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【傾向と対策】早稲田大学 教育学部 漢文

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は早稲田大学 教育学部の漢文の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。

早稲田大学 教育学部の国語は例年、
大問が4題で構成されていますが、
大問3と4で古文と漢文が
出題されています。

漢文の傾向としては、主に傍線部の意味、
傍線部の説明を問われる問題、傍線部の解釈、
返り点や書き下し文などが出題されます。

句法と基本的な漢字をインプットしながら
読解の練習を積んでいきましょう。

漢字や文脈から意味を推測する力は読解の練習を通じて
身についていきます。

漢文は文の構造、句法などの基礎知識を習得した上で、
漢文の背景となる思想や歴史についても理解しておきましょう。

練習問題を通じて読解力を培うことが重要です。

書き下し文に合わせての返り点などの白文対策も忘れずに行ってください。
そして、頻出の漢詩に対する備えも必要になります。

対策としては、
『漢文道場』に取り組んで頂ければ
大丈夫だと思います。

『漢文早覚え速答法 共通テスト対応版』
ファイル 4551-1.png
著者 :田中雄二
出版社:学研プラス


『漢文道場 [基礎編]』
ファイル 4551-2.png
出版社:Z会


『漢文道場 入門から実戦まで』
ファイル 4551-3.png
著者 :土屋裕
出版社:Z会出版

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 教育学部 古文

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は早稲田大学 教育学部の古文の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。

早稲田大学 教育学部の国語は例年、
大問が4題で構成されていますが、
大問3と4で古文と漢文が
出題されています。

早稲田大学 教育学部の古文では
平安・鎌倉時代の出題が多いです。
(ちなみに、これは文学部でも同様です。)

一方で、江戸時代の古文の出題は少ないです。

つまり、オーソドックスな千年前後の作品が
出題されます。

ジャンルとしては物語と中心歌集や自筆など
幅広いものが出題されていますが、
その中でも特に多いのが、物語や女流日記など
を中心に宮廷ドラマもの(いわゆる天皇とか
女房がたくさん出てくる話)が多い
です。

内容面としても、オーソドックスです。

やはり、早稲田大学の古文だけあり、
課題文の難易度も高いです。

ですから、古文単語や古典文法の学習の他に
古文常識や作品の背景知識を十分に身につけておく
必要があります。

古文常識を身につけていくために、
『古文読解が面白いほどできる基礎ドリル』
や『図解古文読解講義の実況中継』
を読んで頂ければ、少しずつ古文常識は
身についていくと思います。


『古文読解が面白いほどできる基礎ドリル』
ファイル 4550-1.png
著者 :田島圭祐
出版社:KADOKAWA


『図解古文読解講義の実況中継』
ファイル 4550-2.png
著者 :山村由美子
出版社:語学春秋社


また、辞書代わりに持っておくと
役立つのは『日々古文常識』です

苦しんで後ろのちょっと作品のところを
例えば、過去問を解いてみて、
「この用語が何だろう」と思ったら辞書代わりに
調べてみるという使い方がお薦めです。


『日々古文常識』
ファイル 4550-3.png
著者 :二宮加美、岩名 紀彦
出版社:駿台文庫


最悪、古文常識がほとんど頭に入っていなかったとしても、
正確な読解力と単語力・文法力があれば
早稲田大学 教育学部の古文で7割~8割を取れたり
します。

ただ、残り1問・2問の点数をとろうと思ったら
正直知識がないと絶対解けない問題も出題されていますので、
例えば過去問で7割~8割を平均して取れている受験生は
そこにプラス1問・2問分の点数を追い求めて
『日々古文常識』の中でよくわかってない箇所を
学習すると良いと思います。

問題の形式としては、古文の王道として
古典文法や語句、解釈、文学史、
そして傍線部の現代語訳などが出題されます。

その中でも特筆すべきことは和歌です。
教育学部では高い頻度で本文中に和歌が
出題されています。
(ちなみに、文学部では2018年から2020年で3年連続
歌集が出題されています。)

ですから、教育学部を受験する受験生は
和歌に対しては、念入りに対策をする必要
があります。

和歌に対する対策としては、先にご紹介させて頂いた
『古文読解が面白いほどできる基礎ドリル』
や『図解古文読解講義の実況中継』を読んで頂ければ、
その中に和歌の章もありますので、そこをしっかりと
読み込んで頂ければ十分です。


最後に、お薦めの問題集として2冊ご紹介致します。

『首都圏「難関」私大古文演習』
ファイル 4550-4.png
著者 :池田修二
出版社:河合出版

『「有名」私大古文演習』からステップアップした問題集で、
MARCHレベル以上の問題が収録されています。
この問題集を根気よくやっていくことで早稲田レベルに近づいていけます。

