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【傾向と対策】早稲田大学 文学部 国語

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 文学部の国語の
傾向と対策についてお伝え致します。

国語が難問ぞろいの早稲田大学にて、
文学部の国語はひときわ難度が高くなっています。

現代文の難度は早稲田大学の標準レベルまたは少し上くらいですが、
古文・漢文が他の学部に比べてレベルが高いのが特徴です。

評論文2問、古文、漢文という構成です。
早稲田大学には珍しく古文漢文融合問題が出題されることはなく、
漢文だけで大問が構成されています

国語の配点は高いので基本的な問題で点数を落とすことのないことが望まれます。

<現代文の対策>
例年の特徴として大問1には社会学系の評論、
大問2には芸術・文化の文章が出題される傾向になっています。

だからといって特殊なことをする必要はなく
まずは論旨、論理展開を追えるかどうかを確認して
文章を読み進めてください。

余裕があるようであれば、芸術論、文化に徹してテーマで
文章を読んでみるとよいでしょう。

また、漢字の書き取りもあるので、必ず漢字の学習はしておきましょう!

問題形式としては「脱文挿入問題」「内容説明問題」「空欄補充問題」
が出題されます。

「脱文挿入問題」と「空欄補充問題」は抜けてる部分が文章レベルなのか
単語レベルかの違いなので、同じ解法で問題ないです。
この二つのタイプの問題で見るべきポイントは3つあります。

①解答のタイミング
②論理展開を追うこと
③【空欄補充のみ】語彙の確認

解答のタイミングというのは脱文挿入問題問題を
いつ解くべきなのか?ということです。

これは読解が一度完全に終わった後と決めたほうが良いです。
読みながら解いた方が効率が良さそうですが、
現代文の読解でまず初めに読みとくべきなのはマクロレベルでの論理展開です。

脱文挿入問題や空欄補充問題はミクロレベルの論理展開まで
見ていかないといけないため、全体の論理展開の把握が終わる前に
解いていくとほとんどの人が混乱して結局マクロレベルでの
論理展開が理解できずに終わってしまいます。

これでは、この問題以外を解くことができません。

2の論理展開というのは論理の3つの公式に沿って、
文章内での筆者の主張+流れをつかめているかどうかということです。
これができなれれば早稲田大学の合格は難しいと考えたほうが良いでしょう。

3の言葉の確認は自分の知っている言葉の意味だけで答えを選択するのではなくて、
あくまで筆者が文章内で規定している言葉の意味にそって
言葉への評価を下して選択をしてください。


<古文問題>
近年の傾向からすると、中古中世の物語・日記が出題されやすいです。
日記がでた際には、文章が複雑になりやすいです。
主語の確定の仕方には注意してください。
でてくる動詞に対してそれぞれ主語目的語を本文中から
論拠をとって読み進めましょう。

また、主語の確定には敬語、文学史、古文常識の知識を総動員して
解く必要があるため1つでも抜け漏れがあると致命的になってきます。

文章全体を訳すように読むのではなくて、論旨を把握できるレベルで
主語を把握できるのが早稲田大学合格には必要です。


<記述問題の対策は必要か?>
2019年に一度だけ早稲田大学文学部で50字程度の古文の記述問題が出題されました。
それまでには一度もでなかった形式のため、多くの生徒が混乱しましたが、
学力のある生徒は記述ができたと思います。

結局その後は、出題歴がないので採点の大変さの割には
学力差がつかなかったのではないか?と予想できます。

そのため、以後文学部古文の記述のために特別な対策はする必要が
ないかと思われます。

ただ次でお伝えする和歌については、覚えているかどうかで学力差が
大きく分かれるので、必ず押さえておくようにしてください。

<和歌の対策>
まず基本的な掛詞や枕詞は必ず暗記してください。
最低限まずこれができていないと問題は解けません。
暗記ができたら登場人物が和歌を読む理由を考えてみましょう。
因果関係が取れるかどうかが肝心です。


<漢文問題>
他の学部よりも難度は高いですが、
問われる知識としては標準的なものばかりです。

基本を徹底して他の受験生に差をつけられることのないようにしてください。

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 文学部 英語

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 文学部の英語の
傾向と対策についてお伝え致します。

<大問Ⅰの対策>
文章が2つあり、空所補充の問題が14問出題されます。
昨今の文学部の空欄補充は選択肢自体の語彙が難しいです。
なので、そもそもが解きにくいです。

また、通常の早稲田大学の問題は考えて解くことができる問題が
多いのですが、文学部の空欄補充に限っては考えてもわからない問題
があります。

つまり、問題のほとんどが文章の内容と言うよりも、、
前後の文法、熟語的な根拠で解ける問題なのです。

そのため、知識的にわからないなと判断した問題は、
そのままにして次の問題に進むと良いでしょう。

上記のような気持ちで割り切って2問で10分程度でできるようにしてください。


<大問Ⅱ(内容一致)の対策>
300-500文字程度の読解問題3題に内容一致がついています。
ある程度のパラフレーズ(いいかえ)はされていますが、
該当箇所がわかりやすいため合格するためには
絶対に落としたくない設問です。

英語が苦手だけど、早稲田文学部にいきたい!
と言う人は、ここの大問を確実に捉えられるようにしてください!

