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理科の基本は観察

今日は私立中学受験コース(シリウス)の理科の授業でした。
授業前に5年生の先週行われたYTテストの確認をしていたのですが、気になる問題が2つありました。
1つは「アサガオの1つの花から取れる種子はいくつ?」
もう1つは「タンポポの花弁は何枚?」という問題でした。
みなさんご存知ですか?
アサガオを種子は6個でタンポポの花弁は5枚です。
生徒にはタンポポの花弁は説明したことがあったのでできて欲しかったのですが忘れてしまった生徒が数人いました。
(たくさん花弁があるように見えますが、あれはてっぺんにたくさんのタンポポが咲いて1つの株を作っているのです。花弁に見えるものをよく観察してみると5枚がくっついています。)
アサガオの種子は話をしたことがなかったのですが、小学校1年生で育てたことがあるはずなので知っていると思ったのです。
今日の授業で「アサガオ育てたことあるのでは?」と聞いてみたら意外と育てた記憶のない生徒も結構いました。
1つの部屋に2個種子が入っていて、それが3部屋。実際に体験していれば記憶に残る機会も多いのですが、やっていなければ本当にテキストの上での知識になってしまいますよね。
何気ないことですが、いろいろな植物を観察することも重要です。
梅雨に入るとアジサイなど観察してみるといろいろな発見があるかもしれません。

おまけ
今日出社していた3人にスタッフに先ほどの問題の答えを知っているか質問してみました。
S本先生「そもそも数決まってんの?」(その反応がびっくり)
S本先生「アサガオ8個、タンポポ5枚」
(タンポポ5枚は感で答えてうれしがっていました)
S鳥先生「アサガオ12個、タンポポ50枚」
U橋先生「アサガオ1個、タンポポは知っていたので5枚」

教務 三橋