『首都圏「難関」私大古文演習』に代わりに
『古文ポラリス[3 発展レベル]』に取り組む選択肢もあります。

『古文ポラリス[3 発展レベル]』
ファイル 4550-5.png
著者 :岡本梨奈
出版社:KADOKAWA

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 教育学部 現代文

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は早稲田大学 教育学部の現代文の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。

早稲田大学 教育学部の国語は例年、
大問が4題で構成されています。

大問1と2が現代文(表論文)、
大問3と4で古文と漢文が
出題されています。

難易度について、大問1と2が現代文(表論文)
は間違いなく、私立文系のトップレベルです。

ここからは、現代文の過去10年の過去問を
分析して得られた有効な解法をお伝え致します。

字数は3,000~4,000字の文章が出題されます。

1題につき、6題~7題ほど設問があり、
90分だ大問を3題解くため、解くスピード
としては標準的です。

目標にする得点率としては75%あたりかなと
思います。

ファイル 4549-1.png

【問題文の傾向】
ここ最近の出題傾向としては、政治想哲学系が
大門1で出題されやすい
です。

政治哲学ですから、文章を読みづらい
と感じる受験生は多いと思います。

また、近代っていうところで国民国家や
近代的な国家、日本の近代化といったように
日本がどう近代化してきたかといった文章も
よく出題されます。

かつて、背景知識さあればこれしか選べないだろう
みたいな問題が出たこともあります。

あと、表象・文芸・メディア系の文章も
よく出題されます。
サブカルチャーっぽいのも結構、教育学部では
出題されます。

あとは文化比較とか文化人類学なんかも頻出です。

ファイル 4549-2.png

【問題の解き方について】
受験生によっても、はたまた、指導者によっても
意見が分かれるところですが、
『文章を最後まで読み切る』のかそれとも
『文章を読みながらどんどん設問を解いていく』
のか、このどちらがで解き方が分かれると思います。

早稲田大学 教育学部については
『文章を読みながらどんどん設問を解いていく』
解き方がお薦めです。

文章を読んでいく中で傍線部がありますが、
解答の根拠が傍線部の前後にあることが多いです。

読み進めていって傍線部があり、その前後で
処理できると判断し、そこで処理ができるのであれば
解答する。
ただし、まだ判断できないとなったら
読み進めていくという戦略をとるのが
良いと思います。

なぜなら、解答の根拠が8割以上が
傍線部の前後にある
からです。

例えば問3で理解したことと、問4で理解することが
連動しているのです。

ミクロにフォーカスをして設問にアプローチしていくと、
文章全体のテーマがわかってくると思います。
ですから、前後のアプローチをしながら進めて
いきましょう。

正直、連動している分、前の設問を間違えたら、
次の設問の正当率も下がってしまうという現象が
起きます。

注意して頂きたいのは、近年では
設問の1題目と最後の設問が連動
してることが稀にある
ため、前後だけでは
処理できない問題もあります。

設問のところにあのオーダーがあります。
『文章全体を踏まえた上で』とか
『趣旨に合致するもの』というオーダーが
ありますので、これらの文言を見つけたら
一旦保留する
ことが大事です。

それから特徴的なのは『空欄補充』の問題です。

「抜き出し語句を書きなさい」という設問が
出題されます。
2013年~2022年までの10年間で
17題の設問がありました。

時々いらっしゃるのですが、抜き出しの問題では
ありません。
自ら考える問題です。
設問のオーダーに答えていくという意識が大切です。

また、純粋な抜き出し問題も14問ありましたが、
それらのほとんどが、前後数行に答えの語句
ありました。

ただし、くれぐれも誤解のないようにお伝え致しますが、
確かに答えが前後数行にあるんです。

しかし、『前後を読みましょう』とか
『前後からだけ探しましょう』
と言っているわけではありません。

ただ、答えが前後にある可能性が高いにも関わらず、
広い範囲から答えを探していると大幅な時間のロスに
なってしまうということは頭に入れておきたいところです。

もし、前後を探して、答えを見つけられなかった場合は、
とりあえず保留にしておくという戦略が有効
だと思います。

ですから、前後4行以内で答えを探してみて、
答えを見つけられなかったら保留にしておきましょう。

ちなみに、2020年度に『正解なし』という設問がありました。
「正解がないので全員に点数を与えました」という問題が
実際にありましたので、こういうことも、今後起こりえるんだ
ということは、把握しておいても良いかもしれません。

まとめますと、空欄補充は原則前後の文脈を確認する
ということと、対比・具体/抽象の関係を抑える
ということです。

ちなみに、抜き出し問題は2021年以降は出題されておりません。

それから、近代文学史の問題が少しですが出題されます。
ですから、近代文学史も抑えておく必要があります。

そして、乱文整序や脱文挿入の問題が2回出題されています。
ですから、2025年度入試においても出題されないとは限りません。
他の学部の過去問で練習をしておけば、面くらわなくて済む
のではないかと思います。

