counter

記事一覧

『難しい』って『楽しい』

6月3日(日)に行われた全国統一小学生テスト。たくさんのお子様にご参加いただきました。ありがとうございました。
ユーカリが丘では唯一、小学3年生と小学4年生に向けて、当日の問題を使用して解説授業を行いました。
両学年とも、とても盛り上がる授業でした。
特に小学3年生に関しては、事前にお申込みされていた人数を上回る参加となり、皆さん真剣に自分が解いた問題に目を光らせていました。
私、濵川が両授業を担当しましたので、今日は、その解説授業のお話をピックアップいたします!

解説を行ったのは算数だけなのですが、私の印象では小学4年生の問題より小学3年生の問題のほうが何倍も難しかったと思います。
なぜ難しさに逆転が起きたのか考えてみました。
小学3年生で教わることはまだ少ないのですが、問題数は確保しなければいけません。また、テスト時間35分よりも早く解き終わってしまってもつまらない…。そこで、学年を飛び越えて誰でも解けるような思考問題が用意されるわけです。しかも難問のパズルのような問題です。小学4年生に関しては、やはり『習っている』と思われる内容から思考力を必要として解く問題が上手に作成されていたと思います。

授業を行って気づいたこと。簡単な問題を取り上げて解説しているときよりも、難問を取り上げたときのほうがお子様方の反応は輝くということ。
お子様の興味というのは結局そこにあると実感させられました。
『難しい』問題ほど興味を持って謎を解こうとします。もはやそこに「勉強」している感覚はなくなります。ワクワクしながら「探究」していると言えばよいでしょう。そもそも学習することってそうでなければいけないんでしょうね。

これから先も『難しい』から勉強したくない…。ではなく、この『難しい』問題の謎を解こう!と、楽しんでほしいと思います。

(おまけ)
両授業で共通に話題に出たこと。
「400gのハンバーグ、全部食べれますか?」(私)
「…」(お子様A)
「…どのくらいの大きさ?…ブツブツ…」(お子様B)
「おれ、食えるっ!!」(お子様C)

400gのハンバーグ…私も全部食べるのきついッス…。

算数や数学では物の量や大きさのイメージってすごく大事です。
いろいろなものを数字で触れさせてあげてください。

(濵川)