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【傾向と対策】早稲田大学 文化構想学部 国語

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 文化構想学部の国語の
対策の対策についてお伝え致します。

文化構想学部の国語入試は、他大学にはない特徴的な出題形式が
多数存在します。
文語文の出題や現代文・古文・漢文が融合した現古漢融合問題など、
特殊な問題に対応できる読解力が求められます。

本ブログでは、文化構想学部の国語入試の具体的な傾向と対策の
ポイントを解説します。

文化構想学部の国語入試では、膨大な量の文章を限られた時間内で処理する
能力が必要不可欠
です。
本ブログを参考に、文化構想学部の国語入試に向けた学習を進めることで、
高得点を狙うことができるはずです。
特徴的な入試形式に対して、傾向を理解し対策を立てることが合格への近道です。

<国語の傾向>
早稲田大学文化構想学部の国語試験は、
90分の試験時間で大問3題から構成されています。

第1問目は評論文と文語文の2本から3本の文章が提示されます。
第2問目は1本の評論文が出題されます。
第3問目は、現代文・古文・漢文が融合した「現古漢融合問題」と呼ばれる
形式になっています。

各大問で提示される文章の総文字数は、合計1万字前後と
非常に多くの量の読解が求められます。
また、記述式が主体ですが、文語文の文章内容や熟語・慣用句などを答える
マーク式の問題も含まれています。

このように膨大な量の文章と限られた時間での処理能力が必要とされることや、
文語文や現古漢融合問題といった他大学にはない特殊な形式の出題が、
早稲田大学文化構想学部の国語試験の大きな特徴といえます。

<国語の特徴>
文化構想学部の国語試験の最も大きな特徴は、
明治・大正期の文語体の文章である文語文が
必ず第1問に出題されること
です。

文語文は表現が複雑で、漢字とカタカナのみで書かれることも多く、
読み取りにくさが伴います。
何度も繰り返し読んで、読み慣れていくのが重要です。

また、現代文・古文・漢文が複雑に融合する「現古漢融合問題」も
文化構想学部ならではの出題形式
です。
この問題には、それぞれの文章を独立して内容を理解する一方、
文章相互の関連性にも留意することがポイントとなります。

このように、特殊な出題形式が多いことも文化構想学部の
国語試験の特徴としてあげられ、これらに対応できる
読解力が求められています。

時間には余裕がありませんので、時間配分には十分気をつけてください。

<国語への取り組み>
早稲田文化構想学部の国語試験に向けた日頃の学習方法を
ステップ形式で以下のように記載します。
早稲田大学文化構想学部の国語試験に向けては、
日頃から以下のような学習を心がけることが重要です。

①論理的思考力を鍛える
②読解スピード
③古文/漢文の基礎知識の養成
④過去問

ステップ1
 まずは論理的思考力を鍛えるために、読後は文章の構成や論旨展開を
 意識して要約できるようにする。議論の構造を把握する力をつける。

ステップ2
 次に読解スピードを上げるために、日頃から多様なジャンルの本を広く読む。
 新書、評論、文芸作品などをバランスよく読み、読解量を増やしていく。

ステップ3
 過去問題集を利用し、実際の入試形式の文章を解きながら
 特殊な問題に対応できるよう訓練する。文語文や現古漢融合問題に反復して取り組む。

ステップ4
 基礎学力を着実に身につけるために、古文の熟語や文法、
 漢文の句法や語彙も欠かさず学習する。

<対策1:評論文[近代文語文]>
この設問ですが、文化構想の特殊形式の問題で
評論文2,3題(どちらかが文語文)を読んで設問を解いていきます。

芸術、文化論の文章が出題される傾向が高いので、
この分野での背景知識、単語の理解は必要不可欠
です。

設問は例年7問ほどで、どちらか一方の文章を単独で聞いている
設問は少ないです。
ですから、2つの文章の関係をいかに早く読み取っていくかが
この問題を読み解くことが大事になってきます。

文語文に読み慣れていない受験生は、本文の内容自体を理解できない
または読み進めるのが遅くなるという自体になってしまいます。

例えば、文化構想学部の過去の入試問題には、
以下のような近代文語文が出題されています。

「国語ハ支那語ヨリ出デタルコトハ勿論デアル。
 併シ其ノ後大ナル変遷ヲ遂グルニ至リテハ、
 イマヤ全ク異リタル性質ヲ有スルニ至レリ。
 (中略)喉ヨリ発スル음ハ支那語ト殆ド同ジ。
 然レドモ国語ノ発音ハ、支那語ノ如ク鼻ヨリ出ル音ガ少ク、
 口ヨリ発スル音ガ多イ。」
(出典:明治時代の1894年に刊行された夏目漱石の論文「国語問題」の一節)

文語体で書かれており、現代語に置き換えると以下のようになります。
「国語は支那語から出てきたことは間違いない。しかしその後大きな変化を遂げて、
 今では完全に違った性質をもつに至った。(中略)喉から出す音は支那語とほとんど同じだ。
 しかし、国語の発音は、支那語のように鼻から出る音が少なく、口から出す音が多い。」

このように、文語文は表現が複雑で読みにくいのが特徴です。

<近代文語文の対策>
まずは過去問を音読して読み慣れるのが合格への第一歩となります。
文章が読みづらいという場合は近代文語文でないという文章から
読み進めるというのもオススメです。

対策をまとめると以下となります。
・まずは、明治・大正時代の文語調の文章をできるだけ多く読み、
 文体に慣れることが重要です。
・読解の際は、音読することで内容を頭に入れやすくします。
 文章を何度も繰り返し音読することがポイントです。
・文語文対応力をつけるため、駿台文庫の「近代文語文 問題演習」の
 過去問を解いていきます。
・漢字や熟語の知識を確実にしておくことで、文意の把握が楽になります。
・表現や語彙の特徴を意識しながら繰り返し読むことで、
 文語文ならではの文体に徐々に慣れていきます。

また文語文は、過去に早稲田大学 政治経済学部にも出題されているので、
政経の過去問も解いてみるのも良いでしょう。


<対策2:評論文>
文化構想学部の大問2の評論文では、5000字を超える
非常に長い文章が出題されるのが特徴です。

この長文評論文に対しては、まず序論と結論をしっかり読んで
文章の論旨展開をつかむことが重要です。
さらに本論の各段落の冒頭と末尾の内容もチェックし、
段落の役割と論理的な流れを意識して読み進める必要があります。

空所補充問題では、前後の文脈と論理展開から解答を導ける力が求められます。
内容一致問題では選択肢を丁寧に吟味し、なぜ論旨と合致しないのかを
考えることがポイント
となります。
注意すべき問題としては、選択肢を並び替えて脱文を挿入する問題や
単純な脱文挿入問題があります。

こうした問題に対処するためには、日頃から
文章の論理構造を綿密に見ていく必要があります。

長文評論文の読解力は、難関大学の過去問を
繰り返し解くことで鍛えられます。
論理構造を意識した読解訓練を続けることで、
速読力と精読力を高め、評論文の読解力を伸ばしていくことができます。