趣旨合致や内容合致は本文を読みながら解き進めていき、
原則としてファクトチェックをしましょう。

つまり、本文に書かれているか、そうでないかを意識し、
本文に書かれていない選択肢は落としていき、
正解を浮き彫りにしていくという考え方が大切です。

中には趣旨として書かれてないけれど、
言い換えると、要約すると。この選択肢になる
というものが隠れている可能性もあるので
その辺は慎重に判断をしていってください。


【お薦めの問題集】
では最後に、お薦めの問題集をご紹介致します。

最も取り組んで頂きたい問題集は
『現代文と格闘する』です。


『現代文と格闘する』
ファイル 4549-3.png
著者 :竹國友康
出版社:河合出版


おそらく現代、市販の現代文の問題集の中で
一番難易度が高いと思いますが、
ここまで完璧に終わらせて、その上で
早稲田大学の過去問の国語の問題を
どんどん解いて早稲田レベルの表論文に慣れて
いって頂きたいと思います。

この問題集は難易度が高いという評判があるため、
敬遠してしまう受験生が多いのですが、
解説がとても丁寧ですので
「今は自力では解けない」という受験生も
教育学部を受験する受験生には、ぜひ
粘って取り組んで頂きたいと思います。


ただ、まだ『現代文と格闘する』に取り組む前の
段階で、力を付けておきたいよという方
(特にMARCHを併願するため、まずはMARCH
レベルの現代文の力をつけたいよという方)には
以下の2冊はしっかりと、取り組んでおいてください。


『現代文読解力の開発講座』
ファイル 4549-4.png
著者 :霜栄
出版社:駿台文庫


『現代文解答力の開発講座』
ファイル 4549-5.png
著者 :霜栄
出版社:駿台文庫


(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 教育学部 英語

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は早稲田大学 教育学部の英語の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。


【全体概要】
まずは教育学部の英語の全体の概要について
お伝え致します。

2022年度から、それまで出題されていた会話問題が
出題されなくなり、長文読解のみの問題構成に
変わりました。

それ以降、英語の問題の難易度が
急激に上がりました。
(あくまでも、問題の難易度が上がったという
ことであり、入学しづらくなったという意味では
決してありません。)

問題の難易度が上がった分、合格最低点が
下がったと考えられます。

教育学部の英語では、新傾向問題が突然出題
されることもあるため、その点は注意が必要です。

例えば、2022年度の入試問題では、共通テストで
出題されるような、複数の英文を読んで内容を整理
したうえで設問を解く問題が出題されました。

ですから、試験が始まったら、まずは最初に設問の
全体像をしっかりと先に把握することが大切だと
思います。


【設問毎の構成と分析】
では次に、設問別の構成であったりその分析について
お伝えしたいと思います。

内容一致問題やタイトル選択の問題など、
様々な設問が出題されます。

<内容一致問題について>
当たり前のことですが、内容一致問題を解くためには、
英文の内容をしっかりと把握しておくことが必要です。

ただし、1つの長文のword数が2,000wordに達するなど
超長文です。

内容一致問題の難易度は標準的ですので、
英文をしっかりと読めていれば、設問を解くには
問題はありません。

ただし、英文をしっかりと理解するという点では
難しいです。

空所補充や下線部選択問題の間に
内容一種の問題が出てる場合は
その上の問題と下の問題の該当箇所の間に
内容一致が問われてる可能性がかなり高いです。

つまり、傍線部が無く、ここは設問に絡まないんじゃないか
と思われつつも、内容一致でその部分が問われてる
ということです。


<タイトル選択問題について>
早稲田大学 教育学部の問題に限らず、
そもそもタイトル選択問題に対する
対処の仕方がわかっていれば、問題なく
解くことができます。

色々な段落で述べられているものが
基本的にはタイトルとしてふさわしい

ということを意識してください。

ただ、1つ注意するとすれば、そもそもタイトルとして
ふさわしいか以前に、内容一致的な観点でありえないもの
が含まれてることもあるので、その点は注意しながら解いて
頂ければと思います。

英語の文章は抽象的から具体に話が進んでいきますし、
旧情報から新情報に進んでいくため、
前半の段落にタイトル選択を解くヒントが多い印象は
ありますが、ただし、この考えに捕らわれ過ぎてしまうと、
ミスリードにつながってしまうこともありますので、
注意してください。


<空所補充問題について>
多くの受験生に見られますが、
空所を見た時に、選択肢の表現を空所に当てはめてみて
一番しっくりきた選択肢を答えるとったような
「当てはめゲーム」を
し始めるみたいなあるあるです

