こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
今回は早稲田大学 教育学部の古文の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。
早稲田大学 教育学部の国語は例年、
大問が4題で構成されていますが、
大問3と4で古文と漢文が
出題されています。
早稲田大学 教育学部の古文では
平安・鎌倉時代の出題が多いです。
(ちなみに、これは文学部でも同様です。)
一方で、江戸時代の古文の出題は少ないです。
つまり、オーソドックスな千年前後の作品が
出題されます。
ジャンルとしては物語と中心歌集や自筆など
幅広いものが出題されていますが、
その中でも特に多いのが、物語や女流日記など
を中心に宮廷ドラマもの(いわゆる天皇とか
女房がたくさん出てくる話)が多いです。
内容面としても、オーソドックスです。
やはり、早稲田大学の古文だけあり、
課題文の難易度も高いです。
ですから、古文単語や古典文法の学習の他に
古文常識や作品の背景知識を十分に身につけておく
必要があります。
古文常識を身につけていくために、
『古文読解が面白いほどできる基礎ドリル』
や『図解古文読解講義の実況中継』
を読んで頂ければ、少しずつ古文常識は
身についていくと思います。
『古文読解が面白いほどできる基礎ドリル』
著者 :田島圭祐
出版社:KADOKAWA
『図解古文読解講義の実況中継』
著者 :山村由美子
出版社:語学春秋社
また、辞書代わりに持っておくと
役立つのは『日々古文常識』です
苦しんで後ろのちょっと作品のところを
例えば、過去問を解いてみて、
「この用語が何だろう」と思ったら辞書代わりに
調べてみるという使い方がお薦めです。
『日々古文常識』
著者 :二宮加美、岩名 紀彦
出版社:駿台文庫
最悪、古文常識がほとんど頭に入っていなかったとしても、
正確な読解力と単語力・文法力があれば
早稲田大学 教育学部の古文で7割~8割を取れたり
します。
ただ、残り1問・2問の点数をとろうと思ったら
正直知識がないと絶対解けない問題も出題されていますので、
例えば過去問で7割~8割を平均して取れている受験生は
そこにプラス1問・2問分の点数を追い求めて
『日々古文常識』の中でよくわかってない箇所を
学習すると良いと思います。
問題の形式としては、古文の王道として
古典文法や語句、解釈、文学史、
そして傍線部の現代語訳などが出題されます。
その中でも特筆すべきことは和歌です。
教育学部では高い頻度で本文中に和歌が
出題されています。
(ちなみに、文学部では2018年から2020年で3年連続
歌集が出題されています。)
ですから、教育学部を受験する受験生は
和歌に対しては、念入りに対策をする必要
があります。
和歌に対する対策としては、先にご紹介させて頂いた
『古文読解が面白いほどできる基礎ドリル』
や『図解古文読解講義の実況中継』を読んで頂ければ、
その中に和歌の章もありますので、そこをしっかりと
読み込んで頂ければ十分です。
最後に、お薦めの問題集として2冊ご紹介致します。
『首都圏「難関」私大古文演習』
著者 :池田修二
出版社:河合出版
『「有名」私大古文演習』からステップアップした問題集で、
MARCHレベル以上の問題が収録されています。
この問題集を根気よくやっていくことで早稲田レベルに近づいていけます。
『首都圏「難関」私大古文演習』に代わりに
『古文ポラリス[3 発展レベル]』に取り組む選択肢もあります。
『古文ポラリス[3 発展レベル]』
著者 :岡本梨奈
出版社:KADOKAWA
(八千代緑が丘校 轟)
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