<合格に必要な論理構造とは!?>
早稲田大学の国語入試では、単に文章を読むだけでなく、
筆者の主張とその論理の流れをきちんと把握する力が求められています。

文章を読んでいても、筆者が何を主張しているのかイメージできないことが
あると思います。
そうした場合、入試で文章の内容を正しく理解するのは難しくなってしまいます。
まず最初に、評論文では筆者が明確な主張を展開していることを認識することが大切です。

次に、その主張がどのような理由や具体例を通して説明されているのかを
把握する必要があります。
筆者の主張と論理の展開を文章から丁寧にたどる訓練が必要不可欠なのです。

論理の流れを意識せずに単語の意味だけを追うのではなく、
筆者の主張とそれを支える論理構造をイメージできるようになることで、
早稲田大学の国語入試に対応できるようになります。


<対策3:現古漢融合文>
現古漢融合文は、文化構想学部国語の特徴的な出題形式の一つです。
現古漢融合文では、一つの大問の中で現代文・古文・漢文が
混在するという独特の形式をとっています。

具体的には、現代文が古文や漢文の内容を説明したり引用したりする形式
になっており、文章間には密接な関連性があります。

古文は中世から近世にかけての幅広い時代の文学作品から出題され、
漢文も同様に文学作品から出題されることが多く、
句読点の打たれていない白文もしばしば登場します。

そのため、出題される作品の著者や時代背景などの知識が求められます。
また現代文を手掛かりに、未知の古文や漢文の内容を理解していく力が
問われるのが現古漢融合文の特徴です。

このように現古漢融合文は、複数の文体が複雑に融合した形式が特徴的で、
文章間の関連性を意識しながら、文脈から内容を推測する読解力が必要となります。

現古漢融合文では、以下のような過去問が出題されています。

2016年度:甲は芥川龍之介の日記風文章、乙は芥川の小説『地獄変』の一節
2017年度:甲は夏目漱石の文章、乙は『源氏物語』の一節、丙は『論語』の一節

現古漢融合文に対する具体的な対策は以下の通りです。

①古文は、単語と文法をしっかりマスターする。
 単語帳を完璧に記憶し、文法も理解しておく。
②漢文も同様に、基本的な句法や語彙をマスターしておく。
③その上で、長文の読解演習に取り組み、スピードと正確性を高める。
④各文章を独立して読みながら、文章間の関係性にも注意する。
⑤現代文を手掛かりに、古文や漢文の内容を推測し合う関連性を意識する。
⑥過去問を繰り返し解き、未知の文章でも正確に理解できるよう訓練する。

こうした基礎力と読解力を高めることで、現古漢融合文に対応できるようになります。

<お薦めの参考書>
国語対策には以下の参考書がお薦めです。

①『近代文語文問題演習』
ファイル 4413-1.png
著者 :川戸昌、二宮 加美
出版社:駿台文庫


②現代文と格闘する
ファイル 4413-2.png
著者 :竹國友康
出版社:河合出版


文化構想学部だけあって、国語の対策は
大変ではありますが、しっかりと対策をして
合格を目指していきましょう!

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 文化構想学部/文学部 英語 文挿入問題の対策

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 文化構想学部の英語の
文挿入問題の対策の対策についてお伝え致します。

例年難しいとされて避けている人が多い文化構想の問題ですが、
基本的には、文挿入問題は満点を取っておきたい問題です。

<文挿入とは>
早稲田大学文化構想の文挿入問題とは、
空欄の空いた文章に、
選択肢から文脈にあった適切な文章を選択する問題です。

ファイル 4412-1.png

早稲田の文章は精読ができていることが大前提です!
着眼点を理解する前に早稲田の文章を1文1文丁寧に
読解ができていることが大前提です。


<挿入の着眼点>
まず重要なことを最初に言います。

文化構想学部の文挿入問題を解く上で、長文は読みません。

少し語弊のある言い方ですが、それくらい思い切って
言わないと伝わらない部分があるので伝えておきます。

早稲田の文挿入問題に限らず、英語は形で決まっている部分が
大部分を占めています。

色々とルールがあるのですが、一部紹介します。
主に使うのは、以下の3つです。

①主語 ⇒ 文章のテーマ、一貫性を保つことが多い
②時制 ⇒ 周りの時制に合わせる
③ディスコースマーカー ⇒ 追加、転換に気にする

それ以外にも、文章によっては固有名詞や、
代名詞がある場合はヒントになります。

<挿入の解き方>
一番最初に見ていくのは、時制です。

【ステップ1(時制)】
選択肢の時制のみを確認して、過去、現在形の数を数えていきましょう。
過去形と現在形で少ない方をキーとして、問題文から確認していきましょう。


ステップ2(主語)
選択肢間の主語の抽象度を確認。
代名詞など何かを直接ある場合は前後文脈を見る必要あり。


<挿入のおすすめ勉強法>
文化構想学部の文挿入問題は、特殊な着眼点を持って、
対策が必要になってきます。

単に過去問やっているだけではできるようにはならず、
ポイントを持ってルール化してできるようにしていく必要が
あるでしょう。

今回はそのルールの一部を紹介しましたが、
実際に問題を解きながらでないと、実感がわかないと思います。
ですので、上記のルールを意識に留めておいて、
過去問を解いてみてください。

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 文化構想学部 英語

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 文化構想学部の英語の
傾向と対策についてお伝え致します。

早稲田大学の中では、英語は難しい部類の問題
となっています。
文学部と同じ問題傾向なので文化構想学部を受験する学生は
文学部の問題を解いておくとよいでしょう。

読解大問3つ(長文自体は6個)、会話問題、英文要旨把握から
構成されています。

文学部と同じですが、英文要旨問題という特殊な傾向の問題が
出題されます。

こちらの問題は合否が分かれ、対策が必須になりますので、
対策を積んで必ずできるようにしてください。

<空所補充問題>
文章が2つあり、空所補充の問題が14問出題されます。
昨今の早稲田大学 文化構想学部の空欄補充は
選択肢自体の語彙が難しいです。

通常の早稲田大学の問題は考えて解くことができる問題が多いのですが、
文化構想の空欄補充に限っては考えてもわからない問題があります。

つまり、問題のほとんどが文章の内容と言うよりも、
前後の文法、熟語的な根拠で解ける問題なのです。

そのため、知識的にわからないなと判断した問題は、
そのままにして次の問題に進むと良いでしょう。

上記のような気持ちで割り切って2問で10分程度で
できるようにしてください。

<内容一致問題>
300-500文字程度の読解問題3題に内容一致がついています。
ある程度のパラフレーズ(いいかえ)はされていますが、
該当箇所がわかりやすいため合格するためには
絶対に落としたくない設問です。
英語が苦手だけど、、早稲田文化構想学部にいきたい!
と言う人は、ここの大問を確実に捉えられるようにしてください!