このような解き方をしてはいけません。

空所には、具体的にどのようなものが
具体的に入るのかをある程度自分の頭で
考えたうえで選択肢を確認する
ことが大切です。

例えば、社会科学部では選択肢の単語のレベルが
かなり高いですが、教育学部においては、他学部と比較
すると、選択肢の語彙の難易度は標準的
です。


早稲田の教育学部では他の学部と比べて
特異な設問が出題されるわけではないため、
シンプルに読解力の向上に努めていくことが
大切
です。


<対策>
まずはやっぱりちゃんと単語をやることです。
その上で、選択肢の構造が難しくなる場合あるため
しっかり構造把握を理解できるようにしておき、
さらに、適切な読解の仕方を習得して頂ければ
大丈夫だと思います。

教育学部特有の対策というよりは、
そもそもの英語力を向上させていくような学習が
大切です。

<お薦めの問題集>
□語彙力をつけるために
『大学入試英単語 SPARTA3 mastery level 1000語』
ファイル 4548-1.png
著者 :関正生
出版社:かんき出版


『英検準1級 文で覚える単熟語』
ファイル 4548-2.png
出版社:旺文社

『教育』に関するテーマは必ず読んで
頂きたいと思います。教育学部では、
『教育』の他にも様々なテーマの英文が出題
されるため、『教育』以外のテーマのについても
しっかりと確認して頂ければと思います。
もし、余力であれば、英検1級用のものと
活用して頂ければと思います。


□長文読解の練習に
『The Rules英語長文問題集4入試最難関』
ファイル 4548-3.png
著者 :関正生
出版社:旺文社

近年の入試問題を中心に厳選された12問を解き、
その解説を読む中で、入試英語長文問題を読み解くための
「ルール」を自分のものにしていきます。


『英語長文ポラリス[3 発展レベル]』
ファイル 4548-4.png
著者 :関正生
出版社:KADOKAWA

今後も出題され続けるであろう12のテーマの英文を
読むことで、最新の英文に読み慣れると共に、
読解力を身につけていけます。

□word数が多い英文対策に
『やっておきたい英語長文 1000 改訂版』
ファイル 4548-5.png
著者 :杉山俊一、塚越 友幸、山下博子
出版社:河合出版

普段、あまりお薦めすることはない
問題集なのですが、早稲田大学 教育学部と
なれば、1題のword数が多くなりますので、
こちらの問題集は長い長文を読む練習になると
思います。
(個人的には、ようやく改訂版が出て、新しい英文が
掲載されていることに嬉しく感じています。)


<参考までに>
問題構成は現在とは異なりますが、
設問を解くという観点んで、取り組んでおくと良い
過去問の年度があります。

それは2008年~2012年の過去問です。

空欄の部分と他の部分の対応関係で解くなど、
設問の作り方が芸術的といいますか、とても良質な
問題ですので、時間を確保できるならば、是非、
古い青本や赤本、または東進の過去問データベースで
問題と解答を入手して取り組んでみてください。
(解説の詳しさを考えると、青本がおススメです。)


<参考までに_2>
スタディサプリの英語講師で有名な
関正生先生の早稲田大学 教育学部について
語ったYouTubeの動画がありますので、
こちら↓もご確認ください。
https://www.youtube.com/watch?v=WLxSp5gMQIs
(1:34~8:15で教育学部について語っています。)

(八千代緑が丘校 轟)

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【入試制度】早稲田大学 教育学部

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回ブログでは、早稲田大学 教育学部の
入試制度にいて、ご紹介致します。

入試日程は2025年2月19日(水)です。

入試制度はA方式~D方式の4種類あります。
ただし、入試制度の併願はできません。
(つまり、A方式とC方式の両方を受けるという
ことはできません。)

また、同一学部内での学系・学科・専攻・専修の
併願もできませんので注意してください。

募集人数は
A方式とB方式合わせて520名。
C方式は120名で、D方式は10名です。

私立文系専願の方はA方式で受験すると思います。
(国公立大学と併願する受験生の多くの方がA方式で
受験するのでないかと思います。)

ただし、A方式で受験できる学科は
教育学科・国語国文学科・英語英文学科・社会科
・総合文化学科の5学科です。

今回はA方式の内容についてご紹介致します。

試験科目は以下となります。
英語 (90分/50点)
国語 (90分/50点)
地歴 (60分/50点)

地歴については、日本史・世界史・地理の
3科目の中から1科目選択する形と
なります。

早稲田大学の入試において、全科目の配点が
等しいのは珍しいです。

蛇足ですが、早稲田大学 教育学部は
早稲田大学に進学したいという受験生にとっては
狙い目の学部だと思います。

理由は2つあります。

まず1つ目の理由として、他の政治経済学部など、
他の学部と異なり、東京大学・一橋大学などの
最難関国公立大学の受験生の中で、教育学部を併願する
人数が比較的少ないことです。

そして、2つ目の理由としては、早稲田大学志望の受験生の
中で、教育学部を第一志望学部とする受験生が少ないことです。

以上の2つの理由から、対策が手薄になると言いますか、
対策が後回しになりがちな受験生が多いです。

よって、手厚く、しっかりと対策をすることで、
合格の可能性を高めることができる学部です。

(八千代緑が丘校 轟)

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試練は宝になる!

