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上智大学 TEAPスコア利用方式 日本史の対策

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、上智大学 TEAPスコア利用方式の
日本史の対策の対策について書かせて頂きたいと思います。

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【2024年度入試の問題分析】
大問は1題、小問は20問で、やや増加しました。
総字数約5,000字の問題文が提示されました。
(例年は4,000字程度だが、10,000字を超えた年度もあります)

テーマは「建造物の弊害」で、ウクライナ戦争による建築資材の高騰による、
大阪万博のパビリオン建設の遅れを文頭に持ってくるなど時事ネタを踏まえた
出題でした。

これまでの「移民や難民の発生と受け容れ」「ジェンダー構造の変遷」の内容と
照らし合わせても、受験勉強で学ぶというより普段から耳にするテーマです。

現代の世界が抱える問題を扱い、例年どおり、例題文の内容を理解しなければ
解答できない高度で考えられた出題
でした。

出題形式は、論述2問(100字・200字)をはじめ、
史料も一部使用され、空欄補充・正誤問題・短文選択など
多岐にわたっています。

論述問題は従来に比べると、日本史の内容で書くことができる内容だったため
(さらに4つのなかから1つのテーマを選んで書くことができる)、
日本史の受験勉強をそのまま生かせたと思います。

アメリカやイギリス、ドイツ、フランスの議会(国会)の写真が用いられるなど、
歴史総合的な問題もありました。

ファイル 4335-2.png

【2025年度入試対策・学習アドバイス】
上智大学のTEAPスコア利用方式入試では頻出テーマを予想することは
できません。

しかし、日本および日本人が直面している問題、
つまり受験生が日々考えなければならないテーマを長文の問題文を
使用する形式で出題されます。

引用された問題文の総字数は約3,000~10,000字とばらついていますが、
試験時間内で読解することはかなり困難だと思います。

また、史料・統計表・図版・地図が使用されることもあります。
そして問題文や史料・統計などで提示された情報を読み取って、
正解を導き出さなければならない短文選択の出題が定着しています。

例えば、年号問題では語呂合わせなどで記憶した年号が問われるわけではなく、
問題文の内容から推定できる年号が問われます。

また、語句選択問題も例題文の内容をきちんと把握できないと正解にたどりつけない
問題が多いです。

ただし、短文・年号・語句ともに日本史の基本知識を前提としないと解答できないように
工夫されています。

基本的な知識を習得し、その知識を活用して、短時間で与えられた情報を分析できる
学生を求めている
ことがわかります。

それでは、どのような学習を積めばよいのか。

まず教科書を「なぜ」という視点をもって、興味を持って読んでください

また、新聞の記事のなかでも世界情勢など日本にも影響を及ぼすような
話題は読んでおきたいところ。
しかし、これだけでは実戦力を養成することはできないのすが、
TEAPスコア利用方式入試に対応した問題集は存在しません。

そこで共通テストの過去問などを使用して情報分析の基本的なトレーニングを行い、
東京大学や慶應義塾大学などの過去問を利用して応用力を養成しましょう。

例えば、統計表を利用した論述問題ならば慶應義塾大学(経済学部)で出題されています。
また提示された文章から情報を読み取り、基本知識を前提に解答をまとめる問題は、
東京大学や慶應義塾大学(文学部)
で出題されています。

ファイル 4335-3.png

上記のことをおさえたうえで、とにかく過去問を
解きまくって、合格を目指して、頑張っていきましょう!

(八千代緑が丘校 轟)

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