帰国してから、海外での経験について話してくださいと依頼され、
学校や地域の集まりの場でお話をしています。
先日も、市原にある高校に行きました。
そこで話したのは、
「知らなくても生きてはいけるけど、
知っていた方が人生が面白くなる」という内容。
私が二年間仕事をしたのは、カリブ海にある
セントルシアという淡路島ほどの大きさしかない国。
こんな国の存在は派遣されるまで知りませんでした。
もし知らなくても人生において不自由はなかったでしょう。
でも、その国で生きる人たちの生活スタイルや
彼らの文化、食事、音楽、衣服、考え方などを知った今、
私の中で何かが違うのは確かです。
たとえば音楽。
自分の学校の校歌しか知らないのは大げさかもしれませんが、
知っているものが1つしかなかったら、それしか聞けません。
でもJ-POP、伝統的な民謡、演歌、
海外でヒットしている洋楽、
クラシック、ジャズ、ブルースなどの分野も知っていれば、
その中から自分の好みを選べますし、
それらを気分に合わせて聴くことも可能です。
後者になりたいと思うのは自然ではないでしょうか?
知る手段は何だって良いですし、沢山あります。
塾に来て授業を受けることだって一つでしょう。
知らない言葉や現象について聞き、考えると
塾を出るときには、来たときよりも
みなさんの人生の選択肢が広がっているはず。
さ、今日も人生を豊かにするための一歩を歩いてみませんか?
(教務 川口)