こんばんは。
八千代緑が丘校 轟です。

本日は
『全国統一高校生テスト』
を実施致しました。

ファイル 4311-1.jpg

今回の模試は、塾生だけでなく、
多くの高校生の方に受験に来て下さり、
ありがとうございました。

今回、力試しにご参加下さった
高1年生・2年生もいらっしゃいました。

また、受験が近付いてきている受験生にとっては、
前回から1点でもスコアを伸ばしたいとまさに真剣勝負。

ファイル 4311-2.jpg ファイル 4311-3.jpg

朝から頭をフル回転させながら、
皆さん、頑張って取り組みました。

試験を終えた20:30から、
解答・解説がリリースされました。

その時間に合わせて、自己採点を開始する
生徒たちの姿を見て、生徒たちが、いかに
今回の模試の成績を意識しているのかが、
ひしひしと伝わってきました。

ファイル 4311-4.jpg ファイル 4311-5.jpg

模試を終えたAさんに声をかけたら、
「う~ん…、思っていたよりも、
 うまくできませんでした…」
と答えてくれました。

とても悔しかったと思います。

そんなAさんに私はこのように
話をしました。

「勿論、点数が伸びたら嬉しく感じますよね。
 しかし、それ以上に大切なことは、
 今回の結果から、何を学ぶかですよ。」

今の一点を見ると、残念に感じてしまう結果であっても
そのことがあったから、その後、良い方向に転じた
というようになればと思います。

今回の結果を丁寧に分析し、
今後の学習に活かしていきましょう。

早速、明日から自己採点をもとに、
生徒たちと個人面談を実施していこうと
思います。

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】中央大学 経済部 世界史

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は中央大学 経済部の世界史の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。

世界史の試験時間は60分で、配点は100点です。

目標得点率は75%以上に設定して勉強しましょう。

大問は全部で3つです。

2022年度までは選択式の問題、記述式の問題、記述説明問題や
論述問題が出題され、大問は2つでしたが、
2023年度は選択式の問題のみとなり、そのかわり大問は3つに増えています。
設問数は減っています。

テーマ史の形で出題されることが多いため、早めに通史学習を終わらせて
近現代史やテーマ史に時間をかけられるようにしましょう。
文の正誤判定問題、正誤問題、組合せ問題、空所補充問題、
年代整序問題、地図問題などが出題されます。


【問題別の分析】
□文の正誤判定問題
文が5つ並んでいるのでその正誤を判定する問題です。
実際に2022年度で出題された問題を見てみましょう。

下線部①に関連して、以下の記述のうち誤っているものを1つ選び、
マーク解答用紙にマークしなさい。

ア.メキシコ湾岸部には、前1200年頃からオルメカ文明が成立し、
  巨石人頭像やヒスイ細工など特徴的な造形物がつくられた。
イ.メキシコ高原では、前1世紀頃から6世紀頃までテオティワカン文明が繁栄し、
  「太陽のビラミッド」などの巨大建造物がつくられた。
ウ.ユカタン半島では、前1000年頃から16世紀頃にかけてマヤ文明が展開し、
  二十進法や精密な暦法が用いられた。
エ.アンデス高地では、前1000年頃にチャビン文化が発展し、
  14世紀にはクスコを首都にアステカ王国が成立した。
オ.現在のコロンビア南部からチリにいたる広大な土地では、
  15世紀半ばにインカ帝国が成立し、漑施設を利用した農業が行われていた。


正解はエです。

アステカ王国の首都はクスコではなくテノチティトランなので誤りです。
首都がクスコなのはインカ帝国です。

教科書の記述を正確に覚えていないと回答できません
正しいものや誤っているものを「すべて」選べというタイプの問題も出題されるので、
語句だけでなくその内容と関連知識も頭に入れていきましょう


□正誤問題
3つの記述があり、その正誤を1つずつ判断する問題です。
2023年度から初めて出題されています。
文の正誤判定問題と同じように教科書の記述を正確に覚えている必要があります。
ノートなどに情報を整理しながら覚えていきましょう。