内容一致問題を解くときのポイントは答えの根拠を本文内から
しっかりと見つけ出して選択肢を選ぶことです。

合格する人と失敗する人で一番違うのは、解答根拠の取り方です。
なかなかできない人は、問題文を読んだ後に時間がないからと言って
本文から根拠を取らずに記憶で解こうとしてしまいます。
ですが、この方法だと多くの場合、間違った選択肢を選ぶことが
多くなってしまいます。
合格する人は本文から根拠を確実に取ることができています。


<文学部の内容一致のポイント>
多くの場合は語彙力、文構造の変化がものをいうことが多いです。
例えば、下記文章を見てみましょう。

「Dozens of the world’s largest natural history museums revealed
 on Thursday a survey of everything in their collections.」

上記の文章を、全く違った単語を使って言い換えた場合下記のようになります。

「On Thursday, many of the globe’s premier natural history museums
 unveiled a comprehensive overview of all the items in their exhibits.」

【単語を変換した場合】
“many of the globe’s premier” は “Dozens of the world’s largest”
の言い換えで、世界中の最も有名なものを指します。
“unveiled” は “revealed” の言い換えで、公開するという意味があります。
“comprehensive overview” は “a survey” の言い換えで、全体的な概観や
調査を意味します。
“items in their exhibits” は “everything in their collections”
の言い換えで、彼らの展示品の中のアイテムや物品を指します。


また、同じ文章を文章の構造を変換した場合は、下記のように変換ができます。

「On Thursday, a comprehensive survey encompassing all items
 in their exhibits was unveiled by dozens of the world’s
 premier natural history museums.」

【文構造を変換した場合】
“On Thursday” 文章の主題よりも先に持ってきて、
”a comprehensive survey” として強調しています。
“was unveiled by” は受動態を用いて、”revealed”
の情報を導入しています。
“dozens of the world’s premier natural history museums” は、
文章の最後に位置しているため、この情報の強調度が高くなっています。


無生物主語をただの訳を副詞的に変換をすればいい
と思っているだけの人は要注意です。
英語でのパラフレーズをした場合も、普通の文章を、
従属接続詞と主節の2文に変換することができます。

「This private investment and foreign assistance could transform
 Moldova—Europe’s poorest country—into the continent’s
 first truly green country.」

⇒ 下記の2つのパターンに変換ができます。
①While Moldova remains Europe’s poorest country,
 this private investment and foreign assistance could
 turn it into the continent’s first truly green country.

②If this private investment and foreign assistance were
 provided, Moldova—Europe’s poorest country—might become
 the continent’s first truly green country.


<英語対策|文挿入>
設問の形式としては大問1の空所補充問題の範囲が
大きくなったものと考えるとよいです。

例年、物語のような時系列にそった文章が出題されているので
時間の順番に気をつけて読み進めてください。

少し変わった形式なので、初めて取り組む人は苦労しますが、、
ちゃんとした対策を積むことで満点近くまで点数を引き上げることができます。


<文挿入問題ができるようになるには?>
攻略のポイントは文法、文構造的根拠で選択肢を狭めて、
文脈で解くことができれば満点から2ミス程度で抑えることができます。

多くの人がフィーリングという文脈だけで解いている場合が多いので、
文法的根拠で解く癖をつけてください。

下記が文法的根拠の一例になります。
・情報構造を使った主語、代名詞の関係
・時制
・定冠詞


<会話問題の対策>
学生間の日常の会話や仕事の会話がテーマの中心です。
会話文自体は短く、難しくありません。
会話の問題集1冊をやり、典型表現を抑えておきましょう。

空欄の前後から論理的に「形」を最優先にして問題を解いてください。
意味で解くと微妙な選択肢が2つあり選びきれないということが頻発します。


<英文要約の対策>
早稲田大学文学部の英文要約問題の対策は、非常に重要です。
この問題は、独特な形式を持っていますが、
適切な練習を積めば、必ずできるようになります。

【大問Ⅴの攻略の2つのポイント】
1つ目が、「書き出しの続きに適した内容を見つける」ことです。
これは、文章の内容と流れを理解し、どの情報が書き出しの後に
続くべきかを正確に見抜く能力です。

例えば、”Japan, known for its rich culture, has many traditional festivals. … ”
この書き出しの後には、日本の伝統的な祭りの具体的な例や、
それに関する詳細な説明が続くことが予想されます。

因果関係や対比表現が設問にあることが多いので、
そのパターンだった場合は、本文内から探せるように要注意してください。

二つ目が見つけた内容を別の表現で書き換えることです。

与えられた文章を、指定の語数以内で効果的にまとめる能力が求められます。

例えば、元の文が
「The cherry blossom festival is a significant event
 in Japan celebrated every spring.」
ならば、これを
「Japan celebrates the cherry blossom festival every spring.」
と効果的に短縮することができます。

普段の学習の段階で、文章を読んで、英語で自分の言葉で
言い換えをする練習をすることが大切です。

文化構想学部の問題形式は、文学部の問題とほとんど同じです。
そのため、文学部を受けるのであれば、
文化構想学部の問題も解いておいてください。


<お薦めの問題集>
【内容一致対策】
The Rules英語長文問題集の3と4に
取り組むことをお薦めします。

The rules4は3よりもやや難しいので、
ある程度長文に慣れた後でThe Rules4やってください。
ファイル 4420-1.png ファイル 4420-2.png
(著者:関正生、出版社:旺文社)

長文の練習用としては、『難関大突破 英語長文問題精選』
も良いです。要約問題の練習もできます。
ファイル 4420-3.png
(著者:村瀬亨、出版社:学研プラス)

【文挿入問題】
文挿入問題については、専用の参考書はありません。。

そのため、空欄補充の解き方を頭に入れるために、
『英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャー』
をやってみるのが良いでしょう。
ファイル 4420-4.png
(著者:佐藤ヒロシ、出版社:KADOKAWA)

