こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
今回は早稲田大学 教育学部の英語の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。
【全体概要】
まずは教育学部の英語の全体の概要について
お伝え致します。
2022年度から、それまで出題されていた会話問題が
出題されなくなり、長文読解のみの問題構成に
変わりました。
それ以降、英語の問題の難易度が
急激に上がりました。
(あくまでも、問題の難易度が上がったという
ことであり、入学しづらくなったという意味では
決してありません。)
問題の難易度が上がった分、合格最低点が
下がったと考えられます。
教育学部の英語では、新傾向問題が突然出題
されることもあるため、その点は注意が必要です。
例えば、2022年度の入試問題では、共通テストで
出題されるような、複数の英文を読んで内容を整理
したうえで設問を解く問題が出題されました。
ですから、試験が始まったら、まずは最初に設問の
全体像をしっかりと先に把握することが大切だと
思います。
【設問毎の構成と分析】
では次に、設問別の構成であったりその分析について
お伝えしたいと思います。
内容一致問題やタイトル選択の問題など、
様々な設問が出題されます。
<内容一致問題について>
当たり前のことですが、内容一致問題を解くためには、
英文の内容をしっかりと把握しておくことが必要です。
ただし、1つの長文のword数が2,000wordに達するなど
超長文です。
内容一致問題の難易度は標準的ですので、
英文をしっかりと読めていれば、設問を解くには
問題はありません。
ただし、英文をしっかりと理解するという点では
難しいです。
空所補充や下線部選択問題の間に
内容一種の問題が出てる場合は
その上の問題と下の問題の該当箇所の間に
内容一致が問われてる可能性がかなり高いです。
つまり、傍線部が無く、ここは設問に絡まないんじゃないか
と思われつつも、内容一致でその部分が問われてる
ということです。
<タイトル選択問題について>
早稲田大学 教育学部の問題に限らず、
そもそもタイトル選択問題に対する
対処の仕方がわかっていれば、問題なく
解くことができます。
色々な段落で述べられているものが
基本的にはタイトルとしてふさわしい
ということを意識してください。
ただ、1つ注意するとすれば、そもそもタイトルとして
ふさわしいか以前に、内容一致的な観点でありえないもの
が含まれてることもあるので、その点は注意しながら解いて
頂ければと思います。
英語の文章は抽象的から具体に話が進んでいきますし、
旧情報から新情報に進んでいくため、
前半の段落にタイトル選択を解くヒントが多い印象は
ありますが、ただし、この考えに捕らわれ過ぎてしまうと、
ミスリードにつながってしまうこともありますので、
注意してください。
<空所補充問題について>
多くの受験生に見られますが、
空所を見た時に、選択肢の表現を空所に当てはめてみて
一番しっくりきた選択肢を答えるとったような
「当てはめゲーム」を
し始めるみたいなあるあるです
このような解き方をしてはいけません。
空所には、具体的にどのようなものが
具体的に入るのかをある程度自分の頭で
考えたうえで選択肢を確認することが大切です。
例えば、社会科学部では選択肢の単語のレベルが
かなり高いですが、教育学部においては、他学部と比較
すると、選択肢の語彙の難易度は標準的です。
早稲田の教育学部では他の学部と比べて
特異な設問が出題されるわけではないため、
シンプルに読解力の向上に努めていくことが
大切です。
<対策>
まずはやっぱりちゃんと単語をやることです。
その上で、選択肢の構造が難しくなる場合あるため
しっかり構造把握を理解できるようにしておき、
さらに、適切な読解の仕方を習得して頂ければ
大丈夫だと思います。
教育学部特有の対策というよりは、
そもそもの英語力を向上させていくような学習が
大切です。
<お薦めの問題集>
□語彙力をつけるために
『大学入試英単語 SPARTA3 mastery level 1000語』
著者 :関正生
出版社:かんき出版
『英検準1級 文で覚える単熟語』
出版社:旺文社
『教育』に関するテーマは必ず読んで
頂きたいと思います。教育学部では、
『教育』の他にも様々なテーマの英文が出題
されるため、『教育』以外のテーマのについても
しっかりと確認して頂ければと思います。
もし、余力であれば、英検1級用のものと
活用して頂ければと思います。
□長文読解の練習に
『The Rules英語長文問題集4入試最難関』
著者 :関正生
出版社:旺文社
近年の入試問題を中心に厳選された12問を解き、
その解説を読む中で、入試英語長文問題を読み解くための
「ルール」を自分のものにしていきます。
『英語長文ポラリス[3 発展レベル]』
著者 :関正生
出版社:KADOKAWA
今後も出題され続けるであろう12のテーマの英文を
読むことで、最新の英文に読み慣れると共に、
読解力を身につけていけます。
□word数が多い英文対策に
『やっておきたい英語長文 1000 改訂版』
著者 :杉山俊一、塚越 友幸、山下博子
出版社:河合出版
普段、あまりお薦めすることはない
問題集なのですが、早稲田大学 教育学部と
なれば、1題のword数が多くなりますので、
こちらの問題集は長い長文を読む練習になると
思います。
(個人的には、ようやく改訂版が出て、新しい英文が
掲載されていることに嬉しく感じています。)
<参考までに>
問題構成は現在とは異なりますが、
設問を解くという観点んで、取り組んでおくと良い
過去問の年度があります。
それは2008年~2012年の過去問です。
空欄の部分と他の部分の対応関係で解くなど、
設問の作り方が芸術的といいますか、とても良質な
問題ですので、時間を確保できるならば、是非、
古い青本や赤本、または東進の過去問データベースで
問題と解答を入手して取り組んでみてください。
(解説の詳しさを考えると、青本がおススメです。)
<参考までに_2>
スタディサプリの英語講師で有名な
関正生先生の早稲田大学 教育学部について
語ったYouTubeの動画がありますので、
こちら↓もご確認ください。
https://www.youtube.com/watch?v=WLxSp5gMQIs
(1:34~8:15で教育学部について語っています。)
(八千代緑が丘校 轟)
=======================
冬期特別招待講習受付中!詳細・お申し込みはこちら!
https://www.jasmec.co.jp/toshin/event/shotaikoshu/
一日体験の詳細・お申し込みはこちら!
https://www.jasmec.co.jp/toshin/event/taiken/
★Instagramやってます★
フォローお願いします👇
https://www.instagram.com/honshin_premium/
<八千代緑が丘校 校舎紹介ページ>
http://www.jasmec.co.jp/koushaguide/pym.htm
YouTubeはこちらから👇
https://youtu.be/KOoM-l4YrOE
=======================