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手帳には予定よりも〇〇を書くとイイ

手帳を普段持ち歩いている方は多いと思います。
その手帳に何を書き入れていますか?

多くの方はイベントの予定だったり友達との約束
を書いているケースが多いと思います。

ただ、それは手帳の使い方としては初期の段階だったりします。

大事なのことは、自分のやるべき行動を書く
ということのです。

例えば、今週中に英検に申し込もうと思っていたのに、
うっかり忘れていた、といったように、やり忘れること
ってあったりしませんか?

英検の試験日は手帳にメモをしていることが多いですが、
いつ、申込をするのか、その段取りまでは書いていないが故に
うっかり、やり忘れるということが起こりえます。

そうならないようにするために
1日の時間の中で、自分がやるべきことを書き出す時間を確保
して頂くと良いと思います。
これをするとやり忘れが無くなります。

ですから、まずは1日の最初に"To Do リスト"を作成し、
1日の最後にその"To Do リスト"を見直す。
やりきれなかったことは、次の日の"To Do リスト"に書く

ということを行動習慣にしていってみて下さい。

ファイル 2821-1.jpg ファイル 2821-2.jpg

(五井駅前校 轟)

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「忙しい」と思ったら、まずは〇〇してみよう。

考え方の癖や行動パターンによって
やるべきことが沢山あるように見えて、
実はそれ程多くないということがあります。

例えば、生徒のこんな発言があったりします。
「今月は体育祭で忙しいんですよ!」
と。

あれっ、体育祭って1日だけじゃなかったっけ…。

また、こんな発言もあったりします。
「今週は、学校の宿題で忙しいんです!」
と。

よ~く考えると、その宿題は1~2時間で
終えられるものだったりします。

ただ、なぜ忙しいと感じるかというと、
まだ宿題に取り組む前であっても
日々頭の中で「宿題やらなきゃ」
と思うわけです。
宿題があるということで頭の中がいっぱいに
なってしまうわけです。

そんなとき、スケジュール帳を開いてもらって
来週の月曜日に提出だから、土曜日の夜に
宿題をやる時間を確保しようと決めてもらって
手帳に書きこんでもらうと、その子の頭の中から
宿題に対する心配が消えたりします。

量がたくさんあるように見えていたものが、
取り組むことを書いて整理することで、
実はそれほど多くないということに気づける
わけです。

私もよく経験しますが、やるべきことがたまってくると
つい、忙しいと感じてしまいます。

そんなときは、忙しいの正体をしっかりと把握
するために、やるべきことが全部で何があるのかを
ぜひ手帳や紙に書き出して
みて下さい。

(五井駅前校 轟)

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短く簡潔な文章を書くコツ

前回のブログで
「文章を短く簡潔に書くことが難しい」
とうことを書きました。

そこで今回は、短く簡潔に書くコツ
について書かせていただきます。

コツを一言で言うと

「文章の余分な枝葉をそぎ落とす」
ことです。

このことについて順を追って説明したいと思います。

そもそも、文章は木のようなものです。
木はまず「根」があり、大きな「幹」があり、
そこから「枝」が伸びています。
さらに、その「枝」に「葉」がついていています。

実は、文章の構成というのは、この「木」と
全く同じなのです。

文章には書き手の『主張』が必ず書かれています。
この『主張』が木の「幹」に相当します
また、書き手がなぜそのような『主張』をしようと思ったのか
その『目的』があるはずですが、それが木の「根」に相当します。

さらに、読み手から反論がありそうな部分を
予め想像して「〇〇に対して反対意見を持たれる方も
いるかもしれませんね」というような『譲歩』の
部分もあります。

また、読み手が、こういう疑問を持ちそうだなと
思うことに対して、書き手が
「なぜ〇〇だと言えると思いますか?」
というように『問いかけ』をしたりもします。

これらの『譲歩』や『問いかけ』が木の
「枝葉」に相当します。


実は、相手に伝わりやすい文章を書くコツは
書き手の『主張』に相当する木の「幹」を
できるだけ太くして、わかりやすくする
ことなのです。

だからこそ、「枝葉」を切って「幹」を太くする必要があります。
まさに「文章の余分な枝葉をそぎ落とす」というのは
「幹」を強調するテクニックなのです。


「文章の余分な枝葉をそぎ落とす」手順としては、
文章の中のどれが「枝葉」でどれが「幹」なのかを判断し、
不要な「枝葉」に相当する文章を削除すれば良い
のです。

高校生は、学校の課題で作文を書く機会もあると思います。
試験のときだけでなく、学校の作文の課題があるときなどに
ぜひこの方法でスリムな文章を書く練習をしてみて頂きたいと思います。

短く簡潔な文章を書くスキルを高校生のうちに身につけることが
できれば、その先の将来でも役に立つことが沢山ありますよ!