【要約対策】
要約とはどういうものか…というのを0から知りたい人は、
『英文解釈要約精講』がおすすめです。
ファイル 4420-5.png
(著者:峯村純一郎/竹内一誠/相原 仁郎、出版社:開拓社)


また、スタディサプリでおなじみの関正生先生
による、『過去問トーク 早稲田大学❶ 編』で
法学部の英語について語っている動画がありますので、
こちら↓もご確認ください。
https://www.youtube.com/watch?v=8pYO-0S4PoE&list=PLEfMmyG5fEp2x2pDyTFJzaLXO2dz68o_A&index=1
(18:55から文化構想学部・文学部についての話が始まります。)

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 文学部

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 文学部の
傾向と対策についてお伝え致します。

ファイル 4416-1.png

<英語 入試傾向と対策>
全体を通して、この試験では語彙力、読解力、論理的な文章構成能力が求められており、
特に大問1と3の難易度が高いとされています。

効果的な勉強法としては、細かな意味の違いを意識することや、
読んだ文をすぐに理解する力をつけること、
さらには英文を書く練習を積むことが推奨されています。

大問1, 3, 4では穴埋め問題が出されており、
大問1では語彙力が求められる選択肢から単語や熟語を選びます。
同じ接頭語を持つ単語の選択や綴りが似た単語の勉強が有効です。

大問3では長文の中から一文を選ぶ問題で、指示語や時系列、
時制などに注意し、文脈を理解することが得点につながります。

大問4は文脈から品詞を絞り、選択肢を分類して解答します。

大問2は標準的な長文読解問題で、段落ごとに設問があり、
本文と内容が一致する選択肢を選びます。
読解力を活かし、返り読みをしないようにしながら
しっかりと得点を獲得することが大切
です。

最後に、英文要約の問題では、本文の表現を使用せずに、
内容を簡潔にまとめる技術が求められます

また、論理的な文章構成の能力も重要です。

文学部における英語の入試では、特に大問3の文挿入問題と
大問5の要約問題が大切なポイント
となります。

これらの問題は形式に慣れることが必要ですが、
十分対策を行うことで得点のチャンスが広がりますので、
確実に押さえておきたいポイントです。

【大問3の文挿入問題対策】
文挿入問題では、文章全体の流れや構造を読み取る力と、
文章を形で構造を掴むことが問われています。
日常の学習で文の前後関係や文章の全体構造を意識しながら読む訓練を行い、
どの文がどのような役割を担っているかを理解することが大切です。

【大問5の要約問題対策】
要約問題では、文中の重要な情報を見極める力が必要になります。
最初の部分は大学側から与えられているので、
それをヒントに探していくのが良いでしょう。
文章の中で抽象的な内容と具体的な情報を述べている部分を区別し、
それぞれの文の重要度を判断する訓練をしましょう。
全体の内容を把握し、キーポイントを抜き出す力をつけましょう。

ファイル 4416-2.png

<国語 入試傾向と対策>
早稲田大学文学部の国語は、大問4題から構成され、
現代文2題、古文・漢文が各1題出題されます。
特に現代文の分量が多いです。
内容も抽象的な評論文が中心で、難解な文章が多いのが特徴です。

次に古文ですが、私家集や擬古物語からの出題が多く、
記述式の設問もあります。
和歌の解釈など文学的知識が求められるほか、文法・文学史の知識も必要不可欠です。

漢文も長文が出題され、書き下し文など基礎的な文法力が問われます。
白文訓読に慣れておくことも重要なポイントです。

対策としてはまず、高度な語彙力と論理的な読解力が必要です。
全体の論理構成を把握しながら効率的に正確に読み取る訓練が欠かせません。
併せて文法・文学史などの基礎知識をしっかり身につけることが合格への近道です。
過去問を繰り返し解き、典型的な出題パターンに対応できる実戦力を養うことが肝心です。

ファイル 4416-3.png

<日本史 入試傾向と対策>
早稲田大学文学部日本史の出題傾向と特徴を理解し、
効果的な対策を立てることが合格への近道です。

まず、出題範囲は原始時代から現代までの全時代をカバーしています。
他学部に比べて前近代史の出題比率が高く、
古代史や江戸時代の知識が特に要求されます。

大問1には考古学、大問6には美術史に関する問題が毎年のように出題されるのが特徴です。
これら文学部ならではの分野はしっかり対策しておきたいポイントです。

基本的な問題のレベルは教科書程度ですが、細かい知識も必要不可欠です。
正誤問題が多いので、複数選択や正答の組み合わせを求める難しいパターンにも
対応できなければ高得点は望めません。

対策の基本は教科書の丁寧な理解です。基礎知識に抜け漏れがないよう、
全時代を網羅的に学習しましょう。
文化史や美術史の分野は、視覚的に資料を使って学習することをおすすめします。
また過去問題を利用して、正誤問題に多く触れることで実戦に近い感覚が身につきます。
文学部日本史に合格するには、基礎から念入りに学習し、
特徴的な出題分野についても対応力を高める必要があります。

ファイル 4416-4.png

<世界史 入試傾向と対策>
文学部の世界史入試では、60分の試験時間内に9題を解答する形式です。
問題はマークシート方式の選択式と記述式が混在しており、
特に選択式問題は正誤を見極めるものが多いです。

記述問題では、指定用語を使った短文の要約が求められます。
試験範囲は先史時代から第二次世界大戦後までと幅広く、
東洋史、特に中国史への傾斜が見られます。西洋史も出題されますが、
主に西ヨーロッパ中心です。