<内容一致問題を解くときのポイント>
内容一致問題を解くときには、答えの根拠を本文内から
確実に探し出したうえで、選択肢を選んでください。

合格する人と失敗する人で一番違うのは、解答根拠の取り方です。
なかなかできない人は、問題文を読んだ後に時間がないからと言って
本文から根拠を取らずに記憶で解こうとしてしまいます。

ですが、この方法だと多くの場合、間違った選択肢を選ぶことが
多くなってしまいます。
合格する人は本文から根拠を確実に取ることができています。

<内容一致に気づくためのポイントとは!?>
多くの場合は語彙力、文構造の変化がものをいうことが多いです。

例えば、下記文章を見てみましょう。
The uber-rich hire all kinds of people to make their lives easier.

上記の文章を、全く違った単語を使って言い換えた場合下記のようになります。

The affluent elite employ a myriad of professionals to facilitate
their opulent lifestyles.

“affluent elite” は “uber-rich” の言い換えで、非常に裕福な人々を指します。
“myriad” は多くの、という意味で、”all kinds” の言い換えとして使われています。
“professionals” は “people” の言い換えで、専門的なスキルを持った人々を指します。
“facilitate” は “make easier” の言い換えで、物事を簡単にする、
または支援するという意味があります。
“opulent lifestyles” は裕福な生活様式を意味します。

また、同じ文章を文章の構造を変換した場合は、下記のように変換ができます。

Among those whom the uber-rich hire, there exists a vast array of individuals,
each employed to streamline the intricacies of their lives.

“Among those whom” は “The uber-rich hire” の情報を導入するフレーズです。
“exists a vast array of” は “all kinds of” の意味を強調しています。
“each employed to” は “people to make” の意味を強調しています。
“streamline the intricacies of” は “make…easier” をより詳細に説明しています。

無生物主語をただの訳を副詞的に変換をすればいいと思っているだけの人は要注意です。
英語でのパラフレーズをした場合も、普通の文章を、
従属接続詞と主節の2文に変換することができます。

This private investment and foreign assistance could transform Moldova—Europe’s poorest
country—into the continent’s first truly green country.

→下記の2つのパターンに変換ができます。
①While Moldova remains Europe’s poorest country, this private investment and foreign
 assistance could turn it into the continent’s first truly green country.

②If this private investment and foreign assistance were provided, Moldova—Europe’s
 poorest country—might become the continent’s first truly green country.


<文挿入問題>
設問の形式としては大問1の空所補充問題の範囲が大きくなったものと考えるとよいです。
例年、物語のような時系列にそった文章が出題されているので
時間の順番に気をつけて読み進めてください。
少し変わった形式なので、初めて取り組む人は苦労しますが、、
ちゃんとした対策を積むことで満点近くまで点数を
引き上げることができます。

<文挿入問題ができるようになるには?>
攻略のポイントは文法、文構造的根拠で選択肢を狭めて、
文脈で解くことができれば満点から2ミス程度で抑えることができます。

多くの人がフィーリングという文脈だけで解いている場合が多いので、
文法的根拠で解く癖をつけてください。

<会話問題>
英会話を読んで空欄補充問題を解いていきます。
接続詞が熟語ばかりなので熟語の問題かと思いがちですが、
この問題の考え方も基本的には大問1と同じです。

ただし、正答の選択肢と同じくらい誤答の選択肢も含まれているので、
熟語の意味を確実に理解しておく学力は必要。

熟語を覚える際には前置詞のイメージを理解しておくことが必要不可欠です。

<英文要約>
2017年までは1文でまとめるのが問われていましたが、
現在では4~10字程度でまとめるようになりました。
字数が多くなり解答はしやすくなりましたが、
解答の幅がせまくなったので、ちゃんと答えを出すための難易度は変わりません。

普段からの勉強方法としては、文章を読んで自分の言葉で言い換えをする練習
をすることです。

その後、添削を受けることです。

<問題を解く手順はどうするか?>
まずは問題となっている部分を確認しましょう。

As Ukraine rebuilds post-invasion, Moldova, reliant on energy imports,
could transform with foreign aid and ( ).

上記のように要約しなくてはいけない箇所がありますので、
何を要約しなくはいけないのかを問題文から掴むのを
忘れないようにしてください。

部分だけの要約だから簡単!と思ってしまうかもしれませんが、
多くの場合その部分だけをみても答えを得ることができません。
問題文を読んで、文章の流れを掴んでいくくらいの気持ちで取り組んで、
文章全体の構造を掴めるようになってください。

<おすすめの問題集>
【内容一致対策】
The Rules英語長文問題集の3と4に
取り組むことをお薦めします。

The rules4は3よりもやや難しいので、
ある程度長文に慣れた後でThe Rules4やってください。

ファイル 4411-1.png ファイル 4411-2.png
(著者:、出版社:)

長文の練習用としては、『難関大突破 英語長文問題精選』
も良いです。要約問題の練習もできます。

ファイル 4411-3.png
(著者:村瀬亨、出版社:学研プラス)

【文挿入問題】
文挿入問題については、専用の参考書はありません。。

そのため、空欄補充の解き方を頭に入れるために、
『英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャー』
をやってみるのが良いでしょう。

ファイル 4411-4.png
(著者:佐藤ヒロシ、出版社:KADOKAWA)

【要約対策】
要約とはどういうものか…というのを0から知りたい人は、
『英文解釈要約精講』がおすすめです。

ファイル 4411-5.png
(著者:峯村純一郎/竹内一誠/相原 仁郎、出版社:開拓社)


また、スタディサプリでおなじみの関正生先生
による、『過去問トーク 早稲田大学❶ 編』で
法学部の英語について語っている動画がありますので、
こちら↓もご確認ください。
https://www.youtube.com/watch?v=8pYO-0S4PoE&list=PLEfMmyG5fEp2x2pDyTFJzaLXO2dz68o_A&index=1
(18:55から文化構想学部・文学部についての話が始まります。)

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 文化構想学部

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 文化構想学部の
傾向と対策についてお伝え致します。

早稲田大学の各学部や学科では、入試で問われる内容が
大きく異なる傾向にあります。
そのため、早稲田文化構想学部に合格するためには、
それぞれの科目でどのような問題が出されやすいのかを詳しく調べ上げ、
特有の対策を練ることが不可欠となります。