(五井駅前校 轟)

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書くのが難しいのはどっち? 短い要約文 v.s. 長い大作

前回のブログで『要約するスキルを身につけるための
練習方法』について書きました。

すると、ある生徒のこんはコメントが聞こえてきました。
「要約は文章の量が短いから、長文に比べたら書くのが
 ラクなんじゃないかなぁ…」

さて、短い要約の文章と、長い大作のような文章、
どちらの方が書くのが難しいと思いますか?

ここで1つクイズです。
次のうち、東大の入試問題はどちらでしょう?
①次の見解に対して、賛成・反対、いずれかの意見を
 英語で述べよ。40~50語でまとめること。
②次の質問についてあなたの見解を200語程度の英語で
 解答欄にまとめなさい。

正解は①です。

①は1998年の東大の英語の問題文
②は2018年の東京外国語大学の英語の問題文です。

これを見て、「東大の英語よりも、東京外国語大学の
英語の方が難しいんだ」と思われる方もいらっしゃる
かもしれませんが、そんなことはありません。

実はこの「40~50語」という制限は
とても大変
なのです。

興味のある方は、両方解いてみて下さい。
語数は3分の1なのに、東大英語の方が明らかに
時間をとられたり、書きにくかったりします。

語数が少ない分、単に上限まで書くだけならラク
なのですが、少ない語数でちゃんと伝えようとすると
とても難しいのです。

東大の英作文の問題の語数の少なさは何年も前から
続いているものですが、他の大学と比べても
非常に少ない
です。

例に挙げた東京外国語大学が150~200語、
一橋大学が120~150語、大阪大学が70語程度、
北海道大学が70~100語です。

東大の文字数が際立って少ないことがわかると思います。

確かに長い英文を書くのも大変な作業です。
しかし、それよりも実は、短くまとめて書く方が
難易度が高い
のです。

ではなぜ、短く書くことが大変なのでしょうか?
東大はこの制限のきつい作文問題でどのような能力を
測っているのでしょうか?
その答えは『批判的思考力』です。

つまり、人に伝わりやすい文章を書く力、
自分の文章のどこがわかりにくのかを
自己批判する力です。

「ここはちょっと難しくて伝わらないだろうな」
というところは文を削ぎ落としたり、
「ここは長ったらしく語っていて、相手に伝わり
づらいだろうな」というところは文を削除したり…。

このようにして、自分の文章を客観的に見て、
不必要なところを削除し、必要なものだけを書く

という姿勢で作文をする能力です。

文章を書くこと自体は誰でもできます。
文字をただ書き連ねていけばいいのですから…。

しかし、「読む人が読みやすいように」とか
「読む人の立場に立つ」というように、
読み手の側に立った作文は、意識していないと
書けないのです。

そしてそれが測れるのが『短く書けるかどうか』なのです。

ですから、短い要約文と長い大作を比較した場合、
書くのがより難しいのは短い要約文ということになります。

次回は、文章を短く書くためのテクニックについて
書かせて頂きたいと思います。

(五井駅前校 轟)

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今から身につけられる〇〇力

今日は高校3年生のHRの日。
ファイル 2806-1.jpg ファイル 2806-2.jpg

受験生になる高校3年生の生徒たちには
この春休み期間中の学習のアドバイスを
させて頂きました。

学習していく中で、
理解が深まったり、知識が増えていけば
それに比例して成績が上がる面もありますが、
修得するのに苦労するスキルの1つが
文章を要約する力だと思います。

現代文の授業を受けている生徒から
こんな質問を頂きました。

『”筆者の意見を〇字以内に記述せよ”
 のように、本文を要約して解く問題が
 苦手なのですが、どのように対策すれば
 良いですか?』

東京大学の個別試験の英語でも、英文を読んで
要約して答える問題が出題されますが、
大学入試において(もっと言えば社会に出てからも)
要約するスキルはとても大切になります。

「要約は苦手」という声をよく耳にしますが
実は、要約のスキルはある程度訓練すれば、
身につけることができます。

今日は
「文章を要約する力を身につけるための練習方法」
について書かせて頂きたいと思います。

塾でも学校でも、解いた現代文の問題文(本文)を
活用して以下の3つのステップで取り組んでいきます。

ステップ1:1段落を読み、その中から『要約的な一文』を探す
1段落読み終えたら、「ここがこの段落の内容を一番端的に
表しているな」と感じられる一文を探しましょう。
その一文は、だいたい段落の最初か最後の辺りに書かれている
場合が多いです。

