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短く簡潔な文章を書くコツ

前回のブログで
「文章を短く簡潔に書くことが難しい」
とうことを書きました。

そこで今回は、短く簡潔に書くコツ
について書かせていただきます。

コツを一言で言うと

「文章の余分な枝葉をそぎ落とす」
ことです。

このことについて順を追って説明したいと思います。

そもそも、文章は木のようなものです。
木はまず「根」があり、大きな「幹」があり、
そこから「枝」が伸びています。
さらに、その「枝」に「葉」がついていています。

実は、文章の構成というのは、この「木」と
全く同じなのです。

文章には書き手の『主張』が必ず書かれています。
この『主張』が木の「幹」に相当します
また、書き手がなぜそのような『主張』をしようと思ったのか
その『目的』があるはずですが、それが木の「根」に相当します。

さらに、読み手から反論がありそうな部分を
予め想像して「〇〇に対して反対意見を持たれる方も
いるかもしれませんね」というような『譲歩』の
部分もあります。

また、読み手が、こういう疑問を持ちそうだなと
思うことに対して、書き手が
「なぜ〇〇だと言えると思いますか?」
というように『問いかけ』をしたりもします。

これらの『譲歩』や『問いかけ』が木の
「枝葉」に相当します。


実は、相手に伝わりやすい文章を書くコツは
書き手の『主張』に相当する木の「幹」を
できるだけ太くして、わかりやすくする
ことなのです。

だからこそ、「枝葉」を切って「幹」を太くする必要があります。
まさに「文章の余分な枝葉をそぎ落とす」というのは
「幹」を強調するテクニックなのです。


「文章の余分な枝葉をそぎ落とす」手順としては、
文章の中のどれが「枝葉」でどれが「幹」なのかを判断し、
不要な「枝葉」に相当する文章を削除すれば良い
のです。

高校生は、学校の課題で作文を書く機会もあると思います。
試験のときだけでなく、学校の作文の課題があるときなどに
ぜひこの方法でスリムな文章を書く練習をしてみて頂きたいと思います。

短く簡潔な文章を書くスキルを高校生のうちに身につけることが
できれば、その先の将来でも役に立つことが沢山ありますよ!

(五井駅前校 轟)

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