従って、早稲田大学文化構想学部への合格を目指す場合、
科目ごとの出題傾向をしっかり分析し、その上で適切な受験準備をすることが
重要です。

文化構想学部に圧倒的な力で合格するためには、文化構想学部専用の試験対策、
つまり合格への道筋が存在します。

この記事では、早稲田大学文化構想学部に臨むための
いくつかの重要な対策ポイントをお伝えします。

ファイル 4410-1.png

<英語 入試傾向と対策>
試験では、語彙力、読解力、そして論理的な文を構成する能力が
特に重要です。

大問1では穴埋め問題です。大問1では語彙力を試されます。
似た接頭語を持つ単語や綴りの似た単語の勉強が有効です。

大問3は、長文読解問題で、指示語や時系列、時制などに注意しながら、
文脈を正しく把握することが得点へと繋がります。

大問4は、品詞を絞って選択肢を分類し、解すタイプの問題です。

大問2: 段落ごとの設問に対して、指示された文と一致する選択肢を選びます。
読解力が重要で、文章を往復せずに情報を把握し、確実な得点源とします。
英文要約: 論理的な文章構成能力が問われます。
本文の表現を使わず、ポイントを抑えた短文で要約する力が求められます。

早稲田大学の文化構想学部における英語の入試では、
特に大問3の文挿入問題と大問5の要約問題が大切なポイントとなります。

これらの問題は形式に慣れることが必要ですが、
十分対策を行うことで得点のチャンスが広がりますので、
確実に押さえておきたいポイントですね。

大問3の文挿入問題では、文全体の流れや構造を読み取る力と、
文章を形で構造を掴むことが問われています。

日常の学習で文の前後関係や文化構想章の全体構造を意識しながら
読む訓練を行い、どの文化構想がどのような役割を担っているかを
理解することが大切です。

ファイル 4410-2.png

<国語 入試傾向と対策>
早稲田大学文化構想学部の国語問題は非常に特徴的で、
大問1の評論文と文語文の融合問題や、大問3の現古漢融合問題など、
他大学にはないスタイルの問題が出題されます。

対策としては、まず複数の文章を比較しながら読解していく力が
必要不可欠です。
それぞれの文章の主張を整理し、文章同士の関連性に着目しながら
読み進める練習が大切でしょう。

加えて、文語文や古文・漢文などに慣れておくことも欠かせません。
語彙力・文法力などの基礎をしっかり固め、初見の文章でも迷わずに
解答できるよう訓練していきましょう。

空欄補充問題や内容一致問題が多いため、論理的思考力や速読力も問われます。
普段から様々なジャンルの文章を読み、論理的な構成に慣れておくことをオススメします。

合格への近道は過去問を解きまくること。早稲田大学文化構想学部ならではの
出題傾向を理解し、対策を立てていきましょう。

ファイル 4410-3.png

<日本史 入試傾向と対策>
早稲田大学文化構想学部日本史の出題傾向と特徴を理解し、
効果的な対策を立てることが合格への近道です。

まず、出題範囲は原始時代から現代までの全時代をカバーしています。
他学部に比べて前近代史の出題比率が高く、古代史や江戸時代の知識が特に要求されます。
大問1には考古学、大問6には美術史に関する問題が毎年のように出題されるのが特徴です。
これら文化構想学部ならではの分野はしっかり対策しておきたいポイントです。

基本的な問題のレベルは教科書レベルですが、細かい知識も必要不可欠です。
正誤問題が多いので、複数選択や正答の組み合わせを求める難しいパターンにも
対応できなければ高得点は望めません。

対策の基本は教科書、参考書の丁寧な理解です。基礎知識に抜け漏れがないよう、
全時代を網羅的に学習しましょう。
文化史や美術史の分野は、視覚的に資料を使って学習することをおすすめします。
また過去問題を利用して、正誤問題に多く触れることで実戦に近い感覚が身につきます。
文化構想学部日本史で合格するには、基礎から念入りに学習し、
特徴的な出題分野についても対応力を高める必要があります。

ファイル 4410-4.png

<世界史 入試傾向と対策>
早稲田大学文化構想学部の世界史入試では、
60分の試験時間内に9題を解答する形式です。

問題はマークシート方式の選択式と記述式が混在しており、
特に選択式問題は正誤を見極めるものが多いです。
試験範囲は先史時代から第二次世界大戦後までと幅広く、
東洋史、特に中国史への傾斜が見られます。
西洋史も出題されますが、主に西ヨーロッパ中心です。

対策としては、先史時代や美術史に特に注意し、
幅広い時代と地域の知識を身につけることが重要です。

美術史では、絵画や写真を題材にした問題が頻出するため、
ビジュアル資料の学習も欠かせません。

史料集の活用や地理的知識も大切で、特に地図問題では、
時代によって変わる領土状況を理解しておく必要があります。

基本的には、教科書レベルの知識が問われるため、
教科書の徹底した学習が基盤となります。
選択式問題の演習や、用語記述と短文論述の練習を通じて、
試験形式に慣れることも大切です。

早稲田大学 文化構想学部の世界史は、総合的な知識と正確な理解が
要求される科目です。
古代から近現代までの広範な時代、そして文化史や美術史など
多岐にわたる分野からの出題に対応するためには、
教科書の学習に加えて、過去問題の分析や演習を重ね、
史料や地図などのビジュアル資料にも目を向けることが欠かせません。

また、出題傾向を踏まえた上で、特に強調されている
東洋史や文化史の学習にも力を入れることが攻略の鍵となります。

(八千代緑が丘校 轟)

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【入試制度】早稲田大学 文化構想学部 / 文学部

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 文化構想学部と文学部
の入試制度についてお伝えします。

早稲田大学の入試制度といえば、
一般選抜、共通テスト利用、総合型選抜、
学校推薦型選抜など様々ありますが、
今回は一般選抜にしぼってご紹介致します。

一般選抜とは、早稲田大学の試験会場において
試験を受ける必要のある入試制度です。

ファイル 4427-1.png

文化構想学部と文学部の入試制度はとても
似ています。

違いは入試日程と募集人数で、
試験科目や試験時間・配点は共通
しています。

また、どちらの学部にも
英語4技能テスト利用方式もあること
も共通項です。

では、共通部分である、
試験科目や試験時間・配点について
先にご紹介致します。

ファイル 4427-2.png

<一般選抜>
科目・時間・配点
 英語 (90分/75点)
 国語 (60分/75点)
 地歴 (60分/50点)
  ※世界史・日本史から1科目選択

<英語4技能テスト利用方式>
科目・時間・配点
 国語 (90分/75点)
 地歴 (60分/50点)
  ※世界史・日本史から1科目選択

英語4技能テストは出願資格として使用。
英検:各技能500点以上かつ総合で2200点以上
TEAP:各技能65点以上かつ総合で280点以上
となります。

ファイル 4427-3.png

では、次に、学部毎に異なる入試日程と
募集人数についてご紹介致します。


【文化構想学部】
日程:2/12(水)
募集人数
 一般選抜:330人
 英語4技能テスト利用方式:110人
実質倍率
 <一般選抜>
  2024年:8.5倍、2023年:8.4倍
  2022年:8.9倍、2021年:8.2倍
 <英語4技能テスト利用方式>
  2024年:6.9倍、2023年:7.4倍
  2022年:7.8倍、2021年:7.4倍