対策としては、先史時代や美術史に特に注意し、
幅広い時代と地域の知識を身につけることが重要です。
美術史では、絵画や写真を題材にした問題が頻出するため、
ビジュアル資料の学習も欠かせません。

史料集の活用や地理的知識も大切で、特に地図問題では、
時代によって変わる領土状況を理解しておく必要があります。
基本的には、教科書レベルの知識が問われるため、
教科書の徹底した学習が基盤となります。

選択式問題の演習や、用語記述と短文論述の練習を通じて、
試験形式に慣れることも大切です。

早稲田大学文学部の世界史は、総合的な知識と正確な理解が要求される科目です。
古代から近現代までの広範な時代、そして文化史や美術史など多岐にわたる分野からの
出題に対応するためには、教科書の学習に加えて、過去問題の分析や演習を重ね、
史料や地図などのビジュアル資料にも目を向けることが欠かせません。

また、出題傾向を踏まえた上で、特に強調されている東洋史や文化史の学習にも
力を入れることが攻略の鍵となります。

(八千代緑が丘校 轟)

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定期試験の後に

大網白里校の小林です。

昨日、夏がぶり返したような暑さがあり、
今日も蒸し蒸しした天気でした。
気温の変化で調子がよくなかった生徒もちらほら見受けられました。
体調に気を付けていきましょう。

定期試験が終わった生徒たちが、得点結果を教えてくれています。
予定通りいった生徒もいれば、思わぬミスで悔しい失点をした生徒もいました。
定期試験では、みんな事前に範囲についての準備をして臨んでいますが、
勉強方法を振り返って次に活かすことが大切です。
必要な知識が頭に入っていたか、考え方は理解できていたか、という基本的な部分もさることながら、
練習して問題に慣れることができていたかも、高1高2生にとっては大きな要素です。
定期試験前に練習量をあまり取れなかったのであれば、
終わった直後のこの時期から、次回に向けて、少しずつでも問題を解く時間を取ってみることをお勧めします。
勉強も、最後は経験です。

体育祭や文化祭、修学旅行など、行事が立つ続けの時期でもあります。
忙しさの中、目標を持って計画的に勉強していきましょう。

(大網白里校 小林)
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もう受験生!

みなさんこんにちは。
五井駅前校事務の勝永です。

寒くなったかと思えばまた気温が上がって、服装に悩む時期ですね。
体調管理は引き続き気を付けていきましょう!


五井駅前校は先週に『難関大学受験研究会高2生Program』が開催され、
高2生の三者面談がはじまりました。

保護者の皆様に共有させていただいた内容を
ホームルームで生徒にもお話ししています。

ファイル 4212-1.jpg


三者面談を終えたらもう受験生!ということで、スイッチが入った子が増えたように感じます。
ただ、大事なことはそのやる気を"継続"させることではないでしょうか。
なかなか一人では難しいことですが、担任の先生はもちろん校舎スタッフが背中を押します!

悩んだときはいつでも相談してくださいね。


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定期試験期間こそ塾を活用!

こんにちは。
八千代緑が丘校 事務の牛尾です。

今週はどんよりした天気が続いていますね。
気持ちもどんよりしてしまいがちですが、
少しでも気分転換をしたりして、気持ちを上げていきましょうね。

さて。今日は高2生のAくんが一番の登校でした。
ファイル 4213-1.jpg
絶賛定期試験期間中。
登校してすぐに、質問をする姿が!!
分からないところをちゃんと解決して、
定期試験に挑もう!という姿が素晴らしいですね。
明日の試験もうまくいくといいですね。

定期試験中の皆さん、最後まで諦めず頑張って下さいね(^^)/
(八千代緑が丘校 牛尾)
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【傾向と対策】早稲田大学 文化構想学部 世界史

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 文化構想学部の世界史の
対策の対策についてお伝え致します。

時間配分は問題数がやや多いですが、
早慶受験生にとっては標準的な問題ばかりです。
間に合わないということはないでしょう。
文化構想学部の世界史は大問数が多いのが特徴ですが、
難易度は早稲田大学標準レベルですので、基本的な知識の習熟を徹底しましょう。

問題形式は選択式がほとんどですが、記述問題も含まれます。
大問7~8題です。
やや西洋史重視ではありますが、中国史も頻出です。
早稲田大学は学部全体で中国史が良くでているので注意してください。

<対策1:勉強の進め方>
文化構想学部は早稲田大学とはいえ、教科書レベルの基本的な問題が出題されます。
世界史の勉強の際に大事なのはいきなり細かい部分の暗記から入らないことです。

まずは簡単なレベルでいいので流れをつかむのが肝心です。
そのためにはマンガがおすすめでしょう!

マンガで直感的にどのようなことか?という流れをつかんでから理解していくのが、
基礎的な学力をつけていくには必要です。
まずは漫画で世界史の大枠を掴んでから細かい部分の暗記に移りましょう。


<対策2:文化史対策>
文化構想学部では例年文化史からの出題があります。

この文化史の対策はどのようにしたら良いのでしょうか?
まずはじめにすることは文化史よりも通史を確実にしておくことです。

文化史=暗記のように感じますが、文化史も通史と同じ流れで
進んでいます。
この流れを理解できていないと文化史の理解が曖昧になってしまいます。
ですから、まずは通史に重点をおいてみましょう。
その後にようやく文化史です。

多くの受験生は文化史=ただの暗記と思ってしまいがちなのですが、
文化史にも流れが存在します。

大きく分けて、人同士の流れと時の流れの二つに分けることができます。

□人の流れ
人の流れとは、友人の関係や師弟関係や家族関係などがあたります。
歴史上の人物をただの記号で考えるのではなくて、
どのような関係にあったのかを知っておくとわかりやすいです。

