9月に入り、今日から学校の新学期が始まる
という方が多いと思います。
昨日、生徒から
『明日から新学期が始まりますが、
生活リズムをもと戻すにはどうすれば良いですか?』
と質問を頂きましたので、お答えしたいと思います。
生活リズムをもとに戻すには、ズバリ
『夜早く寝る』ことを意識することだと思います。
文部科学省が調査した睡眠調査の結果の中に
このような報告がありました。
『学校がある日とない日で起床時刻が2時間以上ずれる
ことがよくある子供ほど、午前の授業中に眠くて
仕方がないことがよくあると回答する割合が高い。』
『学校から帰宅後に30分以上の仮眠をとることがある子供ほど、
午前中に調子が悪いことがあると回答する割合が高い。』
『寝る直前まで各種の情報機器(テレビ、ゲーム、スマホ、パソコン等)
に接触することがよくある子供ほど、朝、ふとんから出るのがつらい
と感じることがあると回答する割合が高い。』
上記の調査結果を見ると、「眠い・だるい」と感じずに
日々の生活をおくるためには、
①いつも決まった時間に就寝すること
②睡眠時間を十分に確保すること
がポイントだと思います。
そこで、崩れてしまった睡眠のリズムを改善する方法を
3つご紹介します。
1.電気を消して寝る
特に温度の高い白い光は覚醒して活動的になるため、
脳が入眠状態になりにくくなります。
できれば就寝1時間前から、部屋の明るさを普段の半分に
落とすことができれば更に効果的です。
2.寝る前にスマホを触らない
寝る前にスマホをいじってしまうと、楽しくなってなかなか
夜更かしをしてしまうため、それを防止することができます。
また、スマホから発する光によって脳が覚醒しやすいため、
就寝前に脳を覚醒させないためにも、寝る前にはスマホを
使わないように意識すると良いと思います。
3.朝、太陽の光を浴びること
体内時計のある視床下部が太陽の光で刺激を受けることで、
体内時計がリセットされて身体が活動状態に導かれます。
また、睡眠を促進するホルモン「メラトニン」は目覚めてから
14~16時間後に分泌されるため、夜に睡眠に適した状態に
導かれ、寝つきが良くなります。
上記3つの方法を試して頂き改善方法を試して頂きながら
夜早く寝られるようにし、生活リズムを新学期に戻して
頂ければと思います。

(五井駅前校 轟)
<五井駅前校 校舎紹介ページ>
https://www.jasmec.co.jp/koushaguide/pg.htm