【文学部】
日程:2/17(月)
募集人数
 一般選抜:260人
 英語4技能テスト利用方式:85人
実質倍率
 <一般選抜>
  2024年:7.8倍、2023年:7.2倍
  2022年:8.1倍、2021年:7.5倍
 <英語4技能テスト利用方式>
  2024年:7.1倍、2023年:7.0倍
  2022年:7.7倍、2021年:9.2倍

(八千代緑が丘校 轟)

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高3生ホームルーム

こんにちは!土気駅北口校の島です!
本日は高校3年生を対象に、ホームルームを行いました。

志望校合格に向けた重要なステップとして、入試本番が近づくこの時期、
志望校の過去問に触れることは非常に大切です。
過去問を解くことで、出題傾向や難易度を体感し、
自分に足りない部分を明確にすることができます。

過去問対策は、ただ問題を解くだけでは不十分です。
解いた後には必ず解説授業を受け、自分の理解度を確認しましょう。
また、同じ問題を何度も解き直すことで、知識が確実に身につきます。
過去問は計10年分を解くことが目安です。
これによって、頻出問題や出題の傾向に強くなることができます。

すでに実践している生徒も多くいますが、
土日は朝9時からの登校を必ず守っていきましょう。
土日を有効活用し、朝からしっかりと集中して学習することで、
平日とは異なるまとまった時間を確保できます。
特に、朝の時間は脳が最も活発に働く時間帯ですので、
この時間を過去問対策や弱点克服に充てましょう。

志望校対策と並行して、
併願校の作戦も立てておくことが重要です。
ホームルームでは過去の先輩例も紹介しています。
併願校の選び方や試験日程を考慮したスケジュールを立て、
無理のない計画を進めましょう。
過去問対策は、志望校だけでなく併願校のものも行い、
同じように出題傾向を把握することが大切です。

志望校合格への道のりはあと少しです。
過去問対策や併願校の作戦を含めたしっかりとした学習計画を立て、
皆さんが自信を持って試験に臨めるよう、引き続きサポートしていきます。
(土気駅北口校 島)

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高1~2生のうちから学習習慣を!

こんにちは。
八千代緑が丘校 事務の牛尾です。

10月も後半ですが、気温がなかなか安定しないですね。
涼しいと思いきや暑くなるので、体温調節が難しいですよね。
朝晩は冷えることが増えてきましたので、
風邪を引かないように十分気を付けていきましょう。

さて。今日の1番の登校は高2生のAくんでした。
学校が早く終わり、そのまま登校。
なんとAくん、今日で連続登校17日目なんです!
ファイル 4210-1.jpg
平日は、部活で疲れていても登校し、夜まで学習。
土日は、部活が始まる前に朝から登校。部活を終えたら再度登校。

自分から率先して、時間を作って取り組んでいることが、
私は凄く偉いなと思いました。
高2のうちから、学習習慣を身につけていくことは非常に大切なので、
これからも、無理のない範囲で頑張っていって欲しいなと思います。

高1~2生のみなさん。
ファイル 4210-2.jpg ファイル 4210-3.jpg
まずは短い時間でも良いので、登校を続けていけるように
一緒に頑張っていきましょう(^^)/
皆さんの登校を、お待ちしていますね♪
(八千代緑が丘校 牛尾)
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【傾向と対策】早稲田大学 法学部 日本史

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 法学部の日本史の試験の
傾向と対策についてお伝え致します。

受験者の国語のここ3年間の平均点を見ると、以下となります。
2024年:23.955 (59.9%)
2023年:22.932 (57.3%)
2022年:22.598 (56.5%)
(配点は40点です。)

法学部の日本史は試験時間が60分で
問題数は40問程度なので、
比較的、時間にゆとりを持って解くことが
できます。時間切れになることはほぼありません。

出題パターンとしては選択問題と記述問題に
分かれていますが、どちらかというと
選択問題の方がちょっと多いぐらいだと思います。

合格するためには、記述力をつけていく必要があります。

内容については大問4題構成で、バランスよく
出題されてるように見えますが、どちらかというと
原始古代よりも近代や現代の方に重点が置かれています。

法学部を攻略したい人は近現代に命をかけてください。

現代史あたりが相当突っ込んで勉強しないと
手も出ないと思います。

例えば、2022年だと日米関係について現代史で
細かく聞かれています。
新しい日米安保体制のところまで抑えといてください。


では、ここから、対策についてお伝えしたいと思います。
□難易度は高いが、基本事項を教科書でおさえる
欄外の注や図表とその説明にも注意し十分に理解する。
事項の関連性・歴史の流れをつかみ、史実を理解する。

□歴史用語や人命が正確に書けることも合否のポイント

□近現代史が最重点の時代となる
政治・外交・社会経済の分野別に整理する。
戦後史は内閣ごとに重要事項を整理する。
現代の時事問題との関連で出題されることもあるので
関心を持つこと。

□正誤判定も合否のポイントとなるので十分な演習を行う

□史料問題も合否のポイントとなる。史料を読み取る力をつける
『詳説日本史史料集』(山川出版社)掲載史料の出題も多いので
十分に活用する

ファイル 4383-1.png
著者 :笹山晴生、 五味文彦、吉田伸之、鳥海靖
出版社:山川出版社

□基礎をおさえて8割を取る
法学部の日本史は、教科書しっかり理解していれば
8割以上得点できるはずです。
まずは教科書の基本をしっかり押さえることが大切です。
本文だけでなく、欄外の注釈や写真・図版にも隈なく目を通し、
基本を徹底的に習得してください。

□残り2割は教科書以外の勉強法が必要
早稲田の法学部の日本史の残りの約2割は非常に難しい内容です。
高得点を狙うのであれば、教科書レベルを超えた対策が必要になってきます。

また、教科書に載っている用語や事件内容を答えさせるにしても、
ひねった問い方をしてくるため、簡単に正解できるというわけではありません。
過去問対策をして、早稲田大学法学部の傾向に慣れることが必要です。
また、参考書に『日本史リブレット』シリーズ(山川出版社)などを用いると、
教科書の理解をさらに深めることができるので、難問を解くにも良い対策になります。

ファイル 4383-2.png ファイル 4383-3.png

また、難問に見える問題も問題文や選択肢にヒントが隠されていることがあります。
よく問題を読み込みましょう。

□戦後史の対策も忘れない
早稲田の法学部の日本史で、近現代史の出題比率が高いのは、
前述の通りですが、なかでも戦後史は要注意です。
戦後史は、教科書で割かれている分量も少ない上に、
学校の授業でもあまり扱わない範囲でもあるため、手薄になりがちです。

しかし、早稲田大学法学部の問題では、かなり細かい内容まで
出題されるので、戦後史はできるだけ早い段階で、
隈なく学習しておく必要があります。

この辺りは、重要な歴史事項や用語がたくさん出てきます。
時間をかけてじっくり取り組むようにしましょう。

□早稲田の沿革・理念も押さえておく
また、早稲田大学法学部で特徴的なのは、
早稲田大学出身者や大学の沿革・建学理念に関わる出題が
見られることです。
斎藤隆夫、石橋湛山などの早稲田大学出身者、
創立者の大隈重信については、念のために細かく押さえておいた方が
良いでしょう。