□組合せ問題
締結した条約の名前とその中で割譲された島の名称の組み合わせといった、
何かの組み合わせを答える問題が出題されます。
2023年度から初めて出題されています。
条約や特権の廃止方法など条件によって変化するものを
整理して覚えておきましょう。


□空所補充問題
文章中の空所に入る語句を選ぶ問題です。
教科書や一問一答などで語句とその周辺情報を頭に入れていきましょう。


□年代整序問題
歴史的な出来事だけでなく文書を時代ごとに並べる問題も出題されます。
教科書や資料集で歴史的な出来事だけでなく文書などにも
目を通すようにしましょう。


□地図問題
宮殿の所在地、独立した国などが出題されています。
港や航路、条約で定められたことなど地図が関連することを
覚えるときは教科書や資料集に掲載されている地図を参照しましょう。

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】中央大学 経済部 日本史

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は中央大学 経済部の日本史の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。

日本史の試験時間は60分で、配点は100点です。

目標得点率は75%以上に設定して勉強しましょう。

大問は全部で4つです。

古代から近現代まで幅広く出題されるので、
通史学習を早めに終わらせて近現代を覚えていないということがないようにしましょう。

設問は文の正誤判定問題、一問一答形式の問題、組合せ問題、史料問題、
空所補充問題、地図問題、図表・グラフ問題、年代整序問題などです。

大問4では「すべて選べ」という指示がある問題が出題されるので、
教科書にある記述を確実に覚えている必要があります


【問題別の分析】
□文の正誤判定問題
正しい文や誤っている文を1つ~すべて選べという問題が出題されます。
実際に2022年度で出題された問題を見てみましょう。
下線部③に関連して、1971年に、それまでの日本の対中外交方針を
大きく変える出来事が生じた。それについての記述として正しいものをすべて選び、
その記号をマークしなさい。

ア 当時、日本が国交を認めていなかった中華人民共和国を、
  アメリカ大統領が訪問することが、表明された。
イ 当時、日本が国交を認めていなかった中華民国を、
  アメリカ大統領が訪問することが、表明された。
ウ 当時、アメリカが国交を認めていなかった中華人民共和国を、
  アメリカ大統領が訪問することが、表明された。
エ 当時、日本が国交を認めていた中華人民共和国を、
  アメリカ大統領が訪問することが、表明された。
オ 当時、日本が国交を認めていた中華民国を、
  アメリカ大統領が訪問することが、表明された。


正解はア、ウです。

どの国がどこと国交を結んでいるかorいないのかを
正確に把握している必要があります。
以上のように語句だけを暗記していると対処できない問題
が出題されます。


□一問一答形式の問題
指定した下線部に関する問題が出題されます。
一問一答で語句だけでなく、その内容や関連知識も頭に入れていきましょう。


□組合せ問題
4つの選択肢のうち正しい組み合わせを答える問題です。
文の正誤判定問題と同じように教科書の記述を正確に覚えておきましょう。


□史料問題
史料の内容に関することや空所補充問題などが出題されます。
東進の『日本史史料問題一問一答【完全版】』などを使って
対策していきましょう。


□地図問題
関所の場所、歴史的な出来事が起こった場所、
国境線などが出題されています。
港や航路、条約で定められたことなど地図が関連することを
覚えるときは教科書や資料集に掲載されている地図を参照しましょう。


□図表、グラフ問題
輸出品目、農地改革前後の変化、食料自給率などの図表、グラフを参照して
解く問題です。
貿易の品目に関する図表は頻出なので、主な輸出・輸入品の変化は
理解しておきましょう。
その他、変化が数字でわかるようなことは教科書や資料集で
確認しておきましょう。


□年代整序問題
複数個の歴史的な出来事を年代順に並べる問題です。
年号や教科書の記述を正確に覚えている必要があります。
意味もなく丸暗記するのではなく、歴史の流れをおさえながら
覚えていきましょう。

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】中央大学 経済部 国語 Part2

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は中央大学 経済部の国語の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。

国語の試験時間は60分で、配点は100点です。

目標得点率は75%以上に設定して勉強しましょう。

大問は全部で3問です。

現代文が2題、古文が1題という構成です。

現代文は漢字問題、内容に関する問題、空所補充問題、
内容一致問題が出題され、古文では傍線部の解釈、内容に関する問題、
文法問題などが出題されます。

2020年度までは記述式の漢字問題が出題されていましたが、
2021年度から共通テストで出題されるような傍線部と
同じ漢字を使っているものを選ぶ問題に変わっています。

大問1で出題される文章は文量がかなり長いので、時間配分に注意しましょう。
配点の大きい大問1と大問3を解いてから大問2を解き始めてもいいでしょう。


【問題別の分析】
□現代文
漢字問題は『漢字マスター1800+』などの標準的な漢字問題集を
1冊仕上げておけば対応できます。
努力次第で稼げる知識問題は落とさないようにしましょう。