また、それぞれの人物の出身地を確認することで、
政治史との結びつきがわかります。
やみくもに「ショパン = 革命のエチュード」と覚えるだけでなく、
ショパンはポーランド人、当時のポーランドはロシアに支配され、
独立運動が盛んだったが失敗したという流れと結びつけることで覚えやすくなります。

□時の流れの理解
時の流れというのは、時代ごとの背景ですね。
通史と連関してなぜこの文化が発生したのか?
という部分を考えてみましょう。

例えば、ルネサンスは「人文主義」といいますが、
なぜ人間を中心に考えるようになったのかを考えてみましょう。

そうすると中世が人間中心でなかった=神が中心だったということが
でてきます。
神が中心で亡くなったということは政治を考えるとどのような出来事から
わかりますか?
ローマ教皇権を考えるとすぐに出てきますね。

こうすると、なん世紀の出来事なのかということも覚えやすく
なってきます。
上記のように暗記することで、機械的な暗記ではなく
理解したうえで暗記することができます。


「ヒストリア世界史精選問題集」や「世界史標準問題精講」
などの分野別問題集に取り組むと共に、しっかりと過去問を
解きまくってください。

「ヒストリア世界史精選問題集」
ファイル 4415-1.png
(著者:平尾雅規、出版社:学研プラス)


「世界史標準問題精講」
ファイル 4415-2.png
(著者:松永陽子、出版社:旺文社)

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 文化構想学部 日本史

こんにちは。
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今回は、早稲田大学 文化構想学部の日本史の
対策の対策についてお伝え致します。

文化構想学部は“文化”をキーワードに多角的な教養を身につける
ことを目指す
学部です。

その入試でも文化史を中心とした日本史の出題が特徴的です。
本記事では、文化構想学部の日本史入試の傾向と対策ポイントを
詳しく解説します。
特徴的な出題形式であるテーマ史の対策法や、
文化史を中心とした効果的な勉強方法などをアドバイスします。

文化構想学部を受験する皆さんの強力な武器となる内容です。

<日本史の傾向>
文化構想学部の日本史の試験は、
試験時間が60分で合計4題の大問から構成されています。

出題形式としては、選択式の問題と記述式の問題が併用されており、
選択式が全体の約6割を占めています。

選択式の問題は、設問文を読んで正誤を判断したり、
該当する事項を選択したりする形式が主です。
一方、記述式の問題は、文章の空欄補充や
人名・地名・用語などの漢字書き取りが出題されます。

<大問の形式>
大問の形式としては、すべての問題が古代から近世に至るまでの
長いスパンの時代を扱うテーマ史の形式が取られています。

政治史や対外関係の領域だけでなく、文化史や社会経済史に関するテーマも
多く取り上げられるのが特徴です。

したがって、特定の時代や分野に偏った知識ではなく、
各テーマを通史的に理解した上で、細かな事項まで
網羅的に知っていることが求められます。

過去問題を解くことで具体的な問題の形式や範囲を把握することも
大切な対策となります。

このように、文化構想学部の日本史入試は、
幅広い知識と柔軟な思考力が問われる試験形式といえます。

<特徴>
文化構想学部の日本史の特徴は以下の3点です。

第一に、全ての大問が古代から近世までの長期にわたる
歴史的テーマを扱うテーマ史形式で出題されることです。
単独の時代や政治史・対外関係だけを問う出題はほとんどありません。

第二に、政治史や対外関係よりも、文化や社会に関する領域からの
出題比率が高いことです。
例えば、仏教史や教育史、交通史、城郭史といった文化史的な
テーマが頻繁に扱われます。

第三に、史料を用いた論述形式の問題がほとんど出題されないことです。
記述形式は人名や地名、用語の漢字書き取りに限定されています。

この三点が文化構想学部日本史の最も大きな特徴です。
幅広い通史的知識と柔軟な思考力が求められる入試形式といえます。


<対策>
文化構想学部の日本史入試に向けた対策は以下のようにします。

①通史で基礎を固める
②テーマ史で理解を深める
③文化史や社会経済史に重点を置く
④過去問を解き、傾向を把握する

このように、通史学習後はテーマ史や文化史を中心に取り組み、
過去問で実戦練習を積むのが効果的です。

<対策1:テーマ史対策>
早稲田大学文化構想学部の日本史入試では、
全ての大問がテーマ史形式で出題されます。

テーマ史とは、特定のテーマ(政治・経済・文化など)に沿って
時代を追って出題される問題の形式です。

そのため、テーマ史対策は文化構想学部日本史入試において
最も重要なポイントとなります。

過去の入試で出題されたテーマ史を見ると、以下のようなテーマが挙げられます。

仏教史:仏教の伝来から各時代の仏教の変遷
教育史:古代から近世までの教育制度の変遷
交通史:古代から近世の交通網の発達
茶道史:茶の伝来と茶道の発展の流れ
城郭史:城の起源から近世城郭の発達まで

このように、宗教、教育、交通、文化などのテーマが
出題される傾向にあります。

このテーマ史の出題に対応するには、
単にそのテーマに関連する重要事項を羅列的に覚えるだけでは
不十分です。
各テーマを通史的に捉え、古代から近世までの流れを
大まかに追えることが重要なのです。