□史料集だけでなく、本物の史料も見る
早稲田の法学部の日本史は、史料問題が頻出のため、
史料問題の対策が必要です。
『詳説 日本史史料集』は、必ず目を通して下さい。

ただ、史料集を1冊仕上げた程度では、十分な対策とは言えません。
個人の日記や自伝などが引用されることも多いため、
多くの史料を読みこなしていたとしても、
未見史料にあたる可能性は大いにあります。

ですから、未見史料であっても、史料を読みこなせるような
史料読解の学習は必要不可欠です。

早稲田大学法学部の史料読解の対策としては、
近現代の多くの史料を読んでみることをおすすめします。
未見史料といっても、近現代から出題されることが多いので、
古文の読解ほど難しいことはありません。

多くの近現代史料を読みこなすことで、言い回しや
表記の仕方を理解できるようになります。
焦らず、じっくり取り組んでいきましょう。


あとは、過去問と、早稲田対策の問題集を
解きまくって、対策をしていきましょう!

早稲田の日本史[第9版]
ファイル 4383-4.png
出版社:教学社


早稲田大学入試対策用日本史問題集
ファイル 4383-5.png
出版社:山川出版社

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 法学部 国語

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 法学部の国語の試験の
傾向と対策についてお伝え致します。

受験者の国語のここ3年間の平均点を見ると、以下となります。
2024年:27.605 (55.2%)
2023年:23.613 (47.3%)
2022年:27.268 (54.5%)
(配点は50点です。)

大問は4題からなり、大問1は古文、大問2は漢文で
大問3・4が現代文となっています。

□現代文
法学部の国語は非常に難易度の高い問題が出題されるのが
特徴です。
抽象的で難解な語彙を使っている文章が多く、
完璧に理解し解答するのは困難
です。

□古文
随筆や日記など幅広いジャンルから出題されており、
特定の時代の作品に偏るといったこともありません。
古文の文法と単語の学習をコツコツ積み重ねて、
文章の意味を理解できるようになっておきましょう。

□漢文
法学部の国語の中でしっかり得点をとりたいのが漢文です。
漢文の勉強はどうしても後回しにしがちですが、
法学部の漢文は標準的な知識を問われることがほとんどです。
特に漢詩の出題が頻出なので、基礎知識は持っておいてください。

<出題量と時間配分>
問題文の文章量は、現代文2題合わせて8000字程度と、
他校と比較して標準的と言えます(2024年度は約7600字)。
古文は1000字強(2024年度は約1300字)で、
漢文が200字ほどです(2024年度は約250字)。
90分の試験時間なので、先に古典を30分弱で仕上げ、
長文説明記述のある現代文に60分強の時間を割いて

しっかりと解いていくことにします。

<出題形式>
大問4題が定着しています。
大問(一)は古文。
小問は7~8問程度(解答数もほぼ同じ)。
2024年度は7問で7です。

大問(二)が漢文。
小問は4~5問(解答数も同じ)。
2024年度は5問で5です。

大問(三)と大問(四)は現代文で。
小問は各5~8問程度(解答数は計14~17ほど)です。

2024年度は、大問(三)が8問で9、
大問(四)は5問で5となっています。
例年、最後の大問の最終小問に、
長文説明記述が待ち構えています。

<解答形式>
マーク方式と記述式が混在しています。
マーク方式では「傍線部内容説明」「理由説明」や
「空所補充」「内容合致」「脱文挿入」などが出題されます。
記述式では「漢字の書きとり」や「古典常識」の「事項記述」等が
問われています。

そして、「説明記述」は現代文の最後に例年、
「120~180字以内指定」の問題文全体を踏まえた上での
「傍線部内容説明記述」
が出題され、
法学部国語の最大の特徴となっています。

<攻略するための勉強法>
【知識】
直接的な出題はほぼ「漢字の書きとり」だけですが、
法学部特有の硬質な本文内容を理解し咀嚼する為には、
難解な語句や頻出テーマに関する「キーワード」を読み解く知識が
当然必要
となります。

そこで、先ずは「己が実力」を把握することが重要です。
「大学入学共通テスト」の漢字問題(要は同音異字、同訓異字の判別)が
ひとつの目安
となります。
「センター試験」も含めて最低10年分以上の過去問をこなしてみます。

その結果次第で、具体的な学習を進めていくのです。
尚、以下のサイトは「漢字問題」だけがまとめられていて便利です。
http://www.kanjijiten.net/center/index.html

【解法】
「論説文(評論文)」に特有の「解法」。
そして、全てに共通する「解法」。
それらを体系的に理解し定着させて、応用するために肝要なのは
復習の仕方です。

「考え方のプロセス」をトレースすることが必須で、
特に「間違った問題」が重要になります。

誤ってしまった「分岐点」をしっかりと確認しておくのです。
さらに、いくつもの練習問題や過去問を通じて、
同種の設問に共通する「解き方のプロセス」を身につけてください。
それが「解法」となります。
尚、「具体的解法」については、既に東進の現代文の授業で身に付いている
と思いますが、必要に応じて再受講してみて下さい。

<説明記述>
法学部の合否を左右する最後の難関が「長文説明記述」
(「記述」というより「論述」問題)です。

「120~180字以内指定」で、以前より「記述力重視」の傾向が強まっています。
「思考力・判断力・表現力」が明白に問われているのです。

正否の分かれ目となる「最重要な要素」を「文末」として、
他に「必要な要素」を積み上げていく手法を
完璧にマスターすることが肝要
になります。

「内容」から必要度の優先順位を特定し、優先度の高いものから
積み上げていく必要があります。
各「要素」を20~30字程度でまとめられるように徹底的に練習しましょう。
「120~180字」という字数指定なので、4~7つ程度の「要素」で
まとめることに慣れることが重要です。

また、150~200字程度の「要約」を数多くこなすことが
いい練習になります。

<古典>
古文は古文単語を完全に定着させた上で、
文法を徹底的に習得することが肝要になります。

特に、助動詞、助詞の意味・用法・接続、
そして敬語は完全に定着させることが必須
です。

その上で、多様な分野の文章に触れ、
人物関係に注意して読み解く練習を重ねることです。

さらに、歴史的背景、和歌修辞等の古典常識の習得も必須になります。

漢文は文の構造、句法などの基礎知識を習得した上で、
漢文の背景となる思想や歴史についても理解しておきましょう。
練習問題を通じて読解力を培うことが重要です。
書き下し文に合わせての返り点記入などの白文対策も忘れずに行ってください。
そして、頻出の漢詩に対する備えも必要になります。

<対策について>
最後に、対策についてお薦めの問題集を
ご紹介します。

【知識編】
(1)『漢字 一問一答【完全版】』(東進ブックス)
(2)『現代文最重要語句らくらく練習帳』(学研プラス)
(3)『新版完全征服 頻出現代文重要語700 [三訂版]』(桐原書店)
(4)『現代文キーワード読解[改訂版]』(Z会出版)。