ステップ2:その一文を踏まえてノートに30字以内で
      段落のまとめを書いてみる

要約的な一文の内容を咀嚼したうえで、それを30字以内に
書き直してみましょう。

例えば、
「『わかった気に』ならず、著者が言いたかったことをきちんと
 理解して初めて『自分で考える』ということができるのです。」
という要約的な一文を踏まえて
「整理ができて初めて自分の意見を持つことができるようになる」
とまとめ直すのです。

要するに、わかりやすく書き直すイメージです。
そして、このように全ての段落に対して書き直したうえで、
最終ステップです。

ステップ3:まとめを踏まえて本文全体のまとめを
      140字以内で作成する

段落数が多くなるほど、それらをまとめるのが
大変になってきますが、段落によっては前の段落の具体例
という場合もあり、文章全体の骨格をつなぐように
していけば、何とか書き上げられると思います。

最初は慣れていないため苦労すると思いますが、
それをやり続けていけば段々と慣れていき、
うまくなっていくと思います。
今はまだ3月ですから、来年の入試までには
ちゃんと間に合うことでしょう。

Twitterの制限文字数が140文字なのですが、
例えば、同じ授業を受けている友達同士で
Twitterに今日学習した現代文の要約をつぶやき合って
チェックし合うというのも良いかもしれません。

以上、今回は文章を要約するスキルを身につけるための
練習方法について記載させて頂きましたが、
要約する力を身につけることによって、
学習した内容を頭の中でうまく整理できるようになります。
ですから、現代文の力を養うだけでなく、
どの科目を習得するうえでも武器になるスキルだと
思いますので、ぜひ、練習して身につけていって下さい。

(五井駅前校 轟)

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苦手なのではなく、理由は〇〇かも…

「頑張って学習に取り組んでいるのに、
 イマイチよく理解できない…」
そんな経験をしたことありませんか?

そんとき、つい、
「こんなに勉強しているのに理解できないなんて
 きっと苦手科目なんだ…」
と思ってしまうかもしれません。

ただ、もしかしたら、それは
苦手科目だから理解できないのではなく
今使っている教材との相性が合わない
あるいはその教材だけでは情報が足りない

ということかもしれません。

参考書によって説明の仕方が異なっているため、
手持ちの参考書の説明では理解しづらくても
他の参考書で調べたら理解できたということは
よくあります。

また、手持ちの参考書に記載されていないことが
他の参考書に記載されていたりします。

ですから、もし、学習していて
「よくわからない、困ったなぁ」と思ったら
他の教材も見てみて下さい。

こう言う私は、1つの参考書では疑問が解決できず
様々な参考書を併用してきました。
今、手元にある化学の参考書だけ(問題集は別)を
挙げてもざっと以下の写真のような感じです。
ファイル 2805-1.jpg ファイル 2805-2.jpg
ファイル 2805-3.jpg

ただ、忙しい受験生は
「そんなアレコレ、様々な教材で調べる程
 悠長なことはしていられない」
と感じるかもしれません。

だから、なるべく時間をかけずに問題を解決するために、
塾を活用
して頂けたらと思います。

塾には文系・理系、それぞれの科目を教えらえる
教務スタッフがいます。
わからないときは気軽に相談して下さい。

(五井駅前校 轟)

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Ignition sequence start!!

本日のブログのタイトルである『Ignition sequence start』
という言葉、聞いたことありますか?

これはロケットやスペースシャトルの打ち上げの際に使われる言葉で
「3・2・1ときたら、最後に『点火・発進』という意味で
『IGNITION, SEQUENCE, START』と言うそうです。

ファイル 2803-1.jpg
今日は、ある意味、打ち上げの日。
受験生の新年度ガイダンスを実施致しました。

ファイル 2803-2.jpg
つい先日までは、一つ上の学年の生徒たちが、
受験に向けて必死になって学習に取り組んで
きましたが、その受験生たちも無事に卒塾し、
『今度は自分たちの番だ!!』と意気込みを
生徒たちの視線から感じました。

ファイル 2803-3.jpg
これから受験生になる新高校3年生に
一番伝えたいことは
『絶対に、第一志望校をあきらめない!!』
ということ。

これからの1年間、例えば模擬試験を受けた際に、
思うように成績が上がっていかないかもしれない。

ただ、そこであきらめてしまってはもったいない。
自分の可能性の芽を、自分で摘んでしまってはもったいない。

だから、今後、もし仮に、厳しいと感じることがあったら
『どうやったら、この困難を突破できるだろうか!?』
という前向きな発想で考えていこう。

そんなメッセージを生徒たちに伝えました。

ファイル 2803-4.jpg ファイル 2803-5.jpg
新年度ガイダンスの最後には、生徒一人ひとりに
志望校合格に向けた決意文を書いて頂きました。
本当に、生徒たちが自分の将来に真剣に向き合って
気持ちの入った決意文となりました。