内容に関する問題は傍線部や設問を確認して、
何を問われているのかを把握してから傍線部や空所の前後や段落を読みます。

まずありえない選択肢を消して、残りを検証した方が効率がいいです。
ありえない選択肢を選んでしまう人は文章を適切に読むことができていないので、
時間をかけて文章を徹底理解することにつとめましょう。


□古文
古文単語や文法を確認する問題などの知識問題は覚えていたり、
理解したりすれば得点できるので落とさないようにしましょう。

内容に関する問題は冒頭文や注釈、設問の選択肢などをヒントに
しながら読み取っていきましょう。

出題される文章は短いことが多いので、手際よく解いていきたいところです。
古文単語、文法を身につけてからセンター試験や共通テストの問題、
私立大向けの問題集をこなしながら対策していきましょう。音読も効果的です。

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】中央大学 経済部 国語 Part1

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は中央大学 経済部の国語の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。

【出題範囲(分野)】
試験教科・科目は「国語総合(漢文を除く)」です(2020年度以前も同じ)。
「現代文」は2題で論説文(評論文)がほとんどです(稀に随筆が出題されることもあります)。
文章内容は科学論・公共論・教育論・生命論、社会論・哲学論・芸術論
・映画論・文明論・文学論等と実に多種多様で、「現代文」では珍しい
歌論が出題されたこともあります(15年度)。

硬質な文章も多くやや読みづらく、高度な語彙力も求められます
(21年度の学部別選抜Ⅰは、社会論の百木漠「ポスト・トゥルース」と哲学論の酒井隆史「暴力の哲学」)。
「知識」は小問として扱われ、漢字(読み・書き)、語句の意味、四字熟語、慣用句、故事成語など、
幅広い分野から出題されます。

「古文」は1題で、主に古代~近世の説話(頻出)、日記・歌論書・随筆・物語といった
題材(和歌も含まれる)が多いですが、中には江戸時代の古語用例集といった馴染みの薄い題材
もあります(15年度)。

21年度の学部別選抜Ⅰは鎌倉前期の擬古物語である「住吉物語」でした。
文語文法から内容解釈までの総合的読解力、そして、文学史や歴史的背景を含めた
古典常識も問われます。語句の意味、現代語訳は必出です。


【出題量と時間配分】
問題文の文章量は、「現代文」が2題合わせて6000~8000字強ほどで
他の私大上位校と比較してやや多め、「古文」は400~900字程度と
バラつきがありますが、標準的です。

試験時間は60分です。
もちろん、あまり余裕はありません。
正確さと同時にスピードも考慮する必要があります。
先に「古文」を15分強で手際よくこなし、「現代文」は45分弱をかけて
しっかりと解いていきましょう。


【出題形式】
大問3題が完全に定着しています。

大問一は論説文(評論文)で、小問は6~9問ほどです(解答数は10~20程度。
そのうち5~7問ほどが記述方式)。

大問二も論説文(評論文)(稀に随筆)で、小問は4~6問程度です
(解答数は4~9ほどで、そのうち1問ほどが記述方式)。

大問三は「古文」で、小問は6~7問ほどです
(解答数は6~12程度。そのうち1問程度が記述方式)。


【解答形式】
2021年度までは「マーク方式」と「記述方式」の併用型でしたが、
22年度以降の学部別選抜Ⅰ・Ⅱは全てが「マーク方式」となりました。

「現代文」のマーク方式では内容(非)合致判別(択一での合致判別が必出)、
空所補充語句判別、内容・理由説明正誤判別、換言説明正誤判別など、
記述方式では抜き出し問題(空所補充・換言説明等)や、漢字(読み・書き)、
語句の意味、四字熟語、慣用句、故事成語等の知識問題などがあります。

「古文」では、文語文法や単語の意味・現代語訳(必出)の他、
内容解釈・換言説明・主語特定・本文合致・和歌修辞などが出題されます。

また、文学史、古典常識が出題されることもあります。
「現代文」「古文」ともに、いわゆる説明記述の出題はほとんどありません。


【合格するための学習法】
□知識
本学部の漢字(読み・書き)等の知識問題は、他学部と比較して標準的です。
従って、誤答は致命的になるので注意が必要です。
また、2022年度の学部別選抜Ⅰ・Ⅱでは漢字問題が同音異字判別となっているので、
その点にも配慮しなくてはなりません。

いずれにしても、先ずは「己が実力」を把握することが重要です。
共通テスト(センター試験)の漢字問題(要は「同音異字」「同訓異字」の判別です。
22年度と同形式)が基礎的語彙力のひとつの目安になります。
最低10年分以上の過去問をこなしましょう。
その結果次第で、具体的な学習を進めていきましょう。