前項の「大学入学共通テスト(漢字問題)」チェックで、
5割未満の場合は(1)から、6割は(2)から、
7割は(3)から、8割は(4)から始めるのがひとつの目安です。
反復練習して完全定着させましょう。

特に(4)では、「キーワード編」のみならず
「頻出テーマ編」も熟読し、完全に理解することが重要です。

【現代文編】
(1)『現代文読解力の開発講座』(駿台文庫)
(2)『現代文解答力の開発講座』(駿台文庫)

(1)(2)は中級レベルです。
文章を客観的に捉える術が説明されており、
MARCHから早稲田へのステップアップ段階の一冊です。

(3)『現代文と格闘する』(河合出版)

ファイル 4384-1.png

上級レベルです。
「文章を読み繋ぐ」ことを主眼として、
そのためのシンプルな「視点」を提案しています。
早稲田合格を確実にする一冊です。

(4)『[記述編]現代文のトレーニング [改訂版]』(Z会出版)
最上級レベルです。
頻出テーマに沿った問題構成で、「完成度」を自己採点で把握できます。
最難関の「長文説明記述」対策用の一冊になっています。

尚、(1)(2)(3)には「要約問題」があるので
必ずこなしてください。
「長文説明記述」の練習になります。

(5)『上級現代文Ⅰ・Ⅱ[改訂版]』(桐原書店)

ファイル 4384-2.png

最終レベルです。
自らの「解答の欠点」を「採点者の視点」でチェックできます。
「段落要旨」や「全文要約」の他に「参考図書」も紹介されています。
「私大最高峰」である「早稲田法学部長文説明記述」対策に
万全を期す2冊となります。


【古文編】
(1)『読んで見て聞いて覚える 重要古文単語315 [四訂版]』
(2)『標準古文単語650 [三訂版]』(ともに桐原書店)
前者を反復して完全定着させた上で、後者を数回丁寧に通読しておいてください。
それで「語彙」はほぼ心配ありません。

(2)『古典文法10題ドリル 古文基礎編』(駿台出版)
(3)『古典文法10題ドリル 古文実戦編』(駿台出版)
「文法」の基本が分かりやすくまとめられています。
「例文」は「品詞分解」し「現代語訳」も行っておくことが大切です。

(4)『首都圏「難関」私大古文演習』(河合出版)
(5)『最強の古文 読解と演習50』(Z会)
ファイル 4384-3.png

【漢文編】
(1)『漢文早覚え速答法 共通テスト対応版』(学研プラス)
ファイル 4384-4.png

知識のインプットは、この1冊で十分でしょう。

(2)『入試精選問題集 漢文 [四訂版]』(河合出版)
ファイル 4384-5.png

(3)『漢文道場 入門から実戦まで』(Z会出版)

読解力をつけていくために、(2)(3)を使って
問題演習を積んでいきましょう!


問題集で力を付けた後は、あとはもうひたすら過去問や
早稲田大対策用の問題集にどんどん取り組んでいって
ください。

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 法学部 英語

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 法学部の英語の試験の
傾向と対策についてお伝え致します。

受験者の英語のここ3年間の平均点を見ると、以下となります。
2024年:25.616 (42.7%)
2023年:28.173 (47.0%)
2022年:26.844 (44.7%)
(配点は60点です。)

<出題形式/解答方式>
法学部の英語では大問が7~8つほど出題されます。
内訳としては、冒頭に長文読解が2つ、最後に英作文問題が1つ、
間のその他の問題は文法問題となっています。

文法問題としては、空所補充や正誤、語句の並び替えの問題が出されます。
文法の並び替え問題と英作文問題については記述式となっていますが、
他は全てマーク式となっています。

<法学部英語の特徴>
□多種多様な出題
法学部の英語の最大の特徴は多種多様な出題形式にあります。
長文読解の出題は当然として、文法問題も一般的な4択の問題だけではなく、
正誤問題、整序英作文も出題される。

それだけではなく、最後に控えているのがイラストをもとにした自由英作文です。

よくある自由英作文は何かテーマが与えられていて、
それに立場を示しながら記述をするという形が一般的ですが、
法学部の自由英作文はイラストが何を描かれているかを読みとり、
文章化していく必要があります。

そして、長文読解に関しても、文章量が非常に多く、
設問における選択肢の数が極めて多い

以下で、このような多種多様な出題の実際の中身について確認していきます。


□長文読解
年によって大問数は異なるが、毎年2〜3問程度大問として出題されています。
読まなければいけない文章量が非常に多く、また文章の難度も比較的高いといえます。

そして法学部の長文における最大の特徴は、選択肢の数の多さだと思います。
各パラグラフの要旨を大量に用意された選択肢から一つずつ
該当するものを選ぶという設問です。
一問一問該当する選択肢を確実に選んでいくのは、
おそらく非常に骨の折れる作業であり、ここを突破することができるかどうかが
最大の鍵と言えるでしょう。

文章量も多く、設問の形式から、通常よりも速く正確に読み解く能力が
必要不可欠
であると言えます。


□文法問題
年によってやや出題が変わりますが、一般的な4択の文法問題、
整序英作文の問題、正誤問題などが出題されます。
この中で注意すべき設問は正誤問題でしょう。

早稲田大学社会科学部や人間科学部などでも同様の出題形式の問題が
出題されていますが、4つ引かれている下線部から誤りのある選択肢を
選ぶという形式です。
これだけであればさほど苦労はしませんが、誤りのないものは5つめの選択肢として
NO ERRORの選択肢を選ばないといけないという内容が難易度を引き上げています。
とはいうものの、文法問題はいずれも標準的な知識が問われているものが多く、
基本に忠実な対策をおこなっていれば、十分合格点を取ることができる
と思われます。

□風刺画についての自由英作文
3つ目の特徴は、風刺画についての英作文問題が出されるところです。
絵を見て英作文を書かせる問題は、他の大学や学部ではない、
早稲田法学部独特の形式となっています。

この問題を解くためには、まずは絵を見て“どういうことを言いたいのか”
ということを把握しなければなりません。

これができなければこの問題を解くことはできないため、本当に重要なポイントです。

過去問を解いてみると傾向が分かってくるかと思いますが、
難しい表現や語句を使わなければ解答できない問題となっており、
本当にしっかりとした対策が必要です。

可能な限り自分の使いこなせる表現に直して、
自分の使える言葉で書いていくことが英作文の基本テクニックにはなりますが、
そのあたりについては次の対策のところで説明していきます。


<英語の対策>
□速読力の強化
法学部英語の対策としては、速読力を上げることが大切です。
他の学部においても言えることですが、その中でも特に法学部については
速読力がなければ話になりません。