これからの1年間、共に頑張っていきましょう。

また、困難にぶち当たった際、
一人では解決できないことがあったら、
いつでも相談に来て下さい。


(五井駅前校 轟)

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やる気アップのポイントは〇〇

前回ブログでは、ご褒美は継続的なやる気を
上げるのには効果がないというお話をさせて頂きました。

失敗したときやご褒美がなくなったときに
やる気を失ってしまうためです。

せっかく難関大学に入っても、
燃え尽き症候群になることもあります。

外からの報酬によるやる気を外発的動機というのに対し、
内からわきあがるやる気を内発的動機といいます。

今回は内発的動機を高める方法として
「結果や能力より、プロセスを認めてあげる」
ということをご紹介します。

「褒めて伸ばす」子育ての方法をよく耳にしますが、
「いつも『いい子だね』と伝えて育てることで、
自信に満ちあふれた幸せな子どもに育ちそうな気がしますが、
しかし、このやり方に『一度も違和感を持ったことがない』
という方は、意外と少数派なのではないでしょうか。

ここで興味深い実験が 1990 年代にアメリカで行われており
(コロンビア大学のミューラーとデュエックによる研究)、
褒め方によって子どもたちのチャレンジ心や態度が
どのように変化するかがわかるといいます。

実験内容を簡単に説明すると、このようなものです。

10歳から12歳までの子どもたち約400人に知能テストを
受けてもらい、実際の点数は伏せた上で、
「あなたの成績は 100 点満点中 80 点だ」と全員に伝えます。
そして子どもたちを3つのグループに分け、
成績以外に子どもたちに伝えるコメントを次のように変えます。

グループ 1:「本当に頭がいいんだね」と褒める。
グループ 2:「努力のかいがあったね」と褒める。
グループ 3:何のコメントもしない。

さらにその後、子どもたちに誰でも解けるような
やさしい問題と、難しい問題のどちらかを選んでもらい、
チャレンジしてもらうのです。

「褒める=能力を伸ばす」と考えると、
「本当に頭がいいんだね」と褒められたグループ1
の子どもたちが自分の能力に自信を深め、
難しい問題にチャレンジしそうですが、
結果は真逆だったのです!

その後、難しい課題を回避した子どもの割合は
以下となります。

グループ 1:65%
グループ 2:10%
グループ 3:45%

『本当に頭がいいんだね』と褒められたグループ1
の子どもたちは、何も言われなかったグループ3
の子どもたちよりも、難しい課題を回避した子どもの割合が
高くなりました。
褒めることが自尊心を高めると信じてきた人々にとっては、
衝撃的な結果である
と思います。

『頭がいいね』と褒めたことによって過半数の65%の子どもが
やさしいほうの課題を選び、難しい課題を避けたのです。

『頭がいいね』と褒めることが、子どもたちから
難しい課題をやろうとする気力を奪い、
より良い成績を大人たちに確実に見せられるやさしい課題
を選択させるという圧力として働いていた

と考えることができます。

さらに衝撃的なことに、この難しい課題での自分の成績を
みんなの前で発表させたところ、
『頭がいい』と褒められたグループ1の子どもの約 40%が、
本当の自分の成績より良い点数を報告した
のです。
つまり、グループ1の4割の子どもが自分を良く見せようとして
ウソをついた
ということです。
ちなみに、何も言われなかったグループ3では、
ウソをついた子どもの割合は約10%でした。

この実験からわかることは
能力や才能をほめられた子は、
努力をほめられた子に比べて
成績が落ちるだけでなく、失敗を恐れるようになり、
難しいことにチャレンジしなくなることがある

というのです。

では、どうすれば子どもはチャレンジ精神を身につけるのでしょうか。
『挑戦をした子どもの姿をしっかりと受け止め、
その努力やプロセスを認めてあげること』
が大切だと思います。

「前よりも更に頑張ったね。」などの声掛けが良いかなと思います。

たとえ周りの子と比べ努力が足りないように見えても、
結果がイマイチであっても、その子どもの努力のプロセス
において、良い面を見つけようとする姿勢が大切だと思います。

