前半戦で2敗目を喫した時、今期はダメかもしれない。
そう思ったが、その後、連勝が続き、昇級することができた。

幸運だったと思う。

これから先の人生は分からないが、
常に前向きに考えていけば、道は開けて来ると思う。

最後になりましたが、A級八段になれたのも、
両親、山本Dr.のおかげだと思っています。

ファイル 4660-3.jpg ファイル 4660-4.jpg

受験生、諦めたらあかん!
どんなに苦しく感じても、這い上がっていこう。

でも、人間、そんなに強くない。
だから、困ったときは相談して下さいね。

(八千代緑が丘校 轟)

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共通テスト終了!

こんにちは!土気駅北口校の島です。
みなさん、共通テストお疲れさまでした!
受験勉強の集大成ともいえるこの2日間、
本当に頑張りましたね。ここからは、
次のステージに向けた行動が求められます。

受験生はまずは、自己採点と答案再現。
問題用紙や解答速報を活用して、
自分の得点をしっかり把握してください。
解答用紙を振り返り、マークのズレがなかったかなど
冷静にチェックしてください。

「答案再現」も重要です。
学力POSで各科目ごと、各設問ごと、
どの選択肢を選んだか全て入力します。
志望校も併せて登録してください。

21日から共通テストリサーチにより
志望校判定、ボーダーを見ることができます。
判定結果が出ることで次の戦略を立てやすくなります。

同日体験を受けた高1生高2生の皆さんも
ぜひ自己採点をもとに今回の試験の振り返りを行いましょう。

気持ちを切り替えて次の試験へ

受験生のみなさんは共通テストが終わったからといって
安心するのはまだ早いです。私大入試や国公立二次試験に向けて、
引き続き計画的に勉強を進めましょう。

頑張る受験生のみなさんを全力で応援しています。
何か悩みがあれば、遠慮なく校舎スタッフに声をかけてください。
一緒に次の目標をクリアしていきましょう!

(土気駅北口校 島)
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【新高3生・新高2生向け】共通テスト 英語【リーディング】を攻略するために

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

先に、共通テスト 英語【リーディング】の講評を
書かせて頂きましたが、それを踏まえて、今回は
共通テスト 英語【リーディング】を攻略するために
今後必要な学習について述べたいと思います。

ファイル 4713-1.png

厳しい時間制限の中で高得点するためには
英文を読む力(英語力)と設問を解く力(解く力)
が必要です。

英語力 = 英文を正確に読むための基盤となる力
解く力 = 英文や問題の種類に応じて的確に対処する力


必要な英語力は大きく分類すると、以下の3つになります。
1.語彙力:単語力、熟語力
2.文法力:文意を決定する役割
3.パラフレーズを見抜く力

語彙力を身に付けるために、東進のコンテンツの1つ
である共通テスト対応英単語1800は
2025年度共通テストのカバー率99.8%でしたので、
東進に通ってらっしゃる方は是非、
共通テスト対応英単語1800を完全修得して頂きたいと思います。

そして、解く力については、大きく分けて
以下の2つが必要です。

1.問題を解く前に、問題を見極める
 ①リード文 ➡ 状況設定や文体の把握
 ②本文の構造 ➡ 全体像の把握
 ③設問文/選択肢先読み ➡ 解答根拠の在りかを推定
 ④設問資料の先読み ➡ 概要理解、キーワードの特定

2.本文を読む際に、読み方を決める
 ①本文や段落の一部の情報を拾えばよい時
  ⇒ スキャニングを使って読む
 ②本文や段落の全体を読む必要のある時
  ⇒ じっくり読み込む箇所とさっと流して読む箇所に
    分けて読む(=粒度を変えて読む)

東進で2か月に1度実施される『共通テスト本番レベル模試』
と題した模擬試験では、受験後、解説授業を受講することが
できます。
(解説授業は模試費に含まれておりますので、別途受講料は
かかりません。)

この設問を解く力を育むための力を育むためには、
毎回、『共通テスト本番レベル模試』を受験し、
受験とセットで、解説授業を受講をお薦めします。

また、八千代緑が丘では、夏から共通テスト対策として
『共通テスト 過去問演習講座』というコンテンツを使って
共通テスト対策を行うことを推奨しております。
そのコンテンツの中で、過去問の解説授業を受講して頂ければ
大丈夫です。

順番としては、まずは普段、高速基礎マスターと授業を活用して
英語力を鍛えていって下さい。

(八千代緑が丘校 轟)

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