<テーマ史の勉強の仕方1【仏教史】>
・仏教がいつ頃から日本に伝来したかを確認します。
・次に、飛鳥時代から奈良時代にかけての仏教の受容と国家仏教の
 特徴を押さえます。飛鳥時代の仏教伝来、聖徳太子と仏教の関係、
 蘇我氏の仏教保護、国分寺・薬師寺の建立などを丁寧に読み込みます。
・平安時代以降の仏教の諸宗派の興隆について確認します。
 天台宗、真言宗、浄土宗などの成立過程と特徴を押さえておきます。
・鎌倉時代には、禅宗を中心とした仏教文化が栄えました。
 建長寺など鎌倉の寺院について知識を深めます。

このように、通史的な流れを追いながら主要な出来事を丁寧に確認することで、
仏教史に対する理解が深まります。
重要語句も押さえておくことで、入試での書き取りにも対応できるようになります。


<テーマ史の勉強の仕方2【茶道史】>
・茶道史では、まず茶がいつごろから日本に伝来したのかを確認します。
 奈良時代の 鑑真 と最澄によって伝えられたことを押さえておきます。
・次に、平安時代から室町時代にかけての茶の受容と変遷を見ていきます。
 栄西や村田珠光らによる宋の点茶法の伝来、鎌倉時代の臨済宗寺院と茶の関係、
 室町時代の茶の堂や茶会などを丁寧に確認します。
・安土桃山時代から江戸時代初期の茶道の発展を追います。
 千利休によるわび茶の完成、江戸時代の茶道的生活様式の広がりなどを押さえておきます。

このように時代ごとの茶文化の特徴を確認しながら、茶道の通史を概観できるようにしておけば、
入試で出題される茶道史のテーマ史問題に対応できるでしょう。


<対策2:文化史対策>
文化構想学部の日本史入試で最も特徴的なのは、
政治史や外交史よりも文化史からの出題比率が高いことです。

過去の入試を見る限り、概ね全問題の5割前後が文化史系の内容が問われています。

思想や宗教、文学作品から関連事項が出題されるケースが比較的多く見られます。
また、美術や建築に関する事項、例えば寺社建築の様式や
絵画の流派についても頻出しています。
例えば過去の入試では、以下のような文化史に関する事項が問題として
出題されています。

・平安時代の大江姓とその作品
・鎌倉時代の禅宗寺院としての建長寺
・室町時代の金碧料文房とその技法
・桃山時代の城郭建築である伏見城の天守

このため、各時代の文化全般を通史的に理解し、
主要な文化財や遺跡、代表的な作品や人物について、
事典等を利用して知識を深めておく必要があります。
文化史関連の史料にも目を通し、背景を把握することも有効です。

文化構想学部の「文化」という学部の特性を理解した上で、
文化史を意識した対策を強化することが、
この入試での高得点を得るための近道だと言えるでしょう。
限られた時間の中で効果的に力を入れる領域を選ぶ意味でも、
文化史の取り組みは重要といえます。


<資料問題はほとんどでないが…>
文化構想学部の日本史入試では、史料を用いた資料問題の出題は
ほとんどありません。
過去に数回出題例があるものの、今後も出題される可能性は
低いと考えられます。
そのため、資料問題の対策としては、歴史上の重要な史料に目を通し、
内容を把握しておくことがメインになります。

資料集を使って、主要な史料の内容を押さえておきましょう。


<お薦め参考書>
文化構想学部日本史でおすすめの参考書は、
「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」「日本史一問一答(東進)」「日本史史料一問一答」
「標準問題精講」「ヒストリア」などです。

「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」で基礎をしっかり身に付け、
「日本史一問一答」で細かい知識を蓄えましょう。

その上で、「日本史史料一問一答」で史料対策を行い、
「ヒストリア日本史精選問題集」や「日本史標準問題精講」で
総仕上げをするのが良いでしょう。

「日本史史料一問一答」
ファイル 4414-1.png
(著者:金谷俊一郎、出版社:東進ブックス)

「ヒストリア日本史精選問題集」
ファイル 4414-2.png
(著者:佐藤四郎、出版社:学研プラス)

「日本史標準問題精講」
ファイル 4414-3.png
(著者:石川晶康、出版社: 旺文社)


通史理解とともに、一問一答や過去問で細かい知識と正誤問題対策を積むのが合格への近道です。

テーマ史の対策をするためには、『攻略日本史 テーマ・文化史 整理と入試実戦』
がおすすめです。文化史の対策にもなりますのでやってみると良いでしょう。

ファイル 4414-4.png
(著者:山野井功夫、出版社:Z会)

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 文化構想学部 国語

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 文化構想学部の国語の
対策の対策についてお伝え致します。

文化構想学部の国語入試は、他大学にはない特徴的な出題形式が
多数存在します。
文語文の出題や現代文・古文・漢文が融合した現古漢融合問題など、
特殊な問題に対応できる読解力が求められます。

本ブログでは、文化構想学部の国語入試の具体的な傾向と対策の
ポイントを解説します。

文化構想学部の国語入試では、膨大な量の文章を限られた時間内で処理する
能力が必要不可欠
です。
本ブログを参考に、文化構想学部の国語入試に向けた学習を進めることで、
高得点を狙うことができるはずです。
特徴的な入試形式に対して、傾向を理解し対策を立てることが合格への近道です。

<国語の傾向>
早稲田大学文化構想学部の国語試験は、
90分の試験時間で大問3題から構成されています。

第1問目は評論文と文語文の2本から3本の文章が提示されます。
第2問目は1本の評論文が出題されます。
第3問目は、現代文・古文・漢文が融合した「現古漢融合問題」と呼ばれる
形式になっています。

各大問で提示される文章の総文字数は、合計1万字前後と
非常に多くの量の読解が求められます。
また、記述式が主体ですが、文語文の文章内容や熟語・慣用句などを答える
マーク式の問題も含まれています。

