こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
2012年の高校1年生から、必履修科目である数学Ⅰに「データの分析」
が入り、高校数学で「統計」をしっかり学ぼうという動きに
なってきました。
その頃にも数学Bには「確率分布と統計的な推測」がありましたが、
数学Bはこの分野と「数列」「ベクトル」の3のから2つ選べばよい
ということもあり、また、多くの大学で数学Bは「数列」「ベクトル」
が受験科目となっていたことから、この分野が学ばれる機会がほとんど
ない状態でした。
それが2022年の高校1年生からは、共通テストでは「数学ⅡBC」で
数学Bの「数列」「統計的な推測」、数学Cの「ベクトル」「平面上の
曲線と複素数平面」の4つから3つ選ぶ必要があることと、大学受験では
東京大学が「統計的な推測」を2次試験の数学の出題範囲に入れてきた
ことから、今までよりもかなり多くの高校生が「統計的な推測」を
学ぶようになりました。
↑は東京大学のHPより
「令和7年度東京大学入学者選抜(一般選抜)における
出題教科・科目等について〔予告〕」
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統計は「過去のデータを整理する」こと、確率は「未来にどのようなことが
起こりえるかを考える」ことです。
つまり、数学ⅠAにおいては、数学Ⅰの「データの分析」で過去を整理する方法、
数学Aの「確率」で未来を考える基本的な方法を学ぶことになります。
その上で、数学Bの「統計的な推測」では「統計をもとに確率を考える」ことで、
「過去のことを未来に活かす」という手法を学んでいくことになります。
よく世間では「ビッグデータ時代」などと言われていますが、
実際に想像を絶する物凄く膨大なデータが世の中には存在しています。
これを上手く利用していくことができるかどうかが重要な時代になりました。
そういう意味で、「大学受験で使うから」という観点だけでなく、
この分野を学習して頂けたらと思います。
また、「統計」を学習するのは「統計的な手法を使えるようにするため」
というだけではなく、「統計的に出てきた数値でだまされないようにするため」
という意義もあります。
統計的な手法を使ってプレゼンテーションしていても、
その出てきた数値の意味をわからず、その上で「自分にとって有利な結論」を
導こうとする人はかなりの人数います。
しかも「間違っている」とは思っていなかったりします。
そういうときに、統計的な手法が何を意味するのかなどをわかっていれば、
そういったプレゼンテーションを聞いても「これは本当なのか?」と
冷静に対応できるようになります。
というわけで、現在の高校1年生は数学Bで「統計的な推測」
を学んでいくようになりますが、ぜひ意義を感じながら
学んでいって頂ければと思います。
(八千代緑が丘校 轟)
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