このブログを見ている中学生のお子さまを持つ保護者のみなさま。
新学期を迎えて、早1カ月。お子さまはどのようにお過ごしでしょうか。
このころだと、どの学年の生徒たちもたるみ始めます。
「学校に慣れてきた」ということもありますし、「G.W.をはさんで休みボケになっている」ということもあるでしょう。
これからは運動会や体育祭も始まる学校もあります。
しかし、驚くことに、このタイミングで最初の定期試験もやってくるのです。
おうちで見ていると、どうしてもマイナスな感情になりがちになるでしょう。
「やる気がちょっと…」
「もっと積極的に取り組んでほしいのに…」などなど。
とはいえ、その状況を怒ってもプラスに転じるかはわかりません。
ですので、おうちで意識しておいてほしいことをお伝えしようと思います。
結論から言うと「継続できることを決めておく」です。
どんなことであれ、続けなければ実にはなりません。
その日一日だけ、すごく頑張ってもいけないのです。
ある野球選手は言っています。
「たとえば、一週間に350回素振りをすると決めたとして、一日だけ350回振るよりは、一日50回にして毎日やる方が意味がある」と。
子どもたちも「勉強は必要なこと」とわかっています。
それが大人の求めるところまで来ていないだけです。
彼らでも続けられること、それを決める。
そして達成していることを「褒める」。
「出来て当然」ではなく「よく頑張っているね」と。
そうやって子どもの目線に下りて関わってみる。
そうすると、知らず知らずのうちに彼らも頑張ります。
あまり焦らずに。
子どもの視点、子どもの気持ちになって関わってあげることが、実は成長のカギを握っているのです。
(内田)