本文だけでなく選択肢も全て長いため、全体としてかなりの文章量があります。
問題内容についても、大体分かっているだけでは全く得点にはつなげられません。
全体を把握しつつ細かい内容もしっかりと把握しなければならない、
まさに“マクロとミクロの読解が必要”と言える内容となっています。

そのため、速読力はあって当たり前で、その上で文章全体の概要や構成を理解し、
細かい点についてもしっかりと精読できるような“根幹の英語力”

というものが必要となります。

速読に関して勘違いしてほしくないポイントとして、
当たり前に文章を読んで、その速度が結果的に速かった
という状態を作ることです。
英語力が足りていない状態で中途半端に速読を意識すると、
逆に英文が全く頭に入らないという状態に陥ります。

確固たる英語力があり、結果的に速読できているという状態を
目指してください。

□パラグラフの内容を一言で言い換える国語力
法学部の英語は、各パラグラフの内容を一言で言い換えるような問題が出題されます。
先ほどの項目の速読力とあわせ、そのパラグラフが一言でいうと、
何をテーマにしているのか、また何を主張したいのか、
これをすぐに言語化することのできる人は、
テキパキ設問を解くことができるはずです。

そういった意味で、法学部の英語は国語力があるかどうかが非常に重要です。

常日頃から、結局何を言いたいのか、一言で言ったらどういう内容なのか、
という内容を頭の中で整理する練習をするようにしていきましょう。

□徹底した文法問題の対策
法学部は、単独で文法問題が出題され、またその数も早慶の他学部に比べて
かなり分量が多いです。
文法や知識面の充実具合がそのまま得点に直結します。
『大学入試英語頻出問題総演習』や『Next Stage』といった文法の教材を
本当に隅々まで理解し、暗記しておくようにしましょう。

また特に正誤問題を中心に数多くの問題に触れておくことで、
ここの分野を得点源にすることができるでしょう。

□英作文は過去問で慣れること
対策の4つ目として、英作文問題は過去問で慣れておくことが大切です。
まずは絵を見て“どういうことを伝えたいのか”を把握する必要があるが、
ここでつまずいてしまうと絶対にこの問題を解くことはできません。

さすがにこの問題を入試において初見で解くことはないかと思いますが、
意外と抽象的な絵で初見だと戸惑うことがあると思います。

過去問を見ていくと同じような形式でばかり出題されているため、
まずは過去問を使って問題内容を頭の中に入れておきましょう。

その上で、英作文において必要な型や、自分の使いやすい言い回しをできるだけ
蓄積しておくことが必要です。

法学部の英語においては、英作文の対策が本当に必要となってきます。
国公立受験と併願している人や英検や外検で勉強している人は、
そこでしっかりと対策ができているため、ここに向けて対策する時間は
少なくて済むかもしれません。

しかし、私立文系専願の受験生は英作文については本当にここで
ガッツリと対策をする必要があるため、頑張ってもらいたいところです。

□文法問題と英作文で取りこぼさない
法学部の英語を攻略する上で、先に文法問題と英作文を
試験時間の前半で片付けてしまうのがいいと思います。

法学部の英語を実際に解く上で、最も時間がかかり労力を奪われるのが、
やはり長文読解の選択肢の数の多さ
でしょう。

ここで時間を使いすぎてしまい、残りの設問を解くことができない
という状態になってしまうことが最悪です。

そのためまず先に文法問題、英作文の問題をスピーディーに片付けていき、
残り時間目一杯使って長文読解の問題を攻略するというのが良いと考えています。

また、文法問題、英作文の問題はいずれも対策をすれば
確実に合格点を取ることのできる設問たちです。

もちろんNO ERRORの選択肢のある正誤問題、イラストの出題される英作文など
難しい側面はありますが、いずれも事前の準備をしっかりしておくだけで、
比較的容易に得点源にすることのできる設問です。

先にここを片付け、かつ高得点を取れる状態にしておく
ということをしておくべきでしょう。

<おすすめ問題集>
【英文解釈】

(2)『ポレポレ英文読解プロセス50』(代々木ライブラリー)
やや勉強が進んでいる生徒向けとなっていますが、
講義仕立てで読みやすく、量も絞ってある分、時間をかけずに終えることが出来ます。
ポイントが絞られている分、説明の物足りなさを感じるところがありましたが、
現在は筆者の西先生のYouTubeチャンネルでテキストの講義授業を受けられるため
使い勝手がよくなっています。

【長文読解】
音源付きであり、出版も新しいため最新のトピックを知る上でも役に立つものをあげました。
パラグラフ・リーディングの理解や設問形式ごとの解き方、
英文エッセイの構成などまで説明されているテキストでもあります。
いずれも問題を解くだけでなく解説までしっかり読み込みたい教材です。

(1)『The Rules英語長文問題集4』(旺文社)
(2)『英語長文ポラリス3』(KADOKAWA)
(3)『難関大合格に必須の最新テーマ20 FINAL時事英』(朝日出版社)

【英作文】
(1)『よくばり英作文〈新装版〉』(駿台文庫)
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(2)『改訂版 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本』(KADOKAWA)
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(3)『大学入試問題集 関正生の英作文ポラリス[2 自由英作文編]』(KADOKAWA)
ファイル 4386-3.png


【文法問題編】
(1)『スーパー講義英文法・語法『正誤問題』』(河合出版)
ファイル 4386-4.png

正誤問題に苦手意識のある生徒はぜひ取り組んでおきたい一冊です。
重要な文法・語法の知識や理解の精度をあげることが出来ます。


【単語・イディオム】
(1)『大学入試英単語 SPARTA3 mastery level 1000語』(かんき出版)
1ヶ月で1000語習得を目指す「1ヶ月1000語メソッド」を採用しており、
最難関大学の入試に対応する高度な語彙を収録されています。

(2)『速読英単語[必修編・上級編]』(Z会出版)
『上級編』まで回せれば単語力に不足はありません。

(3)『解体英熟語』(Z会)
ボリュームはありますが、テキストの後ろにある前置詞・副詞の整理ノートが
よくまとまっており、効率的に覚えられるだけではなく、
未知のイディオムもニュアンスを類推することができるようになります。

(4)『システム英単語Premium(語源編)』(駿台文庫)
ファイル 4386-5.png

語源ごとに編集された単語帳です。単語としてはやや難易度の高いものが多いですが、
語源については分かりやくまとまっているため、自分の使っている単語帳では
覚えにくい単語があるときに参考程度に利用するとよいでしょう。

また、スタディサプリでおなじみの関正生先生
による、『過去問トーク 早稲田大学❹ 編』で
法学部の英語について語っている動画がありますので、
こちら↓もご確認ください。
https://www.youtube.com/watch?v=kFIjqkLUHUE&list=PLEfMmyG5fEp2x2pDyTFJzaLXO2dz68o_A&index=4

(八千代緑が丘校 轟)

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10/27全国統一中学生テスト開催!詳細・お申込みはこちら!
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<八千代緑が丘校 校舎紹介ページ>
http://www.jasmec.co.jp/koushaguide/pym.htm

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