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実は〇〇は逆効果です

今回はご褒美の効果について
ご紹介します。

ご褒美(褒め言葉も含む)は
勉強をやる気にさせると思いますよね。

確かに短期的には有効なケースもあります。
ただし、問題は長く続かないことです。

また、自分からやる気になっていたとしても、
ご褒美がもらえるとなった途端にやる気を失ってしまう
こともあるのです。

興味があるからやっているという状態だったのが、
ご褒美のためにやっているという形に
変化してしまうため
です。

1970年代はじめ、心理学者のマーク・レッパー、
デイビッド・グリーン、リチャード・ニスベット
によってユニークな実験が行われました

それは、幼稚園児の自由遊びの時間を
観察したものです。概要は次の通りです。

子供たちを次の3つのグループに分け、
数日間絵を描かせた。
グループ1
 絵を書いたら、リボンがついた賞状をもらえることを
 知っているグループ
 (前もって、絵を描いて賞状をもらいたいかどうかたずねる。)
グループ2
 賞状をもらえることを知らないグループ
 (絵ができたあとにサプライズで賞状を渡す。)
グループ3
 何ももらえないグループ

その2週間後、彼らはふたたび自由時間に、
同じ子どもたちに同じように絵を描く
課題をやらせてみました。

さて、どのグループの子どもたちが
一番一生懸命絵を描いたでしょうか。
答えは2の「賞をもらえることを知らない」
グループと3の「何ももらえない」グループです。

1の「賞をもらえることが分かっている」グループ
の子どもたちは、絵に対する興味を大幅に失い、
絵を描く時間も極端に短くなりました。

2の「賞状をもらえることを知らないグループ」は、
2週間後の実験時には絵を描けば賞状をもらえることを
知っています。
それでも彼らのモチベーションが低下しなかったのは、
それが「絵を描いたら、賞状をもらえる」という
条件づけがされていなかったからです
(つまり、見返りを期待しているわけではない)。

唯一、1のグループだけが、「絵を描いたら賞状がもらえる」
という条件付けをされ、結果、
彼らの内的なモチベーションが失われたのです。
その後、ほかの子どもたちや大人を対象にした実験でも
同様の結果が出ました。

ご褒美というのは、
自らの内側から湧き出てくる内発的動機を
得にくい
のですね。

言うまでもなく、勉強の効果が最も高くなるのは、
自分でやる気になって勉強をする時
です。
イヤイヤ詰め込まれるよりも何倍もの効果があります。

つまり勉強の効果の面でも、楽しさを知るためにも、
注意が必要なのですね。

こうした実験結果がもう40年前に出ているにもかかわらず、
相変わらず外的な報酬によって人のモチベーションを
コントロールしようとしてしまいがちです。

私たち、誉田進学塾では上記のような
条件付きモチベーションではなく、
自分から動いて目標を達成したくなるような
内発的モチベーションアップを通して生徒一人ひとりを
第一志望校合格に導いていきたいと考えています。

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誇りは、誰にも奪えない

多くの感動があった北京オリンピック。

数々の名場面の中で、私が特に印象に残ったのは
フィギュアスケートでした。

世界初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑んだ
羽生結弦選手が、試合後の取材スペースに現れて言った一言目が
「申し訳ねー」

4年間、この日のために練習し続けた羽生結弦選手の悔しさは
言葉では表現できないものだろうと思います。

そんな彼にかけた松岡修造さんの言葉が

「結弦さん、僕は、ありがとうと言いたいんですよ。
 お礼したい。だって誰もトライしたことがないものに、
 何があってもトライし続けましたよ」

努力は必ずしも報われるとは限らない…。

それはスポーツの世界だけではなく、
今、まさに目の前で行われている大学入試においても
何とも言えない、切ない気持ちになるときがあります。

もし、「今はどん底だ」と感じている受験生がいたら、
これだけは覚えておいて欲しいんです。

誇りは、誰にも奪えない。
自信を失う必要なんてない。
堂々と胸を張ったらいい。
「失敗を恐れずに、挑戦したんだ」
って。


国公立大学の入学試験を控えている受験生、
私立大学の後期入試を控えている受験生、
まだまだチャンスがあります。

合格するチャンスということもありますが、
それ以上に、最後まで挑戦し続けるチャンス。

挑戦し続けている受験生の皆さん、
大丈夫、何とかなる。

また、入試が終わったら
「よくがんばったね」
と自分のことを褒めてあげて下さい。


追伸
フィギュアスケートのエキシビションの演技後、
中継局のインタビューで羽生結弦選手はこんなことを話したそうです。

「今回、人生って報われることがすべてじゃないんだなと(思った。)
 ただ、報われなかった今は、報われなかった今で、幸せだなと思う。
 不条理なことはたくさんあるが、
 少しでも前を向いて歩いていけるように頑張ります」

(五井駅前校 轟)

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