このように膨大な量の文章と限られた時間での処理能力が必要とされることや、
文語文や現古漢融合問題といった他大学にはない特殊な形式の出題が、
早稲田大学文化構想学部の国語試験の大きな特徴といえます。

<国語の特徴>
文化構想学部の国語試験の最も大きな特徴は、
明治・大正期の文語体の文章である文語文が
必ず第1問に出題されること
です。

文語文は表現が複雑で、漢字とカタカナのみで書かれることも多く、
読み取りにくさが伴います。
何度も繰り返し読んで、読み慣れていくのが重要です。

また、現代文・古文・漢文が複雑に融合する「現古漢融合問題」も
文化構想学部ならではの出題形式
です。
この問題には、それぞれの文章を独立して内容を理解する一方、
文章相互の関連性にも留意することがポイントとなります。

このように、特殊な出題形式が多いことも文化構想学部の
国語試験の特徴としてあげられ、これらに対応できる
読解力が求められています。

時間には余裕がありませんので、時間配分には十分気をつけてください。

<国語への取り組み>
早稲田文化構想学部の国語試験に向けた日頃の学習方法を
ステップ形式で以下のように記載します。
早稲田大学文化構想学部の国語試験に向けては、
日頃から以下のような学習を心がけることが重要です。

①論理的思考力を鍛える
②読解スピード
③古文/漢文の基礎知識の養成
④過去問

ステップ1
 まずは論理的思考力を鍛えるために、読後は文章の構成や論旨展開を
 意識して要約できるようにする。議論の構造を把握する力をつける。

ステップ2
 次に読解スピードを上げるために、日頃から多様なジャンルの本を広く読む。
 新書、評論、文芸作品などをバランスよく読み、読解量を増やしていく。

ステップ3
 過去問題集を利用し、実際の入試形式の文章を解きながら
 特殊な問題に対応できるよう訓練する。文語文や現古漢融合問題に反復して取り組む。

ステップ4
 基礎学力を着実に身につけるために、古文の熟語や文法、
 漢文の句法や語彙も欠かさず学習する。

<対策1:評論文[近代文語文]>
この設問ですが、文化構想の特殊形式の問題で
評論文2,3題(どちらかが文語文)を読んで設問を解いていきます。

芸術、文化論の文章が出題される傾向が高いので、
この分野での背景知識、単語の理解は必要不可欠
です。

設問は例年7問ほどで、どちらか一方の文章を単独で聞いている
設問は少ないです。
ですから、2つの文章の関係をいかに早く読み取っていくかが
この問題を読み解くことが大事になってきます。

文語文に読み慣れていない受験生は、本文の内容自体を理解できない
または読み進めるのが遅くなるという自体になってしまいます。

例えば、文化構想学部の過去の入試問題には、
以下のような近代文語文が出題されています。

「国語ハ支那語ヨリ出デタルコトハ勿論デアル。
 併シ其ノ後大ナル変遷ヲ遂グルニ至リテハ、
 イマヤ全ク異リタル性質ヲ有スルニ至レリ。
 (中略)喉ヨリ発スル음ハ支那語ト殆ド同ジ。
 然レドモ国語ノ発音ハ、支那語ノ如ク鼻ヨリ出ル音ガ少ク、
 口ヨリ発スル音ガ多イ。」
(出典:明治時代の1894年に刊行された夏目漱石の論文「国語問題」の一節)

文語体で書かれており、現代語に置き換えると以下のようになります。
「国語は支那語から出てきたことは間違いない。しかしその後大きな変化を遂げて、
 今では完全に違った性質をもつに至った。(中略)喉から出す音は支那語とほとんど同じだ。
 しかし、国語の発音は、支那語のように鼻から出る音が少なく、口から出す音が多い。」

このように、文語文は表現が複雑で読みにくいのが特徴です。

<近代文語文の対策>
まずは過去問を音読して読み慣れるのが合格への第一歩となります。
文章が読みづらいという場合は近代文語文でないという文章から
読み進めるというのもオススメです。

対策をまとめると以下となります。
・まずは、明治・大正時代の文語調の文章をできるだけ多く読み、
 文体に慣れることが重要です。
・読解の際は、音読することで内容を頭に入れやすくします。
 文章を何度も繰り返し音読することがポイントです。
・文語文対応力をつけるため、駿台文庫の「近代文語文 問題演習」の
 過去問を解いていきます。
・漢字や熟語の知識を確実にしておくことで、文意の把握が楽になります。
・表現や語彙の特徴を意識しながら繰り返し読むことで、
 文語文ならではの文体に徐々に慣れていきます。

また文語文は、過去に早稲田大学 政治経済学部にも出題されているので、
政経の過去問も解いてみるのも良いでしょう。


<対策2:評論文>
文化構想学部の大問2の評論文では、5000字を超える
非常に長い文章が出題されるのが特徴です。

この長文評論文に対しては、まず序論と結論をしっかり読んで
文章の論旨展開をつかむことが重要です。
さらに本論の各段落の冒頭と末尾の内容もチェックし、
段落の役割と論理的な流れを意識して読み進める必要があります。

空所補充問題では、前後の文脈と論理展開から解答を導ける力が求められます。
内容一致問題では選択肢を丁寧に吟味し、なぜ論旨と合致しないのかを
考えることがポイント
となります。
注意すべき問題としては、選択肢を並び替えて脱文を挿入する問題や
単純な脱文挿入問題があります。