尚、以下のサイトは「漢字問題」だけがまとめられていて便利です。
http://www.kanjijiten.net/center/index.html

<「現代文」解法①>
論説文(評論文)や随筆に特有の解法、そして全てに共通する解法を理解し定着させ、
応用するために重要なのは「復習」の仕方です。
「考え方のプロセス」をトレースすることが必須です。
特に「間違った問題」が肝要です。
誤ってしまった「分岐点」をしっかりと確認しておきましょう。
さらに、いくつもの練習問題を通じて同種の設問に共通する
「解き方のプロセス」を身につけましょう。それが解法となります。

<「現代文」解法②>
本学部の「現代文」で注意を要するのは、判別しづらい本文内容(非)合致判別問題です
(合致は「A」、非合致は「B」という択一式の解答形式にも注意)。

2021年度はⅠ、Ⅱともに「現代文」2題で出題されています。
論説文(評論文)であれば論旨合致と捉え、基本的には序論部と
結論部の趣旨と照合すればいいのですが、出題されることのある随筆では
本文全体と照合する必要があるので、スピード重視のより高度な選択肢消去の
テクニックを習熟
するように練習を重ねることが重要です。

また、一般的な選択肢設問対策としても、選択肢消去の仕方を習得しておきましょう。
換言説明であれば傍線部の原意(要は本来の意味)にこだわった原意消去、
理由説明であれば直接的理由として結びつくかどうかによる消去などを
常に意識することが肝要です。
さらに、空所補充では代入確認を絶対に忘れないように練習を重ねましょう。

<「現代文」解法③>
2022年度は全てマーク方式で未出ですが、今後記述方式が復活するかも知れないので、
抜き出し問題の対策もしておきましょう。

基本練習を徹底させることが重要です。
最初に抜き出すべき内容を的確に把握した上で、
抜き出し範囲を絞り込みます(論説文(評論文)では原則的に同一意味段落、
随筆は同一場面)。
そして、条件に合致する抜き出し候補を探します
(候補はひとつとは限らないので要注意)。

空所補充では代入確認を忘れないようにしましょう
(内容だけではなく文脈等も適合させます)。

こうした練習を積み重ねることが肝要です。

□古文
先ずは重要古文単語および文法を徹底的に習得する必要があります。
現代語訳をする上での最重要ポイントでありますし、
文法や単語の意味は直接問われます(必出)。
特に助動詞、助詞の意味・用法・接続は完全に定着させましょう。
また、敬語も頻出なので習得が必要です。
さらに、文学史も含めた古典常識や和歌修辞法も出題されます。
しっかりと確認しておきましょう。

また、「古文」でも択一式の本文内容(非)合致判別問題が出題されるので、
十分に練習しておきましょう。


<お薦めの問題集>
□知識編
『ことばはちからダ!現代文キ-ワ-ド』
ファイル 4529-1.png
著者 :前島良雄、牧野剛、 三浦武、吉田秀紀、後藤禎典
出版社:河合出版


□現代文編
『現代文読解力の開発講座』
ファイル 4529-2.png
著者 :霜 栄
出版社:駿台文庫

読解力と解答の論理力を講義形式の解説で養成します。
文章を客観的に捉える術が習得でき、
本大学経済学部合格を確実にする一冊です。

『現代文解答力の開発講座』
ファイル 4529-3.png
著者 :霜 栄
出版社:駿台文庫

↑が「読み方」に焦点を当てた問題集だとすれば、
こちらは「解き方」に焦点を当てた問題集になります。

□古文編
『古文解釈の方法』
ファイル 4529-4.png
著者 :関谷浩
出版社:駿台文庫

教科書や参考書に載ることのない、多少マイナーめな作品も
多く取り扱う参考書です。

演習問題の量よりも解説に重きを置いており、古典文法を使った読解方法や、
重要な古文単語を学びたい人に向いています。

古典における受け身や使役の関係などややこしい表現についても
分かりやすく解説しているため、基本的な理解力を上げたいときに便利でしょう。


『首都圏「難関」私大古文演習』
ファイル 4529-5.png
著者 :池田修二
出版社:河合出版

MARCHレベルの大学に対応できるよう、
専門的に編集された参考書です。
前述の『古文解釈の方法』と比較し、オーソドックスな作品を
多く取り扱っているため、どちらもバランスよく取り組めば
よい相乗効果が生まれるでしょう。

また、文学史に関する出題も多く扱っているため、
暗記項目の実力を知るうえでも役立ちます。

掲載されている制限時間を意識しながら、
スピード重視の読解を叶えていくこともおすすめです。


(八千代緑が丘校 轟)

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