こうした問題に対処するためには、日頃から
文章の論理構造を綿密に見ていく必要があります。

長文評論文の読解力は、難関大学の過去問を
繰り返し解くことで鍛えられます。
論理構造を意識した読解訓練を続けることで、
速読力と精読力を高め、評論文の読解力を伸ばしていくことができます。

<合格に必要な論理構造とは!?>
早稲田大学の国語入試では、単に文章を読むだけでなく、
筆者の主張とその論理の流れをきちんと把握する力が求められています。

文章を読んでいても、筆者が何を主張しているのかイメージできないことが
あると思います。
そうした場合、入試で文章の内容を正しく理解するのは難しくなってしまいます。
まず最初に、評論文では筆者が明確な主張を展開していることを認識することが大切です。

次に、その主張がどのような理由や具体例を通して説明されているのかを
把握する必要があります。
筆者の主張と論理の展開を文章から丁寧にたどる訓練が必要不可欠なのです。

論理の流れを意識せずに単語の意味だけを追うのではなく、
筆者の主張とそれを支える論理構造をイメージできるようになることで、
早稲田大学の国語入試に対応できるようになります。


<対策3:現古漢融合文>
現古漢融合文は、文化構想学部国語の特徴的な出題形式の一つです。
現古漢融合文では、一つの大問の中で現代文・古文・漢文が
混在するという独特の形式をとっています。

具体的には、現代文が古文や漢文の内容を説明したり引用したりする形式
になっており、文章間には密接な関連性があります。

古文は中世から近世にかけての幅広い時代の文学作品から出題され、
漢文も同様に文学作品から出題されることが多く、
句読点の打たれていない白文もしばしば登場します。

そのため、出題される作品の著者や時代背景などの知識が求められます。
また現代文を手掛かりに、未知の古文や漢文の内容を理解していく力が
問われるのが現古漢融合文の特徴です。

このように現古漢融合文は、複数の文体が複雑に融合した形式が特徴的で、
文章間の関連性を意識しながら、文脈から内容を推測する読解力が必要となります。

現古漢融合文では、以下のような過去問が出題されています。

2016年度:甲は芥川龍之介の日記風文章、乙は芥川の小説『地獄変』の一節
2017年度:甲は夏目漱石の文章、乙は『源氏物語』の一節、丙は『論語』の一節

現古漢融合文に対する具体的な対策は以下の通りです。

①古文は、単語と文法をしっかりマスターする。
 単語帳を完璧に記憶し、文法も理解しておく。
②漢文も同様に、基本的な句法や語彙をマスターしておく。
③その上で、長文の読解演習に取り組み、スピードと正確性を高める。
④各文章を独立して読みながら、文章間の関係性にも注意する。
⑤現代文を手掛かりに、古文や漢文の内容を推測し合う関連性を意識する。
⑥過去問を繰り返し解き、未知の文章でも正確に理解できるよう訓練する。

こうした基礎力と読解力を高めることで、現古漢融合文に対応できるようになります。

<お薦めの参考書>
国語対策には以下の参考書がお薦めです。

①『近代文語文問題演習』
ファイル 4413-1.png
著者 :川戸昌、二宮 加美
出版社:駿台文庫


②現代文と格闘する
ファイル 4413-2.png
著者 :竹國友康
出版社:河合出版


文化構想学部だけあって、国語の対策は
大変ではありますが、しっかりと対策をして
合格を目指していきましょう!

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 文化構想学部/文学部 英語 文挿入問題の対策

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 文化構想学部の英語の
文挿入問題の対策の対策についてお伝え致します。

例年難しいとされて避けている人が多い文化構想の問題ですが、
基本的には、文挿入問題は満点を取っておきたい問題です。

<文挿入とは>
早稲田大学文化構想の文挿入問題とは、
空欄の空いた文章に、
選択肢から文脈にあった適切な文章を選択する問題です。

ファイル 4412-1.png

早稲田の文章は精読ができていることが大前提です!
着眼点を理解する前に早稲田の文章を1文1文丁寧に
読解ができていることが大前提です。


<挿入の着眼点>
まず重要なことを最初に言います。

文化構想学部の文挿入問題を解く上で、長文は読みません。

少し語弊のある言い方ですが、それくらい思い切って
言わないと伝わらない部分があるので伝えておきます。

早稲田の文挿入問題に限らず、英語は形で決まっている部分が
大部分を占めています。

色々とルールがあるのですが、一部紹介します。
主に使うのは、以下の3つです。

①主語 ⇒ 文章のテーマ、一貫性を保つことが多い
②時制 ⇒ 周りの時制に合わせる
③ディスコースマーカー ⇒ 追加、転換に気にする

それ以外にも、文章によっては固有名詞や、
代名詞がある場合はヒントになります。

<挿入の解き方>
一番最初に見ていくのは、時制です。

【ステップ1(時制)】
選択肢の時制のみを確認して、過去、現在形の数を数えていきましょう。
過去形と現在形で少ない方をキーとして、問題文から確認していきましょう。


ステップ2(主語)
選択肢間の主語の抽象度を確認。
代名詞など何かを直接ある場合は前後文脈を見る必要あり。


<挿入のおすすめ勉強法>
文化構想学部の文挿入問題は、特殊な着眼点を持って、
対策が必要になってきます。

単に過去問やっているだけではできるようにはならず、
ポイントを持ってルール化してできるようにしていく必要が
あるでしょう。

今回はそのルールの一部を紹介しましたが、
実際に問題を解きながらでないと、実感がわかないと思います。
ですので、上記のルールを意識に留めておいて、
過去問を解いてみてください。

(八千代緑が丘校 轟)

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